JP6171960B2 - フロントグリル - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のエンジンルームに走行風を導入するフロントグリルに関する。
一般に、自動車のエンジンルームの前部には、走行風等の外気をエンジンルームに導入してラジエータを冷却するためのフロントグリルが配置される。図20に示すように、このフロントグリル100の主要部をなすグリル本体101は、前面を意匠面とする複数のフィン102を備えている。そして、このグリル本体101を加飾するために、前面を意匠面とする加飾用のモール107がグリル本体101に取付けられる場合がある(例えば、特許文献1参照)。この場合には、モール107を取付けるための被着部103が設けられる。例えば、被着部103は、互いに上下方向へ離間した状態でフィン102から後方へ延びる上壁部104及び下壁部105を備える。上壁部104の後端部には、下方へ向けて爪部106が突設される。
一方、モール107の上部には、後方へ向けて延びる係止突部108が設けられ、その係止突部108に孔109が上下方向に貫通される。そして、モール107のグリル本体101への取付けに際しては、係止突部108が上壁部104と下壁部105との間の空隙部に挿入され、孔109において爪部106に係合される。
特許第4843629号公報
上記フロントグリル100は、グリル本体101の被着部103にモール107が取付けられることで成立するように構成されており、モール107が取付けられない形態で使用されることを想定して設計されていない。従って、仮にグリル本体101にモール107が取付けられない形態で使用されると、フロントグリル100を自動車の前方から見た場合、被着部103の一部、例えば上壁部104から下方へ突出する爪部106が見えて、見栄えの悪いものとなってしまい、意匠性の点で製品として成立しない。
そのため、加飾の有無によってグレードマネジメントを行なおうとすると、モールが取付けられない形態で成立するフロントグリルを、モールが取付けられた形態で成立するフロントグリルとは別に作成する必要が生ずる。
本発明は、このような実情に鑑みてなされたものであって、その目的は、共通のグリル本体を用いながらも、モールの取付けの有無に拘らず見栄えを良好にすることのできるフロントグリルを提供することにある。
上記課題を解決するフロントグリルは、前面を意匠面とする複数のフィンが設けられたグリル本体を備え、前記グリル本体には、前面を意匠面とする加飾用のモールが取付けられる被着部が設けられ、前記被着部において前記グリル本体に前記モールが取付けられない形態、及び前記モールが取付けられた形態のいずれか一方の形態で使用されるフロントグリルであって、前記被着部が、前記フィンの前面の背後に位置し、かつ前記モールの後部に突設された爪部が挿入及び係止される被係止部により構成されており、前記フィンには、同フィンの前面から後方へ凹むフィン側係合部が設けられるとともに、同フィン側係合部の後側はフィン側被係合部とされており、前記モールには、同モールの後面から前方へ凹むモール側係合部が設けられるとともに、同モール側係合部の前側はモール側被係合部とされており、前記フィン側係合部の上壁面及び下壁面には、前記モール側被係合部が当接させられることにより、前記モールの上下方向の位置を合わせるための上下位置合わせ面が形成されており、前記モール側係合部の側面が前記フィン側被係合部の側面に当接させられることにより、前記モールの横方向の位置が合わせられる。
上記の構成によれば、モールが取付けられない形態のフロントグリルでも、モールが取付けられた形態のフロントグリルでも、被係止部により構成された被着部を有するグリル本体が共通して用いられる。そして、モールのグリル本体への取付けに際しては、被係止部に爪部が挿入及び係止される。
上記いずれの形態のフロントグリルでも、被係止部がフィンの前面の背後に位置する。従って、フロントグリルの前方からは被係止部が隠れて見えない。その結果、共通のグリル本体が用いられながらも、モールの取付けの有無に拘らず、フロントグリルの前方から被係止部が見えることにより見栄えが損なわれることが起こりにくい。
上記フロントグリルにおいて、前記被係止部は、前記モールが前記グリル本体に取付けられた形態では、同モールの前面の背後に位置することが好ましい。
上記の構成によれば、モールがグリル本体に取付けられた形態では、そのモールの意匠面を構成する前面が被係止部の前方に位置する。そのため、フロントグリルの前方からはモールの前面が見えることとなり、その前面によってフロントグリルが加飾される。また、被係止部がフィンの前面の背後であり、かつモールの前面の背後に位置する。従って、フロントグリルの前方からは被係止部がより一層見えにくくなる。
