JPH0738018Y2 - ルーフモールの取付構造 - Google Patents
ルーフモールの取付構造Info
- Publication number
- JPH0738018Y2 JPH0738018Y2 JP1989034075U JP3407589U JPH0738018Y2 JP H0738018 Y2 JPH0738018 Y2 JP H0738018Y2 JP 1989034075 U JP1989034075 U JP 1989034075U JP 3407589 U JP3407589 U JP 3407589U JP H0738018 Y2 JPH0738018 Y2 JP H0738018Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- roof
- roof molding
- groove
- panel
- outer panel
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Seal Device For Vehicle (AREA)
- Connection Of Plates (AREA)
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 a.産業上の利用分野 本考案は、ルーフモールの取付構造に関する。
b.従来の技術 従来より、自動車には例えば第3図に示すようなルーフ
モール51が車体上部の側縁に沿って取付けられている。
このルーフモール51は、ルーフパネル52とサイドボディ
アウタパネル53との接合部に取付けられ、当該接合部を
覆うと共に、雨水のドリップ溝54を形成するために使用
されている。しかして、ルーフモール51の下面には引掛
け部55が設けられており、この引掛け部55をルーフパネ
ル52の側縁部56とサイドボディアウタパネル53の折曲部
57との間に形成された溝58内に押込むことによってルー
フモール51は上記接合部に固定されている。
モール51が車体上部の側縁に沿って取付けられている。
このルーフモール51は、ルーフパネル52とサイドボディ
アウタパネル53との接合部に取付けられ、当該接合部を
覆うと共に、雨水のドリップ溝54を形成するために使用
されている。しかして、ルーフモール51の下面には引掛
け部55が設けられており、この引掛け部55をルーフパネ
ル52の側縁部56とサイドボディアウタパネル53の折曲部
57との間に形成された溝58内に押込むことによってルー
フモール51は上記接合部に固定されている。
c.考案が解決しようとする課題 しかしながら、上述した従来のルーフモール取付構造に
あっては、ルーフモール51の上端部外側をサイドボディ
アウタパネル53の上面に載せ、下端部をドリップ溝54内
のルーフパネル52に当接させることにより位置決めを行
ってルーフモール51を取付けているので、ルーフモール
51の上面部51aが巾広に形成され、かつサイドボディア
ウタパネル53との間に段差が生じ、一体化した外観が得
られないという欠点があった。また、溝58内に押込まれ
るルーフモール51の引掛け部55がシーラ59と接触しない
ようにするため、溝58の底面たるサイドボディアウタパ
ネル53と引掛け部55との間にスキマlを上下方向に設け
る必要があり、このスキマlによりルーフモール51の引
掛け部55を溝58内に押込み過ぎて上面部51aが凹んだ
り、あるいはサイドボディアウタパネル53との当接面が
浮き上がってしまうなどの不都合が生じていた。
あっては、ルーフモール51の上端部外側をサイドボディ
アウタパネル53の上面に載せ、下端部をドリップ溝54内
のルーフパネル52に当接させることにより位置決めを行
ってルーフモール51を取付けているので、ルーフモール
51の上面部51aが巾広に形成され、かつサイドボディア
ウタパネル53との間に段差が生じ、一体化した外観が得
られないという欠点があった。また、溝58内に押込まれ
るルーフモール51の引掛け部55がシーラ59と接触しない
ようにするため、溝58の底面たるサイドボディアウタパ
