JPH047006Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH047006Y2 JPH047006Y2 JP1986143324U JP14332486U JPH047006Y2 JP H047006 Y2 JPH047006 Y2 JP H047006Y2 JP 1986143324 U JP1986143324 U JP 1986143324U JP 14332486 U JP14332486 U JP 14332486U JP H047006 Y2 JPH047006 Y2 JP H047006Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hook pieces
- mark
- grill
- fin
- fins
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)
- Vehicle Waterproofing, Decoration, And Sanitation Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は、グリルマーク、即ちバンパのグリル
部に取付けられる合成樹脂製の表示パネルの取付
構造に関するものである。
部に取付けられる合成樹脂製の表示パネルの取付
構造に関するものである。
(従来の技術)
従来のグリルマーク15の取付構造は、第3図
及び第4図に示すように、バンパのグリル部12
における上下一対のフイン13,14の間に取付
けるように構成されている。具体的には、グリル
マーク15の裏面に、上下一対のフツク片16,
17が複数対突設され、かつ各フツク片16,1
7の先端部には外向きに係合部18が突設されて
おり、このグリルマーク15のフツク片16,1
7を前記フイン13,14間に挿入し、先端部の
係合部18を対応するフイン13,14の奥側端
面13a,14aに係合させることによりフイン
13,14間にグリルマーク15を取付けてい
た。また、グリルマーク15の裏面には、上下位
置決め用のリブ19や、グリル部12の立フイン
(図示せず)に係合する左右位置決め用のリブ2
0が突設されている。
及び第4図に示すように、バンパのグリル部12
における上下一対のフイン13,14の間に取付
けるように構成されている。具体的には、グリル
マーク15の裏面に、上下一対のフツク片16,
17が複数対突設され、かつ各フツク片16,1
7の先端部には外向きに係合部18が突設されて
おり、このグリルマーク15のフツク片16,1
7を前記フイン13,14間に挿入し、先端部の
係合部18を対応するフイン13,14の奥側端
面13a,14aに係合させることによりフイン
13,14間にグリルマーク15を取付けてい
た。また、グリルマーク15の裏面には、上下位
置決め用のリブ19や、グリル部12の立フイン
(図示せず)に係合する左右位置決め用のリブ2
0が突設されている。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが、上記のような取付構造では、バンパ
のグリル部12におけるフイン13,14間の寸
法誤差が大きいと、フツク片16,17とフイン
13,14との係合が外れ易く、単に挿入しただ
けではグリルマーク15が脱落する可能性があ
り、寸法管理が難しいという問題があつた。ま
た、グリル部12に少なくとも2本のフインを配
置する必要があり、意匠上制限されるという問題
があつた。さらに、フツク片16,17の他に、
複数の位置決め用のリブ18,19を突設する必
要があり、成形型が複雑となつてコスト高になる
とともに大きなスペースが必要となるという問題
があつた。
のグリル部12におけるフイン13,14間の寸
法誤差が大きいと、フツク片16,17とフイン
13,14との係合が外れ易く、単に挿入しただ
けではグリルマーク15が脱落する可能性があ
り、寸法管理が難しいという問題があつた。ま
た、グリル部12に少なくとも2本のフインを配
置する必要があり、意匠上制限されるという問題
があつた。さらに、フツク片16,17の他に、
複数の位置決め用のリブ18,19を突設する必
要があり、成形型が複雑となつてコスト高になる
とともに大きなスペースが必要となるという問題
があつた。
本考案は上記従来の問題点を解消して、グリル
部の寸法管理が容易でしかもグリルマークが脱落
する虞れのない取付構造を提供することを目的と
する。
部の寸法管理が容易でしかもグリルマークが脱落
する虞れのない取付構造を提供することを目的と
する。
(問題点を解決するための手段)
本考案は、上記目的を達成するため、グリルマ
ークの裏面に、バンパのグリル部における1本の
フインを両側から挟持するように複数のフツク片
を突設し、各フツク片の先端部に前記フインの奥
側端面に係合する係合部を設けると共に、前記複
数のフツク片のうち左右に隣接する一対のフツク
片において、互いに対向する側縁に左右位置決め
