JP4336956B2 - 部品取付クリップ - Google Patents

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Description

本発明は、自動車のボディーにバンパー等の部品を取り付け、固定する際に、該部品を自動車ボディーの所定箇所に仮止めする部品取付クリップに関する。
自動車のボディーにバンパー等の部品を取り付ける際、仮止め用のクリップを用いて、バンパー等を自動車ボディーの所定箇所に一旦仮止めして保持し、この仮止めされたバンパー等をビス等のネジ類を用いて固定することが行われている。
例えば、バンパー取付工程に用いられる仮止めクリップとしては、例えば下記特許文献1に記載されたクリップが知られている。
実用新案登録第2540642号公報
即ち、この仮止めクリップは、図11,12に示したように、縦板部a1と横板部a2とで構成された断面L字状の基板aの折曲部外側に、一対の略L字状押え片b,bを先端側が互いに所定間隔離間して上記横板部a2と略平行するように突設すると共に、上記縦板部a1の外面に四角箱状の固定脚部cが設けられたものである。上記基板aを構成する上記横板部a2の中央部には、略U字状のスリットd1が形成され、このスリットd1に囲まれた部分が弾性片dとなっていると共に、該弾性片dの先端部上面には係止凸部eが形成されている。また、上記基板aの内面には、上記縦板部a1と横板部a2との間に三角形の支え板f,fが一体に設けられて補強されており、上記固定脚部の両側面には、係止爪c1,c1が設けられている(図12参照)。更に、特に図示していないが、基板aの縦壁部a1内面中央部には、上記固定脚部cの内空部と連通したビス孔が設けられている。
この仮止めクリップは、まず自動車ボディーgに設けられた四角形の固定穴hに上記固定脚部cを圧入し、上記ビス孔を通して固定ネジjの軸部を上記固定脚部c内にねじ込んで、クリップを自動車ボディーに取り付ける。このとき、図12に示されているように、固定脚部cに設けられた上記係止爪c1,c1が固定穴h(図11参照)の周縁部に係合し、さらに固定脚部c内にねじ込まれた固定ネジjの軸部によりこれら係止爪c1,c1がロックされ、仮止めクリップが自動車ボディーgに固定される。また、図11,12に示されているように、基板aと自動車ボディーgとの間には、クッション性を有するスペーサiが介装され、クリップがガタツキなく固定されるようになっている。
そして、このクリップの基板aの横板部a2と押え片b,bとの間にバンパーkの取付部を挿入し、バンパーk取付部に設けられた長穴mに上記弾性片dに設けられた係止凸部eを係合させ、バンパーkを自動車ボディーgに仮止めする。このクリップによる仮止めはバンパーkの複数箇所について行われてバンパーkが自動車ボディーgの所定箇所に仮止め保持され、このように仮止めしたバンパーkをビスやボルトナットのネジ類などを用いて、自動車ボティーgに固定することによりパンパーkの取付作業が行われる。
しかしながら、この従来の仮止めクリップには、以下の欠点がある。
(1)基板aの横板部a2と押え片b,bとの間の間隙とバンパーk取付部の厚みの設定によって、これらの微調整が必要な場合が生じる場合があるが、基盤aに直接突設されたL字状の押え片b,bでバンパーk取付部を押え込む構造であるため、クリップ側で設定の微調整をする場合には、大幅な金型の調整を行わなければならず、大抵の場合には金型そのものを作り変えなければならない。
(2)バンパーk取付部の上面を、L字状の押え片b,bで押さえ込む構造となっているため、該押え片b,bの弾性によって仮止めされたバンパーkが動きやすく、ネジ類などを用いて固定する際、バンパーkが不安定になりやすい。
本発明は、上記事情に鑑みなされたもので、上記(1)及び(2)の欠点を解消し得、比較的容易に設定の変更、微調整を行うことができ、またバンパー等の部品をガタツキなく安定的に仮止めすることができる部品取付クリップを提供することを目的とする。
