JP6153080B2 - 燃焼装置 - Google Patents
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Description
なお、前記したような不具合を防止するための手段としては、バーナケースの起立部とファンとのビス止め箇所を多くするといったことが考えられるが、このような手段を採用したのでは、バーナケースへのファンの組み付け作業が煩雑となり、燃焼装置の生産性が低下する。
端部が、前記一対の第1の起立部の相互間領域に介装された状態で前記バーナケースに取り付けられている、燃焼装置であって、前記ファンの吐出口側先端部を形成する複数の板状壁部のうち、少なくとも1つの板状壁部の先端部には、前記エア吐出口とは反対側に曲げられて折り返され、かつ前記板状壁部の非折り返し部との間に隙間を形成して前記非折り返し部側への変形が可能な折り返し部が連設されており、前記一対の第1の起立部の相互間領域に前記ファンの吐出口側先端部が介装された状態において、前記一対の第1の起立部の少なくとも一方に前記折り返し部を圧接可能とされていることを特徴としている。
バーナケースの底部に設けられた一対の第1の起立部に、ファンの吐出口側先端部の板状壁部に設けられている折り返し部を圧接させることにより、一対の第1の起立部と前記板状壁部との間に不当な隙間を生じないようにすることができる。折り返し部は、非折り返し部側への変形が可能であり、その寸法に融通性をもたせることができるために、各部の寸法精度が比較的低い場合であっても、折り返し部を第1の起立部に圧接させることができる。このようなことから、本発明によれば、隙間に起因するファンのがたつきや、外部への空気漏れを適切に抑制することができる。バーナケースの底部へのファンのネジ止め箇所を多くする必要もないため、バーナケースへのファンの組み付け作業性も良好なものとすることができる。
図1において、本実施形態の燃焼装置Aは、たとえば瞬間式給湯装置の構成要素として用いられるものであり、燃料ガスなどの燃料を燃焼させるバーナ1、このバーナ1を収容するバーナケース2、およびこのバーナケース2の内部に燃焼用空気を送り込むファンFを具備している。バーナケース2の上側には、湯水加熱用の熱交換器(図示略)が載設され、この熱交換器に送られてきた水が加熱されることにより給湯用の湯水を生成可能である。
の上部は、先に述べた吐出口側先端部30を形成する部分であり、帯板部34の上部2箇所の領域が、吐出口側先端部30の板状壁部30a,30bに相当し、面板部32,33の上部は、板状壁部30c,30dにそれぞれ相当する。
平板部36cとしている。このような構成であっても、湾曲板部36bの存在によって折り返し部36にバネ性をもたせ、あるいはバネ性を強めることが可能である。同図(c)においては、湾曲板部36bと平板部36aとの間の部分を、略水平状の平板部36dとしている。平板部36a,36dどうしの連接部分n2には、丸みが付されている。この丸みが付された連接部分n2の存在により、折り返し部36にバネ性をもたせ、あるいはバネ性を強めることが可能である。同図(d)においては、折り返し部36の全体が断面円弧状とされており、平板部が設けられていない構成とされている。本発明においては、このような構成とすることもできる。
これらの実施形態から理解されるように、折り返し部の具体的な形状は種々に変更可能であり、また折り返し部の設定高さもとくに限定されるものではない。
このような構成によれば、折り返し部36が起立部22とのネジ止め連結に有効に利用されており、折り返し部36と起立部22との間に隙間が形成されるといった不具合を確実に防止する上でより好ましいものとなる。また、ネジ体97がファンFのエア吐出口31や送風路31a内に位置することも好適に回避することができる。
なお、図8に示す板状壁部30eは、図1〜図6に示した先の実施形態との関係で言うと、先の実施形態の板状壁部30a〜30dのうち、板状壁部30a,30bに相当する部位である場合と、板状壁部30c,30dに相当する部位である場合とのいずれであってもよい。後に詳述するが、本発明においては、先の実施形態とは異なり、板状壁部30a〜30dのうち、板状壁部30a,30bには折り返し部36を設けることなく、板状壁部30c,30dの双方または一方のみに折り返し部36を設けた構成とすることが可能である。
C1,C2 隙間
F ファン
n1 折り返し部と非折り返し部との連接部分
2 バーナケース
20 底部(バーナケースの)
21 開口部
