JPS6320904Y2 - - Google Patents

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JPS6320904Y2
JPS6320904Y2 JP2937984U JP2937984U JPS6320904Y2 JP S6320904 Y2 JPS6320904 Y2 JP S6320904Y2 JP 2937984 U JP2937984 U JP 2937984U JP 2937984 U JP2937984 U JP 2937984U JP S6320904 Y2 JPS6320904 Y2 JP S6320904Y2
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JP
Japan
Prior art keywords
indoor unit
decorative wall
opening
casing
wall
Prior art date
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JP2937984U
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JPS60144025U (ja
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Priority to JP2937984U priority Critical patent/JPS60144025U/ja
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  • Air-Conditioning Room Units, And Self-Contained Units In General (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は柱と柱との間に形成されている貫通空
間に、空気調和機のいわゆる埋込型の室内ユニツ
トを配置して、この室内ユニツトの前面を露出さ
せて、該貫通空間を両側から閉塞するための化粧
壁の取付構造に関するものである。
柱と柱との間に形成されている貫通空間に埋込
型の室内ユニツトを配置した後には、この貫通空
間を塞ぐ必要がある。したがつて、一般には、美
観もよく、壁としての機能をもたせるため、室内
ユニツトの前面側の周囲に化粧壁を設け、さらに
室内ユニツトの背面側全面にも化粧壁が設けられ
ている。ところがこの化粧壁を室内ユニツトの前
面及び背面に取り付けるためには、室内ユニツト
の筐体等に取り付け部材を設けておかなければな
らない。さらには、化粧壁を取り付ける場合、室
内ユニツトの前面上方においては、室内ユニツト
の背面及び前面に配置されるべき化粧壁間には補
強部材などが挿入されていないため、上記の背面
化粧壁と前面化粧壁との間が平行でなくなるとい
う問題点もあつた。
本考案の目的は、室内ユニツトの筐体に予じめ
支持用の部材を設けておく必要がなく、さらには
化粧壁の取り付けが容易な化粧壁の取付構造を提
供することである。
本考案によれば柱や横木に空気調和機の室内ユ
ニツトを固定し、その周囲空間を室内ユニツトの
前面及び背面の両側から、化粧壁で塞ぐようにし
た空気調和機の壁埋込型室内ユニツトにおいて、
該室内ユニツト筐体は前面開口の上縁を限定する
前面上部フランジ部を有し、上記前面側の化粧壁
は所定の外形と寸法を有し、かつ該室内ユニツト
筐体前面開口よりわずか小さな開口を有してお
り、前記前面側の化粧壁はその背面でその開口の
上縁近傍に前記フランジ部の内側に係合する係合
片を有するとともに、前記開口の下縁近傍に取付
用ブラケツトを有し、前記取付用ブラケツトを前
記室内ユニツト筐体内部にねじ止めることによつ
て、前記前面側の化粧壁が取付けられており、前
記室内ユニツト筐体の上面に対応する面を有する
直方体形状のブロツク部材が前記筐体の上面に配
置され、かつ前記前面側化粧壁の背面に固着され
ており、前記筐体の背面よりも前記空間を塞ぐに
充分大きい前記背面側の化粧壁が前記ブロツク部
材の背面に固着されることによつて前記筐体の背
後から前記空間を閉塞したことを特徴とする空気
調和機の埋込型室内ユニツトの周囲化粧壁の取付
構造が得られる。
以下本考案について、図面に示す実施例によつ
て説明する。
まず、第1図a及びbを参照すると、長方形状
の開口部を有する長方形状化粧壁1の上部及び下
部には後述するようにそれぞれ第1のフランジ部
材2及び第2のフランジ部材3が取り付けられ
る。
第1のフランジ部材2は、化粧壁1の裏面(図
中右側の面)に密着すべき第1の平面部2aと、
第1の平面部2aの上端において、第1の平面部
2aと直角に右方向へ延びる第2の平面部2b
と、第2の平面部2bと直角に上方に延びるとと
もに、先端部がわずかに右方向へ折り曲げられて
いる第1の突出部2cと、一方、第1の平面部2
aの下端において、第1の平面部2aと直角に左
方向へ延び、その先端部が左上方に折り曲げられ
ている第2の突出部2dとによつて構成されてい
る。
また、第2のフランジ部材3は、化粧壁1の裏
面に密着すべき第3の平面部材3aと、第3の平
面部材3aの一方向に取り付けられた複数のブラ
ケツト状部材3bとによつて構成されている。
(第1図aにおいては、等間隔に3個のブラケツ
ト状部材3bが設けられている。)なお上述した
第1のフランジ部材2を構成する第1の平面部(2)
aの長さと化粧壁1に設けられている開口部の長
辺の長さとは等しい。
第1のフランジ部材2の第2の突出部2dが開
口部の上側長辺によつて形成された化粧壁の端部
に接触するようにして、上記の開口部に挿入さ
れ、第1の平面部2aと化粧壁1とが複数本のネ
ジ2eによつて固定される。(第1図aにおいて、
ネジの本数は3本) また、第2のフランジ部材3の第3の平面部材
3aと化粧壁1とが、開口部の下側で接着剤等に
よつて接合されている。なおこの時開口部の長辺
と第3の平面部材3aとは平行の状態にあり、上
記のブラケツト部材3bは化粧壁1の前面から開
口部を通して見える状態に置かれている。
次に第2図を参照すると、家屋の柱間(柱は4
で示される。)に予じめ設けられている貫通空間
に図示の室内ユニツト5が通風可能な前面パネル
