JPH0623287U - 電子機器用ケースの取付構造 - Google Patents

電子機器用ケースの取付構造

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JPH0623287U
JPH0623287U JP5228492U JP5228492U JPH0623287U JP H0623287 U JPH0623287 U JP H0623287U JP 5228492 U JP5228492 U JP 5228492U JP 5228492 U JP5228492 U JP 5228492U JP H0623287 U JPH0623287 U JP H0623287U
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JP
Japan
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chassis
hook
case
shaped member
hole
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JP5228492U
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JPH08790Y2 (ja
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裕人 吉江
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Mitsumi Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 取り付け,取り外しが簡単で、内蔵されるプ
リント基板の大きさも拡大できるような電子機器用ケー
スの取付構造を提供する。 【構成】 ケース20の開口部における一端縁の内壁側
に鉤状部材21を一体成形する。また、前記ケースの他
端の内壁側にはねじ受け部22を一体成形する。一方、
シャーシ10における前記鉤状部材との対応箇所には該
鉤状部材を掛止すると共に回動可能に支持する支持部材
を設け、前記シャーシにおける前記ねじ受け部との対応
箇所にはねじ挿通用の穴16を設けた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はシャーシに実装されたプリント基板をカバーするようにシャーシにケ ースを取り付けるためのケース取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、この種のケース取付構造は、図6に示すように、ケース50の内側の 四隅にねじ受け部51〜54を一体成形し、ケース50が取り付けられるシャー シ60の底板にはねじ受け部51〜54に対応する位置にねじ挿通用の穴を設け て、シャーシ60にケース50をねじ71〜74により固定するようにしている 。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような取付構造では、4つのねじ止めが必要であるため、 取り付け,取り外しが面倒である。加えて、ケース50内には4つのねじ受け部 51〜54のためのスペースが必要であり、これはシャーシ60に実装されるプ リント基板(図示せず)の大きさが制限されることを意味する。
【0004】 このような問題点に鑑み、本考案の課題は取り付け,取り外しが簡単で、内蔵 されるプリント基板の大きさも拡大できるような電子機器用ケースの取付構造を 提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案においては、シャーシに実装されたプリント基板をカバーするように前 記シャーシに箱形のケースを取り付けるために、前記ケース開口部の一端縁の内 壁側に鉤状部材を一体成形すると共に、他端の内壁側にはねじ受け部を一体成形 し、前記シャーシの一端には上方に立ち上がった壁部材を設け、該壁部材におけ る前記鉤状部材との対応箇所には前記鉤状部材の嵌入可能な第1の穴を設け、該 穴に隣接した前記シャーシには前記鉤状部材の先端部の嵌入可能な第2の穴を設 けて、これら第1、第2の穴の間の領域を、前記鉤状部材を掛止すると共に回動 可能に支持する支持部材とし、前記シャーシには更に、前記ねじ受け部との対応 箇所にねじ挿通用の穴を設けたことを特徴とする。
【0006】
【作用】
このような構造によれば、ケースをシャーシに取り付ける際には、シャーシに 対してケースを立てかけた状態にして鉤状部材を支持部材に引っ掛け、支持部材 を中心にしてケースを回動させることでシャーシがケースにはまり込むようにし 、ねじ挿通用の穴を通してねじ受け部にねじをねじ込むことにより、ケースはシ ャーシに固定される。
【0007】
【実施例】
以下に図面を参照しながら本考案の実施例について説明する。図1はプリント 基板実装用のシャーシ10を上から見た図で、長手方向の一端縁には直角に立ち 上がったフランジ(壁部材)11を有し、このフランジ11に隣接した主面に2 つの長穴12,13(第2の穴)が設けられている。後に明らかになるように、 フランジ11における長穴12,13に隣接した位置にも穴14,15(第1の 穴)が設けられている。シャーシ10の長手方向の他端縁に近い主面にはねじ挿 通用の穴16が設けられている。
【0008】 図2は図1に示されたシャーシ10に実装されたプリント基板をカバーするよ うにシャーシ10に取り付けられるケース20の断面図である。ケース20にお ける開口部の一端縁の内壁であって、図1に示されたシャーシ10の長穴12, 13に対応する位置には、先端部21−1を下側に向けた鉤状部材21が一体成 形により設けられている。一方、ケース20の内壁であって図1に示されたシャ ーシ10の穴16に対応する位置には、ねじ受け部22が一体成形により設けら れている。図3は図2に示されたケース20の内部を、図2の矢印A方向から見 た図であり、図1に示された長穴12,13と対応し合う位置にそれぞれ鉤状部 材21が設けられている。