ネル53と引掛け部55との間にスキマlを上下方向に設け
る必要があり、このスキマlによりルーフモール51の引
掛け部55を溝58内に押込み過ぎて上面部51aが凹んだ
り、あるいはサイドボディアウタパネル53との当接面が
浮き上がってしまうなどの不都合が生じていた。
本考案はこのような実状に鑑みてなされたものであっ
て、その目的は、上述の如き欠点を解消し得るルーフモ
ールの取付構造を提供することにある。
て、その目的は、上述の如き欠点を解消し得るルーフモ
ールの取付構造を提供することにある。
d.課題を解決するための手段 上記従来技術の有する課題を解決するために、本考案に
おいては、ルーフパネルとサイドボディアウタパネルと
の接合部に形成された溝内で、前記ルーフパネルの側縁
を上方に折り曲げて立上り部を形成する一方、前記ルー
フパネルと相まってドリップ溝を構成する側面部および
下面部を設けるとともに、ほぼ水平面状に形成された上
面部を設けて、前記接合部を被覆するルーフモールの取
付構造において、前記ルーフモールの上面部の一端側下
面に下端部が引掛け部となっている軸状部を突設し、こ
の軸状部を上部が車体外側にかつ下部が車体内側に向か
って位置すべく形成し、前記上面部と前記軸状部との境
界位置に前記サイドボディアウタパネル側へ膨出させた
球状部を設けるとともに、前記引掛け部の下端に前記軸
状部の軸心より外側へ向かって延びる突片を形成し、前
記ルーフモールの引掛け部を前記ルーフパネルの立上り
部と前記溝に位置するサイドボディアウタパネルの壁面
部との間に押込み、前記突片の先端を前記溝の底面に当
接させるとともに、前記ルーフモールの球状部を前記サ
イドボディアウタパネルの壁面部に当接させて、前記ル
ーフモールの上面と前記サイドボディアウタパネルの外
表面とをほぼ面一に配置することにより、前記ルーフモ
ールを前記溝内に収納した状態で取付けている。
おいては、ルーフパネルとサイドボディアウタパネルと
の接合部に形成された溝内で、前記ルーフパネルの側縁
を上方に折り曲げて立上り部を形成する一方、前記ルー
フパネルと相まってドリップ溝を構成する側面部および
下面部を設けるとともに、ほぼ水平面状に形成された上
面部を設けて、前記接合部を被覆するルーフモールの取
付構造において、前記ルーフモールの上面部の一端側下
面に下端部が引掛け部となっている軸状部を突設し、こ
の軸状部を上部が車体外側にかつ下部が車体内側に向か
って位置すべく形成し、前記上面部と前記軸状部との境
界位置に前記サイドボディアウタパネル側へ膨出させた
球状部を設けるとともに、前記引掛け部の下端に前記軸
状部の軸心より外側へ向かって延びる突片を形成し、前
記ルーフモールの引掛け部を前記ルーフパネルの立上り
部と前記溝に位置するサイドボディアウタパネルの壁面
部との間に押込み、前記突片の先端を前記溝の底面に当
接させるとともに、前記ルーフモールの球状部を前記サ
イドボディアウタパネルの壁面部に当接させて、前記ル
ーフモールの上面と前記サイドボディアウタパネルの外
表面とをほぼ面一に配置することにより、前記ルーフモ
ールを前記溝内に収納した状態で取付けている。
e.実施例 以下、本考案を図示の実施例に基づいて詳細に説明す
る。
る。
第1図および第2図は本考案に係るルーフモール取付構
造の一実施例を示したものである。図において1は自動
車2の屋根を構成するルーフパネル、3はアウタパネル
4およびインナパネル5からなるサイドボディパネル、
6はルーフパネル1とサイドボディアウタパネル4の接
合部7に形成された凹溝であり、凹溝6はルーフパネル
1およびサイドボディアウタパネル4の端部を互いに対
向する断面L字状に折り曲げてサイドボディインナパネ
ル5に重ね合せ、重合する部分をスポット溶接等にて接
合することにより構成れている。また、ルーフパネル1
の凹溝6内に位置するルーフサイド側には、側縁部を斜
め上方に折り曲げて形成した立上り部8が設けられてお
り、該立上り部8のサイドボディアウタパネル4側に面
する付け根には防じん,防水用のシーラ9が固着されて
いる。
造の一実施例を示したものである。図において1は自動
