JPH029567Y2 - - Google Patents

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JPH029567Y2
JPH029567Y2 JP11288885U JP11288885U JPH029567Y2 JP H029567 Y2 JPH029567 Y2 JP H029567Y2 JP 11288885 U JP11288885 U JP 11288885U JP 11288885 U JP11288885 U JP 11288885U JP H029567 Y2 JPH029567 Y2 JP H029567Y2
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JP
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piece
chassis
opening
front plate
end piece
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JP11288885U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、電気機器の前面飾りパネルをシヤ
ーシに取付ける装置に関する。
(従来の技術) 従来、電気機器の前面飾りパネル1を断面が略
コ字状になるよう合成樹脂で一体に形成して、上
下フランジ部4にネジ孔を設け、この内側にそう
形状となるよう、シヤーシ2の前端部分を断面略
コ字状に折曲げ形成して、この折曲片5の上下に
ネジ孔を設け、上下方向のネジ3でパネル1をシ
ヤーシ2に取付け固定するようにしたものがあつ
た。
(考案が解決しようとする問題点) ところが、製造や保守時の組立てや分解の際、
上下2方向からのネジ3を締めたり緩めたりする
ために、電気機器を裏返す作業や再び引つくり返
して元に戻す作業などが必要となり、作業能率が
低いという問題点があつた。また、シヤーシ2と
パネル1間の位置決めやこれらのネジ孔位置合わ
せにも面倒で煩雑な作業が求められるうえ、取付
けに要するネジ3の数やこれに伴う作業も多くな
つて製造コストの上昇を招くという問題点もあつ
た。
(問題点を解決するための手段) この考案は、上記従来の問題点を解消するため
に成されたものであり、以下図面に示す実施例に
基づいて詳細に説明する。
パネル取付装置は、第1図に示すように、シヤ
ーシ10と、この前面に取付けられる前面パネル
11と、双方を固定するネジ12とをそなえてい
る。シヤーシ10は板金加工により形成され、底
板13の前端が上方へほぼ直角に折り曲げられて
前板14が形成され、前板14の上端が後方へほ
ぼ直角に折曲げられて折返し片15が形成されて
いる。そして、前板14の下端部を方形窓状に切
抜いて開口16が設けられ、この開口16に近接
して底板13の前端部を外側下方から内側上方へ
両端を残して中間部をアーチ状に突き出してなる
突起17が設けられ、折返し片15にはネジ孔1
8が設けられている。前面パネル11は、アルミ
ニウム押出し成形や合成樹脂一体成形等により形
成され、断面略コ字状になるよう前面板24の上
下端から後方へほぼ直角に伸びる上端片19と下
端片20が設けられ、下端片20にはここからさ
らに後方に伸び開口16に挿入される係合片21
が設けられ、この係合片21の突起17に対応し
た位置に突起17に嵌まり合う係合孔22が設け
られ、上端片19にはネジ孔18に対応してネジ
孔23が設けられている。
第2図に示すように、突起17は基部の径また
は幅が最大で先細り形状に設けられ、これに嵌ま
り合う係合孔22の径または幅は突起17の基部
より僅かに小さくなるよう形成されている。そし
て、係合孔22が突起17に係合した状態で、ネ
ジ12が締め込まれることにより、前面パネル1
1がシヤーシ10に取付け固定されている。な
お、底板13には、機器の支持脚25が取付けら
れている。
(作用) このように構成されており、組立ての際はま
ず、シヤーシ10より前面パネル11を少し上に
持ち上げて、開口16の上部から係合片21を差
込み、前板14に下端片20が当たつた位置で、
前面パネル11を下降させると突起17に係合孔
22が嵌まり合う。
次に上端片19を折返し片15に、ネジ孔2
3,18を介してネジ12で締付け固定すれば、
シヤーシ10への前面パネル11の取付けが完了
する。分解するときは、組立てと逆の作業順序に
なり、ネジ12を外して、突起17と係合孔22
との係合を解けばよい。このように、組立てや分
解のとき、上方向からだけのネジ12を締めたり
緩めたりすることにより、下方向からのネジは不
要で機器を裏返したり引つくり返したりせずに、
簡単容易に作業が行われる。また、突起17と係
合孔22を係合させると、ネジ孔23と18の位
置合わせは、横方向が不要で奥行方向を僅かに合
わせればすみ、作業性は格段と向上する。
(考案の効果) 上述のように、この考案によれば、電気機器の
シヤーシに前面パネルを簡単容易に作業性良く、
取付け取外しすることが出来、取付けに要するネ
ジの数も半減することが出来るとともに、ネジ孔
の位置合わせも殆ど不要であり作業能率を向上
し、製造コストを下げることができる、という実
用上顕著な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案を実施したパネル取付装置の
要部分解斜視図、第2図は同じく要部断面図、第
3図は従来例の断面図である。 10……シヤーシ、11……前面パネル、12
……ネジ、13……底板、14……前板、15…
…折返し片、16……開口、17……突起、19
……上端片、20……下端片、21……係合片、
22……係合孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. シヤーシは底板と前板とがほぼ直交状態に形成
    され、この前板の下端部に開口を設け、この開口
    に近接した前記底板の前端部に内向きの突起を設
    け、一方、前面パネルは断面略コ字状になるよう
    前面板の上下端から後方に伸びる上端片と下端片
    が形成され、この下端片にはここからさらに後方
    に伸び前記開口に差し込まれた係合片を設け、こ
    の係合片に前記突起が嵌まり合つた係合孔を設
    け、前記前板の上端部に前記上端片をネジ結合し
    てなる前面パネル取付装置。
JP11288885U 1985-07-22 1985-07-22 Expired JPH029567Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP11288885U JPH029567Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11288885U JPH029567Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6221575U JPS6221575U (ja) 1987-02-09
JPH029567Y2 true JPH029567Y2 (ja) 1990-03-09

Family

ID=30994183

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JP11288885U Expired JPH029567Y2 (ja) 1985-07-22 1985-07-22

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JPS6221575U (ja) 1987-02-09

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