本発明は、上記(1)の欠点を解決する第1のクリップとして、基板と、該基板の下面に垂設された脚部と、上記基板の後端縁部に沿って立設された背壁と、該背壁から上記基板と所定間隔離間して略平行に突設された天井壁と、上記背壁の上端及び上記天井壁の先端を連結一体化して、部材の上面を覆う屋根壁と、該天井壁下面又は上記基板上面の一方の面に突設された係止凸部と、上記天井壁下面又は上記基板上面の他方の面に突設された押え凸部とを具備してなり、自動車ボディーの所定箇所に設けられた固定穴に上記脚部を嵌合させて、自動車ボディーに取り付け、バンパー等の部品の取付部を上記天井壁と基板との間に挿入し、部品の取付部に設けられた係合凹部に上記係止凸部を嵌合させると共に、該取付部の反対面を上記押え凸部で押さえて、部品を自動車のボディーに仮止めするように構成したことを特徴とする部品取付クリップを提供する。
このクリップは、上記基板の下面に設けられた脚部により自動車のボディーに固定され、基板とこの基板と略平行に配設された天井壁との間にバンパー等の部品の取付部を挿入して、天井壁下面又は基板上面の一方に設けられた上記係止凸部と部品の取付部に設けられた係合凹部と嵌合させると共に、該取付部の反対面を上記押え凸部で押さえることにより、部品を自動車のボディーに仮止めするものである。
このようにこのクリップでは、バンパー等の取付部が単に基板と天井壁との間に挟持されるものではなく、基板又は天井壁の一方と、他方に設けられた上記押え凸部との間に挟持されるものである。このため、バンパー等の取付部とクリップの挟持部との設定を調整する場合には、この押え凸部の高さを調整すればよく、クリップを成形する金型に大幅な設計変更を要することなく、容易に設定の調整をすることができ、金型を作り変えることなく金型を部分的に切削する等の作業により設定調整をすることも可能である。更に、上記屋根壁により背壁上端と天井壁先端とが連結一体化されて補強されているため、天井壁の撓みによるガタツキの発生を防止することも可能である。
また、本発明は、上記(2)の欠点を解決する第2のクリップとして、基板と、該基板の下面に垂設された脚部と、上記基板の後端縁部に沿って立設された背壁と、該背壁から上記基板と所定間隔離間して略平行に突設された天井壁と、該天井壁と上記背壁との間に形成された補強壁と、上記背壁の上端、上記補強壁の上端及び上記天井壁の先端を連結一体化して、部材の上面を覆う屋根壁と、該天井壁下面又は上記基板上面に突設された係止凸部とを具備してなり、自動車ボディーの所定箇所に設けられた固定穴に上記脚部を嵌合させて、自動車ボディーに取り付け、バンパー等の部品の取付部を上記天井壁と基板との間に挿入し、部品の取付部に設けられた係合凹部に上記係止凸部を嵌合させて、部品を自動車のボディーに仮止めするように構成したことを特徴とする部品取付クリップを提供する。
このクリップは、上記の第1のクリップと同様に、上記基板の下面に設けられた脚部により自動車のボディーに固定され、基板とこの基板と略平行に配設された天井壁との間にバンパー等の部品の取付部を挿入して、天井壁下面又は基板上面に設けられた上記係止凸部と部品の取付部に設けられた係合凹部と嵌合させて、該取付部を基板と天井壁との間に保持し、部品を自動車のボディーに仮止めするものである。
この場合、このクリップでは、上記のように、天井壁と背壁との間に形成された補強壁により天井壁が補強されていると共に、上記屋根壁によりこの補強壁の上端、上記背壁の上端及び天井壁の上端が連結一体化しているため、天井壁が不要に撓むことがなく、天井壁の撓みによってこの天井壁と基板との間に挟持された部品にガタツキが生じることをより効果的に防止することができ、仮止め後の固定作業を作業性よく容易に行うことができるものである。
更に、本発明は、上記(1)と(2)の欠点を同時に解決する第3のクリップとして、基板と、該基板の下面に垂設された脚部と、上記基板の後端縁部に沿って立設された背壁と、該背壁から上記基板と所定間隔離間して略平行に突設された天井壁と、該天井壁と上記背壁との間に形成された補強壁と、上記背壁の上端、上記補強壁の上端及び上記天井壁の先端を連結一体化して、部材の上面を覆う屋根壁と、該天井壁下面又は上記基板上面の一方の面に突設された係止凸部と、上記天井壁下面又は上記基板上面の他方の面に突設された押え凸部とを具備してなり、自動車ボディーの所定箇所に設けられた固定穴に上記脚部を嵌合させて、自動車ボディーに取り付け、バンパー等の部品の取付部を上記天井壁と基板との間に挿入し、部品の取付部に設けられた係合凹部に上記係止凸部を嵌合させると共に、該取付部の反対面を上記押え凸部で押さえて、部品を自動車のボディーに仮止めするように構成したことを特徴とする部品取付クリップを提供する。
このクリップは、上記第1のクリップと同様に、バンパー等の取付部の係合凹部形成面の反対面を押える押え凸部が天井壁又は基板に設けられていると共に、上記第2のクリップと同様に、天井壁を補強する補強壁も設けられている。
