JP4797618B2 - バンパ取付用ブラケット - Google Patents

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Description

本発明は、バンパを車体に取り付けるのに用いるバンパ取付用ブラケットに関する。
従来、車体パネルの凹設部に設けられてバンパを係止するバンパ取付用ブラケットが知られている(例えば特許文献1)。
特許文献1に開示されるバンパ取付用ブラケットは、剛性壁と弾性係止片(弾性挟持片)とによってバンパの一部を弾性的に挟持するものとして構成されている。
弾性係止片は、凹設部の奥側でブラケットの本体部に片持ち支持され、凹設部の深さ方向に沿ってパネル表面側に向けて伸びている。
特開2000−52900号公報
上記特許文献1の構造は、弾性係止片の長さを十分に確保できる場合には有効であるが、凹設部を深く形成できない場合等、弾性係止片の長さを十分に確保できない場合には、十分な撓み量を確保することができず、弾性係止片が硬くなりすぎてバンパを嵌め込むときの押込力が大きくなりバンパを取り付けるのが難しくなったり、逆に撓み量を確保すべく弾性係止片の剛性を下げると、所望のバンパ保持力を与えられなくなったりして、バンパの保持性と取付容易性とを両立するのが難しくなる場合があった。
そこで、本発明は、より容易にかつより確実にバンパを取り付けることができるとともに、より確実にバンパを保持することができるバンパ取付用ブラケットを得ることを目的とする。
本発明にあっては、車体パネルの一般部表面の外縁外側に配設されるブラケット本体部と、当該ブラケット本体部に一体化されバンパの装着に伴って当該バンパに押されて弾性変形する弾性係止片とを備えるとともに、バンパを係止して保持する係止部が当該弾性係止片に形成されたバンパ取付用ブラケットにおいて、前記弾性係止片の前記外縁に略沿う方向の両端部が前記ブラケット本体部に接続され、当該弾性係止片がブラケット本体部に両端支持された状態に一体化されており、前記ブラケット本体部をなす外壁部の少なくとも一部が分断されて間隙が形成され、前記弾性係止片が当該分断された外壁部間に架設されたことを最も主要な特徴とする。
本発明によれば、弾性係止片の上記外縁に略沿う方向の両端部をブラケット本体部に接続し、当該弾性係止片をブラケット本体部に両端支持された状態に一体化したので、凹設部の深さ等によらず弾性係止片の長さをより適切に確保できるようになり、バンパをより容易にかつより確実に取り付けることができるとともに、より確実に保持することができるようになる。また、本発明によれば、外壁部の少なくとも一部を分断して間隙を形成し、弾性係止片を当該分断された外壁部間に架設したため、弾性係止片を選択的に弾性変形させて、バンパ取付用ブラケットの本体部としての天壁部や縦壁部の変形を抑制することができる。よって、リヤバンパを取り付ける際に押圧力が作用しても、バンパ取付用ブラケットのリヤアウタパネルへの取付状態をより確実に維持することができるとともに、弾性係止片をより確実に所望の姿勢に撓ませて所期の特性(リヤバンパの係止力やリヤバンパ取付時の反力等)を得やすくなるという利点がある。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
(第1実施形態)図1は、本実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットを用いた車体構造の分解斜視図、図2は、図1のバンパ取付用ブラケットを含む部分を拡大して示す分解斜視図、図3は、バンパ取付用ブラケットの弾性係止片を含む部分の斜視図、図4は、バンパ取付用ブラケットを介してバンパを車体に取り付けた状態における図2のA−A断面に相当する部分の断面図である。
本実施形態では、リヤアウタパネル(車体パネル)1の後部かつ下部に、バンパ取付用ブラケット2を用いてリヤバンパ3を取り付ける構造を例示する。
図1および図2に示すように、リヤアウタパネル1の後部かつ下部の外縁20は緩やかに曲がる角部をなしており、この角部に適合する凹部を有して後部側面から後面側に回り込む形状のリヤバンパ3が取り付けられる。