用リブを突設したことを特徴とする。
ークの裏面に、バンパのグリル部における1本の
フインを両側から挟持するように複数のフツク片
を突設し、各フツク片の先端部に前記フインの奥
側端面に係合する係合部を設けると共に、前記複
数のフツク片のうち左右に隣接する一対のフツク
片において、互いに対向する側縁に左右位置決め
用リブを突設したことを特徴とする。
(作用)
本考案は上記構成を有するので、1本のフイン
に対してこれを上下両側から挟持するようにフツ
ク片を挿入すれば、各フツク片の係合部がフイン
の奥側端面に係合してグリルマークを取付けるこ
とができ、グリル部のフイン間の寸法誤差やフイ
ン間の開き等に関係なく、グリルマークを確実に
取付けることができる。又、フインの数が1本で
も取付けが可能であり、グリル部の意匠上の自由
度も増す。また、前記フツク片のうち左右に隣接
する一対のフツク片において、互いに対向する側
縁に左右位置決め用リブが突設されており、これ
をグリル部の立フインと係合させることにより、
グリルマークの左右方向の位置決めがなされる。
そして前記リブは別部材ではなく、前記フツク片
に一体形成されたものであるので、前記グリルマ
ークの裏面に突出するフツク片とリブの数を減少
させることができる。
に対してこれを上下両側から挟持するようにフツ
ク片を挿入すれば、各フツク片の係合部がフイン
の奥側端面に係合してグリルマークを取付けるこ
とができ、グリル部のフイン間の寸法誤差やフイ
ン間の開き等に関係なく、グリルマークを確実に
取付けることができる。又、フインの数が1本で
も取付けが可能であり、グリル部の意匠上の自由
度も増す。また、前記フツク片のうち左右に隣接
する一対のフツク片において、互いに対向する側
縁に左右位置決め用リブが突設されており、これ
をグリル部の立フインと係合させることにより、
グリルマークの左右方向の位置決めがなされる。
そして前記リブは別部材ではなく、前記フツク片
に一体形成されたものであるので、前記グリルマ
ークの裏面に突出するフツク片とリブの数を減少
させることができる。
(実施例)
以下、本考案の一実施例を第1図及び第2図を
参照しながら説明する。
参照しながら説明する。
第1図において、1は合成樹脂製のバンパであ
り、その一部にグリル部2が形成されている。こ
のグリル部2には1本のフイン3が配設され、さ
らに左右方向の適当箇所に立フイン4が設けられ
ている。
り、その一部にグリル部2が形成されている。こ
のグリル部2には1本のフイン3が配設され、さ
らに左右方向の適当箇所に立フイン4が設けられ
ている。
5はグリルマークであつて、その裏面には、前
記フイン3の上面側に位置する3本のフツク片6
a,6b,6cと、前記フイン3の下面側に位置
する3本のフツク片7a,7b,7cが突設され
ている。前記下面側のフツク片7a,7b,7c
の内2本のフツク片7aと7bは、上面側のフツ
ク片6a,6b,6cの中間に配置されている。
一方、残りのフツク片7cは、隣り合うフツク片
7bとの間で前記立フイン4を挟持できるように
比較的狭い間隔で配置されており、かつこれら一
対のフツク片7b,7cの互いに対向する側縁に
は、前記立フイン4を挟持する左右位置決め用リ
ブ8が突設されている。また、上面側のフツク片
6a,6b,6cの下面には、前記フイン3の上
面に当接するように上下位置決め用リブ9が突設
されている。さらに、上記各フツク片の先端部に
は、前記フイン3の奥側端面に3aに係合可能な
断面三角形状の係合部10が突出形成されてい
る。
記フイン3の上面側に位置する3本のフツク片6
a,6b,6cと、前記フイン3の下面側に位置
する3本のフツク片7a,7b,7cが突設され
ている。前記下面側のフツク片7a,7b,7c
の内2本のフツク片7aと7bは、上面側のフツ
ク片6a,6b,6cの中間に配置されている。
一方、残りのフツク片7cは、隣り合うフツク片
7bとの間で前記立フイン4を挟持できるように
比較的狭い間隔で配置されており、かつこれら一
対のフツク片7b,7cの互いに対向する側縁に
は、前記立フイン4を挟持する左右位置決め用リ
ブ8が突設されている。また、上面側のフツク片
6a,6b,6cの下面には、前記フイン3の上
面に当接するように上下位置決め用リブ9が突設
されている。さらに、上記各フツク片の先端部に
は、前記フイン3の奥側端面に3aに係合可能な
断面三角形状の係合部10が突出形成されてい
る。
以上の構成において、グリルマーク5をグリル
部2に取付けるには、グリルマーク5の上面側の
フツク片6a〜6cと、下面側のフツク片7a〜
7cの間で前記フイン3を挟持するように、これ
らフツク片6a〜6c,7a〜7cをフイン3の
上下両側に挿入する。すると、これらフツク片6
a〜6c,7a〜7cの先端部に形成された係合
部10がフイン3の奥側端面3aに係合し、グリ
ルマーク5が1つのフイン3に取付固定される。
又、その状態で上下位置決め用リブ9がフイン3
の上面に当接係合することによりグリルマーク5