上記フロントグリルにおいて、前記モールの主要部はモール本体により構成され、前記爪部は前記モール本体の後側に設けられており、前記モールは、前記モール本体を前記フィンの前側に位置させた状態で前記グリル本体に取付けられることが好ましい。
上記の構成によれば、モールがグリル本体に取付けられた形態では、モール本体がフィンの前側に位置する。モール本体の前面がフィンの前面の前側に位置し、同フィンの前面に代えて、同前面とは異なる意匠面として機能する。そのため、モールが取付けられた形態のフロントグリルは、モールが取付けられない形態のフロントグリルに対し、フィンにおいて異なる意匠となる。
また、モールはフロントグリルを通過する外気の通風抵抗となり、圧力損失の増大を招く。ここで、フロントグリルを通過する外気の通風方向に直交する面を投影面とし、フロントグリルの構成部品が投影面において投影されていない箇所の面積を実開口面積とすると、実開口面積が小さくなるに従い通風抵抗が増し、圧力損失が増大する。従って、こうした圧力損失の増大を抑えるうえでは、投影面において、モールが投影される箇所の面積を小さくすることが重要である。
この点、モール本体がフィンの前側に配置されることにより、フィンが投影面において投影される箇所と、モール本体が投影面において投影される箇所とが重なる。そのため、このように重なる箇所の分、投影面においてフロントグリルの構成部品が投影される箇所の面積が小さくなる。その結果、モールを付加したことによる実開口面積の減少分が少なくなり、モールの付加に伴う通風抵抗及び圧力損失の増加が抑制される。
上記フロントグリルにおいて、前記爪部は、前記モール本体の前面の背後に設けられていることが好ましい。
上記の構成によれば、爪部がモール本体の前面の背後に位置していることから、モールの前方からは爪部が隠れて見えない。モールのグリル本体への取付けに際し、被係止部に爪部が挿入及び係止された状態でも同様である。従って、モールの前方から爪部が見えることにより見栄えが損なわれることが起こりにくい。
上記フロントグリルにおいて、前記フィンの前面には、前記モール本体の後面が当接させられることにより、前記モールの前後方向の位置を合わせるための前後位置合わせ面が形成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、モールのグリル本体への取付けに際し、フィンの前面に形成された前後位置合わせ面に対し、モール本体の後面が当接させられる。このモール本体の前後位置合わせ面との当接により、モールの前後方向の位置が合わせられる。
上記フロントグリルにおいて、前記フィンの前面のうち、少なくとも前記被係止部の前方に位置する部分は、平滑な面により構成されていることが好ましい。
上記の構成によれば、モールがグリル本体に取付けられていない形態では、フロントグリルの前方からは、フィンの前面のうち、被係止部の前方に位置する部分が見えるところ、この部分が平滑な面によって構成されているため、同部分が見栄えのよいものとなる。
上記フロントグリルによれば、共通のグリル本体を用いながらも、モールの取付けの有無に拘らず見栄えを良好にすることができる。
フロントグリルの第1実施形態を示す図であり、モールがグリル本体に取付けられた形態のフロントグリルの左半分を示す部分正面図。 第1実施形態において、モールがグリル本体に取付けられない形態のフロントグリルの左半分を示す部分正面図。 図1の3−3線に沿ったフロントグリルの断面図。 図1の4−4線に沿ったフロントグリルの断面図。 図1の5−5線に沿ったフロントグリルの部分断面図。 図3に対応する図であり、モールがグリル本体に取付けられる前の状態を示す断面図。 図4に対応する図であり、モールがグリル本体に取付けられる前の状態を示す断面図。 図5に対応する図であり、モールがグリル本体に取付けられる前後の状態を示す部分斜視図。 フロントグリルの第2実施形態を示す図であり、モールがグリル本体に取付けられた形態のフロントグリルの左半分を示す部分正面図。 第2実施形態において、モールがグリル本体に取付けられない形態のフロントグリルの左半分を示す部分正面図。 図9の11−11線に沿ったフロントグリルの断面図。 図9の12−12線に沿ったフロントグリルの部分断面図。 図9の13−13線に沿ったフロントグリルの部分断面図。 被係止部及び爪部の変形例を示す部分断面図。 同じく被係止部及び爪部の変形例を示す部分断面図。 (a),(b)は前後位置合わせ面及び上下位置合わせ面の変形例を示す部分断面図。 前後位置合わせ面の変形例を示す部分分解斜視図。 上下位置合わせ面の変形例を示す部分分解斜視図。 モール及びフィンの変形例を示す部分分解斜視図。 従来のフロントグリルを示す図であり、グリル本体の被着部にモールが取付けられる前後の状態を示す部分断面図。
(第1実施形態)
以下、フロントグリルの第1実施形態について、図1〜図8を参照して説明する。
