JP2010180931A - 機材取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】クリップ座の形状の設計変更等を行わずとも、機材の取り付け角度の変更に柔軟に対応することができる機材取付構造を提供すること。
【解決手段】機材21に固定装備されるクリップ座27と該クリップ座27に結合するクリップ部材35の座結合部33との間に、座結合部33が嵌合固定されるクリップ固定部51とクリップ座27に取り付け角度を可変に結合される座固定部53とを備えた結合補助部材41を設けたことで、機材21の支持部材への取り付け角度を複数通りに調整することができ、クリップ座27の形状の設計変更等を行わずとも、機材21の取り付け角度の変更に柔軟に対応することが可能になる。
【選択図】図6

Description

本発明は、例えば、車載の機材を車体等の支持部材に取り付ける際に使用される機材取付構造に関する。
下記特許文献1には、車載の機材としてのピラートリムを、車体側の支持部材であるピラーパネルに取り付ける機材取付構造が示されている。
図10は、下記特許文献1に記載された機材取付構造を示したもので、車載の機材であるピラートリム1に固定装備されるクリップ座5と、このクリップ座5に組み付けられる金属板製のクリップ部材7とを備えている。
クリップ部材7は、金属板のプレス成形品で、前記クリップ座5に結合する座結合部11と、車体側の支持部材であるピラーパネル3上の装着孔13に嵌合してピラーパネル3に固定される嵌合ばね部15とを、金属板のプレス成形により一体形成したものである。
クリップ座5は、図10に示すように、座結合部11が着座する平板状の座板部5aと、この座板部5aに立設されて嵌合ばね部15の内側に遊嵌される支柱部5bとを有している。
座結合部11は、座板部5aの表面に当接する位置決め板部11aと、支柱部5bの基端側の抜け止め突起5cに係合して抜け止めを果たす第1の抜け止め弾性片11bと、座板部5aに形成された係止孔5dを挿通する弾性片11c上に切り起こし形成されて座板部5aの裏面に係合する第2の抜け止め弾性片11dとを備えた構成で、嵌合ばね部15の中心軸C1がクリップ座5に垂直になるように、クリップ部材7をクリップ座5に固定する。
嵌合ばね部15は、中心軸C1に対して略線対称の三角形状に折曲成形したばね板15a,15bに、装着孔13を挿通すると装着孔13の裏面側に引っかかる隆起部15c,15dを形成したものである。
以上の機材取付構造では、クリップ部材7の嵌合ばね部15が装着孔13へ嵌合することにより、機材であるピラートリム1を支持部材であるピラーパネル3に固定する。
特開2004−224209号公報
ところが、上述した特許文献1に記載の取付構造では、クリップ座5に対するクリップ部材7の取り付け角度が固定になっている。そのため、図11に示すように、ピラートリム1を本来の取り付け角度からθだけ傾けた状態でクリップ部材7の嵌合ばね部15を装着孔13に嵌合させようとすると、装着孔13の貫通方向(ピラーパネル3に直交する方向)と嵌合ばね部15の中心軸C1の方向とが角度θだけずれてしまい、例えば嵌合ばね部15の下側のばね板15aだけが装着孔13の縁に強く擦れるなど、無理嵌めの状態になる。その結果、ピラートリム1のピラーパネル3への取り付けが困難になったり、あるいは嵌合ばね部15の一部に偏って過大な荷重が作用して嵌合ばね部15に破損が生じるなどの問題が生じるおそれがあった。
即ち、特許文献1に記載の従来の取付構造では、ピラートリム1のピラーパネル3への取り付け角度が変わる場合には、クリップ部材7の嵌合ばね部15の中心軸方向が装着孔13の貫通方向からずれないように、クリップ部材7を支持しているクリップ座5の形状の設計変更等をしなければ、本来の取り付け性が損なわれるおそれがあり、機材であるピラートリム1の取り付け角度の変更に簡単には対応できないという問題が生じた。
本発明の目的は上記課題を解消することに係り、クリップ座の形状の設計変更等を行わずとも、機材の取り付け角度の変更に柔軟に対応することができる機材取付構造を提供することにある。