の上下位置が規制されるとともに、左右位置決め
用リブ8が立フイン4に係合することによつて左
右位置が規制される。
部2に取付けるには、グリルマーク5の上面側の
フツク片6a〜6cと、下面側のフツク片7a〜
7cの間で前記フイン3を挟持するように、これ
らフツク片6a〜6c,7a〜7cをフイン3の
上下両側に挿入する。すると、これらフツク片6
a〜6c,7a〜7cの先端部に形成された係合
部10がフイン3の奥側端面3aに係合し、グリ
ルマーク5が1つのフイン3に取付固定される。
又、その状態で上下位置決め用リブ9がフイン3
の上面に当接係合することによりグリルマーク5
の上下位置が規制されるとともに、左右位置決め
用リブ8が立フイン4に係合することによつて左
右位置が規制される。
尚、本考案は上記実施例に限定されるものでは
なく、例えばフイン3の形状に対応して下面側の
フツク片7a〜7cに上下位置決め用リブ9を突
設してもよく、逆にフツク片6a〜6c及び7a
〜7cがフイン3の上下両側面に適正に当接する
ようにして上下位置決め用リブ9を省略すること
もできる。又、フツク片の数及び配置は任意に設
定することができる。
なく、例えばフイン3の形状に対応して下面側の
フツク片7a〜7cに上下位置決め用リブ9を突
設してもよく、逆にフツク片6a〜6c及び7a
〜7cがフイン3の上下両側面に適正に当接する
ようにして上下位置決め用リブ9を省略すること
もできる。又、フツク片の数及び配置は任意に設
定することができる。
(考案の効果)
本考案のグリルマークの取付構造によれば、以
上のように、1本のフインに対してこれを上下両
側から挟持するようにフツク片を設けているの
で、これらフツク片を挿入して各フツク片の係合
部をフインの奥側端面に係合させることにより、
グリルマークを1つのフインに取付けることがで
きる。従つて、グリル部におけるフイン間の寸法
誤差やフイン間の開き等に関係なく、グリルマー
クを確実に取付けることができ、バンパの寸法管
理も容易となる。又、フインの数が1本でも取付
けが可能であり、グリル部の意匠上の自由度が増
すという効果がある。さらに、左右位置決め用リ
ブを前記フツク片に突設しているので、これをグ
リル部の立フインと係合させることによつてグリ
ルマークが左右方向に位置決めされるので、上下
方向のみならず左右方向にも安定して取付けるこ
とができる。そして前記リブは別部材ではなく、
前記フツク片に一体形成されたものであるので、
グリルマークの裏面に突出するフツク片をリブの
数が減り、成形型が単純になつてコスト低下に効
果があるとともにスペースも小さくて済むという
効果を発揮する。
上のように、1本のフインに対してこれを上下両
側から挟持するようにフツク片を設けているの
で、これらフツク片を挿入して各フツク片の係合
部をフインの奥側端面に係合させることにより、
グリルマークを1つのフインに取付けることがで
きる。従つて、グリル部におけるフイン間の寸法
誤差やフイン間の開き等に関係なく、グリルマー
クを確実に取付けることができ、バンパの寸法管
理も容易となる。又、フインの数が1本でも取付
けが可能であり、グリル部の意匠上の自由度が増
すという効果がある。さらに、左右位置決め用リ
ブを前記フツク片に突設しているので、これをグ
リル部の立フインと係合させることによつてグリ
ルマークが左右方向に位置決めされるので、上下
方向のみならず左右方向にも安定して取付けるこ
とができる。そして前記リブは別部材ではなく、
前記フツク片に一体形成されたものであるので、
グリルマークの裏面に突出するフツク片をリブの
数が減り、成形型が単純になつてコスト低下に効
果があるとともにスペースも小さくて済むという
効果を発揮する。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
第1図は縦断側面図、第2図はグリルマークの斜
視図、第3図及び第4図は従来例を示し、第3図
は縦断側面図、第4図はグリルマークの斜視図で
ある。 1……バンパ、2……グリル部、3……フイ
ン、3a……奥側端面、5……グリルマーク、6
a〜6c……フツク片、7a〜7c……フツク
片、8……左右位置決め用リブ、10……係合
部。
第1図は縦断側面図、第2図はグリルマークの斜
視図、第3図及び第4図は従来例を示し、第3図
は縦断側面図、第4図はグリルマークの斜視図で
ある。 1……バンパ、2……グリル部、3……フイ
ン、3a……奥側端面、5……グリルマーク、6
a〜6c……フツク片、7a〜7c……フツク
片、8……左右位置決め用リブ、10……係合
部。
Claims (1)
- グリルマークの裏面に、バンパのグリル部にお
ける1本のフインを両側から挟持するように複数
のフツク片を突設し、各フツク片の先端部に前記
フインの奥側端面に係合する係合部を設けると共
に、前記複数のフツク片のうち左右に隣接する一
対のフツク片において、互いに対向する側縁に左
右位置決め用リブを突設したことを特徴とするグ