図1に示すフロントグリルFG1と、図2に示すフロントグリルFG2とは、自動車のエンジンルームの前部に配置され、走行風等の外気をエンジンルームに導入してラジエータを冷却するためのものである。なお、フロントグリルFG1は、後述するモール30がグリル本体10に取付けられることにより構成されたものであり、フロントグリルFG2はモール30がグリル本体10に取付けられないことにより構成されたものである。また、図1及び図2ではフロントグリルFG1,FG2の右半分の図示が省略されている。
これらのフロントグリルFG1,FG2の主要部は、硬質の樹脂材料が用いられて形成されたグリル本体10によって構成されている。グリル本体10は、その外周部分を構成する外枠11と、外枠11によって囲まれた領域15に配置された複数のフィンとを備えている。外枠11は、互いに略上下方向へ離間した状態でそれぞれ略車幅方向へ延びる一対の横枠部12と、両横枠部12の端部同士を繋ぐ一対の縦枠部13(図1及び図2では左側の縦枠部13のみ図示)とを備えており、上下方向よりも車幅方向に細長く形成されている。上側の横枠部12の中央部には、エンブレム、ミリ波レーダ等を装着するための装着孔14が設けられている。
複数のフィンは、複数の横フィン16と、複数の縦フィン17とからなる。複数の縦フィン17は、互いに略車幅方向へ離間した状態で略上下方向へ延びており、両横枠部12間に架け渡されている。複数の横フィン16は、互いに略上下方向へ離間した状態で略車幅方向へ延びて、上記縦フィン17と交差している。下側の横フィン16は、両縦枠部13間に架け渡されている。上側の横フィン16は、縦枠部13と上側の横枠部12における装着孔14の周辺部分との間に架け渡されている。これらの横フィン16及び縦フィン17により、外枠11によって囲まれた領域15が格子状に仕切られている。
図3及び図6に示すように、各横フィン16の車幅方向についての複数箇所には、モール30が取付けられる被着部が設けられている。モール30については後述する。
各被着部は、隣合う縦フィン17の間において、横フィン16の後下部に設けられた被係止部18によって構成されている。被係止部18は、横フィン16の上記箇所(後下部)に窪みを設けて、横フィン16の厚みを他の箇所よりも小さくすることによって形成されている。各横フィン16の前面16aであって、上記被係止部18の前方となる箇所は、下側ほど後方に位置するように鉛直面に対し傾斜した平らな傾斜面によって構成されている。この傾斜面は、モール30がグリル本体10に取付けられない形態のフロントグリルFG2において、意匠面の一部を構成する。各被係止部18はこの前面16a(傾斜面)の背後に位置している。
図4及び図7に示すように、各横フィン16の前面であって、隣合う縦フィン17の間となる箇所は、モール30の前後方向の位置を合わせるための前後位置合わせ面21を構成している。前後位置合わせ面21は、下側ほど後方に位置するように鉛直面に対し傾斜した平らな傾斜面によって構成されている。また、上記前後位置合わせ面21は、モール30がグリル本体10に取付けられない形態のフロントグリルFG2において意匠面の一部を構成する。
図5及び図8に示すように、各縦フィン17には、それらの前面から後方へ延びる(凹む)前凹部22が形成されている。前凹部22の内奥面は、縦フィン17の前面の一部を構成している。また、縦フィン17には、前凹部22の内奥面から後方へ延びる(凹む)後凹部23が係合部として形成されている。後凹部23(係合部)の上壁面には、下方へ向けて係合突部24が突設されている。後凹部23の上壁面(係合突部24の下面を含む)及び下壁面により、モール30の上下方向の位置を合わせるための一対の上下位置合わせ面25,26が構成されている。
一方、モール30は、グリル本体10を加飾するためのものであり、このモール30に対してはメッキ、ホットスタンプ、塗装等により、表面処理が施されている。モール30は横フィン16と同数設けられている。各モール30の主要部はモール本体31によって構成されている。ここで、各モール本体31及び各横フィン16に関し、車幅方向についての寸法を「長さ」といい、前後方向についての寸法を「幅」といい、上下方向についての寸法を「厚み」というものとする。各モール本体31は、各横フィン16と同程度の長さ、幅及び厚みを有している。また、各モール本体31の厚みは、図20を用いて説明した従来のモール107の上下方向の寸法よりも小さく設定されている。
モール30は、モール本体31を横フィン16の前側に位置させた状態でグリル本体10に取付けられる。
図3〜図5に示すように、各モール本体31の後面であって、車幅方向についての多くの部分は、上記横フィン16の前面(前面16a、前後位置合わせ面21等)に対応して、下側ほど後方に位置するように鉛直面に対し傾斜した平らな傾斜面によって構成されている。