従って、上記第1のクリップと同様に、クリップを成形する金型に大幅な設計変更を要することなく、容易に設定の調整をすることができ、金型を作り変えることなく金型を部分的に切削する等の作業により設定調整をすることも可能であり、かつ上記第2のクリップと同様に、天井壁が容易に撓むことがなく、天井壁の撓みによってこの天井壁と基板との間に挟持された部品にガタツキが生じることを効果的に防止することができ、仮止め後の固定作業を作業性よく容易に行うことができるものである。
以上のように、本発明によれば、比較的容易に設定の変更、微調整を行うことができ、またバンパー等の部品をガタツキなく安定的に仮止めすることができる。
発明を実施するための最良の形態及び実施例
以下、本発明の実施例を示し、本発明をより具体的に説明する。
図1〜8は、本発明の一実施例にかかる部品の取付クリップを示すものであり、このクリップは、バンパーを自動車のボディーに仮止めし、更にこの仮止めされたバンパーをネジを用いて固定するためのものである。
このクリップは、基板1と、該基板1の上面後端縁部からほぼ直角に突設された背壁2と、該背壁2の高さ方向中間部から前方に向けて、上記基板1とほぼ平行に突設された天井壁3とを具備している。
上記基板1の下面には、互いに所定間隔離間して四角筒状の脚部4,4が一体に垂設されている。これら脚部4,4の互いに対向する一対の周壁部には、逆U字状のスリットが形成され、このスリットの内側の周壁が弾性変形可能な係止爪41となっており、図8に示されているように、この係止爪41の自由端側が脚部4の外面から外方へと突出している。また、基板1の上面には、3つの係止凸部11が互いに等間隔ずつ離間して突設されている。
この基板1の後端縁部には、上述のように、背壁2がほぼ垂直に立設されており、その幅方向中間部から天井壁3が、基板1とほぼ平行に形成されている。この天井壁3の下面には、天井壁3及び基板1の幅方向に沿って突設された二条一組の押え凸部31,31が所定間隔離間して設けられており、これら押え凸部31,31は、いずれも上記3つの係止凸部11の間に位置している。
上記背壁2の天井壁3よりも上方部分には、図3,6,7,8に示されているように、複数の三角穴21が形成されており、これらの三角穴21は、4つ一組で四角形を形成するように配置されている。そして、これら三角穴21同士を仕切る仕切り壁が天井壁3と一体化した状態で該天井壁3の先端縁部まで形成され、これら仕切り壁が補強壁5となっており、これら補強壁5により天井壁3が不要に撓むことを防止するようになっている。また、上記天井壁3の上方には、上記背壁2の上端縁部から天井壁3の先端縁部に至る屋根壁6が設けられており、この屋根壁6は上記補強壁5の上端縁部と一体化している。
即ち、上記天井壁3の上方には、該天井壁3、背壁2及び屋根壁6に囲まれた空間部が形成されており、この空間部内に縦壁と互いに交差する斜め壁とからなる複数の補強壁5が形成されている。
更に、上記天井壁3の一端には、上記基板1の一端を超えて延出する固定片7が一体に連設されており、該固定片7の先端部には、ネジ止め孔71が設けられている。
なお、このクリップは、上記各部が合成樹脂により一体に成形されたものであり、この場合、図2,3,6,7,8に参照符号8で示された四角貫通穴は、クリップ成形時に上記係止凸部11を形成するためのスライダーを進入させる穴である。
このクリップを用いてバンパーを自動車のボディーに仮止めし固定する場合、図9,10に示したように、まずクリップの上記脚部4,4を自動車のボディーgに設けられた固定穴h,hに圧入し、両脚部4,4の係止爪41,41を固定穴h,hの周縁部に係合させて(図10参照)、クリップをボディーgに固定する。なお、このようにクリップを自動車ボディーgに固定する前に、図9に示されているように、自動車ボティーgに設けられたグロメット孔sにスクリューグロメットpを取り付けておき、固定されたクリップの上記固定片7に設けられたネジ止め孔71がこのスクリューグロメットpの上面に重なるようになっている。
そして、このクリップの上記基板1と天井壁3との間にバンパーkの取付部を圧入し、バンパーk取付部に設けられた3つの係合穴m,m,m(係合凹部)を基板1の上面に形成された係止凸部11,11,11に嵌合させてバンパーkをクリップの上記基板1と天井壁3との間に保持し、バンパーkを自動車ボディーgに仮止めする。