リルマークの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986143324U JPH047006Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1986143324U JPH047006Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS6347960U JPS6347960U (ja) | 1988-03-31 |
| JPH047006Y2 true JPH047006Y2 (ja) | 1992-02-25 |
Family
ID=31052900
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1986143324U Expired JPH047006Y2 (ja) | 1986-09-18 | 1986-09-18 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH047006Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5840056B2 (ja) * | 2012-03-29 | 2016-01-06 | 株式会社ファルテック | 車両用外装部品 |
| JP6171960B2 (ja) * | 2014-01-30 | 2017-08-02 | 豊田合成株式会社 | フロントグリル |
| JP6414737B2 (ja) * | 2014-09-11 | 2018-10-31 | スズキ株式会社 | ガーニッシュ取付構造 |
| JP6492281B2 (ja) * | 2016-08-05 | 2019-04-03 | 株式会社ビートソニック | 電装品の取付具及び取付装置 |
Family Cites Families (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS56131008U (ja) * | 1980-03-05 | 1981-10-05 | ||
| JPS5737646U (ja) * | 1980-08-14 | 1982-02-27 | ||
| JPS58110332A (ja) * | 1981-12-22 | 1983-06-30 | Nissan Motor Co Ltd | 自動車の外板装飾部材 |
| JPS59184252U (ja) * | 1983-05-27 | 1984-12-07 | 富士重工業株式会社 | 自動車のアクセサリ−の取付構造 |
| JPH0239851Y2 (ja) * | 1984-12-22 | 1990-10-25 |
-
1986
- 1986-09-18 JP JP1986143324U patent/JPH047006Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS6347960U (ja) | 1988-03-31 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2546023Y2 (ja) | 自動車のフロントグリル取付構造 | |
| JPH047006Y2 (ja) | ||
| JP4336956B2 (ja) | 部品取付クリップ | |
| JPH0716337Y2 (ja) | 組立式収納箱 | |
| JPH0132777Y2 (ja) | ||
| JPH063070Y2 (ja) | 帯条パネルの取付構造 | |
| JPS5927099Y2 (ja) | プリント基板取付装置 | |
| JPH0329609Y2 (ja) | ||
| JPH0522106Y2 (ja) | ||
| JPH0150041B2 (ja) | ||
| JPH0514083U (ja) | 伸縮ブームにおけるパツドの取付構造 | |
| JPH0234973Y2 (ja) | ||
| JPH042106Y2 (ja) | ||
| JPH0577404U (ja) | パーテイション表装用パネル体の取付装置 | |
| JP6361968B2 (ja) | 車両のフロントグリル | |
| JPS6035130Y2 (ja) | パイロツトランプ取付装置 | |
| JPH0615068Y2 (ja) | パネル目地材の取付装置 | |
| JPS5921101Y2 (ja) | 板部材の補剛構造 | |
| JPH0338909Y2 (ja) | ||
| JPH0142734Y2 (ja) | ||
| JPH0450759Y2 (ja) | ||
| JPS582679Y2 (ja) | 装飾モ−ルの取付装置 | |
| JP2506680Y2 (ja) | フロントグリルの防水板取付構造 | |
| JPH01104415U (ja) | ||
| JPH053410Y2 (ja) |