JP4097327B2 - バンパー等の保持クリップ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、自動車のバンパーやフロントグリル等の取付部材を、車体パネル等の被取付部材に保持するための保持クリップに関する。
【0002】
【従来の技術】
ラジエータグリルやフロントグリル等の取付部材を、車体パネル等の被取付部材に保持する保持クリップは、例えば、特公昭60−25643号公報や特公平3−70651号公報に開示されている。これらのクリップは、基板と、この基板の一方の面に形成され、ラジエータグリル等の取付部材の支持部を受け入れて保持する保持部と、基板の他方の面に形成されて車体パネル等の被取付部材に取付けられる固定部とから成り、取付部材を被取付部材に保持する構成になっている。これらのクリップは、被取付部材に固定部を取付けた状態で、取付部材の支持部をクリップ保持部に挿入するだけで取付部材が被取付部材に保持される。
【0003】
また、バンパーの取付けにおいて、バンパーを仮止めした後、ボルト等を用いて本止めを行う場合の仮止めクリップが、特開平8−240207号公報に開示されている。このクリップも、基板と、その基板の一方の面に形成され、バンパー等の取付部材の支持部を受け入れて保持する保持部と、基板の他方の面に形成されて車体パネル等の被取付部材に取付けられる固定部とから成り、取付部材の支持部をクリップ保持部に挿入するだけで、取付部材を被取付部材に仮止め保持することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記した公知のクリップは、いずれも、取付部材の支持部をクリップの保持部に挿入するだけなので取付作業が容易である利点がある。しかし、バンパー等のようにその自重が重い場合には、クリップだけで保持するには保持強度が十分でなかった。従って、これらの公知のクリップだけを用いてバンパーを車体パネルに保持すると、バンパーが車体パネルから垂れ下がることがあった。そのため、バンパーをクリップで仮止めした後、バンパーの垂れ下がりはないように一方の手でバンパーを支えつつつ、他方の手でそのバンパーをボルト止めする作業が必要となり、面倒であった。
【0005】
そこで、本発明の目的は、取付作業の容易さをそのまま維持するとともに、バンパー等の自重の重いものでも十分に保持できるバンパー等の保持クリップを提供することにある。
【0006】
【課題を解決する手段】
かかる目的を達成するため、本発明によれば、基部と、該基部の一方の面に形成され、バンパー等の取付部材の支持部を受け入れて保持する保持部と、基部の他方の面に形成されて車体パネル等の被取付部材に取付けられる固定部とから成り、取付部材を被取付部材に保持するバンパー等の保持クリップであって、保持部は、取付部材の支持部を収容する収容部を有し、該収容部を形成する壁の一部は、対向する壁と協働して受け入れた支持部が抜け出さないように係合する弾性挟持片となっており、該弾性挟持片以外の壁部分の少なくとも1部は、該収容部に受け入れた取付部材支持部を、該収容部内に不動に支持して取付部材本体部分が被取付部材からずれないように規制する剛性壁となっており、前記収容部は、板状の取付部材支持部を受入れる細長い横断面の袋状の差し込み溝であり、該差し込み溝の中央部を形成する壁部分に前記弾性挟持片が設けられ、該挟持片の両側にある差し込み溝のコーナ部分を含む壁部分が、前記剛性壁となっており、前記差し込み溝が水平な姿勢にあるとき取付部材支持部を差し込み溝挿入前の案内をなすように、前記収容部の下方側の壁は、延長されて仮置き部を形成しており、前記基部は、前記被取付部材に接面する板状体であり、前記保持部は、前記差し込み溝が水平な姿勢にあるとき水平な姿勢で前記基部の上縁付近において該基部面から垂直に延びており、前記固定部は、前記基部面から前記保持部とは反対方向に、該保持部より下方に離れた位置において突出して形成され且つ前記被取付部材の取付穴に挿入することによって該被取付部材に固定される形状である、ことを特徴とするバンパー等の保持クリップが提供され、弾性挟持片によって、取付作業の容易さをそのまま維持するとともに、剛性壁によって、バンパー等の自重の重いものでも十分に保持できる。
【0007】
本発明において、収容部の外壁を補強リブによって基部に連結し、差し込み溝が水平な姿勢にあるとき受入れた取付部材支持部をその水平な姿勢に維持するのを強固にすることができる。固定部を、被取付部材の取付穴に挿入することによって被取付部材に固定される弾性係止脚を有するものすることができる。その固定部は、中空に形成されており、該中空部へねじを螺入することによって係止脚の内側への撓みを阻止して固定を強化するようにしてもよい。基部と被取付部材との間には少なくとも固定部の回りにおいて水密性パッキンを設けてもよい。
