JPH0370651A - 車両用盗難防止装置 - Google Patents

車両用盗難防止装置

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Publication number
JPH0370651A
JPH0370651A JP1206447A JP20644789A JPH0370651A JP H0370651 A JPH0370651 A JP H0370651A JP 1206447 A JP1206447 A JP 1206447A JP 20644789 A JP20644789 A JP 20644789A JP H0370651 A JPH0370651 A JP H0370651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
vehicle
speaker
alarm
noise
theft
Prior art date
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Pending
Application number
JP1206447A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Kodama
児玉 昌己
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mazda Motor Corp
Original Assignee
Mazda Motor Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、車両に、盗みが意図されたもとでの窓ガラス
の破壊等の不所望な事態が生ぜしめられたとき、警報を
発して車両の盗難を未然に防ぐべく作動する、車両用盗
難防止装置に関する。
(従来の技術) 車両の盗難防止については種々の方策が考えられており
、それらの一つであり、他のものに比して盗難防止効果
に優れたものとして、駐車状態に置かれた車両の車室内
に不正に侵入した者があったときには、その侵入者を検
知して、警報を発するようにされた車両用盗難防止装置
を設置することが提案されている。斯かる車両用盗難防
止装置は、例えば、車室内に取り付けられて超音波を送
出する動作を行う超音波発信部、超音波発信部から送出
された超音波を受ける超音波受信部、及び、警報発生部
とを含むものとされ、超音波発信部と超音波受信部とは
、それらが動作状態におかれる際には、超音波発信部か
ら発せられて超音波受信部に到達する超音波が、車室内
への侵入者によって遮られることになる位置に配され、
警報発生部は、超音波発信部から発せられて超音波受信
部に到達する超音波が遮られたことが検知されたとき、
それ以後警報を発生するものとされる。
(発明が解決しようとする課題) 上述の如くの車両における不正な侵入者を検知して警報
を発するようにされた車両用盗難防止装置が設置される
場合には、盗難防止の目的のためのみに使用される超音
波発信部と超音波受信部とが車室内に取り付けられるこ
とが必要とされ、少なからぬ費用がかかるとともに、煩
わしい作業が要求されることになるという不都合が伴わ
れる。
また、車両の盗みを企てる者は、−aに、先ず車両の窓
ガラスを破壊し、その後ドアロック装置を解除して車室
内に侵入することが多く、従って、斯かる者が車室内に
侵入する前に警報が発せられるようにされることが望ま
しいが、上述の超音波発信部と超音波受信部とが用いら
れる車両用盗難防止装置にあっては、車両の盗みを企て
る者の不正な車室内への侵入を許す前に警報を発するこ
とは困難とされる。
斯かる点に鑑み、本発明は、格別に設けられる超音波発
信部及び超音波受信部等を必要とすることなく構成され
、しかも、車両の盗みを企てる者がある場合には、斯か
る者の車室内への侵入を許す前に警報を発することがで
き、従って、費用の低減が図られるもとで、車両の盗難
を防止する役割をより確実に果たすことができるものと
された車両用盗難防止装置を提供することを目的とする
(課題を解決するための手段) 上述の目的を遠戚すべく、本発明に係る車両用盗難防止
装置は、車両の車室内に設置され、車両に搭載されたオ
ーディオ機器からのオーディオ信号が供給されて、車室
内に音場を形成するスピーカと、スピーカにオーディオ
機器からのオーディオ信号が供給されない状態のもとで
、スピーカにおける駆動部に車室内騒音に起因して得ら
れる雑音成分を検出する雑音検出部、及び、雑音検出部
からの検出出力信号に応じて警報を発する警報手段を含