本発明の前述した目的は、下記の構成により達成される。
(1)支持部材に取り付ける機材に固定装備されるクリップ座と、前記クリップ座に結合する座結合部と前記支持部材上の装着孔に嵌合して前記支持部材に固定される嵌合ばね部とが一体形成されたクリップ部材とを備え、前記嵌合ばね部の前記装着孔への嵌合により前記機材を前記支持部材に取り付ける機材取付構造であって、
前記クリップ座と前記クリップ部材との間に、前記座結合部が嵌合固定されるクリップ固定部と前記クリップ座に取り付け角度を可変に結合される座固定部とを備えた結合補助部材を設けたことを特徴とする機材取付構造。
(2)前記座固定部を前記クリップ座に取り付け角度可変に結合する結合機構として、前記座固定部の両側面に設定された一対の回動支点部とこれらの一対の回動支点部に対応した前記クリップ座側の一対の支点支持部との係合により前記座固定部を回動自在に支持する軸支持機構と、前記軸支持機構による前記座固定部の回動範囲上の複数箇所で、前記座固定部の側面に設定された取り付け基準部と前記クリップ座側の基準部係合部との係合によって前記座固定部の回動を規制する取り付け角度固定機構と、を備えると共に、
前記軸支持機構及び前記取り付け角度固定機構において、互いに係合する部材は、一方を突起形状に、他方はその突起形状が嵌合する窪み形状に形成し、且つ、窪み形状が形成される部材には前記突起形状を前記窪み形状まで誘導するガイド溝を部材端縁に開口する形態で設けたことを特徴とする上記(1)に記載の機材取付構造。
上記(1)の構成によれば、クリップ座に対するクリップ部材の中心軸の角度は、結合補助部材のクリップ座への取り付け角度を変更することで、複数通りに調整することができ、支持部材に対する機材の取付角度が変わる場合に、クリップ座に対するクリップ部材の中心軸の角度を調整することで、支持部材上の装着孔の貫通方向と嵌合ばね部の中心軸の方向とのずれを縮小又は解消して、本来の取り付け性が損なわれることを防止することができる。
従って、クリップ座の形状の設計変更等を行わずとも、機材の取り付け角度の変更に柔軟に対応することができる。
上記(2)の構成によれば、結合補助部材の座固定部をクリップ座に取り付け角度可変に結合する結合機構は、軸支持機構及び取り付け角度固定機構とで構成されている。そして、これらの軸支持機構及び取り付け角度固定機構において互いに係合する部材は、一方を突起形状に、他方はその突起形状が嵌合する窪み形状に形成されており、且つ、窪み形状が形成される部材には前記突起形状を前記窪み形状まで誘導するガイド溝を部材端縁に開口する形態で設けられている。
そのため、例えば、軸支持機構及び取り付け角度固定機構を構成する座固定部上の突起形状を、係合相手となるクリップ座側の窪み形状に係合させる場合には、前記突起形状をクリップ座の端縁に開口しているガイド溝の開口に押し込むと、ガイド溝が突起形状を窪み形状まで誘導するため、軸支持機構及び取り付け角度固定機構の互いに係合する部材相互を簡単に係合状態にすることができ、結合補助部材のクリップ座への組み付け作業を容易に完了させることができる。
本発明による機材取付構造によれば、クリップ座に対するクリップ部材の中心軸の角度は、結合補助部材のクリップ座への取り付け角度を変更することで、複数通りに調整することができ、支持部材に対する機材の取付角度が変わる場合に、クリップ座に対するクリップ部材の中心軸の角度を調整することで、支持部材上の装着孔の貫通方向と嵌合ばね部の中心軸の方向とのずれを縮小又は解消して、本来の取り付け性が損なわれることを防止することができる。
従って、クリップ座の形状の設計変更等を行わずとも、機材の取り付け角度の変更に柔軟に対応することができる。
本発明に係る機材取付構造により車両の天井壁裏の支持部材に取り付けられた機材の一実施形態の斜視図である。 図1に示した機材と天井壁と支持部材との分解斜視図である。 図2に示した機材のA部の拡大図である。 図3のB部の拡大図である。 図4のC矢視図である。 図4に示したクリップ座と、クリップ組立体との分解斜視図である。 図6に示したクリップ組立体の分解斜視図である。 図1に示した機材取付構造において支持部材に対する機材の取り付け角度を変更した例の説明図である。 図6に示したクリップ座に結合補助部材の座固定部を取り付け角度可変に結合する結合機構の説明図である。 従来の機材取付構造の縦断面図である。 図10に示した機材取付構造の問題点の説明図である。