【0008】
【発明の実施の形態】
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。図1は、本発明に係る保持クリップ1の正面図、図2は保持クリップ1の平面図、図3は保持クリップ1の背面側から見た斜視図、図4は、図1の保持クリップ1のA−A線断面図(図4(A))及びB−B線断面図(図4(B))である。図5及び図6は、保持クリップ1への取付部材の取付け及び被取付部材への固定を示す図である。
【0009】
図1〜図4において、保持クリップ1は、プラスチックの一体成形品で作られている。保持クリップ1は、被取付部材の1例としての車体パネルに接する板状体に形成された基部2と、この基部2の一方の面から垂直に延びるように形成されて、取付部材の1例としてのバンパーの支持部を保持する保持部3と、基部2の反対側の面から突出した固定部5とから成る。固定部5は、1つでもよいが、基部2を車体パネルにしっかりと保持して、保持部3の位置及び姿勢を正確に維持するため、図示の例のように、2個所に設けるのが望ましい。各固定部5は、車体パネルの取付穴に挿入することによって固定される弾性係止脚6を有する。なお、この固定部は、図6の(B)及び(C)に図示のように、種々の構成のものにすることができ、車体パネルに固定することができる限り、図示以外のものでもよい。ちなみに、図6(B)の固定部は、弾性係止脚6を有するが、本体が中空に形成されており、その中空部へねじ7を螺入することによって係止脚6の内側への撓みを阻止して固定を強化する。図6(C)の固定部は、車体パネル9の取付穴10に対応して基部2に形成された基部穴11と、ボルト13及びナット14とから成る。
【0010】
基部2は、車体パネルに接する板状体で形成されており、板状の車体パネルに広い面積にわたって接面して、車体パネルへの取付けが確実で且つ安定するようになっている。この基部2の形状は、車体パネルの形状に合わせてその形状を変更することができる。保持部3と固定部5を安定して連結・保持し且つ車体パネルに確実に取付けられる限り、基部2の形状は任意に形成できる。なお、図1に示すように、基部2の中央には材料の軽減と車体パネルへの取付位置を確認できる穴15を形成してもよい。
【0011】
保持部3には、バンパー等の取付部材に形成された一定幅の板状の支持部17(図5参照)を受入れて中に保持する収容部が形成されている。この収容部は、図1に最もよく示すように、細長い横断面の、奥が閉じた袋状の差し込み溝18として形成されている。図1において、差し込み溝18は、上下に対向する2枚の広い面積の壁と左右に対向する狭い幅の2枚の壁とによって形成されている。差し込み溝18は、その入口部がバンパー支持部17より広く形成されて、バンパー支持部17を受入れ易くなっており、奥に進むにつれてその横断面が支持部17の横断面に対応するように狭くなっている。差し込み溝の奥側の端部は、支持部17の差し込み深さを一定に規制する長さに定められ、これによって、バンパーの差し込み方向の位置決めが定められる。この支持部17の差し込み深さすなわち差し込みしろは、バンパーの支持強度を高くするため、可能な限り長くするのが望ましい。この差し込み溝の奥の端部には、図4(B)に図示のように、差し込みしろを定める当てリブ19が形成されるのが好ましい。また、差し込み溝18の左右の幅は、必ずしもバンパー支持部17の長さに対応する必要はなく、複数の保持クリップを取り付けた場合にピッチ誤差を吸収できるようにバンパー支持部より長くてもよい。
【0012】
収容部となる差し込み溝18を形成する壁(図1において、上部側の壁)の一部(図示の例では中央部)は、対向する下部の壁と協働して受け入れたバンパー支持部17が抜け出さないように係合する弾性挟持片20によって形成されている。この弾性挟持片20は、入口側で差し込み溝18の上下方向の幅を広くし、奥側ではその幅を狭くして、差し込まれたバンパー支持部17を下部側の壁に弾性的に押付けるように形成されている。そして、弾性挟持片20の中央部には、バンパー支持部17の中央の係止穴21に係合して、挿入された支持部17の抜け止めを成す係止突起22が形成されている。図1に図示のように、弾性挟持片20の両側は、差し込み溝18のコーナ部分23を含む壁部分が、剛性の壁で形成されている。図1に明らかなように、各コーナ部分23では、L字形状の剛性壁25と下部の剛性壁26とによってCの字断面の壁が形成されていることにより、この部分の差し込み溝18の剛性は極めて高い。差し込み溝18に挿入されたバンパー支持部17は、弾性挟持片20の部分では、図1の上下方向に弾性をもって支持されるが、その両側のコーナ部分では、きわめて高い剛性で支持される。従って、差し込み溝18にバンパー支持部17が挿入された場合、バンパーは、極めて強固に保持される。なお、コーナ23において、差し込み溝18は、上下の幅だけでなく、左右の両側に広がるように拡げられており、バンパー支持部17の挿入を容易にしている。
