JP2540542Y2 - サッシの取付構造 - Google Patents
サッシの取付構造Info
- Publication number
- JP2540542Y2 JP2540542Y2 JP1990125337U JP12533790U JP2540542Y2 JP 2540542 Y2 JP2540542 Y2 JP 2540542Y2 JP 1990125337 U JP1990125337 U JP 1990125337U JP 12533790 U JP12533790 U JP 12533790U JP 2540542 Y2 JP2540542 Y2 JP 2540542Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- sash
- bracket
- nut
- lower frame
- mounting structure
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Door And Window Frames Mounted To Openings (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案はサッシ下枠に取付用ブラケットを嵌合装着し
てなるブラケット納まりサッシの取付構造の改良に関す
るものである。
てなるブラケット納まりサッシの取付構造の改良に関す
るものである。
〈従来の技術〉 第２図は従来のブラケット納まりサッシの取付構造の
断面図であり、図において、１はサッシが取り付けられ
る壁部、２は壁部１にボルト３等により固定されるブラ
ケット、４はブラケット２に嵌合装着されるサッシ下枠
である。そして、前記サッシ下枠４には切欠き部５が設
けられ、同切欠き部５からその中空部６内にブラケット
２を差し込み嵌合し、接合ビス７により固定している。
断面図であり、図において、１はサッシが取り付けられ
る壁部、２は壁部１にボルト３等により固定されるブラ
ケット、４はブラケット２に嵌合装着されるサッシ下枠
である。そして、前記サッシ下枠４には切欠き部５が設
けられ、同切欠き部５からその中空部６内にブラケット
２を差し込み嵌合し、接合ビス７により固定している。
８はサッシを上下方向に調整するとともにガラス荷重
が大きい場合にこれを支持するために取り付けられる調
整支持用ボルトで、サッシ下枠４に設けられた貫通穴９
を通してブラケット２のねじ穴10にねじ込まれている。
が大きい場合にこれを支持するために取り付けられる調
整支持用ボルトで、サッシ下枠４に設けられた貫通穴９
を通してブラケット２のねじ穴10にねじ込まれている。
尚、11はシール材である。
〈考案が解決しようとする課題〉 従来のブラケット納まりサッシは、上記したようにサ
ッシ下枠に切欠き部を設けてブラケットを差し込み嵌合
するとともに、サッシ下枠及びブラケットに貫通穴及び
ねじ穴を加工してサッシの上下方向調整及びガラス荷重
支持用のボルトを取り付けている。このため、加工工数
が多く施工時間がかかる問題があった。
ッシ下枠に切欠き部を設けてブラケットを差し込み嵌合
するとともに、サッシ下枠及びブラケットに貫通穴及び
ねじ穴を加工してサッシの上下方向調整及びガラス荷重
支持用のボルトを取り付けている。このため、加工工数
が多く施工時間がかかる問題があった。
本考案は、このような問題を解消するためになされた
もので、サッシ下枠やブラケットの加工を極力減らして
簡便に取り付けられるブラケット納まりサッシの取付構
造を得ることを目的とするものである。
もので、サッシ下枠やブラケットの加工を極力減らして
簡便に取り付けられるブラケット納まりサッシの取付構
造を得ることを目的とするものである。
〈課題を解決するための手段〉 上記した課題を解決するため、本考案に係るサッシの
取付構造は、中空構造のサッシ下枠の側面に上下にフラ
ンジを設けてブラケット嵌合用溝を形成し、このブラケ
ット嵌合用溝にブラケットを嵌合して接合ビスにより両
者を固定してなるブラケット納まりサッシの取付構造で
あって、前記サッシ下枠の下面側にポケット状のナット
挿入用溝とこのナット挿入用溝の上部に調整支持用ボル
トの調整空間を一体的に形成し、このナット挿入用溝に
ナットを挿入するとともに、このナットに調整支持用ボ
ルトを調整空間内で上下方向に調整可能に螺合したこと
を特徴とするものである。
取付構造は、中空構造のサッシ下枠の側面に上下にフラ
ンジを設けてブラケット嵌合用溝を形成し、このブラケ
ット嵌合用溝にブラケットを嵌合して接合ビスにより両
者を固定してなるブラケット納まりサッシの取付構造で
あって、前記サッシ下枠の下面側にポケット状のナット
挿入用溝とこのナット挿入用溝の上部に調整支持用ボル
