JP2009228839A - 部品取付構造 - Google Patents

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Takaya Yokoyama
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Abstract

【課題】フック片とその取付孔との係着部分でフック片の位置決めを行えて、部品側および被取付部材の設計の自由度を拡大できる部品取付構造の提供を図る。
【解決手段】被取付部材1の取付孔2にその一側方向に広がる拡張部2Aが延設され、部品側ベース部10にはフック片11に隣接して拡張部2Aに密接嵌合する位置決め突起15が突設されている。フック片11を取付孔2に挿入すると位置決め突起15が同時に拡張部2Aに圧入嵌合され、これによりフック片11と取付孔2との係着位置が確定され、取付孔2に対するフック片11の位置ずれが防止される。
【選択図】図2

Description

本発明は、部品側ベース部に設けたフック片を、その弾性を利用して被取付部材の取付孔に挿入係着して固定する部品取付構造に関する。
従来の部品取付構造としては、弾性材料からなる部品側ベース部に突設されたフック片を、被取付部材に形成した取付孔に挿入して、フック片先端のフック部を該フック片の弾性により取付孔の縁部に係着するようにしたものが知られている(特許文献1参照)。
特開2007−155007号公報
フック片をその弾性を利用して被取付部材の取付孔に挿入係着して部品を固定する構造としては、レイアウトの関係でフック片を単一にしたより簡易な構造が望まれる。
この場合でも被取付部材の取付孔は、フック片を挿入し易いように該フック片の幅寸法よりもやや大き目に形成される関係上、部品側にはフック片とは別に位置決め突起を設け、これを被取付部材に形成したロケート孔に圧入嵌合することによって、取付孔に対してフック片が位置ずれしないようにする必要がある。
このため、部品側と被取付部材にフック片と取付孔とは別の位置に、位置決め突起とロケート孔の設定が付加されるため、設計の自由度が制約されるばかりでなく、成形コストが嵩んでコスト的に不利となってしまう。
そこで、本発明はフック片とその取付孔との係着部分で該フック片の位置決めを行えて、部品側および被取付部材の設計の自由度を拡大することができる部品取付構造を提供するものである。
本発明にあっては、弾性材料からなる部品側ベース部に突設されたフック片を、被取付部材に形成した取付孔に挿入して、フック片先端のフック部を該フック片の弾性により取付孔の縁部に係着するようにした部品取付構造において、前記取付孔に、フック片の側方に広がる拡張部を延設する一方、前記部品側ベース部にフック片と隣接して前記拡張部に密接嵌合する位置決め突起を設けたことを主要な特徴としている。
従って、フック片を取付孔に挿入することにより、該フック片に隣接した位置決め突起が同時に取付孔の一側に延設された拡張部に圧入嵌合される。これにより、フック片と取付孔の縁部との係着位置が確定され、取付孔に対するフック片の位置ずれ、即ち、部品の位置ずれが防止される。
本発明の部品取付構造によれば、フック片と取付孔との係着部分で位置決め突起と拡張部との密接嵌合による位置決め構造が構成されるため、部品側および被取付部材の設計の自由度を拡大することができる。
また、フック片の被取付部材の取付孔への挿入と同時に位置決め突起と拡張部との密接嵌合が行われるため、位置決め作業とフック片の係着作業とが別々となることがなく、部品取付作業性を向上することができる。
更に、位置決め突起はフック片に隣接して部品側ベース部に一体成形できる一方、拡張部は取付孔の一側を延設するだけで良いため、部品側ベース部および被取付部材の成形性が良く、コスト的に有利に得ることができる。
以下、本発明の一実施形態を図面と共に詳述する。
図1は本発明の部品取付構造における部品側ベース部と被取付部材との分解斜視図、図2は図1に示す部品側ベース部と被取付部材とを組付けた状態を示す斜視図、図3は図2のA−A線に沿う断面図、図4は図2のB−B線に沿う断面図である。
本実施形態の部品取付構造は、図1に示すように、パネル状の被取付部材1と、合成樹脂等の弾性材料からなる部品側ベース部材10とから成っている。
被取付部材1は、合成樹脂パネルまたは金属パネルの何れでも良く、また、部品側ベース部10は部品が合成樹脂部品であれば該部品の構造壁そのものとして、あるいは部品とは別体に成形して該部品に固着されるタイプとして構成することができる。
被取付部材1の部品取付部位には、部品側ベース部10のフック片11を挿入係着するための短形の取付孔2が形成されている。この取付孔2はフック片11がその厚み方向に撓み変形可能な所要の開口幅aに設定される。そして、この取付孔2には、前記開口幅aで側方に広がる拡張部2Aが延設されている。
フック片11は、部品側ベース部10に一体成形された所要幅の脚部12と、この脚部12の先端一側縁に形成されたフック部13とで構成されている。
脚部12のフック部13とは反対側の側面の幅方向中央部には、部品側ベース部10面から脚部12の高さの途中位置に跨って三角形状の補強リブ14が一体成形されている。
そして、このフック片11の一側に隣接して、前記取付孔2の拡張部2Aに密接嵌合する位置決め突起15が部品側ベース部10に一体成形されている。位置決め突起15はフック片11と略同一高さに形成されている。また、この位置決め突起15は拡張部2Aの開口幅aと略同一の厚み方向幅を持つ断面短形状に形成され、突起端部15aは先端縁の角部が面取りされたテーパー状に形成されている。更に、位置決め突起15の前記フック片11における補強リブ14と同じ側の成形基部には、被取付部材1の部品取付面に当接して拡張部2Aに対する挿入位置を規制するストッパー部16が段差状に一体成形されている。ストッパー部16の先端面中央には、被取付部材1の部品取付面に点接触する半球状の小突起16aが一体成形されている(図4参照)。