22(22a) 第1の起立部
22(22b) 第2の起立部
27 非折り返し部
28 折り返し部
3 ファンケース
30 吐出口側先端部
30a〜30e 板状壁部
31 エア吐出口
35 非折り返し部
36 折り返し部
36a 平板部
36b 湾曲板部
Claims (7)
- バーナケースと、
このバーナケースの底部に設けられた開口部を介して前記バーナケース内に燃焼用空気を供給するためのファンと、
を備えており、
前記バーナケースの底部には、前記開口部の縁部から前記底部の厚み方向に起立し、かつ互いに間隔を隔てて対向する一対の第1の起立部を含む複数の起立部が設けられており、
前記ファンは、エア吐出口が開口して形成されている吐出口側先端部が、前記一対の第1の起立部の相互間領域に介装された状態で前記バーナケースに取り付けられている、燃焼装置であって、
前記ファンの吐出口側先端部を形成する複数の板状壁部のうち、少なくとも1つの板状壁部の先端部には、前記エア吐出口とは反対側に曲げられて折り返され、かつ前記板状壁部の非折り返し部との間に隙間を形成して前記非折り返し部側への変形が可能な折り返し部が連設されており、
前記一対の第1の起立部の相互間領域に前記ファンの吐出口側先端部が介装された状態において、前記一対の第1の起立部の少なくとも一方に前記折り返し部を圧接可能とされていることを特徴とする、燃焼装置。 - 請求項1に記載の燃焼装置であって、
前記複数の起立部として、前記一対の第1の起立部が対向する方向とは交差する方向において互いに間隔を隔てて対向する一対の第2の起立部を、さらに有しており、
前記ファンの吐出口側先端部は、前記一対の第1の起立部および前記一対の第2の起立部によって囲まれた領域に介装され、かつ前記一対の第2の起立部の双方または一方に連結部材を用いて連結されている、燃焼装置。 - 請求項2に記載の燃焼装置であって、
前記ファンの吐出口側先端部と前記第2の起立部との連結部としては、前記連結部材が前記折り返し部と非折り返し部との隙間およびこの隙間に対応する箇所に位置することにより、前記連結部材が前記ファンのエア吐出口およびこれに連通する送風路の外部に位置するように設定された連結部が設けられている、燃焼装置。 - 請求項1ないし3のいずれかに記載の燃焼装置であって、
前記折り返し部は、前記第1の起立部に対面接触可能な平板部を有している、燃焼装置。 - 請求項1ないし4のいずれかに記載の燃焼装置であって、
前記折り返し部には、この折り返し部が前記非折り返し部と対面する方向に変形する際のバネ性を発揮する湾曲板部が設けられている、燃焼装置。 - 請求項1ないし5のいずれかに記載の燃焼装置であって、
前記折り返し部と非折り返し部との連接部分は、前記ファンのエア吐出口の開口幅をエア流れ方向下流側に進むにしたがって広くする湾曲状とされ、かつこの湾曲状部分の先端は、前記ファンケースの底部の上面高さと略同一以上の高さに設定されている、燃焼装置。 - バーナケースと、
このバーナケースの底部に設けられた開口部を介して前記バーナケース内に燃焼用空気を供給するためのファンと、
を備えており、
前記バーナケースの底部には、前記開口部の縁部から前記底部の厚み方向に起立し、かつ互いに間隔を隔てて対向する一対の第1の起立部を含む複数の起立部が設けられており、
前記ファンは、エア吐出口が開口して形成されている吐出口側先端部が、前記一対の第1の起立部の相互間領域に介装された状態で前記バーナケースに取り付けられている、燃焼装置であって、
前記一対の第1の起立部のうち、少なくとも一方の第1の起立部の先端部には、前記開口部側に曲げられて折り返され、かつ前記第1の起立部の非折り返し部との間に隙間を形成して前記非折り返し部側への変形が可能な折り返し部が連設されており、
前記一対の第1の起立部の相互間領域に前記ファンの吐出口側先端部が介装された状態において、前記吐出口側先端部に前記折り返し部を圧接可能とされていることを特徴とする、燃焼装置。
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JP2013202744A JP6153080B2 (ja) | 2013-09-27 | 2013-09-27 | 燃焼装置 |
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Family Applications (1)
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