【0013】
保持部3の差し込み溝18を形成する下部剛性壁26は、水平に延びる差し込み溝18の下部側を形成しており、その姿勢を水平に維持するため、剛性壁26の外壁は両端部付近において三角形の補強リブ27によって基部2に連結されている。これによって、保持部3の強度が向上する。また、剛性壁26の中央部分において、更に、補強リブ29が2つ設けられており、保持部3の強度を更に補強している。補強リブ27、29によって、水平な姿勢の差し込み溝18にバンパー支持部17が挿入されても、差し込み18の姿勢は水平な姿勢のままに維持される。また、下部剛性壁26は、差し込み溝18の入口から手前の側に延長しており、バンパー支持部17の仮置き部30を形成している。この仮置き部30は、差し込み溝18が水平な姿勢にあるとき、バンパーを挿入する前の置き台ととなり挿入前の案内をなす。
【0014】
なお、基部2には、固定部5の設けられた面に、水密性パッキン31が設けられている。この水密性パッキン31は、基部2と車体パネルすなわち被取付部材との間の水漏れ防止を図るものであり、特に、固定部5が形成された部分に設けられている。その形状は、一般的には、図1の破線で示すように、固定部5の回りを囲む円形に形成される。勿論、他の形状のパッキンでもよい。更に、基部2には、車体パネルすなわち被取付部材に当たる面に、当接部33が2つ設けられている。この当接部33は、水密性パッキン31による高さ調整を行うもので、基部2が車体パネルに平行に取付けられるようにする。
【0015】
かかる保持クリップ1を用いて、被取付部材としての車体パネル9に取付部材としてのバンパー34を保持する手順を、図5及び図6の(A)を参照して説明する。保持クリップ1の固定部5を、図6(A)に図示のように、車体パネル9の取付穴に挿入して、保持クリップ1を車体パネル9に取付ける。図6(A)の固定部5は、挿入によって弾性係止脚6が内側に撓んだ後外側に張出して、車体パネル9に固定される。図6(B)の固定部は、六角頭付きねじ7を螺入することによって、固定の強化を図っている。図6(C)の固定部は、ボルト13及びナット14の組合せによって、強い固定を得ている。車体パネル9には、複数の保持クリップ1が、取付けるバンパーの長手方向に沿って所定の間隔をもって取付けられる。保持クリップ1の取付け後、図5の矢印35に示すように、バンパー34をもって、支持部17を、仮置き部30に置き、そのまま保持部3の収容部となる差し込み溝18の中に挿入する。支持部17が、差し込み溝18の奥側の端部にある当てリブ19(図4(B))に当接するまで、バンパー34を差し込む。この差し込みの終了において、弾性挟持片20に設けられた係止突起22が、バンパー支持部17に形成された係止穴21に入って、支持部17が抜け出すのを阻止する。これによって、バンパー34が、保持クリップ1によって、車体パネル9に取付けられる。なお、上記の説明では、保持クリップ1を車体パネル9に取付けた後にバンパー34を保持クリップ1に取付けたが、バンパー34に保持クリップ1を先に取付けた後、保持クリップ1を車体パネル9に取付けることも可能である。
【0016】
取付けられたバンパー34は、図6(A)において、それ自身の重みで、あるいは外部からの押し下げ力によって、支点38を中心に矢印39の方向に力が作用して、保持クリップ1に十分な強度がないと全体として上部部分が垂れ下がるようになる。本発明に係る保持クリップ1は、弾性挟持片20を除く差し込み溝18は、コーナ部分23を含むC字断面の剛性壁25、26で形成されており、矢印39の回転力に十分に対抗できる。従って、従来の弾性挟持片でのみ保持する保持クリップではバンパーを手で支える等の作業を必要としていたバンパーの保持作業が一切不要になり、バンパーの取付け作業が楽になり、取付け後の保持力も高く維持される。例えば、最近のRV車等において、バックドアをあけて荷室から荷物をリアバンパーに置いたり、人がリアバンパーに座ったりする場合に、図6(A)の矢印39の方向に力が作用するが、本発明の保持クリップ1は、その力に十分に対抗できる。またこれによって、保持クリップ1の数を減らすこともできる。