このとき、図10に示されているように、バンパーkの取付部は、上記係止凸部11との係合面(下面)の反対側の面(上面)が、クリップの天井壁3に突設された押え凸部31に当接し、該押え凸部31によりバンパーkの取付部が基板1へと押え付けられ、しっかりと仮止めされる。またこのとき、バンパーk取付部の一部は、クリップの固定片7と自動車ボディーgとの間に挿入され、バンパーk取付部に設けられたネジ挿通孔tがクリップのネジ止め孔71と上記スクリューグロメットpとの間でこれらと重なり合うようになっている。なお、通常は自動車ボディーの複数箇所で同様にクリップによる仮止めが行われる。
このように仮止めされたバンパーkは、自動車ボディーgの所定箇所に所定の姿勢で仮止め保持され、この仮止め保持されたバンパーkをネジにより本止めする。この場合、本実施例のクリップでは、図9に示されているように、上記固定片7に設けられたネジ止め孔71及びバンパーk取付部に設けられたネジ挿通孔tを通してネジrを自動車ボディーkに取り付けられた上記スクリューグロメットpにねじ込み、これによりバンパーkを自動車ボディーgに完全に固定するようになっている。
上記の通り、本実施例のクリップは、上記基板1の下面に設けられた脚部4,4により自動車のボディーgに固定され、基板1とこの基板1と略平行に配設された天井壁3との間にバンパーkの取付部を挿入して、基板1の上面に設けられた上記係止凸部31とバンパーk取付部に設けられた係合穴m(係合凹部)とを嵌合させると共に、該取付部の反対面を上記天井壁3下面に設けられた押え凸部31で押さえることにより、バンパーkを自動車のボディーgに仮止めするものである。
このようにこのクリップでは、バンパーkの取付部が単に基板1と天井壁3との間に挟持されるものではなく、基板1と天井壁3に設けられた上記押え凸部31との間に挟持されるものである。このため、バンパーkの取付部とクリップの挟持部との設定を調整する場合には、この押え凸部31の高さを調整すればよく、クリップを成形する金型に大幅な設計変更を要することなく、容易に設定の調整をすることができ、金型を作り変えることなく金型を部分的に切削する等の作業により設定調整をすることも可能である。
また、このクリップでは、上記のように、天井壁3と背壁2との間に形成された補強壁5により天井壁3が補強されているため、天井壁3が不要に撓むことがなく、天井壁3の撓みによってこの天井壁3と基板3との間に挟持されたバンパーkにガタツキが生じることを効果的に防止することができ、仮止め後の固定作業を作業性よく容易に行うことができるものである。
この場合、本実施例では、上記補強壁5は、上述のように複数の縦壁と互いに交差する複数の斜め壁とで構成され、更に背壁2の上端から天井壁3先端に連結一体化した屋根壁6が設けらていると共に、この屋根壁6に上記補強壁5の縦壁及び斜め壁も連結一体化しているため、多方向からの負荷対しても良好な補強効果が発揮され、天井壁3の不要な撓みによるガタツキの発生を極めて効果的に防止することができ、非常に信頼性の高い仮止めを行うことができる。
更に、本例のクリップでは、上記のように、天井壁3から延出形成された固定片7と自動車ボディーgとの間にバンパーkの取付部の一部が挿入され、上記固定片7に設けられたネジ止め孔71及びバンパーk取付部に設けられたネジ挿通孔tを通して、ネジrを自動車ボディーkに取り付けられた上記スクリューグロメットpにねじ込み、これによりバンパーkを自動車ボディーgに完全に固定するようになっている。このため、バンパーkの取付部は、単にネジ止めされるだけではなく、上記固定片7及び天井壁3と基板1及び自動車ボディーgとの間に強固に挟みこまれた状態となり、より広い面積が挟持固定されることになって、強固にバンパーkを固定することができるものである。
なお、本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、基板、背壁、天井壁、押え凸部、係止凸部、脚部などの形状や配置は、自動車ボディーやバンパー等の相手部品の形状などに応じて適宜変更することができ、その他の構成についても本発明の要旨を逸脱しない限り、適宜変更して差し支えない。また、上記実施例では、自動車ボディーにバンパーを取り付けるためのクリップを示したが、その用途はバンパー取付用に限定されるものではなく、種々の部品を自動車のボディーに仮止めする用途に用いることができる。
