JP2515516Y2 - 手摺の支柱固定具 - Google Patents

手摺の支柱固定具

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JP2515516Y2 JP7926190U JP7926190U JP2515516Y2 JP 2515516 Y2 JP2515516 Y2 JP 2515516Y2 JP 7926190 U JP7926190 U JP 7926190U JP 7926190 U JP7926190 U JP 7926190U JP 2515516 Y2 JP2515516 Y2 JP 2515516Y2
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章 今井
正志 図子
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、屋上やバルコニー,階段,廊下等の縁に沿
って設けられる手摺の支柱下端部を所定の設置位置に固
定する手摺の支柱固定具に関する。
〔従来の技術〕
屋上やバルコニーの縁に沿って所定間隔で立設する支
柱の上端部に手摺となる笠木等を水平に取り付ける際に
は、同じ長さの支柱を用いるが、その支柱の設置場所に
段差等があるときは、支柱の長さが足りない場合が生ず
る。
このため、従来においては、第4図に示すように、パ
イプ状支柱50の下端部を所定の設置場所に固定する支柱
固定具51によって各支柱50の長さを調節するようにして
いる。
すなわち、支柱固定具51は、支柱50の設置位置に固定
されるアンカープレート52に、支柱50の下端部を挟持す
る前後一対の支持片53A,53Bが設けられると共に、その
支持片53A,53Bに、支柱50の直交方向に貫通せられたボ
ルト54の両端を挿通する縦長な長穴55が穿設された構造
を有し、その長穴55に沿って上下に位置調節されたボル
ト54の両端に螺合するナット56で支持片53A,53Bと支柱5
0を一体的に締め付けた後、これらをタッピンネジ57,57
……でねじ止めして、長さの足りない支柱50でもその下
端部を固定できるようになっている。
しかし、これによると、支柱50の下端部とアンカープ
レート52との間に隙間が生ずるので見栄えが悪く、ま
た、支柱50の下端部がアンカープレート52から離れて浮
いた状態となるので、その支柱50の取付強度が弱いとい
う問題があった。
なお、本出願人は、支柱50の下端部とアンカープレー
ト52との間に生じた隙間を覆い隠すために、前記タッピ
ンネジ57,57……で支持片53A,53Bにねじ止めされる左右
一対のカバー58R,58Lを装着するようにしているが、こ
の場合には、手摺の組立と取付を行う施行現場での作業
が煩雑になり、施行性が悪くなるという問題があった。
また、カバー58R.58Lを装着させることによって隙間
は隠せても、支柱50の取付強度は高められない。
〔考案が解決しようとする課題〕
そこで本考案は、施行性の良い支柱固定具によって、
長さの足りない支柱の下端部を外部から見えないように
隠すと同時に、その支柱の取付強度を高めることを技術
的課題としている。
〔課題を解決するための手段〕
この課題を解決するために、本考案は、手摺を取付支
持するパイプ状支柱の下端部を固定する手摺の支柱固定
具において、前記支柱2の下端部を嵌挿させてねじ止め
するソケット部が形成された固定具本体1と、当該固定
具本体1のソケット部内に立設状態で固定されて前記支
柱の下端部内に嵌挿される柱状継手5とから成り、当該
継手5には、前記支柱をねじ止めするボルト12と螺合す
るナットプレート13が上下摺動可能に設けられているこ
とを特徴とする。
〔作用〕
本考案によれば、パイプ状支柱の下端部を、固定具本
体に形成されたソケット部の内部に嵌挿させて外部から
見えないように隠す。
したがって、その下端部を覆い隠すカバー等を設ける
必要がなくなり、手摺の組立と取付が簡単になってその
施行性が良くなる。
また、パイプ状支柱の下端部内には、固定具本体のソ
ケット部内に立設状態で固定された柱状継手を嵌挿さ
せ、当該柱状継手に設けられたナットプレートに支柱を
ねじ止めするボルトを螺合させて、当該ボルトで支柱の
下端部を柱状継手に固定する。
なお、柱状継手のナットプレートは、上下摺動可能に
設けられているので、長さの足りない支柱は、その下端
部を柱状継手に沿って所定の高さまで移動調節させてか
らねじ止めする。
そして、最後に、その支柱の下端部をソケット部にね
じ止めする。
これにより、支柱の下端部は、固定具本体のソケット
部とその内部に固定された柱状継手との双方によって支
持されるから、取付強度が著しく高められる。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて具体的に説明
する。
第1図は本考案による手摺の支柱固定具の一例を示す
組立図、第2図は支柱の固定状態を示す断面図である。
本例に示す支柱固定具は、上端部に手摺を取り付ける
角形パイプ状の支柱2の下端部を嵌挿させるソケット部
3がアンカープレート4と一体的に形成されたアルミダ
イカスト製の固定具本体1と、当該固定具本体1のソケ
ット部3内に立設状態で固定されて支柱2の下端部内に
嵌挿される柱状継手5とによって構成されている。
なお、固定具本体1を成すアンカープレート4の四隅
には、固定具全体を支柱2の設置位置に固定するアンカ