【0017】
【発明の効果】
本発明によれば、弾性挟持片によって、取付作業の容易さをそのまま維持するとともに、剛性壁によって、バンパー等の自重の重いものでも十分に保持することができる。特に、収容部となる差し込み溝を、弾性挟持片以外の部分において剛性壁によって形成したので、バンパーの垂れ下がりが防止でき、保持クリップの数を減らしても、バンパーの保持強度が維持され、また、バンパーの取付け作業においても、バンパーを支える必要がなくなり、取付作業が容易になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る保持クリップ1の正面図である。
【図2】図1の保持クリップの平面図である。
【図3】図1の保持クリップの背面側から見た斜視図である。
【図4】(A)は、図1の保持クリップのA−A線断面図、(B)は、図1の保持クリップのB−B線断面図である。
【図5】バンパーの支持部を保持クリップに挿入する様子を示す平面図である。
【図6】(A)は、図1の保持クリップを用いて、バンパーを車体パネルに取付けた様子を示す図4(A)と同様の断面図、(B)は、(A)の固定部の変形例を示す図、(C)は、(A)の固定部の更に別の変形例を示す図である。
【符号の説明】
1 保持クリップ
2 基部
3 保持部
5 固定部
6 弾性係止脚
7 ねじ
9 車体パネル(被取付部材)
17 バンパー(取付部材)の支持部
18 差し込み溝
20 弾性挟持片
21 支持部の係止穴
22 係止突起
23 差し込み溝のコーナ部分
25 L字の剛性壁
26 下部剛性壁
27、29 補強リブ
30 仮置き部
31 水密性パッキン
33 基部の当接部
34 バンパー(取付部材)

Claims (5)

  1. 基部と、該基部の一方の面に形成され、バンパー等の取付部材の支持部を受け入れて保持する保持部と、前記基部の他方の面に形成されて車体パネル等の被取付部材に取付けられる固定部とから成り、取付部材を、車体パネル等の被取付部材に保持するバンパー等の保持クリップにおいて、
    前記保持部は、前記取付部材の支持部を収容する収容部を有し、該収容部を形成する壁の一部は、対向する壁と協働して受け入れた支持部が抜け出さないように係合する弾性挟持片となっており、該弾性挟持片以外の壁部分の少なくとも1部は、該収容部に受け入れた取付部材支持部を、該収容部内に不動に支持して取付部材本体部分が被取付部材からずれないように規制する剛性壁となっており、
    前記収容部は、板状の取付部材支持部を受入れる細長い横断面の袋状の差し込み溝であり、該差し込み溝の中央部を形成する壁部分に前記弾性挟持片が設けられ、該挟持片の両側にある差し込み溝のコーナ部分を含む壁部分が、前記剛性壁となっており、
    前記差し込み溝が水平な姿勢にあるとき取付部材支持部を差し込み溝挿入前の案内をなすように、前記収容部の下方側の壁は、延長されて仮置き部を形成しており、
    前記基部は、前記被取付部材に接面する板状体であり、前記保持部は、前記差し込み溝が水平な姿勢にあるとき水平な姿勢で前記基部の上縁付近において該基部面から垂直に延びており、前記固定部は、前記基部面から前記保持部とは反対方向に、該保持部より下方に離れた位置において突出して形成され且つ前記被取付部材の取付穴に挿入することによって該被取付部材に固定される形状である、
    ことを特徴とするバンパー等の保持クリップ。
  2. 請求項に記載の保持クリップにおいて、前記収容部の外壁は補強リブによって基部に連結されており、前記差し込み溝が水平な姿勢にあるとき受入れた取付部材支持部をその水平な姿勢に維持することを特徴とする保持クリップ。
  3. 請求項1に記載の保持クリップにおいて、前記固定部は、被取付部材の取付穴に挿入することによって被取付部材に固定される弾性係止脚を有することを特徴とする保持クリップ。
  4. 請求項に記載の保持クリップにおいて、前記固定部は、中空に形成されており、該中空部へねじを螺入することによって係止脚の内側への撓みを阻止して固定を強化することを特徴とする保持クリップ。
  5. 請求項1に記載の保持クリップにおいて、基部と被取付部材との間には少なくとも前記固定部の回りにおいて水密性パッキンが設けられていることを特徴とする保持クリップ。
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