この部分において、リヤアウタパネル1の一般部表面10の外縁20には、図4にも示すように、当該外縁20で屈曲して裏面側に向かう側壁部1cと、当該側壁部1cの内端で一般部表面10に沿う方向に屈曲して外側に張り出す底壁部(フランジ部1a)とによって、断面略L字状の凹設部11が形成されており、この凹設部11にバンパ取付用ブラケット2が収容されて固定される。すなわち、本実施形態では、バンパ取付用ブラケット2は、一般部表面10の外縁20より外側に配設されるとともに、側壁部1cおよびフランジ部1aに沿うように細長く形成されて、リヤアウタパネル1の一般部表面10の外縁20の形状にしたがって屈曲している。
このバンパ取付用ブラケット2は、図2に示すように、クリップ6によってフランジ部1aに固定される。具体的には、バンパ取付用ブラケット2の縦壁部2bに設けたクリップ挿入凹部2dの底壁部2eに貫通孔(図示せず)を形成し、この貫通孔を挿通させたクリップ6をフランジ部1aに穿設したクリップ取付孔1bに嵌め込むことで、バンパ取付用ブラケット2をフランジ部1a上に当接させた状態で固定してある。
また、本実施形態では、図4に示すように、バンパ取付用ブラケット2をフランジ部1aに取り付けた状態で、バンパ取付用ブラケット2の天壁部2aを側壁部1cに沿わせるようにし、当該天壁部2aと側壁部1cとの間にほぼ一定高さの間隙12を形成している。この間隙12には、リヤバンパ3の天壁部3aが挿入される。
そして、バンパ取付用ブラケット2の天壁部2aには、間隙12内に突出する係止突起(係止部)4を有する弾性係止片5が設けられており、この係止突起4がリヤバンパ3の天壁部3aに形成された係止凹部3bに挿入され、これらが係合することで、バンパ取付用ブラケット2にリヤバンパ3が係止される構造となっている。
図3に示すように、弾性係止片5は、バンパ取付用ブラケット2の本体部としての天壁部2aに、外縁20に略沿う方向(X方向)の両端部7,7で接続されて、所謂両端支持された状態で一体化されている。具体的には、天壁部2aおよび縦壁部2bの一部を分断して間隙2cを形成し、当該間隙2cを挟んで相互に対向する端縁間に、帯板状の弾性係止片5を架設してある。
また、この弾性係止片5は、係止突起4が形成された板状部分としての天板部5aの両側に、略ハの字状をなす一対の脚板部5bを屈折状態で(所定角度をもって)連接して、係止突起4が形成された天板部5aがリヤバンパ3の天壁部3aと当接する方向(図3,図4では上方向)に突出するように山形に屈曲形成してある。この弾性係止片5によってリヤバンパ3の係止凹部3bに係止突起4を弾性的に挿入してこれらを係合させ、以て、リヤバンパ3の適宜な保持力を確保している。
かかる構成では、リヤバンパ3の装着に伴って当該リヤバンパ3の天壁部3aが間隙12に挿入されると、当該天壁部3aに押された係止突起4は間隙12から離れる方向(側壁部1cから離間する方向、図3,図4では下方向)に移動し、以て、弾性係止片5は、山形が僅かに潰れた状態に弾性的に変形する。さらに、係止凹部3bが係止突起4に対応する位置までリヤバンパ3が挿入されると、弾性係止片5は、係止突起4が突出して係止凹部3bに係合する状態まで復帰する。
このとき、本実施形態では、図4に示すように、弾性係止片5を天壁部2aよりも薄肉に形成するとともに、天壁部2aには適宜にリブ2f,2g等を設けて相対的に剛性および強度の向上を図ることで、弾性係止片5が選択的に弾性変形するようにしてある。
そして、この弾性係止片5は、バンパ取付用ブラケット2の一部として、係止突起4とともに樹脂一体成形されている。
以上の構成においては、まずは、クリップ6を用いてリヤアウタパネル1のフランジ部1a上にバンパ取付用ブラケット2を固定する。
次に、リヤバンパ3を、所定の取付位置に向けて、図2〜図4に示す取付方向(Y方向)に沿って(リヤアウタパネル1の一般部表面10の法線方向に略沿って)、取付姿勢とほぼ平行な姿勢で近接させ、天壁部3aを間隙12内に挿入する。
このとき、上述したように、天壁部3aによって押された係止突起4は、一旦、バンパ取付用ブラケット2の内方に弾性的に引き込むが、係止凹部3bが係止突起4と対向する位置までリヤバンパ3が挿入されると、弾性係止片5の弾性復元力によって係止突起4は再び突出して、係止凹部3bと係合する。なお、係止突起4と係止凹部3bとが相互に係合する状態では、これらがほとんど隙間無く当接する状態が維持されるように構成し、係止突起4と係止凹部3bとのがたつきが生じないようにするのが好適である。
こうして、リヤバンパ3はバンパ取付用ブラケット2に固定され、以て、リヤバンパ3がリヤアウタパネル1に取り付けられる。