本発明の一実施例にかかる部品取付クリップを示す平面図である。 同クリップを示す正面図である。 同クリップを示す背面図である。 同クリップを示す底面図である。 同クリップを正面斜め上方から見た斜視図である。 同クリップを背面斜め上方から見た斜視図である。 同クリップを示す図1のA−A線に沿った断面図である。 同クリップを示す図1のB−B線に沿った断面図である。 同クリップを用いてバンパーを自動車のボティーに仮止め、固定する際の作業を説明する分解斜視図である。 同クリップを用いてバンパーを自動車に仮止めした状態を示す断面図である。 従来のクリップを用いてバンパーを自動車のボティーに仮止めする場合を示す分解斜視図である。 従来のクリップを用いてバンパーを自動車のボディーに仮止めした状態を示す平面図である。
符号の説明
1 基板
11 係止凸部
2 背壁
3 天井壁
31 押え凸部
4 脚部
5 補強壁
6 屋根壁
7 固定片
71 ネジ止め孔
g 自動車のボディー
h 固定穴
k バンパー(部品)
m 係合穴(係合凹部)
r ネジ
t ネジ挿通孔

Claims (5)

  1. 基板と、
    該基板の下面に垂設された脚部と、
    上記基板の後端縁部に沿って立設された背壁と、
    該背壁から上記基板と所定間隔離間して略平行に突設された天井壁と、
    上記背壁の上端及び上記天井壁の先端を連結一体化して、部材の上面を覆う屋根壁と、
    該天井壁下面又は上記基板上面の一方の面に突設された係止凸部と、
    上記天井壁下面又は上記基板上面の他方の面に突設された押え凸部とを具備してなり、
    自動車ボディーの所定箇所に設けられた固定穴に上記脚部を嵌合させて、自動車ボディーに取り付け、バンパー等の部品の取付部を上記天井壁と基板との間に挿入し、部品の取付部に設けられた係合凹部に上記係止凸部を嵌合させると共に、該取付部の反対面を上記押え凸部で押さえて、部品を自動車のボディーに仮止めするように構成したことを特徴とする部品取付クリップ。
  2. 基板と、
    該基板の下面に垂設された脚部と、
    上記基板の後端縁部に沿って立設された背壁と、
    該背壁から上記基板と所定間隔離間して略平行に突設された天井壁と、
    該天井壁と上記背壁との間に形成された補強壁と、
    上記背壁の上端、上記補強壁の上端及び上記天井壁の先端を連結一体化して、部材の上面を覆う屋根壁と、
    該天井壁下面又は上記基板上面に突設された係止凸部とを具備してなり、
    自動車ボディーの所定箇所に設けられた固定穴に上記脚部を嵌合させて、自動車ボディーに取り付け、バンパー等の部品の取付部を上記天井壁と基板との間に挿入し、部品の取付部に設けられた係合凹部に上記係止凸部を嵌合させて、部品を自動車のボディーに仮止めするように構成したことを特徴とする部品取付クリップ。
  3. 基板と、
    該基板の下面に垂設された脚部と、
    上記基板の後端縁部に沿って立設された背壁と、
    該背壁から上記基板と所定間隔離間して略平行に突設された天井壁と、
    該天井壁と上記背壁との間に形成された補強壁と、
    上記背壁の上端、上記補強壁の上端及び上記天井壁の先端を連結一体化して、部材の上面を覆う屋根壁と、
    該天井壁下面又は上記基板上面の一方の面に突設された係止凸部と、
    上記天井壁下面又は上記基板上面の他方の面に突設された押え凸部とを具備してなり、
    自動車ボディーの所定箇所に設けられた固定穴に上記脚部を嵌合させて、自動車ボディーに取り付け、バンパー等の部品の取付部を上記天井壁と基板との間に挿入し、部品の取付部に設けられた係合凹部に上記係止凸部を嵌合させると共に、該取付部の反対面を上記押え凸部で押さえて、部品を自動車のボディーに仮止めするように構成したことを特徴とする部品取付クリップ。
  4. ネジ止め孔を有する固定片が上記天井壁の一端から延出形成され、バンパー等の部品を仮止めした後、該ネジ止め孔及び部品に設けられたネジ挿通孔を通して自動車ボディーにネジを羅着することにより、仮止め後の部品を固定するように構成した請求項1〜3のいずれか1項に記載の部品取付クリップ。
  5. 上記背壁に開口した三角形の空洞部が複数形成され、該空洞部を仕切る仕切り壁が上記補強壁となっている請求項2〜4のいずれか1項に記載の部品取付クリップ。
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