トの調整空間を一体的に形成し、このナット挿入用溝に
ナットを挿入するとともに、このナットに調整支持用ボ
ルトを調整空間内で上下方向に調整可能に螺合したこと
を特徴とするものである。
〈作用〉 本考案に係るサッシの取付構造は上記のように構成さ
れているので、調整支持用ボルトを取り付ける場合は、
中空構造のサッシ下枠の下面に一体的に形成されたナッ
ト挿入用溝にナットを挿入したうえで、このナットに調
整支持用ボルトをねじ込むことによって調整支持用ボル
トを調整空間内で上下方向に調整可能に螺合し、この調
整支持用ボルトを回転してサッシ下枠を上下することに
より、サッシの上下方向取付寸法の調整及びガラス荷重
の支持を行わせることができる。
れているので、調整支持用ボルトを取り付ける場合は、
中空構造のサッシ下枠の下面に一体的に形成されたナッ
ト挿入用溝にナットを挿入したうえで、このナットに調
整支持用ボルトをねじ込むことによって調整支持用ボル
トを調整空間内で上下方向に調整可能に螺合し、この調
整支持用ボルトを回転してサッシ下枠を上下することに
より、サッシの上下方向取付寸法の調整及びガラス荷重
の支持を行わせることができる。
その上、調整空間を形成したことにより、中空構造の
サッシ下枠には貫通穴が不要となり、サッシ下枠内部の
気密性、水密性を保つことができる。
サッシ下枠には貫通穴が不要となり、サッシ下枠内部の
気密性、水密性を保つことができる。
〈実施例〉 以下に本考案の一実施例を第１図に基づいて説明す
る。
る。
図において、１はサッシが取り付けられる壁部、２は
壁部１にボルト３等を介して固定されるブラケット、４
はブラケット２に嵌合装着される中空構造のサッシ下枠
である。前記サッシ下枠４には、その側面に上下一対の
フランジ12a,12bが設けられ、上・下フランジ12a,12bに
よりブラケット嵌合用溝13が形成されている。また、サ
ッシ下枠４の下面にはナットが回転しない溝幅を有する
ポケット状のナット挿入用溝14が上部に調整空間14aを
設けて一体的に形成されており、このナット挿入用溝14
にナット15を挿入し、このナット15にサッシの上下方向
取付寸法調整及びガラス荷重支持用の調整支持用ボルト
16が調整空間14a内で上下方向に調整可能にねじ込み装
着されるようになっている。
壁部１にボルト３等を介して固定されるブラケット、４
はブラケット２に嵌合装着される中空構造のサッシ下枠
である。前記サッシ下枠４には、その側面に上下一対の
フランジ12a,12bが設けられ、上・下フランジ12a,12bに
よりブラケット嵌合用溝13が形成されている。また、サ
ッシ下枠４の下面にはナットが回転しない溝幅を有する
ポケット状のナット挿入用溝14が上部に調整空間14aを
設けて一体的に形成されており、このナット挿入用溝14
にナット15を挿入し、このナット15にサッシの上下方向
取付寸法調整及びガラス荷重支持用の調整支持用ボルト
16が調整空間14a内で上下方向に調整可能にねじ込み装
着されるようになっている。
尚、７は、ブラケット２とサッシ下枠４を結合固定す
る接合ビス、11はシール材である。
る接合ビス、11はシール材である。
上記の構成において、ブラケット２はサッシ下枠４の
側面に設けられた上・下フランジ12a,12bにより形成さ
れたブラケット嵌合用溝13内に差し込み嵌合され、接合
ビス７によって結合固定される。上・下フランジ12a,12
bの合成強度はブラケット２と同等に構成して、風圧荷
重に耐えられるようにしており、ブラケット嵌合用溝13
の奥に突起13aを出し、ブラケット２を接合ビス７によ
り強固に固定できるようにしている。
側面に設けられた上・下フランジ12a,12bにより形成さ
れたブラケット嵌合用溝13内に差し込み嵌合され、接合
ビス７によって結合固定される。上・下フランジ12a,12
bの合成強度はブラケット２と同等に構成して、風圧荷
重に耐えられるようにしており、ブラケット嵌合用溝13
の奥に突起13aを出し、ブラケット２を接合ビス７によ
り強固に固定できるようにしている。
一方、サッシの上下方向取付寸法を調整可能とする場
合や、ガラス荷重が大きくこれを支持する必要がある場
合には、サッシ下枠４の下面に設けられたナット挿入用
溝14にナット15を挿入し、このナット15に調整支持用ボ
ルト16を調整空間14a内で上下方向に調整可能にねじ込
み装着し、この調整支持用ボルト16を回転することによ
りサッシを上下方向に調整するとともにガラス荷重を支
持することができる。
合や、ガラス荷重が大きくこれを支持する必要がある場
合には、サッシ下枠４の下面に設けられたナット挿入用
溝14にナット15を挿入し、このナット15に調整支持用ボ
ルト16を調整空間14a内で上下方向に調整可能にねじ込
み装着し、この調整支持用ボルト16を回転することによ