車2の屋根を構成するルーフパネル、3はアウタパネル
4およびインナパネル5からなるサイドボディパネル、
6はルーフパネル1とサイドボディアウタパネル4の接
合部7に形成された凹溝であり、凹溝6はルーフパネル
1およびサイドボディアウタパネル4の端部を互いに対
向する断面L字状に折り曲げてサイドボディインナパネ
ル5に重ね合せ、重合する部分をスポット溶接等にて接
合することにより構成れている。また、ルーフパネル1
の凹溝6内に位置するルーフサイド側には、側縁部を斜
め上方に折り曲げて形成した立上り部8が設けられてお
り、該立上り部8のサイドボディアウタパネル4側に面
する付け根には防じん,防水用のシーラ9が固着されて
いる。
一方、上記接合部7は、車体上部の側縁に沿って延びる
ルーフモール10によって覆われるように構成されてい
る。ルーフモール10は樹脂製の一体成形品であり、ほぼ
水平面状に形成された上面部11と、該上面部11の一端側
より下方へぼほ直角に折り曲げられた側面部12と、該側
面部12の下端より外方(ルーフパネル1側)へほぼ直角
に折り曲げられた下面部13とをそれぞれ備えている。し
かして、ルーフモール10の側面部12および下面部13とル
ーフパネル1の屈曲部1aとが相まって雨水を案内するド
リップ溝14を構成している。
ルーフモール10によって覆われるように構成されてい
る。ルーフモール10は樹脂製の一体成形品であり、ほぼ
水平面状に形成された上面部11と、該上面部11の一端側
より下方へぼほ直角に折り曲げられた側面部12と、該側
面部12の下端より外方(ルーフパネル1側)へほぼ直角
に折り曲げられた下面部13とをそれぞれ備えている。し
かして、ルーフモール10の側面部12および下面部13とル
ーフパネル1の屈曲部1aとが相まって雨水を案内するド
リップ溝14を構成している。
また、上面部11の他端側下面には、その下端部が断面矢
羽根状の引掛け部15となっている軸状部21が側面部12と
対向して突設されている。引掛け部15は、シーラ9が接
触しない長さに形成され、凹溝6内でルーフパネル1の
立上り部8とサイドボディアウタパネル4の立壁面部4a
との間に配置されるようになっている。そして、軸状部
21は、上部が車体外側に、かつ下部が車体内側に向かっ
て位置すべく形成されている。しかも、上面部11と軸状
部21との境界位置には、サイドボディアウタパネル4側
へ膨出させた球状部22が設けられており、該球状部22は
ルーフモール10の取付状態で、サイドボディアウタパネ
ル4の立壁面部4aに当接する大きさに形成されている。
羽根状の引掛け部15となっている軸状部21が側面部12と
対向して突設されている。引掛け部15は、シーラ9が接
触しない長さに形成され、凹溝6内でルーフパネル1の
立上り部8とサイドボディアウタパネル4の立壁面部4a
との間に配置されるようになっている。そして、軸状部
21は、上部が車体外側に、かつ下部が車体内側に向かっ
て位置すべく形成されている。しかも、上面部11と軸状
部21との境界位置には、サイドボディアウタパネル4側
へ膨出させた球状部22が設けられており、該球状部22は
ルーフモール10の取付状態で、サイドボディアウタパネ
ル4の立壁面部4aに当接する大きさに形成されている。
さらに、引掛け部15の下端には、シーラ9と接触しない
ように軸状部21の軸心より外側へ向かって延びる突片16
が形成されている。この突片16は、ルーフモール10を取
付ける際の上下位置を決めるために設けられたものであ
り、先端が凹溝6の底面をなすサイドボディアウタパネ
ル4面に当接する長さに形成されている。しかして、上
記ルーフモール10の全体形状は、凹溝6内に収納固定さ
れた状態で、上面部11の表面とサイドボディアウタパネ
ル4の外表面とがほぼ面一になる大きさに形成されてい
る。なお、第2図において17はサイドボディインナパネ
ル5に嵌着されたウェザストリップである。
ように軸状部21の軸心より外側へ向かって延びる突片16
が形成されている。この突片16は、ルーフモール10を取
付ける際の上下位置を決めるために設けられたものであ