図3及び図6に示すように、各モール本体31の後面であって、車幅方向についての複数箇所、より正確には、上記各被係止部18の前方となる複数箇所からは、斜め後ろ下方へ向けて延長部32が延びており、その延長部32の下端部からは後方へ向けて係止片33が延びている。係止片33は、自身の後端部に、上方(高さ方向)へ突出する爪部34を有している。延長部32の前面は、モール30の意匠面の一部を構成している。
図5及び図8に示すように、各モール本体31の後部上面であって、車幅方向についての複数箇所、より正確には、縦フィン17の係合突部24に対応する複数箇所には、下方へ凹んだ状態でモール本体31の後面から前方へ延びる係合凹部35が形成されている。
次に、上記のようにして構成された第1実施形態の作用について、フロントグリルFG1,FG2毎に説明する。
<モール30がグリル本体10に取付けられない形態のフロントグリルFG2>
図2、図6〜図8に示すように、この形態のフロントグリルFG2では、各横フィン16の前面及び各縦フィン17の前面が意匠面として機能する。各横フィン16の意匠面の中には、各横フィン16の前面において、被係止部18の前方となる箇所(前面16a)や、前後位置合わせ面21が含まれる。また、前凹部22の設けられた縦フィン17にあっては、その縦フィン17の前面に加え、前凹部22の内奥面が縦フィン17の意匠面に含まれる。これらの意匠面は、いずれも平滑な面によって構成されている。そのため、フロントグリルFG2をその前方や前上方から見た場合、上記の各意匠面が見栄えのよいものとなる。
また、いずれの被係止部18も横フィン16の前面16aの背後に位置する。従って、フロントグリルFG2の前方からは各被係止部18は隠れて見えない。フロントグリルFG2の前方から被係止部18が見えることにより見栄えが損なわれることが起こりにくい。
<モール30がグリル本体10に取付けられた形態のフロントグリルFG1>
この形態のフロントグリルFG1では、上記フロントグリルFG2と共通するグリル本体10が使用される。そして、モール30のグリル本体10への取付けに際しては、モール30が、グリル本体10の前方において、モール本体31を前側に位置させ、かつ係止片33を後側に位置させた姿勢にされる。係止片33が被係止部18の前方に位置するように、モール30の車幅方向についての位置、及び上下方向の位置が整えられる。上記姿勢が維持された状態で、モール30が、図6〜図8において矢印で示すように、後方へ移動させられる。
これに伴い、爪部34が横フィン16の下面を擦りながら後方へ移動する。また、モール本体31において係合凹部35の設けられた箇所が、縦フィン17の後凹部23(係合部)内に入り込んでいく。
そして、モール本体31の後面が横フィン16の前後位置合わせ面21に当接するまで、モール30が後方へ移動させられる。このモール本体31の前後位置合わせ面21との当接は、図4に示すように、モール本体31が横フィン16に対し上方へ若干ずらされた(オフセットされた)状態で行なわれる。
モール本体31の後面が前後位置合わせ面21に当接する位置までモール30が後方へ移動されると、図3に示すように、複数の爪部34が対応する被係止部18に下方から挿入及び係止される。横フィン16が、モール本体31及び延長部32と爪部34とによって前後から挟み込まれ、モール30が、爪部34の設けられた複数箇所において横フィン16に取付けられた状態となる。
上記モール30は車幅方向に細長い形状をなしているが、その車幅方向についての複数箇所に設けられた爪部34が、横フィン16の車幅方向についての複数箇所に設けられた被係止部18に係止されることで、モール30が安定した状態でグリル本体10に取付けられる。
また、モール本体31の後面の前後位置合わせ面21との当接により、モール30の前後方向の位置が合わせられる。さらに、後凹部23の係合突部24が、モール本体31の係合凹部35に係合されるとともに、モール本体31の後面が後凹部23の内奥面に当接させられる。係合突部24が係合凹部35に係合された状態では、係合突部24の外側面が係合凹部35の内側面に当接させられることにより、モール30の車幅方向についての位置が合わせられるとともに、その合わせられた位置にモール30が保持される。また、モール本体31の上面が後凹部23の上側の上下位置合わせ面25に当接させられ、モール本体31の下面が後凹部23の下側の上下位置合わせ面26に当接させられることにより、モール30の上下方向の位置が合わせられるとともに、その合わせられた位置にモール30が保持される。
上記のようにモール30が位置を合わされた状態でグリル本体10に取付けられたフロントグリルFG1では、各縦フィン17の前面が意匠面として機能する。この点は、上述したフロントグリルFG2と同様である。また、各モール30の前面が、各横フィン16の前面に代えて、同前面とは異なる意匠面として機能する。そのため、フロントグリルFG1はフロントグリルFG2に対し、横フィン16において異なる意匠となる。