んで構成される。
(作 用) このように構成される本発明に係る車両用盗難防止装置
にあっては、例えば、車両が駐車状態に置かれるに際し
て、スピーカに、ラジオ受信機。
カセットテーププレーヤ、コンパクトディスクプレーヤ
等の通常元来車両に搭載されたものとされるオーディオ
機器からのオーディオ信号が供給されず、スピーカにお
ける駆動部に車室内騒音に起因して得られる雑音成分が
雑音検出部により検出され得る状態、即ち、スピーカが
車室内騒音に対してマイクロフォンとして動作する状態
がとられて、警報発生動作のための設定がなされる。斯
かるもとで、例えば、車両の盗みを企てる者が車室内に
侵入すべく車両の窓ガラスを破壊した場合等においては
、車室内騒音とされる窓ガラス破壊音にマイクロフォン
として動作するものとされたスピーカが応答し、スピー
カにおける駆動部に窓ガラス破壊音に起因して得られる
雑音成分が雑音検出部によって検出される。そして、そ
れにより得られた雑音検出部からの検出出力信号が警報
手段に供給され、警報手段が、雑音検出部から窓ガラス
破壊音に応じた検出出力信号が得られた以後、継続的あ
るいは断続的に警報を発する。
従って、本発明に係る車両用盗難防止装置にあっては、
通常元来車両に搭載されたものとされるオーディオ機器
に接続されるスピーカが利用されることにより、例えば
、超音波発信部及び超音波受信部が車室内に格別に取り
付けられること等が必要とされず、従って、費用の低減
が図られるもとで、車両の盗みを企てる者が車室内に侵
入する前に警報が発せられることになり、車両の盗みを
防止する役割がより確実に果されることになる。
(実施例) 第2図は、本発明に係る車両用盗難防止装置が適用され
る車両の車室を示す。この車室内には、前方側中央部に
設けられたコンソールボックス11に、例えば、ラジオ
受信機とカセットテーププレーヤとが組み合わされて構
成されたオーディオ機器12が組み込まれている。また
、車室前端部に設けられたインスツルメント・パネル1
3の内側における左右端部に、左右のフロントスピーカ
14L及び14Rが配されるとともに、車室゛後端部に
設けられたりアシェルフ15の内側における左右端部に
、低音スピーカ(ウーファ)16L及び高音スピーカ(
ツイータ)17Lから成る左のリアスピーカ群18Lと
低音スピーカ16R及び高音スピーカ17Rとから成る
右のリアスピーカ群18Rが配されている。これら、フ
ロントスピーカ14L及び14Rとリアスピーカ群18
L及び18Rとは、オーディオ機器12からのオーディ
オ信号が適宜供給されて、車室内に音場を形成する。
さらに、コンソールボックス11には、フロントスピー
カ14L及び14Rとリアスピーカ群18L及び18R
とのうちの選択されたものを利用して、本発明に係る車
両用盗難防止装置を構成する盗難防止動作回路系19が
、オーディオ機器12に隣接せしめられて配されている
第1図は、本発明に係る車両用盗難防止装置の一例を、
オーディオ機器12と共に示し、この例は、車室内にお
ける運転席側に配されたフロントスピーカ14Rと盗難
防止動作回路系19を含んで構成されている。
第1図に示される構成においては、フロントスピーカ1
4Rの入力側に、盗難防止動作回路系19におけるスイ
ッチ20が設けられている。盗難防止動作回路系19は
、例えば、車両が駐車状態に置かれるとき作動状態とさ
れ、また、スイッチ20は、盗難防止動作回路系19が
作動状態とされるときセット信号送出部21から送出さ
れる盗難防止動作セット信号C8によって制御され、盗
難防止動作回路系19が不作動状態におかれて盗難防止
動作セット信号C3が供給されないとき、フロントスピ
ーカ14Rに接続された可動接点20Aが選択接点20
Bに接続される状態とされ、また、盗難防止動作回路系
19が作動状態とされて盗難防止動作セット信号C3が
供給されるとき、可動接点2OAが選択接点20Cに接
続される状態とされる。
スイッチ20が、その可動接点2OAが選択接点20B
に接続される状態とされたもとにおいてオーディオ機器
12が作動せしめられると、オーディオ機器12におけ
るフロント用オーディオ信号送出部12Fから送出され
る、左フロントスピーカ用オーディオ信号SFL及び右
フロントスピーカ用オーディオ信号SFHのうちの右フ
ロントスピーカ用オーディオ信号SFRが、出力増幅器
22により増幅された後、スイッチ20を通じてフロン
トスピーカ14Rに供給される。それにより、フロント
スピーカ14Rから右フロントスピーカ用オーディオ信
号SFHに基づく放音がなされる。
一方、スイッチ20が、その可動接点20Aが選択接点