ーボルトのねじ穴6,6……が穿設されている。
また、ソケット部3には、その側面に支柱2をねじ止
めするタッピンネジ7,7のねじ穴8,8が穿設されると共
に、その底面に柱状継手5をねじ止めするタッピンネジ
9,9……のねじ穴10が穿設されている。
一方、柱状継手5は、左右側面に沿って縦方向に凹溝
11,11を形成したアルミ形材で成り、各凹溝11内には、
支柱2をねじ止めするボルト12と螺合するナットプレー
ト13が上下摺動可能に設けられている。
しかして、まず、固定具本体1のソケット部3の底面
に穿設されたねじ穴10からねじ込むタッピンネジ9で、
ソケット部3内に柱状継手5を立設状態で固定させる。
次に、各支柱2の下端部をソケット部3内に嵌挿させ
ると同時に、その下端部内に柱状継手5を嵌挿させ、当
該柱状継手5に支柱2をねじ止めするボルト12を柱状継
手5に設けたナットプレート13にねじ込んで、各支柱2
の夫々に固定具全体を一体的に取り付けておく。
この状態で、各支柱2を手摺の組立と取付を行う施行
現場に運び、その現場で手摺に取り付けた後、所定の設
置位置に配してその下端部に取り付けられた固定具本体
1のアンカープレート4を夫々の定位置に固定する。
この際、設置位置に段差等が生じているために長さが
足りない支柱2がある場合は、その支柱2を柱状継手5
にねじ止めしているボルト12を緩めて、当該ボルト12が
螺合しているナットプレート13を柱状継手5の凹溝11に
沿って摺動させることにより、その長さ不足を補う。
そして、支柱2の長さが調節されると、ボルト12を再
び締め込んで、その支柱2を柱状継手5に確りとねじ止
めする。
以上のようにすれば、支柱2の下端部を覆い隠すカバ
ーが不要になると共に、その支柱2の取付強度も著しく
高められる。
次に、第3図は本考案の他の実施例を示す組立図であ
って、固定具本体1のソケット部3の底に、その下方か
ら柱状継手5を嵌挿させる穴30が形成されると共に、柱
状継手5の下端には、固定具本体1のアンカープレート
4よりも肉薄で一回り小さいアンカープレート31が形成
され、また、アンカープレート4の底面には、その肉厚
内にアンカープレート31を嵌め込む凹みが形成されて、
両アンカープレート4及び31に連通するねじ穴6,6……
からねじ込まれるアンカーボルトによって、固定具本体
1と柱状継手5が同時に固定されるようになっている。
なお、本実施例では、アルミダイカスト製の固定具本
体1及びアルミ形材からなる柱状継手5を使用した場合
について説明したが、その材質,製法はこれらに限定さ
れるものではない。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案によれば、パイプ状支柱の
下端部を固定具本体のソケット部内に嵌挿して固定する
ようになっているから、その下端部が外部に露呈して見
栄えを悪くすることがなく、従来のようにカバー等を設
ける必要もないから施行性も良いという効果がある。
また、支柱の下端部は、ソケット部内に嵌挿してねじ
止めされると共に、その下端部内にソケット部内に立設
状態で固定した柱状継手が嵌挿されて、当該柱状継手に
対してもねじ止めされるから、支柱の取付強度が著しく
高められるという大変優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による手摺の支柱固定具の一例を示す組
立図、第2図は支柱の固定状態を示す断面図、第3図は
本考案の他の実施例を示す組立図、第4図は従来品の組
立図である。 符号の説明 1……固定具本体、2……支柱、3……ソケット部、5
……柱状継手、12……ボルト、13……ナットプレート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平1−154953(JP,A) 実開 昭56−93435(JP,U) 実開 昭58−78327(JP,U) 実開 昭59−28134(JP,U) 実公 昭57−89644(JP,Y2)

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】手摺を取付支持するパイプ状支柱(2)の
    下端部を固定する手摺の支柱固定具において、前記支柱
    (2)の下端部を嵌挿させてねじ止めするソケット部
    (3)が形成された固定具本体(1)と、当該固定具本
    体(1)のソケット部(3)内に立設状態で固定されて
    前記支柱(2)の下端部内に嵌挿される柱状継手(5)
    とから成り、当該継手(5)には、前記支柱(2)をね
    じ止めするボルト(12)と螺合するナットプレート(1
    3)が上下摺動可能に設けられていることを特徴とする
    手摺の支柱固定具。
JP7926190U 1990-07-27 1990-07-27 手摺の支柱固定具 Expired - Lifetime JP2515516Y2 (ja)

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JP5357437B2 (ja) * 2008-03-24 2013-12-04 久米工業株式会社 手摺柵
JP5396661B2 (ja) * 2009-01-13 2014-01-22 スワン商事株式会社 ブラケット支持手摺
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