モール30に対し表面処理を施して、縦フィン17及び横フィン16の意匠とは異なる態様とすることで、モール30を際立たせることができる。また、本実施形態では車幅方向に延びるモール30であるため、自動車の横方向への広がり(広さ)を強調できる。
この場合にも、被係止部18は横フィン16の前面16aの背後に位置する。従って、フロントグリルFG1の前方からは被係止部18は隠れて見えない。さらに、被係止部18がモール30の前面の背後に位置する。従って、フロントグリルFG1の前方からは被係止部18がより一層見えにくくなる。フロントグリルFG1の前方から被係止部18が見えることにより見栄えが損なわれることが一層起こりにくい。
また、爪部34を有する係止片33がモール30の前面の背後に位置していることから、フロントグリルFG1の前方からは爪部34が隠れて見えない。従って、フロントグリルFG1の前方から爪部34が見えることにより見栄えが損なわれることが起こりにくい。
また、フロントグリルFG1では、モール30が、外気がフロントグリルFG1を通過する際の通風抵抗となり、圧力損失の増大を招く。この通風抵抗の指標として実開口面積がある。実開口面積は、外枠11によって囲まれた領域15での外気の通風方向に直交する面を投影面とした場合、その投影面においてフロントグリルFG1の構成部品が投影されていない箇所の面積である。実開口面積が小さくなるに従い通風抵抗が増し、圧力損失が増大する。従って、こうした圧力損失の増大を抑えるうえでは、投影面において、モール30が投影される箇所の面積を小さくすることが重要である。
この点、第1実施形態では、モール本体31が横フィン16の前側に配置される。この配置により、横フィン16が投影面において投影される箇所と、モール本体31が投影面において投影される箇所とが重なる。そのため、このように重なる箇所の分、投影面においてフロントグリルFG1の構成部品が投影される箇所の面積が小さくなる。その結果、モール30を付加したことによる実開口面積の減少分が少なくなる。モール30の付加に伴う通風抵抗の増加が抑えられ、圧力損失の増大が抑制される。
さらに、第1実施形態では、各モール本体31の厚みは、図20を用いて説明した従来のモール107の上下方向の寸法よりも小さい。そのため、従来のものよりも上記実開口面積が大きくなり、モール30による通風抵抗が小さくなり、圧力損失が小さくてすむ。
以上詳述した第1実施形態によれば、次の効果が得られる。
(1)被着部を、横フィン16の前面16aの背後に位置し、かつモール30の後部に突設された爪部34が挿入及び係止される被係止部18により構成している(図3)。
そのため、グリル本体10にモール30が取付けられない形態のフロントグリルFG2でも、取付けられた形態のフロントグリルFG1でも、共通のグリル本体10が用いられるものの、モール30の取付けの有無に拘らず、グリル本体10の前方から被係止部18が見えることにより見栄えが損なわれるのを抑制し、見栄えを良好にすることができる。その結果、モール30が取付けられない形態のフロントグリルFG2でも製品として成立させることができる。
また、フロントグリルFG1でもフロントグリルFG2でも共通のグリル本体10が用いられるため、グリル本体10が1種類ですむ。
(2)モール30がグリル本体10に取付けられた形態のフロントグリルFG1において、被係止部18をそのモール30の前面の背後に位置させている(図3)。
そのため、フロントグリルFG1の前方から、被係止部18をより一層見えにくくすることができる。
(3)モール30の主要部をモール本体31により構成し、爪部34をモール本体31の後側に設ける。モール本体31を横フィン16の前側に位置させた状態で、爪部34を被係止部18に挿入及び係止させることにより、モール30をグリル本体10に取付けている(図3)。
そのため、モール30がグリル本体10に取付けられた形態のフロントグリルFG1の意匠を、取付けられない形態のフロントグリルFG2の意匠に対し、横フィン16において異ならせることができる。
また、モール30による通風抵抗を小さくし、圧力損失を小さくすることができる。モール30が付加されることにより、付加されないものに比べ、通風抵抗が増加し圧力損失が大きくなるのを抑制することができる。
(4)爪部34をモール30の前面の背後に設けている(図3)。
そのため、モール30がグリル本体10に取付けられた形態のフロントグリルFG1の前方から爪部34が見えないようにすることができる。
(5)横フィン16の前面に前後位置合わせ面21を形成している(図4)。
そのため、モール30のグリル本体10への取付けに際し、モール本体31の後面を前後位置合わせ面21に当接させることにより、モール30の前後方向の位置を合わせることができる。