20Cに接続される状態とされたもとにおいては、フロ
ントスピーカ14Rが車室内騒音を検出するマイクロフ
ォンとして機能するものとされる。そして、例えば、車
両の盗みを企てた者が車室内に侵入すべく車両の窓ガラ
スを破壊するという事態が生じた場合には、窓ガラスの
破壊音が車室内騒音としてフロントスピーカ14Rによ
り検出されることになり、フロントスピーカ14Rの駆
動部に、第3図Aに示される如くの、雑音成分出力SX
が誘起される。斯かる雑音成分出力SXは、スイッチ2
0を通じて盗難防止動作回路系■9における再生増幅器
23に供給される。
盗難防止動作回路系19においては、再生増幅器23に
供給されて増幅された雑音成分出力SXが、低域通過フ
ィルタ(LPF)24に供給され、低域通過フィルタ2
4によって、第3図Bに示される如くの、雑音成分出力
SXにおける低周波成分■Xが取り出されて、レベル比
較器25における比較入力端に供給される。レベル比較
器25における基準入力端には基準電圧源26からの、
第3図Bに示される如くの、基準電圧VRが供給され、
レベル比較器25において、低周波成分VXのレベルが
基準電圧VRのレベルと比較される。
そして、斯かる比較の結果、レベル比較器25の出力端
には、第3図Cに示される如くの、低周波成分VXのレ
ベルが基準電圧VRのレベル以上となるとき高レベルを
とる比較出力信号CXが得られて、警報部27に供給さ
れる。警報部27は、例えば、警報ブザー及び警報ラン
プが備えられたものとされ、比較出力信号CXが供給さ
れると、第3図りに示される如くの、比較出力信号CX
の立上りに同期して立ち上がり、それ以後高レベルをと
る警報信号CAを形威し、その警報信号CAが高レベル
に維持される間、警報ブザーを作動させて比較的大なる
警報音を継続的あるいは断続的に発するとともに警報ラ
ンプを点滅させる。
このようにして、車両の盗みを企てた者により窓ガラス
が破壊される事態等が生じると、警報部27によって、
例えば、警報音が発せられるとともに警報ランプが点滅
せしめられる状態がとられ、それにより車両の盗みを企
てた者が盗みを断念せざるを得なくなり、車両の盗難が
防止される。
なお、警報部27による警報動作は、例えば、正規のキ
ーが用いられて動作電源が遮断されることにより停止せ
しめられる。また、フロントスピーカ14Rに代えて、
車室内に配された他のスピーカが、車室内騒音に対する
マイクロフォンとして機能せしめられる状態がとられる
ようにされてもよい。
第4図は、第2図に示される車室を有する車両に通用さ
れた本発明に係る車両用盗難防止装置の他の例を、車両
に搭載されたオーディオ機器12と共に示し、この例は
、左のリアスピーカ群18I7を形成する高音スピーカ
17L及び右のり7ノ、ビーカ群18Rを形成する高音
スピーカl 7 Rと盗難防止動作回路系19を含んで
構成されている。
第4図に示される構成においては、高音スビ・−・力1
7Lの入力側に盗難防止動作回路系19におけるスイッ
チ30Lが設けられるとともに、高音スピーカ17Rの
入力側に同しく盗難防止動作回路系19におけるスイッ
チ30Rが設けられている。斯かる例においても、盗難
防止動作回路系j9は、例えば、車両が駐車状態に置か
れるとき作動状態とされ、また、スイッチ30L、及び
30Rは、連動するものとされていて、盗難防止動作回
路系19が作動状態とされるときセント信号送出部31
から送出される盗難防止動作セント信号C3′によって
制御され、盗難防止動作回路系19が不作動状態におか
れて盗難防止動作セント信号C3′が供給されないとき
、スイッチ30Lにおいては、高音スピーカ1’LLに
接続された可動接点30LAが選択接点30LBに接続
される状態とされて、盗難防止動作回路系19が作動状
態とされて盗難防止動作セント信号C3”が供給される
とき、可動接点30 LAが選択接点30LCに接続さ
れる状態とされ、また、スイッチ30Rにおいては、高
音スピーカ17Rに接続された可動接点30RAが選択
接点30RBに接続される状態とされて、盗難防止動作
回路系19が作動状態とされて盗難防止動作セット信号
C3”が供給されるとき、可動接点30RAが選択接点
30RCに接続される状態とされる。
スイッチ30Lが、その可動接点30LAが選択接点3
0LBに接続される状態とされるとともに、スイッチ3
0Rが、その可動接点30RAが選択接点30RBに接
続される状態とされたもとにおいて、オーディオ機器1
2が作動せしめられると、オーディオ機器12における
リア用オーディオ信号送出部12Rから送出される、左