り、先端が凹溝6の底面をなすサイドボディアウタパネ
ル4面に当接する長さに形成されている。しかして、上
記ルーフモール10の全体形状は、凹溝6内に収納固定さ
れた状態で、上面部11の表面とサイドボディアウタパネ
ル4の外表面とがほぼ面一になる大きさに形成されてい
る。なお、第2図において17はサイドボディインナパネ
ル5に嵌着されたウェザストリップである。
次に、上述したルーフモール10の取付手順について述べ
る。先ず、ルーフモール10の側面部12および下面部13を
凹溝6内のルーフパネル1側に配置すると共に、引掛け
部15をルーフパネル1の立上り部8とサイドボディアウ
タパネル4の立壁面部4aとの間に押込む。引掛け部15
は、その弾撥力に抗して突片6の先端が凹溝6の底面を
なすサイドボディアウタパネル4面に当接するまで押込
まれる。これに伴って、球状部22はサイドボディアウタ
パネル4の立壁面部4aに当接する。また、下面部13もル
ーフパネル1面に当接するため、ルーフモール10の上下
位置が決められる。しかして、ルーフモール10は、球状
部22の存在で矢印a方向へ回転して傾くということな
く、ルーフパネル1の立上り部8およびサイドボディア
ウタパネル4の立壁面部4aと圧着する引掛け部15によっ
て上面部11とサイドボディアウタパネル4の表面がほぼ
面一な状態で凹溝6内に固定される(第2図参照)。
る。先ず、ルーフモール10の側面部12および下面部13を
凹溝6内のルーフパネル1側に配置すると共に、引掛け
部15をルーフパネル1の立上り部8とサイドボディアウ
タパネル4の立壁面部4aとの間に押込む。引掛け部15
は、その弾撥力に抗して突片6の先端が凹溝6の底面を
なすサイドボディアウタパネル4面に当接するまで押込
まれる。これに伴って、球状部22はサイドボディアウタ
パネル4の立壁面部4aに当接する。また、下面部13もル
ーフパネル1面に当接するため、ルーフモール10の上下
位置が決められる。しかして、ルーフモール10は、球状
部22の存在で矢印a方向へ回転して傾くということな
く、ルーフパネル1の立上り部8およびサイドボディア
ウタパネル4の立壁面部4aと圧着する引掛け部15によっ
て上面部11とサイドボディアウタパネル4の表面がほぼ
面一な状態で凹溝6内に固定される(第2図参照)。
本実施例では、引掛け部15の下端に突片16を形成してい
るため、従来の如く上面部11の側縁をサイドボディアウ
タパネル4の上面に載せることなく、上下方向の位置一
決めを行うことが可能となり、サイドボディアウタパネ
ル4の上面に重ねる部分に相当する上面部11の巾が狭く
なる。また、本実施例の取付構造では、引掛け部15を押
込むと突片16の先端が凹溝6の底面に当接するため、上
下のバラツキが目立つことなくルーフモール10を取付け
ることが可能となる。しかも、ルーフモール10が取付け
られた状態では、球状部22がサイドボディアウタパネル
4の立壁面部4aに当接するため、ルーフモール10が図2
の矢印a方向へ回転して傾いてしまうことは起こらな
い。
るため、従来の如く上面部11の側縁をサイドボディアウ
タパネル4の上面に載せることなく、上下方向の位置一
決めを行うことが可能となり、サイドボディアウタパネ
ル4の上面に重ねる部分に相当する上面部11の巾が狭く
なる。また、本実施例の取付構造では、引掛け部15を押
込むと突片16の先端が凹溝6の底面に当接するため、上
下のバラツキが目立つことなくルーフモール10を取付け
ることが可能となる。しかも、ルーフモール10が取付け
られた状態では、球状部22がサイドボディアウタパネル
4の立壁面部4aに当接するため、ルーフモール10が図2
の矢印a方向へ回転して傾いてしまうことは起こらな
い。
以上、本考案の一実施例につき述べたが、本考案は既述
の実施例に限定されるものではなく、例えばサイドボデ
ィアウタパネル4および立上り部8に圧着し、ルーフモ
ール10が凹溝6内から抜け出ない構成であれば、引掛け
部15を矢羽根形状以外の他の形状に形成してもよい。
の実施例に限定されるものではなく、例えばサイドボデ
ィアウタパネル4および立上り部8に圧着し、ルーフモ