(6)縦フィン17には、その前面から後方へ延びる(凹む)後凹部23を係合部として形成し、その後凹部23の上壁面及び下壁面によって上下位置合わせ面25,26を構成している(図5)。
そのため、モール本体31を後凹部23(係合部)に係合させることで、その後凹部23(係合部)の上壁面及び下壁面に形成された上下位置合わせ面25,26により、モール30の上下方向の位置を合わせるとともに、その合わされた位置にモール30を保持することができる。
(7)横フィン16の前面のうち、少なくとも被係止部18の前方に位置する部分(前面16a)を、平滑な面により構成している(図3、図6)。
そのため、横フィン16の前面16aを見栄えのよいものにすることができる。
(8)後凹部23(係合部)の上壁面に、下方へ向けて突出する係合突部24を設け、モール本体31の上部に、下方へ凹んだ状態で前方へ延びる係合凹部35を設けている(図5、図8)。
そのため、係合凹部35を係合突部24に係合させることで、モール30の車幅方向の位置を合わせることができる。
(9)モール30がグリル本体10に取付けられた形態のフロントグリルFG1において、モール本体31を横フィン16に対し上方へ若干ずらした(オフセットさせた)状態で配置している。この配置により、横フィン16の上面をモール本体31の上面よりも僅かに低くしている(図4)。
そのため、フロントグリルFG1の前上方からは、横フィン16の上面を見えにくくし、見栄えを良好にすることができる。
(第2実施形態)
次に、フロントグリルの第2実施形態について、図9〜図13を参照して説明する。
図9、図10及び図12に示すように、外枠11の両縦枠部13間の上部には、互いに上下に接近した状態で一対の横フィン41,44が配置されている。一対の横フィン41,44のうち、上側に位置する横フィン41は、所定の幅を有するフィン本体42と、フィン本体42の後端部から斜め後下方へ延びる延出部43とを備えている。フィン本体42の前面は、フロントグリルFG1,FG2の各意匠面を構成している。延出部43の前面は、モール30がグリル本体10に取付けられない形態のフロントグリルFG2において意匠面を構成する。
図9、図10及び図13に示すように、両横フィン41,44間には、第1実施形態の縦フィン17よりも上下方向の寸法の小さな(高さの低い)複数の縦フィン45が架け渡されている。
両縦枠部13間の下部には、上記と同様に、互いに上下に接近した状態で一対の横フィン41,44が架け渡されている。両横フィン41,44間には複数の縦フィン45が架け渡されている。
外枠11により囲まれた領域15において、上側の一対の横フィン41,44間と、下側の一対の横フィン41,44間とを除く箇所は、それぞれ六角形状をなす複数のフィン46により蜂の巣状(ハニカム状)に仕切られている。
図11に示すように、隣合う縦フィン45間において、横フィン41の各延出部43には、後方へ向けて突出する突部47が設けられている。各突部47の後下側の角部と、突部47の後側の空間とによって被着部としての被係止部48が構成されている。この被係止部48は、延出部43の前面43aの背後に位置している。
図12に示すように、各上側の横フィン41における延出部43の前面であって、車幅方向についての複数箇所は、モール30の前後方向の位置を合わせるための前後位置合わせ面49を構成している。より詳しくは、各延出部43の前面において、隣合う縦フィン45の間であって、上記被係止部48の設けられていない箇所は、下側ほど後方に位置するように鉛直面に対し傾斜した平らな傾斜面によって構成されており、この傾斜面によって前後位置合わせ面49が構成されている。また、前後位置合わせ面49は、モール30がグリル本体10に取付けられない形態のフロントグリルFG2において、意匠面の一部を構成している。
図13に示すように、各縦フィン45には、それらの前面から後方へ延びる(凹む)前凹部51が形成されている。前凹部51の内奥面は、縦フィン45の前面の一部を構成している。また、縦フィン45には、前凹部51の内奥面から後方へ延びる(凹む)後凹部53が係合部として形成されている。後凹部53(係合部)の上壁面には、下方へ向けて係合突部52が突設されている。後凹部53の上壁面(係合突部52の下面を含む)及び下壁面により、モール30の上下方向の位置を合わせるための一対の上下位置合わせ面54,55が構成されている。これらの前凹部51、係合突部52、後凹部53(係合部)、上下位置合わせ面54,55は、第1実施形態における前凹部22、係合突部24、後凹部23(係合部)、上下位置合わせ面25,26と同様の構成を有している。
また、モール30としては、第1実施形態と同様の構成、すなわち、モール本体31、延長部32、係止片33、爪部34及び係合凹部35を有するものが用いられている。