低音スピーカ用オーディオ信号SRLw及び右低音スピ
ーカ用オーディオ信号SRRwが、夫々、出力増幅器3
2L及び32Rにより増幅された後、低音スピーカ16
L及び16Rに供給されるとともに、リア用オーディオ
信号送出部12Rから送出される、左高音スピーカ用オ
ーディオ信号SRL を及び右高音スピーカ用オーディ
オ信号SRRtが、夫々、出力増幅器33L及び33R
により増幅された後、スイッチ30L及び30Rを通じ
て高音スピーカ17L及び17Rに供給される。それに
より、低音スピーカ16L及び16Rから、夫々、左低
音スピーカ用オーディオ信号SRLw及び右低音スピー
カ用オーディオ信号SRRwに基づく放音がなされ、ま
た、高音スピーカ17L及び17Rから、夫々、左高音
スピーカ用オーディオ信号5RLt及び右高音スピーカ
用オーディオ信号5RRtに基づく放音がなされる。
一方、スイッチ30Lが、その可動接点30T。
Aが選択接点30LCに接続される状態とされるととも
に、スイッチ30Rが、その可動接点3゜RAが選択接
点30RCに接続される状態とされたもとにおいては、
盗難防止動作回路系19における高域信号発生部34か
ら、一定周波数を有した高域オーディオ信号SHが一定
レベルをもって送出され、斯かる高域オーディオ信号S
Hが増幅器35により増幅された後、スイッチ30Rを
通じて高音スピーカ17Rに供給され、高音スピーカ1
7Rから高域オーディオ信号SHに基づく一定トーンの
放音が比較的小なる音量をもってなされる。斯かるもと
において、もう一方の高音スピーカである高音スピーカ
]、 7 Lは、マイクロフォンとして機能するものと
されて高音スピーカ17Rから発せられる一定トーンの
音を受ける状態におかれ、高音スピーカ17Lの駆動部
に、第5図Aに示される如くの、再生出力信号SSが比
較的小なる一定のレベルをもって誘起される。
そして、高音スピーカ17Rから発せられる一定トーン
の音が高音スピーカ17Lにより受けられるようにされ
たもとで、例えば、車両の盗みを企てた者が車室内に侵
入すべく車両の窓ガラスを破壊するという事態が生した
場合には、窓ガラスの破壊音が、車室内騒音として、高
音スピーカ17Rから発せられる一定トーンの音をマス
キングする状態をもって、高音スピーカ17Lにより検
出されることになり、高音スピーカ17Lの駆動部に、
第3図Aに示される如くの、再生出力信号SSに混入し
た比較的大なるレベルを有した雑音成分出力SX′が誘
起される。そして、斯かる雑音成分出力SX゛は、スイ
ッチ30Lを通じて盗難防止動作回路系19における再
生増幅器36に供給される。
斯かるとき、盗難防止動作回路系19においては、再生
増幅器36に供給されて増幅された雑音成分出力SX°
が、エンベロープ検波部37及び平均値検波部38の夫
々に供給される。それにより、エンベロープ検波部37
からは、第5図Bに示される如くの、再生出力信号SS
の一定レベル部分に対応する一定レベルの検波出力に続
く、再生出力信号SSに混入した雑音成分出力SX′の
エンベロープに対応するレベル変化を有した検波出力V
XEが得られ、また、平均値検波部38からは、第5図
Bに示される如くの、再生出力信号SSの平均レベルに
対応する略一定レベルの検波出力VXAが得られる。そ
して、エンベロープ検波部37からの検波出力VXEと
平均値検波部3日からの検波出力VXAとが、差動回路
39の一対の入力端に夫々供給され、差動回路39から
、第5図Cに示される如くの、検波出力VXEにおける
そのレベルが検波出力VXAのレベルより大なる部分に
対応する差出力■X″が得られて、レベル比較器40に
おける比較入力端に供給される。
レベル比較器40における基準入力端には基準電圧源4
1からの、第5図Cに示される如くの、基準電圧VR’
が供給され、レベル比較器40において、差出力VX゛
のレベルが基準電圧VR’のレベルと比較される。そし
て、斯かる比較の結果、レベル比較器40の出力端には
、第5図りに示される如くの、差出力vX゛のレベルが
基準電圧VRoのレベル以上となるとき高レベルをとる
比較出力信号CX゛が得られて、警報部42に供給され
る。警報部42は、例えば、警報ブザー及び警報ランプ
が備えられたものとされ、比較出力信号CX゛が供給さ
れると、第5図Eに示される如くの、比較出力信号CX
′の立上りに同期して立ち上がり、それ以後高レベルを
とる警報信号CA’を形威し、その警報信号CA″が高
レベルに維持される間、警報ブザーを作動させて比較的
大なる警報音を継続的あるいは断続的に発するとともに
警報ランプを点滅させる。
このようにして、第4図に示される例の場合にも、車両