ール10が凹溝6内から抜け出ない構成であれば、引掛け
部15を矢羽根形状以外の他の形状に形成してもよい。
f.考案の効果 上述の如く、本考案に係るルーフモールの取付構造は、
ルーフモールの上面部の一端側下面に下端部が引掛け部
となっている軸状部を突設し、この軸状部を上部が車体
外側にかつ下部が車体内側に向かって位置すべく形成
し、前記上面部と前記軸状部との境界位置に前記サイド
ボディアウタパネル側へ膨出させた球状部を設けるとと
もに、前記引掛け部の下端に前記軸状部の軸心より外側
へ向かって延びる突片を形成し、前記ルーフモールの引
掛け部を前記ルーフパネルの立上り部と前記溝に位置す
るサイドボディアウタパネルの壁面部との間に押込み、
前記突片の先端を前記溝の底面に当接させるとともに、
前記ルーフモールの球状部を前記サイドボディアウタパ
ネルの壁面部に当接させて、前記ルーフモールの上面と
前記サイドボディアウタパネルの外表面とをほぼ面一に
配置することにより、前記ルーフモールを前記溝内に収
納した状態で取付けているので、ルーフモールの側縁を
サイドボディアウタパネルの上面に載せることなく上下
方向の位置決めが可能となり、しかも球状部によってル
ーフモールの傾きを防止できる。したがって、本考案の
取付構造によれば、ルーフモールの取付作業を迅速かつ
確実に行うことができるとともに、ルーフモールの巾を
狭く形成することができ、かつルーフパネルやサイドボ
ディアウタパネルとの間に段差がなくなり、一体化した
外観が得られる。また、本考案の取付構造では、突片に
よって引掛け部と溝の底面との間にスキマがなくなるの
で、ルーフモールなどの上下寸法にバラツキが生じても
目立たなくなり、自動車の外観向上を図ることができ
る。
ルーフモールの上面部の一端側下面に下端部が引掛け部
となっている軸状部を突設し、この軸状部を上部が車体
外側にかつ下部が車体内側に向かって位置すべく形成
し、前記上面部と前記軸状部との境界位置に前記サイド
ボディアウタパネル側へ膨出させた球状部を設けるとと
もに、前記引掛け部の下端に前記軸状部の軸心より外側
へ向かって延びる突片を形成し、前記ルーフモールの引
掛け部を前記ルーフパネルの立上り部と前記溝に位置す
るサイドボディアウタパネルの壁面部との間に押込み、
前記突片の先端を前記溝の底面に当接させるとともに、
前記ルーフモールの球状部を前記サイドボディアウタパ
ネルの壁面部に当接させて、前記ルーフモールの上面と
前記サイドボディアウタパネルの外表面とをほぼ面一に
配置することにより、前記ルーフモールを前記溝内に収
納した状態で取付けているので、ルーフモールの側縁を
サイドボディアウタパネルの上面に載せることなく上下
方向の位置決めが可能となり、しかも球状部によってル
ーフモールの傾きを防止できる。したがって、本考案の
取付構造によれば、ルーフモールの取付作業を迅速かつ
確実に行うことができるとともに、ルーフモールの巾を
狭く形成することができ、かつルーフパネルやサイドボ
ディアウタパネルとの間に段差がなくなり、一体化した
外観が得られる。また、本考案の取付構造では、突片に
よって引掛け部と溝の底面との間にスキマがなくなるの
で、ルーフモールなどの上下寸法にバラツキが生じても
目立たなくなり、自動車の外観向上を図ることができ
る。
第1図および第2図は本考案に係るルーフモール取付構
造の一実施例を示すものであって、第1図はルーフモー
ルを取付けた状態の自動車の全体斜視図、第2図は第1
図におけるA−A線断面図、第3図は従来のルーフモー
ルをパネルの接合部に取付けた状態を示す断面図であ
る。 1……ルーフパネル、2……自動車、4……サイドボデ
ィアウタパネル、4a……立壁面部、6……凹溝、7……
接合部、8……立上り部、10……ルーフモール、11……
上面部、12……側面部、13……下面部、14……ドリップ
溝、15……引掛け部、16……突片、21……軸状部、22…
…球状部。
造の一実施例を示すものであって、第1図はルーフモー
ルを取付けた状態の自動車の全体斜視図、第2図は第1
図におけるA−A線断面図、第3図は従来のルーフモー