以上の本実施形態によれば、弾性係止片5の外縁20に略沿う方向(X方向)の両端部7,7をブラケット本体部としての天壁部2aに接続し、当該弾性係止片5を天壁部2aに両端支持された状態に一体化したため、凹設部11の深さによらず弾性係止片5の長さをより適切に確保できるようになり、リヤバンパ3をより容易にかつより確実に取り付けることができるとともに、より確実に保持することができるようになる。
すなわち、本実施形態にかかるバンパ取付用ブラケット2は、上述したように、リヤアウタパネル1の外縁20を段差状に凹設してなる凹設部11に収容し、凹設部11の底壁部としてのフランジ部1aに取り付けられるものであるが、このように車体パネルの外縁20を段差状に凹設する場合、当該外縁20が表面に沿って曲がる部分では、鋼板をプレス成形する関係上、側壁部1cやフランジ部1aの板厚の確保や割れ等の防止という観点から、成形に伴う伸び量を抑える必要が生じ、凹設部11の絞り込む深さを深くとるのが難しくなる場合がある。すなわち、外縁20が表面に沿って曲がる部分では、凹設部11の側壁部1cの幅が狭くなり、以て、当該凹設部11に収容されるバンパ取付用ブラケット2の幅も、図2に示すように、直線状の外縁に対応する部分の幅に比べて狭くせざるを得ない場合が多い。
したがって、従来のように弾性係止片が凹設部の深さ方向に伸びる構造だと、外縁が表面に沿って曲がる部分では当該弾性係止片の長さを確保することができず、その撓み量が制限され、バンパを嵌め込むときの押圧力が大きくなり、バンパを取り付けるのが難しくなってしまう。
この点、本実施形態によれば、弾性係止片5の外縁20に略沿う方向(X方向)の両端部7,7をバンパ取付用ブラケット2の本体部としての天壁部2aに接続して、当該弾性係止片5が両端支持された状態に形成したため、凹設部11が浅く、当該凹設部11の深さ方向にバンパ取付用ブラケット2の天壁部2aの幅を長くとることができないような場合にも、弾性係止片5の必要十分な長さ(撓み区間)を確保することができるため、弾性係止片5の撓み量と弾性力(付勢力)とを適宜に両立して、バンパの押込力を抑えつつバンパの係止に必要な係止力を確保することができる。
なお、こうした事情に限らず、他の要因で凹設部11を深くとることができない場合や、バンパ取付用ブラケット2が凹設部11内に完全に収容されない形態であっても車体パネル表面の法線方向には弾性係止片の長さを確保できないような場合の他、もちろん、凹設部11の深さを十分にとることができる場合についても、本実施形態にかかるバンパ取付用ブラケット2を適用することが可能である。
また、本実施形態では、弾性係止片5をバンパ取付用ブラケット2に両端支持させる構成としたため、片持ち支持とする場合に比べて弾性的な付勢力を高めて係止力を増大することができる。
さらに、係止突起4の形成された天板部5aがリヤバンパ3と当接する方向に突出するように弾性係止片5を屈曲形成したため、係止突起4と係止凹部3bとの係止力をより一層高めて、リヤバンパ3をより確実に固定することができる。
また、本実施形態では、弾性係止片5を、複数の板状部分(天板部5a、脚板部5b)が屈折状態で連接された形状としたため、当該板状部分同士が連接される境界部を起点に屈曲させることができる。したがって、弾性係止片5の弾性変形姿勢(撓み姿勢)を制御しやすくなり、例えば、リヤバンパ3の取付時に弾性係止片5が予期せぬ形状に偏って変形し、応力が局所的に増大するような事態を抑制することができる。
特に、本実施形態のように、天板部5aの両側に一対の脚板部5bを略ハの字状に対称に連接させた場合、天板部5aをほぼ平行移動させることができるため、リヤバンパ3の取付時に弾性係止片5を所望の姿勢で撓ませてより確実に係止突起4を引き込ませることができ、上記応力が局所的に増大するような事態をより一層確実に抑制することができる。
また、本実施形態では、外壁部としての天壁部2aおよび縦壁部2bの少なくとも一部を分断して間隙2cを形成し、弾性係止片5を当該分断された天壁部2a,2a間に架設するとともに、弾性係止片5を天壁部2aより薄肉に形成し、弾性係止片5の剛性を天壁部2aより相対的に低くしたため、弾性係止片5を選択的に弾性変形させて、バンパ取付用ブラケット2の本体部としての天壁部2aや縦壁部2bの変形を抑制することができる。よって、リヤバンパ3を取り付ける際に押圧力が作用しても、バンパ取付用ブラケット2のリヤアウタパネル1への取付状態をより確実に維持することができるとともに、弾性係止片5をより確実に所望の姿勢に撓ませて所期の特性(リヤバンパ3の係止力やリヤバンパ3取付時の反力等)を得やすくなるという利点がある。