なお、前述した第1実施形態で説明したものと同様の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
上記のようにして構成された第2実施形態では、特徴部分以外の部分の形状が大きく異なっているが、特徴部分は第1実施形態と共通している。そのため、第1実施形態と同様の作用が行なわれる。具体的には、第2実施形態における延出部43の前面43a、延出部43の前後位置合わせ面49、後凹部53(係合部)の上下位置合わせ面54,55は、第1実施形態における横フィン16の前面16a、横フィン16の前後位置合わせ面21、後凹部23(係合部)の上下位置合わせ面25,26と同様に作用する。その結果、上述した(1)〜(8)と同様の効果が得られる。
なお、上記各実施形態は、これを以下のように変更した変形例として実施することもできる。
<被係止部について>
・第1実施形態における被係止部18(図3)が、図14に示すように、横フィン16の後上部に形成されてもよい。この場合、被係止部18は、横フィン16の後上部に窪みを設けて、横フィン16の厚みを他の箇所よりも小さくすることによって形成される。これに対応して、モール30として、その後端部から爪部34が下方(高さ方向)へ突出したものが用いられる。爪部34が被係止部18に上方から挿入及び係止されることにより、モール30がグリル本体10に取付けられる。
この場合にも、被係止部18は横フィン16の前面16aの背後に位置することとなり、上記第1実施形態と同様の効果が得られる。
・図15に示すように、横フィン16において、同横フィン16の前面16aよりも後方に、上下に貫通する孔があけられ、この孔によって被係止部56が構成されもよい。これに対応して、モール30として、その後端部から爪部34が下方(高さ方向)へ突出したものが用いられる。爪部34が被係止部56に上方から挿入及び係止されることにより、モール30がグリル本体10に取付けられる。
この場合にも、被係止部56(被着部)は横フィン16の前面16aの背後に位置することとなり、上記両実施形態と同様にフロントグリルFG1の前方から見えにくい。
なお、上記孔に代えて図15において二点鎖線で示すように、横フィン16の上面から下方へ凹む凹部が設けられ、この凹部によって被係止部57が構成されてもよい。
<位置合わせ面について>
・横フィンとして、自身の一部に、図16(a)に示すように、下側ほど後方に位置するように傾斜するフィン本体62と、フィン本体62から前方へ延びる延出部63とを備える構造を有するもの(以下「横フィン61」という)が採用されてもよい。この場合、フィン本体62の下部前面によって、モール本体31の後面が当接させられることでモール30の前後方向の位置を合わせるための前後位置合わせ面64が構成されてもよい。これに加え、延出部63の上面によって、モール本体31の下面が当接させられることでモール30の上下方向の位置を合わせるための上下位置合わせ面65が構成されてもよい。
これに併せ、横フィン61の車幅方向について、上記図16(a)の構造の採用された箇所とは異なる箇所に図16(b)に示す構造が採用されてもよい。この場合、フィン本体62において上記延出部63よりもモール本体31の厚み分だけ高い箇所に、前方へ延びる延出部66が設けられる。そして、この延出部66の下面によって、モール本体31の上面が当接させられることでモール30の上下方向の位置を合わせるための上下位置合わせ面67が構成されてもよい。このようにすると、両延出部63,66によってモール本体31を上下から挟み込み、モール30を上下方向の位置を合わせた状態に保持することができる。
・図17に示すように、モール本体31に、その後面から前方へ延びる切欠き部71が設けられ、この切欠き部71において、モール本体31が、上下方向に延びるフィン72に係合されてもよい。このフィン72は上述した縦フィンによって構成されてもよいし、縦フィンとは別に設けられてもよい。
この場合、フィン72の前面の一部が前後位置合わせ面73を構成し、切欠き部71においてモール本体31がフィン72に係合される際に、同切欠き部71の内奥面が前後位置合わせ面73に当接させられることにより、モール30の前後方向の位置が合わせられる。
・図18に示すように、フィンとして、自身の一部に、下方へ突出する上突部76と、上突部76の下方へ離れた箇所から上方へ突出する下突部78とを有するもの(以下「フィン75」という)が設けられてもよい。そして、上突部76と下突部78との間の空隙部80によって係合部が構成され、上突部76の下面によって、モール本体31の上面が当接させられる上側の上下位置合わせ面77が構成され、下突部78の上面によって、モール本体31の下面が当接させられる下側の上下位置合わせ面79が構成されてもよい。この場合には、モール30のグリル本体10への取付けに際し、モール本体31が空隙部80(係合部)に係合させられる。これに伴い、モール本体31の上面が上側の上下位置合わせ面77に当接させられ、下面が下側の上下位置合わせ面79に当接させられて、モール30の上下方向の位置が合わせられるとともに、モール30がその合わせられた位置に保持される。