以下、本発明に係る機材取付構造の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。
この一実施形態の機材取付構造は、図1及び図2に示したように、車載の機材21を、車両の天井部の支持部材25に取り付けるものである。
本実施形態の場合、機材21は、その外郭形状をなす樹脂製のケース22の内側に、室内照明灯が組み込まれるコンソールランプユニットである。ケース22の支持部材25に対向する位置には、図3〜図5に示すように、クリップ座27が一体形成されている。
また、支持部材25は、車室の天井壁23の裏側に配設されている車体側の略板状の構造部材で、機材21を取り付けるための装着孔29が貫通形成されている。天井壁23には、ケース22を挿通させるための開口24が設けられている。
本実施形態の取付構造は、図4及び図5に示すように、機材21に固定装備されるクリップ座27と、支持部材25の装着孔29に嵌合して支持部材25に固定される嵌合ばね部31とクリップ座27に結合される座結合部33とが一体形成されたクリップ部材35と、クリップ座27とクリップ部材35との間に介在して取り付け角度を可変にクリップ部材35をクリップ座27に結合する結合補助部材41と、を備えており、図1に示したように嵌合ばね部31の装着孔29への嵌合により機材21を支持部材25に取り付けるものである。
クリップ座27は、図6に示すように、結合補助部材41及びクリップ部材35の両側を挟むようにケース22の表面に対向配置された一対の支持壁28から構成されている。
クリップ部材35は、図7に示すように、金属板のプレス成形により、先端側には嵌合ばね部31が折曲形成され、基端側には、座結合部33が折曲形成されている。
嵌合ばね部31は、図8に示すように、中心軸C2に対して略線対称の三角形状に折曲成形したばね板31a,31bに、装着孔29を挿通すると装着孔29の裏面側に引っかかる隆起部31c,31dを形成したものである。
座結合部33は、図7及び図8に示すように、後述する結合補助部材41のクリップ受け部43に当接する一対の位置決め板部33aと、結合補助部材41の支持基板部44の基端側両面に隆起形成された抜け止め突起44cに係合して抜け止めを果たす一対の抜け止め弾性片33bとを備えた構成で、嵌合ばね部31の中心軸C2が支持基板部44の中心軸に重なるように、クリップ座5に垂直になるように、クリップ部材35を結合補助部材41の支持基板部44に固定する。
結合補助部材41は、座結合部33が嵌合固定されるクリップ固定部51と、クリップ座27に取り付け角度を可変に結合される座固定部53とを備えている。
クリップ固定部51は、図7に示すように、クリップ部材35の一対のばね板31a,31b間に進入する前述の支持基板部44の両面に抜け止め突起44cを隆起形成すると共に、支持基板部44の両側部に、リブ状の着座部43を突出形成した構造になっている。
座固定部53は、図7に示すように、支持基板部44の両側面の下端寄りに装備された左右一対の回動支点部61と、前記両側面の中間部に装備された左右一対の取り付け基準部63とから構成されている。
本実施形態の場合、回動支点部61及び取り付け基準部63は、いずれも、クリップ座27側の対応位置に係合する部材で、円柱状の突起形状に形成されている。
左右一対の回動支点部61は、これらの一対の回動支点部61に対応してクリップ座27の一対の支持壁28の対向面に形成された一対の支点支持部71との係合により、座固定部53(即ち、結合補助部材41)を回動自在に支持する軸支持機構72を構成する。
左右一対の取り付け基準部63は、これらの一対の取り付け基準部63に対応してクリップ座27の一対の支持壁28の対向面にそれぞれ形成された基準部係合部74との係合によって、回動支点部61を回転中心とする座固定部53の回動を規制する取り付け角度固定機構76を構成する。