6を装着しない状態で装置されている。なお、室
内ユニツト5の筐体5aは、その上面の端部が下
方へ折り曲げられ、かつ下面は後方部が高くなる
ように段差形状となつている。さらにこの段差部
からは第2のフランジ状部材3のブラケツト状部
材3bと対向してブラケツト状の支持部材5bが
取り付けられている。
化粧壁1と第1のフランジ部材2の第1の突出
部2cとによつて形成される空間に上述した筐体
上面の折り曲げ部が挿入されたのち、第2のフラ
ンジ状部材3に設けられているブラケツト状部材
3bと上述の支持部材5bがネジ3cによつて固
着される。この時化粧壁1は天井7まで達して、
実質的に貫通空間の前面を塞いでいる。しかる
後、化粧壁1の開口部を塞ぐようにして、前面パ
ネル6が取付けられる。なお、第1のフランジ部
材2を化粧壁1に固着したネジ2eは前面パネル
6によつて隠される。また第2の突出部2dの先
端は前面パネル6に挿入されるエアフイルタのガ
イド板としての役割をもつ。
さらに、室内ユニツト5の筐体5aの上面に
は、直方体形状の木材8が筐体5aの背面側より
挿入される。なお、この木材8の奥行き、幅は、
それぞれ筐体5aの奥行き幅と等しく、高さは天
井7まで達している。
筐体5aの背面には、上端が天井7に達すると
ともに、下端が筐体5aの下端に一致する化粧壁
9が配置され、この化粧壁9は木材8の後面にお
いて、ネジ(図示せず)によつて固定されてい
る。また室内ユニツト筐体5aの下端には横木
(見切板10)が設けられ、化粧壁9の下端はこ
の見切板10に固着されている。
見切板10より下方には図示のとおりドア11
が取り付けられて、通路として使用される。な
お、室内ユニツト5は熱交換器5c,送風機5d
などを備え、矢印の方向に風を送つている。
以上説明したように、本考案では、化粧壁にフ
ランジ状の部材を設けたことによつて、室内ユニ
ツトの前面周囲に化粧壁を取付けることが容易で
あり、さらに室内ユニツトの上部にブロツク部材
を配置したことによつて、室内ユニツトの背面に
設けられる化粧壁の取付けが容易であるばかりで
なく、室内ユニツトの前面化粧壁と背面化粧壁と
を平行に装置することができる。
なお、上述の実施例では、ブロツク部材とし
て、木材を用いたが、フオームスチレンなどを用
いてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図aは本考案による室内ユニツトの前面に
設けられる化粧壁の構造を示す分解斜視図、第1
図bは本考案による室内ユニツトの前面に設けら
れる化粧壁の構造を示す側断面図、第2図は本考
案による周囲壁の取付構造を示す側断面図であ
る。 1,9……化粧壁、2……第1のフランジ状部
材、3……第2のフランジ状部材、4……柱、5
……室内ユニツト、6……前面パネル、7……天
井、8……木材、10……横木(見切板)、11
……ドア。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 柱や横木に空気調和機の室内ユニツトを固定
    し、その周囲空間を室内ユニツトの前面及び背面
    の両側から、化粧壁で塞ぐようにした空気調和機
    の壁埋込型室内ユニツトにおいて、該室内ユニツ
    ト筐体は前面開口の上縁を限定する前面上部フラ
    ンジ部を有し、上記前面側の化粧壁は所定の外形
    と寸法を有し、かつ該室内ユニツト筐体前面開口
    よりわずか小さな開口を有しており、前記前面側
    の化粧壁はその背面でその開口の上縁近傍に前記
    フランジ部の内側に係合する係合片を有するとと
    もに、前記開口の下縁近傍に取付用ブラケツトを
    有し、前記取付用ブラケツトを前記室内ユニツト
    筐体内部にねじ止めることによつて、前記前面側
    の化粧壁が取付けられており、前記室内ユニツト
    筐体の上面に対応する面を有する直方体形状のブ
    ロツク部材が前記筐体の上面に配置され、かつ前
    記前面側化粧壁の背面に固着されており、前記筐
    体の背面よりも前記空間を塞ぐに充分大きい前記
    背面側の化粧壁が前記ブロツク部材の背面に固着
    されることによつて前記筐体の背後から前記空間
    を閉塞したことを特徴とする空気調和機の埋込型
    室内ユニツトの周囲化粧壁の取付構造。
JP2937984U 1984-03-02 1984-03-02 空気調和機の壁埋込型室内ユニツトの周囲壁の取付構造 Granted JPS60144025U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2937984U JPS60144025U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 空気調和機の壁埋込型室内ユニツトの周囲壁の取付構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2937984U JPS60144025U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 空気調和機の壁埋込型室内ユニツトの周囲壁の取付構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60144025U JPS60144025U (ja) 1985-09-25
JPS6320904Y2 true JPS6320904Y2 (ja) 1988-06-09

Family

ID=30528132

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2937984U Granted JPS60144025U (ja) 1984-03-02 1984-03-02 空気調和機の壁埋込型室内ユニツトの周囲壁の取付構造

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JP (1) JPS60144025U (ja)

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JPS60144025U (ja) 1985-09-25

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