・図19に示すように、モール本体31に、その後面から前方へ延びる係合部81が設けられるとともに、その係合部81の前側に被係合部82が設けられてもよい。また、フィンとして、自身の前面から後方へ延びる係合部84を有するとともに、その係合部84の後側に被係合部85を有するもの(以下「フィン83」という)が用いられてもよい。
この場合、モール30のグリル本体10への取付けに際し、モール本体31の係合部81がフィン83の被係合部85に係合させられ、同モール本体31の被係合部82がフィン83の係合部84に係合させられる。モール本体31の被係合部82の後面がフィン83の被係合部85の前面に当接させられることにより、モール30の前後方向の位置が合わせられる。モール本体31の係合部81の側面がフィン83の被係合部85の側面に当接させられることにより、モール30の車幅方向の位置が合わせられる。モール本体31の被係合部82の上面及び下面がフィン83の係合部84の上面及び下面に当接させられることにより、モール30の上下方向の位置が合わせられる。
<フィンについて>
・フィンの数、形状及び大きさは、第1及び第2実施形態とは異なるものに変更されてもよい。
<その他>
・上記第1及び第2実施形態において、モール本体31は横フィン16の前方となる箇所に対し上方へ偏倚した箇所、又は下方へ偏倚した箇所に配置されてもよい。
・上記第1及び第2実施形態において、モール本体31は横フィン16に代えて、又は加えて縦フィン17の前方となる箇所に配置されてもよい。また、モール本体31は、上記縦フィン17の前方となる箇所から車幅方向へ偏倚した箇所に配置されてもよい。
10…グリル本体、16,41,44,61…横フィン(フィン)、16a,43a…前面、17,45…縦フィン(フィン)、18,48,56,57…被係止部(被着部)、21,49,64,73…前後位置合わせ面、23…後凹部(係合部)、25,26,54,55,65,67,77,79…上下位置合わせ面、30…モール、31…モール本体、34…爪部、46,72,75,83…フィン、53…後凹部(係合部)、80…空隙部(係合部)、FG1,FG2…フロントグリル。

Claims (6)

  1. 前面を意匠面とする複数のフィンが設けられたグリル本体を備え、
    前記グリル本体には、前面を意匠面とする加飾用のモールが取付けられる被着部が設けられ、
    前記被着部において前記グリル本体に前記モールが取付けられない形態、及び前記モールが取付けられた形態のいずれか一方の形態で使用されるフロントグリルであって、
    前記被着部が、前記フィンの前面の背後に位置し、かつ前記モールの後部に突設された爪部が挿入及び係止される被係止部により構成されており、
    前記フィンには、同フィンの前面から後方へ凹むフィン側係合部が設けられるとともに、同フィン側係合部の後側はフィン側被係合部とされており、
    前記モールには、同モールの後面から前方へ凹むモール側係合部が設けられるとともに、同モール側係合部の前側はモール側被係合部とされており、
    前記フィン側係合部の上壁面及び下壁面には、前記モール側被係合部が当接させられることにより、前記モールの上下方向の位置を合わせるための上下位置合わせ面が形成されており、
    前記モール側係合部の側面が前記フィン側被係合部の側面に当接させられることにより、前記モールの横方向の位置が合わせられるフロントグリル。
  2. 前記被係止部は、前記モールが前記グリル本体に取付けられた形態では、同モールの前面の背後に位置する請求項1に記載のフロントグリル。
  3. 前記モールの主要部はモール本体により構成され、前記爪部は前記モール本体の後側に設けられており、
    前記モールは、前記モール本体を前記フィンの前側に位置させた状態で前記グリル本体に取付けられる請求項1又は2に記載のフロントグリル。
  4. 前記爪部は、前記モール本体の前面の背後に設けられている請求項3に記載のフロントグリル。
  5. 前記フィンの前面には、前記モール本体の後面が当接させられることにより、前記モールの前後方向の位置を合わせるための前後位置合わせ面が形成されている請求項3又は4に記載のフロントグリル。
  6. 前記フィンの前面のうち、少なくとも前記被係止部の前方に位置する部分は、平滑な面により構成されている請求項1〜のいずれか1項に記載のフロントグリル。
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