りサッシを上下方向に調整するとともにガラス荷重を支
持することができる。
〈考案の効果〉 以上に説明したように、本考案に係るサッシの取付構
造によると、中空構造のサッシ下枠やブラケットに切欠
きやボルトの貫通穴及びねじ穴を加工することなく、調
整支持用ボルトの取り付け及び調整空間内での上下方向
の調整が可能となり、加工工数の減少と、加工工数の減
少による取り付け施工時間の短縮を図ることができる。
造によると、中空構造のサッシ下枠やブラケットに切欠
きやボルトの貫通穴及びねじ穴を加工することなく、調
整支持用ボルトの取り付け及び調整空間内での上下方向
の調整が可能となり、加工工数の減少と、加工工数の減
少による取り付け施工時間の短縮を図ることができる。
その上、中空構造のサッシ下枠内部の気密性、水密性
を保つことができ、サッシの腐食等による寿命の低下を
防ぐことができる。
を保つことができ、サッシの腐食等による寿命の低下を
防ぐことができる。
第１図は、本考案の一実施例に示す縦断面図、 第２図は、従来のものを示す縦断面図である。 尚、図中１は壁部,2はブラケット,3はボルト,4はサッシ
下枠,14はナット挿入用溝,14aは調整空間,15はナット,1
6は調整支持用ボルトである。
下枠,14はナット挿入用溝,14aは調整空間,15はナット,1
6は調整支持用ボルトである。
Claims (1)
- 【請求項１】中空構造のサッシ下枠の側面に上下にフラ
ンジを設けてブラケット嵌合用溝を形成し、該ブラケッ
ト嵌合用溝にブラケットを嵌合して接合ビスにより両者
を固定してなるブラケット納まりサッシの取付構造であ
って、 前記サッシ下枠の下面側にポケット状のナット挿入用溝
と該ナット挿入用溝の上部に調整支持用ボルトの調整空
間を一体的に形成し、該ナット挿入用溝にナットを挿入
するとともに、前記ナットに前記調整支持用ボルトを前
記調整空間内で上下方向に調整可能に螺合したことを特
徴とするサッシの取付構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990125337U JP2540542Y2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | サッシの取付構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1990125337U JP2540542Y2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | サッシの取付構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0482282U JPH0482282U (ja) | 1992-07-17 |
| JP2540542Y2 true JP2540542Y2 (ja) | 1997-07-09 |
Family
ID=31872938
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1990125337U Expired - Lifetime JP2540542Y2 (ja) | 1990-11-28 | 1990-11-28 | サッシの取付構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2540542Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1317515C (zh) * | 2003-09-25 | 2007-05-23 | 株式会社利富高 | 部件安装用夹箍 |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0427991Y2 (ja) * | 1987-04-13 | 1992-07-06 | ||
| JPH0635786B2 (ja) * | 1988-09-21 | 1994-05-11 | 株式会社日本アルミ | サッシ取付構造 |
-
1990
- 1990-11-28 JP JP1990125337U patent/JP2540542Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN1317515C (zh) * | 2003-09-25 | 2007-05-23 | 株式会社利富高 | 部件安装用夹箍 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0482282U (ja) | 1992-07-17 |
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