支点支持部71は、図9に示すように、円柱状の突起形状である回動支点部61が嵌合する断面円形の窪み形状になっている。
また、基準部係合部74は、円柱状の突起形状である取り付け基準部63が嵌合する断面円形の3個の窪み形状75a,75b,75cを連設した形状になっている。基準部係合部74において、隣接する窪み形状相互は、座固定部53の回動支点部61を回転中心とする回動により取り付け基準部63が隣の窪み形状に移動可能なように、互いに連通した形状になっている。
このように基準部係合部74が取り付け基準部63を嵌合可能な3個の窪み形状を連設した構造となっていることで、取り付け基準部63が係合する窪み形状を切り替えることによって、結合補助部材41に取り付けられたクリップ部材35は、3個の取り付け角度を選択可能になる。
即ち、本実施形態の場合、座固定部53をクリップ座27に取り付け角度可変に結合する結合機構は、座固定部53の両側面に設定された一対の回動支点部61とこれらの一対の回動支点部61に対応したクリップ座27側の一対の支点支持部71との係合により座固定部53を回動自在に支持する軸支持機構72と、座固定部53の両側面に設定された取り付け基準部63とクリップ座27側の基準部係合部74との係合によって軸支持機構72による座固定部53の回動範囲上の3箇所で座固定部53の回動を規制する取り付け角度固定機構76と、を備えた構成になっている。
また、本実施形態の取付構造では、軸支持機構72及び取り付け角度固定機構76において互いに係合する部材は、上述したように、一方を突起形状に、他方はその突起形状が嵌合する窪み形状に形成しているが、窪み形状である支点支持部71,基準部係合部74が形成される部材28には、突起形状である回動支点部61や取り付け基準部63を窪み形状である支点支持部71や基準部係合部74まで誘導するガイド溝81,83を部材端縁に開口する形態で設けている。
このようにガイド溝81,83を装備した構成では、突起形状である回動支点部61及び取り付け基準部63をガイド溝81,83の開口に位置合わせして、図6に示す矢印Dに示すように、一対の支持壁28間に結合補助部材41を押し込むことで、結合補助部材41の座固定部53を簡単にクリップ座27に結合させることができ、結合補助部材41のクリップ座27への組み付け作業を容易にすることができる。
なお、本実施形態では、図6に示したように、予めクリップ部材35を結合補助部材41に装着した部分組立を実施し、クリップ部材35が装着されている結合補助部材41をクリップ座27に組み付けるようにしている。しかし、先に結合補助部材41を単独でクリップ座27に取り付け、クリップ座27に取り付けられている結合補助部材41に対してクリップ部材35を装着するようにしても良い。
以上に説明した本実施形態の取付構造では、クリップ座27に対するクリップ部材35の中心軸C2の角度は、図8に示したように回動支点部61を回転中心とする結合補助部材41の回動により結合補助部材41のクリップ座27への取り付け角度を変更することで、3通りに調整することができ、図8(a),(b)に示すように支持部材25に対する機材21の取付角度が変わる場合に、クリップ座27に対するクリップ部材35の中心軸C2の角度を調整することで、支持部材25上の装着孔29の貫通方向と嵌合ばね部31の中心軸の方向とのずれを縮小又は解消して、本来の取り付け性が損なわれることを防止することができる。
従って、クリップ座27の形状の設計変更等を行わずとも、機材21の取り付け角度の変更に柔軟に対応することができる。
また、以上に説明した本実施形態の取付構造では、結合補助部材41の座固定部53をクリップ座27に取り付け角度可変に結合する結合機構は、軸支持機構72及び取り付け角度固定機構76とで構成されている。そして、これらの軸支持機構72及び取り付け角度固定機構76において互いに係合する部材は、一方を突起形状に、他方はその突起形状が嵌合する窪み形状に形成されており、且つ、窪み形状が形成される部材には前記突起形状を前記窪み形状まで誘導するガイド溝81,83を部材端縁に開口する形態で設けている。
