JPS5829378Y2 - 空気調和機のリモコン装置の取付板 - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は空気調和機のリモコン装置の取付は固定に関す
るものである。

ノモコン装置の取付けは、取付は外観や作業性、家屋の
構造などから第１図に示すような固定板１なるものを壁
や柱の正面などの平面部に本ねじなどで固定し、リモコ
ン装置２を上部より挿着する構造になっている。

これに於いて柱の正面や板壁への取付けは容易であるが
、特に柱の正面に取付けた場合法のような欠点があった
。

即ち柱の正面に固定板２を木ねじ等で必ず固定するため
、柱に傷を付けることになる。

従って空気調和機を別の部屋に移設した場合やリモコン
装置２の設置場所を都合で変えた場合、木ねじ等により
生じた傷あとが柱の正面であることから非常に目立ち、
室内の美感を損うことにもなる。

又家屋の柱は壁面より必ず２〜３ｃｍ位は室内に出張っ
ており、その部にリモコン装置２を取付けることは、更
に出張ることになる。

従ってリモコン装置２に突当ることもしばしば生じたり
するので、日常生活の妨げにもなるばかりでなく、リモ
コン装置２の破損にもつながる。

本考案は上記欠陥を改良するためになされたものである
。

即ち従来同様壁や柱の正面はもちろん壁より出張った柱
の側面にもリモコン装置を取付けられるようにしたもの
である。

本考案を第２図〜第３図に示す一実施例で説明する。

１１は本考案のリモコン装置の取付板で、１２はリモコ
ン装置を挿着するための爪で、１３はフランジ部に設け
た取付板１１の固定用取付穴１４は爪１２の周囲に上下
、左右対象に設けた取付板１１の固定用穴である。

３１は壁面で、３２は柱である。このものによれば、従
□来のように柱の正面や壁にリモコン装置２を固定する
ことは容易であることは従来と同じ、又取付板１２の両
端が斜めに曲げられておりその曲げられたフランジ部に
設けられている固定用穴１３を使用すれば壁面３１から
出張った柱３２の側面に斜め前方から木ねじなどで容易
に固定することができ、又リモコン装置２の巾寸法と取
付板１１の巾寸法をほぼ同じにしたことにより、前述の
ように柱３２の側面に取付板１１を取付けてもリモコン
装置２を挿着することが可能である。

更にフランジ部に設けた穴は左右対象に設けられている
ので、柱の両側面に同じ方法で取付けできるので制約さ
れることもない。

また、リモコン装置２の挿着固定する爪１２が上下が対
象の位置に設けられているので、取付板１１を柱などに
固定する場合上下の方向性の規制もないので作業性も容
易である。

したがって本考案のものはリモコン装置の固着方法が多
種である上に外観作業性のすぐれたものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来のリモコン装置取付板、第２図は本考案の
リモコン装置の取付板を示す。 第３図は本考案の一実施例を示す上面図である。 １・・・・・・固定板、２・・・・・・リモコン装置、
１１・・・・・・取付板、３１・・・・・・壁、３２・
・・・・・柱。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. １．運転操作部を空気調和機本体から分離させたリモコ
   ン装置の取付は固定に於いて、取付板の中央部に複数個
   の突起を設けその突起部にリモコン装置を挿着する構造
   で、取付板左右両端を斜めに曲げ、この曲げたフランジ
   部に穴を設けたことを特徴とする空気調和機のリモコン
   装置の取付板。 ２、取付板の巾寸法をリモコン装置の巾寸法とほは゛同
   じにしてなる実用新案登録請求の範囲１記載の空気調和
   機のリモコン装置の取付板。 ３、フランジ部に設けた穴を左右に複数個設けてなる実
   用新案登録請求の範囲２記載の空気調和機のリモコン装
   置の取付板。