また、図5に示す変形例のように、係止突起4Aを、ノッチ4aを形成する等して弾性係止片5の架設方向(≒X方向)に沿って複数に分割し、弾性係止片5(の天板部5a)をより一層撓みやすく構成してもよい。
(第2実施形態)図6は、バンパ取付用ブラケットの弾性係止片を設けた部分を切り出した斜視図、図7は、バンパ取付用ブラケットを介してバンパを車体に取り付けた状態における図6のB−B断面に相当する部分の断面図である。なお、本実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットは、上記第1実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットと同様の構成要素を備えている。よって、対応する構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明を省略する。
本実施形態でも、弾性係止片5Bの上記外縁20に略沿う方向(X方向)の両端部7,7がバンパ取付用ブラケット2Bの天壁部2aに接続され、当該弾性係止片5Bが天壁部2aに両端支持された状態に一体化されている点は、上記第1実施形態と同様である。
ただし、本実施形態では、天壁部2a上に架設した弾性係止片5Bと天壁部2aとの間の間隙12にリヤバンパ3の天壁部3aを挿入して挟持する点が、上記第1実施形態とは相違している。
すなわち、弾性係止片5Bは、天壁部2a上に所定間隔をあけて相互に対向する一対の脚板部(突壁部)5bを立設し、この一対の脚板部5b間に帯状の天板部5aを架設して、天板部5aの長手方向ほぼ中央部に、天壁部2a側に向けて(すなわち天板部5aと天壁部2aとの間の間隙12内に)突出する係止突起4を設けた構造となっている。
また、縦壁部2bは、凹設部11の奥側、すなわちフランジ部1aに近い側に設けられており、この縦壁部2bの天壁部2aより天板部5a側となる部分に矩形状の間隙(開口部)2cを形成することで、弾性係止片5Bが天壁部2a上に両端支持されるようにしてある。
なお、縦壁部2bと天壁部2aとの境界部には三角形板状のリブ2hを設けてバンパ取付用ブラケット2Bの一般部の剛性および強度の向上を図るとともに、間隙12をなす天壁部2aおよび天板部5aの入口側、すなわちリヤバンパ3を挿入する側には、相互に斜めに拡開するガイド壁部2i,5dを設け、リヤバンパ3を挿入しやすくしてある。
かかる本実施形態によっても、上記第1実施形態とほぼ同様の効果を得ることができる。
(第3実施形態)図8は、バンパ取付用ブラケットの弾性係止片を設けた部分を切り出した斜視図、図9は、バンパ取付用ブラケットを介してバンパを車体に取り付けた状態における図8のC−C断面に相当する部分の断面図である。なお、本実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットは、上記第1または第2実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットと同様の構成要素を備えている。よって、対応する構成要素については共通の符号を付与し、重複する説明を省略する。
本実施形態でも、弾性係止片5Cの上記外縁20に略沿う方向(X方向)の両端部7,7がバンパ取付用ブラケット2Cの天壁部2aに接続され、当該弾性係止片5Cが天壁部2aに両端支持された状態に一体化されている点は、上記第1および第2実施形態と同様である。
ただし、本実施形態では、帯板状の弾性係止片5Cの架設方向(≒X方向)と交叉する幅方向の端縁5dに切り込み5cを形成した点が、上記第1実施形態とは相違している。
具体的には、切り込み5cを互い違いに設けることで、脚板部5bが架設方向略中央部の天板部5aに向けてクランク状に蛇行するように構成している。
かかる本実施形態によっても、上記第1実施形態と同様の効果を得ることができる。さらに、本実施形態によれば、弾性係止片5Cがねじれやすくなる分、撓み量を増大することができるため、レイアウトの制約等で弾性係止片5Cの架設長を長くとりにくい場合に有利である。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態には限定されず種々の変形が可能である。例えば、上記実施形態では、いずれも、弾性係止片および係止突起を、バンパ取付用ブラケットの一部として一体成形したが、これらを別部材として形成した後に結合するようにしてもよいし、また、係止突起をバンパ側に設け、弾性係止片にはこの係止突起と係合する係止凹部を形成するようにしてもよい。