そのため、軸支持機構72及び取り付け角度固定機構76を構成する座固定部53上の突起形状である回動支点部61や取り付け基準部63を、係合相手となるクリップ座27側の窪み形状に係合させる場合には、突起形状である回動支点部61や取り付け基準部63をクリップ座27の端縁に開口しているガイド溝81,83の開口に押し込むと、ガイド溝81,83が突起形状を窪み形状まで誘導するため、軸支持機構72及び取り付け角度固定機構76の互いに係合する部材相互を簡単に係合状態にすることができ、結合補助部材41のクリップ座27への組み付け作業を容易に完了させることができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が自在である。その他、上述した実施形態における各構成要素の材質、形状、寸法、数値、形態、数、配置場所、等は本発明を達成できるものであれば任意であり、限定されない。
例えば、上記実施形態では、基準部係合部74は、窪み形状を3個連設することで、3通りに取り付け角度を調整し得るようにしたが、連設する窪み形状の数量を変更することにより、2通り、又は4通り以上に取り付け角度を調整可能にすることも可能である。
また、上記実施形態では、軸支持機構72や取り付け角度固定機構76において、結合補助部材41に装備する係合部を突起形状に、クリップ座27に装備する係合部を窪み形状にしたが、逆に、結合補助部材41に装備する係合部を窪み形状にして、クリップ座27に装備する係合部を突起形状にすることも可能である。
また、本発明に係る取付構造により取り付ける機材は、上記実施形態で示したコンソールランプユニットに限らない。例えば、ピラートリムの取り付けに応用することもでき、また、車両関係以外の分野においても、各種の機材の取り付けに汎用使用することができる。
21 機材(コンソールランプユニット)
22 ケース
23 天井壁
25 支持部材
27 クリップ座
28 支持壁
29 装着孔
31 嵌合ばね部
31a,31b ばね板
33 座結合部
33a 位置決め板部
33b 抜け止め弾性片
35 クリップ部材
41 結合補助部材
43 着座部
44 支持基板部
44c 抜け止め突起
51 クリップ固定部
53 座固定部
61 回動支点部
63 取り付け基準部
71 支点支持部
72 軸支持機構
74 基準部係合部
75a,75b,75c 窪み形状
76 取り付け角度固定機構
81,83 ガイド溝

Claims (2)

  1. 支持部材に取り付ける機材に固定装備されるクリップ座と、前記クリップ座に結合する座結合部と前記支持部材上の装着孔に嵌合して前記支持部材に固定される嵌合ばね部とが一体形成されたクリップ部材とを備え、前記嵌合ばね部の前記装着孔への嵌合により前記機材を前記支持部材に取り付ける機材取付構造であって、
    前記クリップ座と前記クリップ部材との間に、前記座結合部が嵌合固定されるクリップ固定部と前記クリップ座に取り付け角度を可変に結合される座固定部とを備えた結合補助部材を設けたことを特徴とする機材取付構造。
  2. 前記座固定部を前記クリップ座に取り付け角度可変に結合する結合機構として、前記座固定部の両側面に設定された一対の回動支点部とこれらの一対の回動支点部に対応した前記クリップ座側の一対の支点支持部との係合により前記座固定部を回動自在に支持する軸支持機構と、前記軸支持機構による前記座固定部の回動範囲上の複数箇所で、前記座固定部の側面に設定された取り付け基準部と前記クリップ座側の基準部係合部との係合によって前記座固定部の回動を規制する取り付け角度固定機構と、を備えると共に、
    前記軸支持機構及び前記取り付け角度固定機構において、互いに係合する部材は、一方を突起形状に、他方はその突起形状が嵌合する窪み形状に形成し、且つ、窪み形状が形成される部材には前記突起形状を前記窪み形状まで誘導するガイド溝を部材端縁に開口する形態で設けたことを特徴とする請求項1に記載の機材取付構造。
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