フック片11と位置決め突起15との間には、所要の小間隙Sが設定され、フック片11と位置決め突起15の相互が、接近する方向に撓み変形可能としてある(図3参照)。
フック片11と位置決め突起15とを含めた突設幅Lは、取付孔2と拡張部2Aとを含めた開口長さbよりも僅かに大きく設定されている(図3参照)。
以上の構成からなる本実施形態の部品取付構造によれば、部品側ベース部10を被取付部材1に取付ける場合、部品側ベース部10のフック片11の先端を被取付部材1の取付孔2に挿入するが、この時、フック片11に隣接した位置決め突起15の先端部(突起端部15a)が同時に取付孔2の拡張部2Aに挿入される。
そこで、部品側ベース部10を被取付部材1側に押し付けると、フック片11のフック部13が脚部12の厚み方向の撓み変形を伴って取付孔2の一側開口縁部をくぐり抜けて、図2に示すように該一側開口縁部に弾性係着される。
この取付孔2の開口縁に対するフック部13のくぐり抜け作用と同時に、位置決め突起15の一般部が拡張部2Aに圧入され、拡張部2Aの対向する幅a方向開口縁と長さb方向一側開口縁とに密接嵌合し、フック片11の位置決め突起15とは反対側の側縁が対応する取付孔2の他側開口縁に当接して、取付孔2に対するフック片11の係着位置が確定される。即ち、フック片11の取付孔2における長さb方向および幅a方向の位置決めが行われる。
フック片11および位置決め突起15の取付孔2,拡張部2Aに対する挿入規制は、位置決め突起15に付設されたストッパー部16の先端の小突起16aが、図4に示すように被取付部材1の部品取付面に当接することによって行われる。
このように、位置決め突起15が取付孔2の拡張部2Aに密接嵌合することにより、取付孔2に対するフック片11の位置ずれ、即ち、部品(部品側ベース部10)の位置ずれが防止される。
従って、本実施形態の部品取付構造によれば、フック片11と取付孔2との係着部分で位置決め突起15と拡張部2Aとの密接嵌合による位置決め構造が構成されるため、部品側ベース部10および被取付部材1の設計の自由度を拡大することができる。
また、フック片11の被取付部材1の取付孔2への挿入と同時に位置決め突起15と拡張部2Aとの密接嵌合が行われるため、位置決め作業とフック片11の係着作業とが別々となることがなく、部品取付作業性を向上することができる。
更に、位置決め突起15はフック片11に隣接して部品側ベース部10に一体成形できる一方、拡張部2Aは取付孔2の一側を延設するだけで良いため、部品側ベース部10および被取付部材1の成形性が良く、コスト的に有利に得ることができる。
ここで、特に本実施形態によれば、フック片11と位置決め突起15との間には、所要の小間隙Sが設定されているため、フック片11と位置決め突起15の相互が接近する方向に撓み変形可能となるから、これらフック片11と位置決め突起15と、取付孔2および拡張部2Aとの相互のフック片係着方向と直交する方向の成形誤差を、これらフック片11と位置決め突起15との接近方向の撓み変形で吸収できると共に、フック片11および位置決め突起15が、取付孔2および拡張部2Aに前記フック係着方向と直交する方向に弾接係合して、部品側ベース部10の位置ずれ防止効果をより一層高めることができる。
また、フック片11および位置決め突起15は、該位置決め突起15に付設されたストッパー部16が被取付部材1に当接して挿入位置が規制されるため、フック部13の抜け方向の反力が適正に得られ、フック片11の確実な係着固定を行わせることができる。
更に、位置決め突起15の突起端部15aはテーパー状に形成されているため、位置決め突起15の拡張部2Aに対する挿入性はもとより、挿入初期には突起端部15aと拡張部2Aの開口周縁との間にクリアランスを保持できるため、フック片11のフック部13を取付孔2の開口縁に引掛かりを生じることなくスムーズに挿入することができる。
なお、前記実施形態では位置決め突起15を短形断面としているが、円形断面であっても良い。また、フック片11が単一のものを例示したが、フック部13が互いに反対方向に向くように一対のフック片11が所要間隔をおいて背合わせ状に設けられたものにも適用することが可能である。
本発明の一実施形態における部品側ベース部と被取付部材とを示す分解斜視図。 図1に示す部品側ベース部と被取付部材とを組付けた状態を示す斜視図。 図2のA−A線に沿う断面図。 図2のB−B線に沿う断面図。
符号の説明
1 被取付部材
2 取付孔
2A 拡張部
10 部品側ベース部
11 フック片
15 位置決め突起
16 ストッパー部
S 間隙

Claims (3)

  1. 弾性材料からなる部品側ベース部に突設されたフック片を、被取付部材に形成した取付孔に挿入して、フック片先端のフック部を該フック片の弾性により取付孔の縁部の係着するようにした部品取付構造において、前記取付孔に、フック片の側方に広がる拡張部を延設する一方、前記部品側ベース部にフック片と隣接して前記拡張部に密接嵌合する位置決め突起を設けたことを特徴とする部品取付構造。
  2. フック片と位置決め突起との間に、所要の間隙を設定したことを特徴とする請求項1に記載の部品取付構造。
  3. 位置決め突起は、被取付部材に当接して挿入位置を規制するストッパー部を備えていることを特徴とする請求項1または2に記載の部品取付構造。
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