また、弾性係止片の形状や等も適宜に変更することができるし、本発明は、リヤバンパに限らず、フロントバンパその他にも適用可能である。また、各実施形態の構成要素や特徴を適宜に組み合わせて構成することも可能である。
本発明の第1実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットを用いた車体構造の分解斜視図。 本発明の第1実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットを含む図1の拡大図。 本発明の第1実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットの弾性係止片を含む部分の斜視図。 本発明の第1実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットを介してバンパを車体に取り付けた状態における図2のA−A断面に相当する部分の断面図。 本発明の第1実施形態の変形例にかかるバンパ取付用ブラケットの弾性係止片を含む部分の斜視図。 本発明の第2実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットの弾性係止片を設けた部分を切り出した斜視図。 本発明の第2実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットを介してバンパを車体に取り付けた状態における図6のB−B断面に相当する部分の断面図。 本発明の第3実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットの弾性係止片を設けた部分を切り出した斜視図。 本発明の第3実施形態にかかるバンパ取付用ブラケットを介してバンパを車体に取り付けた状態における図8のC−C断面に相当する部分の断面図。
符号の説明
1 リヤアウタパネル(車体パネル)
1a フランジ部(フランジ)
2,2B,2C バンパ取付用ブラケット
2a 天壁部(ブラケット本体部,外壁部)
2c 間隙
3 リヤバンパ(バンパ)
4,4A 係止突起(係止部)
5,5B,5C 弾性係止片
5a 天板部(板状部分)
5b 脚板部(突壁部,板状部分)
5c 切り込み
5d 端縁
7,7 両端部
10 一般部表面
20 外縁
X 外縁に略沿う方向

Claims (7)

  1. 車体パネルの一般部表面の外縁外側に配設されるブラケット本体部と、当該ブラケット本体部に一体化されバンパの装着に伴って当該バンパに押されて弾性変形する弾性係止片とを備えるとともに、バンパを係止して保持する係止部が当該弾性係止片に形成されたバンパ取付用ブラケットにおいて、
    前記弾性係止片の前記外縁に略沿う方向の両端部が前記ブラケット本体部に接続され、当該弾性係止片がブラケット本体部に両端支持された状態に一体化されており、
    前記ブラケット本体部をなす外壁部の少なくとも一部が分断されて間隙が形成され、前記弾性係止片が当該分断された外壁部間に架設されたことを特徴とするバンパ取付用ブラケット。
  2. 前記ブラケット本体部をなす外壁部上に一対の突壁部が形成され、前記弾性係止片が前記一対の突壁部間に架設されたことを特徴とする請求項1に記載のバンパ取付用ブラケット。
  3. 前記係止部の形成された部分がバンパと当接する方向に突出するように、前記弾性係止片を屈曲形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のバンパ取付用ブラケット。
  4. 前記弾性係止片を、複数の板状部分が屈折状態で連接された形状としたことを特徴とする請求項に記載のバンパ取付用ブラケット。
  5. 前記弾性係止片の架設方向と交叉する幅方向の端縁に切り込みを形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のバンパ取付用ブラケット。
  6. 前記弾性係止片を、前記外壁部より薄肉に形成したことを特徴とする請求項1または2に記載のバンパ取付用ブラケット。
  7. 前記バンパ取付用ブラケットは、車体パネルの外縁が表面に沿って曲がる部分の当該外縁を段差状に凹設してなるフランジに取り付けられるものであることを特徴とする請求項1〜のうちいずれか一つに記載のバンパ取付用ブラケット。
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