ルをパネルの接合部に取付けた状態を示す断面図であ
る。 1……ルーフパネル、2……自動車、4……サイドボデ
ィアウタパネル、4a……立壁面部、6……凹溝、7……
接合部、8……立上り部、10……ルーフモール、11……
上面部、12……側面部、13……下面部、14……ドリップ
溝、15……引掛け部、16……突片、21……軸状部、22…
…球状部。
Claims (1)
- 【請求項1】ルーフパネルとサイドボディアウタパネル
との接合部に形成された溝内で、前記ルーフパネルの側
縁を上方に折り曲げて立上り部を形成する一方、前記ル
ーフパネルと相まってドリップ溝を構成する側面部およ
び下面部を設けるとともに、ほぼ水平面状に形成された
上面部を設けて、前記接合部を被覆するルーフモールの
取付構造において、前記ルーフモールの上面部の一端側
下面に下端部が引掛け部となっている軸状部を突設し、
この軸状部を上部が車体外側にかつ下部が車体内側に向
かって位置すべく形成し、前記上面部と前記軸状部との
境界位置に前記サイドボディアウタパネル側へ膨出させ
た球状部を設けるとともに、前記引掛け部の下端に前記
軸状部の軸心より外側へ向かって延びる突片を形成し、
前記ルーフモールの引掛け部を前記ルーフパネルの立上
り部と前記溝に位置するサイドボディアウタパネルの壁
面部との間に押込み、前記突片の先端を前記溝の底面に
当接させるとともに、前記ルーフモールの球状部を前記
サイドボディアウタパネルの壁面部に当接させて、前記
ルーフモールの上面と前記サイドボディアウタパネルの
外表面とをほぼ面一に配置することにより、前記ルーフ
モールを前記溝内に収納した状態で取付けたことを特徴
とするルーフモールの取付構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989034075U JPH0738018Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | ルーフモールの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989034075U JPH0738018Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | ルーフモールの取付構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH02125454U JPH02125454U (ja) | 1990-10-16 |
JPH0738018Y2 true JPH0738018Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31538234
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989034075U Expired - Lifetime JPH0738018Y2 (ja) | 1989-03-24 | 1989-03-24 | ルーフモールの取付構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0738018Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN107618455A (zh) * | 2017-09-30 | 2018-01-23 | 浙江合众新能源汽车有限公司 | 车顶饰条卡接结构 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6398848U (ja) * | 1986-12-18 | 1988-06-27 |
-
1989
- 1989-03-24 JP JP1989034075U patent/JPH0738018Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH02125454U (ja) | 1990-10-16 |
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