の盗みを企てた者により窓ガラスが破壊される事態等が
生じると、警報部42によって、例えば、警報音が発せ
られるとともに警報ランプが点滅せしめられる状態がと
られ、それにより車両の盗みを企てた者が盗みを断念せ
ざるを得なくなり、車両の盗難が防止され、しかも、斯
かる場合には、車両の盗みを企てた者により生ぜしめら
れる窓ガラス破壊音等の検知がより的確に行われて、警
報動作が確実になされることになる。
なお、第4図に示される例における警報部42による警
報動作も、例えば、正規のキーが用いられて動作電源が
遮断されることにより停止せしめられる。
(発明の効果) 以上の説明から明らかな如く、本発明に係る車両用盗難
防止装置にあっては、車両が駐車状態に置かれるに際し
て、車室に配されたスピーカに通常元来車両に備えられ
たものとされるオーディオ機器からのオーディオ信号が
供給されず、スピーカが車室内騒音に対してマイクロフ
ォンとして動作する状態がとられて、警報発生動作のた
めの設定がなされ、斯かるちとで、例えば、車両の盗み
を企てる者が車室内に侵入すべく車両の窓ガラスを破壊
した場合等においては、車室内騒音とされる窓ガラス破
壊音にマイクロフォンとして動作するものとされたスピ
ーカが応答し、スピーカにおける駆動部に窓ガラス破壊
音に起因して得られる雑音成分が検出され、それによる
検出出力信号が得られたとき以後、継続的あるいは断続
的に警報が発せられる。従って、本発明に係る車両用盗
難防止装置によれば、通常元来車両に搭載されたものと
されるオーディオ機器に接続されるスピーカが利用され
ることより、例えば、超音波発信部及び超音波受信部が
車室内に格別に取り付けられること等が必要とされず、
それゆえ、費用の低減が図られるちとで、車両の盗みを
企てる者が車室内に侵入する前に警報が発せられること
になり、車両の盗みを防止する役割がより確実に果され
ることになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る車両用盗難防止装置の一例を、そ
れが適用される車両の車室に備えられたオーディオ機器
と共に示すブロック図、第2図は本発明に係る車両用盗
難防止装置が適用される車両の車室を概略的に示す斜視
図、第3図A−Dは第1図に示される例の動作説明に供
される波形図、第4図は本発明に係る車両用盗難防止装
置の他の例を、それが適用される車両の車室に備えられ
たオーディオ機器と共に示すブロック図、第5図A〜E
は第4図に示される例の動作説明に供される波形図であ
る。 図中、12はオーディオ機器、14L及び14Rはフロ
ントスピーカ、16L及び16Rは低音スピーカ、17
L及び17Rは高音スピーカ、19は盗難防止動作回路
系、20.3OL及び30Rはスイッチ、21及び31
はセット信号送出部、24は低域通過フィルタ、25及
び40はレベル比較器、27及び42は警報部、34は
高域信号発生部、37はエンベロープ検波部、38は平
均値検波部、39は差動回路である。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両の車室内に設置され、上記車両に搭載されたオーデ
    ィオ機器からのオーディオ信号が供給されて、上記車室
    内に音場を形成するスピーカと、該スピーカに上記オー
    ディオ信号が供給されない状態のもとで、上記スピーカ
    における駆動部に車室内騒音に起因して得られる雑音成
    分を検出する雑音検出部と、 該雑音検出部からの検出出力信号に応じて警報を発する
    警報手段と、 を備えて構成される車両用盗難防止装置。
JP1206447A 1989-08-09 1989-08-09 車両用盗難防止装置 Pending JPH0370651A (ja)

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JP1206447A JPH0370651A (ja) 1989-08-09 1989-08-09 車両用盗難防止装置

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6233792B1 (en) * 1998-08-06 2001-05-22 Emhart Inc. Bumper holding clip
JP2007137157A (ja) * 2005-11-16 2007-06-07 Fujitsu Ten Ltd 車両の盗難防止装置

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