【0009】 図4はシャーシ10の穴14にケース20の鉤状部材21全体が入り、しかも 鉤状部材21の先端部21−1が長穴12に入り込んだ状態を示している。この 状態は、ケース20がシャーシ10に取り付けられた状態であり、長穴12と穴 14との間の部分が、鉤状部材21を掛止すると共に回動可能に支持する支持部 材として作用する。
【0010】 ケース20をシャーシ10に取り付けるには、図5に概略図で示すように、ケ ース20をシャーシ10に対して立てかけた状態で2つの鉤状部材21を穴14 ,15にセットし、シャーシ10側に倒してゆく。すると、鉤状部材21の先端 部21−1が長穴12,13に入り込み、ケース20がシャーシ10にぴったり はまった状態で図4に示すようになる。この状態では、ケース20は上下方向、 前後、左右のいずれの方向にも動きを阻止される仮止め状態となる。次に、シャ ーシ10の下面側から穴16を通してケース20のねじ受け部22にねじをねじ 込むことにより、ケース20はシャーシ10に完全に固定される。このように組 付けた後は、鉤状部材21と長穴12(13)、穴14(15)との関係がねじ 止めと同じ作用をするので、実際のねじ止めは1箇所で十分である。ケース20 の取り外しは上記と逆にすれば良い。
【0011】
【考案の効果】
以上説明してきたように、本考案によるケース取付構造は、ケースの一端縁に おける複数の鉤状部材による掛止と他端における1つのねじ止めで済む構造であ り、取り付けはケースの鉤状部材をシャーシの穴にセットして回動させ、ねじ止 めを1箇所で行えば良いので簡単であり、取り外しも逆の操作で済むので簡単で ある。しかも、ケースのねじ受け部によりプリント基板の面積に制約を受けるの は1箇所だけなので、プリント基板の有効面積を大きくすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に使用されるシャーシの平面図である。
【図2】本考案に使用されるケースの縦断面図である。
【図3】図2に示されたケースを図2の矢印A方向から
見た断面図である。
【図4】本考案における鉤状部材とシャーシとの関係を
拡大して示した図である。
【図5】本考案によるケースの取付方法を説明するため
の図である。
【図6】従来のケース取付構造を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
10 シャーシ 12,13 長穴 14,15 穴 20 ケース 21 鉤状部材 22 ねじ受け部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シャーシに実装されたプリント基板をカ
    バーするように前記シャーシに箱形のケースを取り付け
    る構造において、前記ケース開口部の一端縁の内壁側に
    鉤状部材を一体成形すると共に、他端の内壁側にはねじ
    受け部を一体成形し、前記シャーシの一端には上方に立
    ち上がった壁部材を設け、該壁部材における前記鉤状部
    材との対応箇所には前記鉤状部材の嵌入可能な第1の穴
    を設け、該穴に隣接した前記シャーシには前記鉤状部材
    の先端部の嵌入可能な第2の穴を設けて、これら第1、
    第2の穴の間の領域を、前記鉤状部材を掛止すると共に
    回動可能に支持する支持部材とし、前記シャーシには更
    に前記ねじ受け部との対応箇所にねじ挿通用の穴を設け
    たことを特徴とする電子機器用ケースの取付構造。
JP1992052284U 1992-07-24 1992-07-24 電子機器用ケースの取付構造 Expired - Lifetime JPH08790Y2 (ja)

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JPH0623287U true JPH0623287U (ja) 1994-03-25
JPH08790Y2 JPH08790Y2 (ja) 1996-01-10

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ID=12910502

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146910U (ja) * 1975-05-20 1976-11-25
JPS5694797A (en) * 1979-12-28 1981-07-31 Fujitsu Ltd Chassis fixing mechanism
JPS574472U (ja) * 1980-06-03 1982-01-11

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS51146910U (ja) * 1975-05-20 1976-11-25
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JPS574472U (ja) * 1980-06-03 1982-01-11

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Publication number Publication date
JPH08790Y2 (ja) 1996-01-10

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