JP2003264376A - 電子機器筐体の取り付け構造 - Google Patents

電子機器筐体の取り付け構造

Info

Publication number
JP2003264376A
JP2003264376A JP2002062722A JP2002062722A JP2003264376A JP 2003264376 A JP2003264376 A JP 2003264376A JP 2002062722 A JP2002062722 A JP 2002062722A JP 2002062722 A JP2002062722 A JP 2002062722A JP 2003264376 A JP2003264376 A JP 2003264376A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cover
base
mounting
electronic device
opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002062722A
Other languages
English (en)
Inventor
Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kawamura Electric Inc filed Critical Kawamura Electric Inc
Priority to JP2002062722A priority Critical patent/JP2003264376A/ja
Publication of JP2003264376A publication Critical patent/JP2003264376A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】1種類の筐体で壁面やパネル又は開口のどちら
にでも取り付けることができるようにする。 【解決手段】電子機器筐体1を壁面やパネルに取り付け
る場合は、基台3の背面板部3aに形成された複数の取
付孔3b,3cに取付ネジを前面側から挿通させて壁面
やパネルに螺着固定し、電子機器筐体1を箱体の扉に形
成した開口に嵌めて取り付ける場合は、扉の開口縁を基
台3とカバー4とで挟持し、基台3の四隅近傍に形成し
たカバー取付孔3fと扉の開口縁に形成した貫通孔にカ
バー取付ネジ7を背面側から順に挿通し、カバー4に形
成した固定孔4hにカバー取付ネジ7を螺着固定して取
り付ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子機器筐体を取
り付けるための構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、電子部品を実装したプリント基板
を内蔵する樹脂製の電子機器筐体を壁面に取り付ける場
合や、制御盤、操作盤、計器盤等に用いられる箱体の内
部に設置されるパネルに取り付ける場合や、箱体の扉に
形成された開口に嵌めて取り付ける場合は、それぞれの
場合に応じて形成された専用の筐体が使用されている。
【0003】図11に示すように壁面や箱体のパネルに
取り付けられる電子機器筐体11は、筐体が前面側と背
面側で等分割されてプリント基板12が固定される基台
13とこの基台13の前面を被覆するカバー14とで構
成されている。基台13は背面板部13aの上部中央と
下部左右に取付孔13bが形成され、基台13の背面を
壁面又はパネル16に当接させ、前面から取付ネジ18
を取付孔13bに挿通させて壁面又はパネル16に螺着
して取り付けられる。そして取り付け後、基台13にカ
バー14を嵌めることにより、カバー14の背面側四隅
近傍に形成された嵌合爪14aが基台13に嵌合して装
着される。
【0004】また、図12及び図13に示すように箱体
の扉29に形成された開口29aに取り付けられる電子
機器筐体21は、筐体が背面板部の全周で分割されて基
台23とカバー24が形成され、カバー24の前面側の
外周に開口縁に当接する鍔部24aが形成されている。
鍔部24aの四隅近傍には取付ネジ28が螺合する取付
孔24bが形成されている。プリント基板(図示せず)
はカバー24の内部に取り付けられた後、カバー背面を
基台23で閉塞し、基台取付ネジ27によってカバー2
4に螺着される。電子機器筐体21は扉29の前面側か
ら開口29aに嵌めて鍔部24aを開口縁に当接させ
る。開口縁には鍔部24aの取付孔24bと対向する位
置に貫通孔29cが穿設され、扉29の裏面側から取付
ネジ28を貫通孔29cに挿通させ、鍔部24aの取付
孔24bに螺着することにより電子機器筐体21は取り
付けられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】このように従来の電子
機器筐体は取り付け場所によって形状が異なるため、2
種類の筐体を製造し在庫しなければならず、非常に不経
済であった。また、扉に取り付ける場合は電子機器筐体
が脱落しないように扉の前面側から押さえながら背面側
から螺着作業をしなければならず、1人での作業は困難
であった。
【0006】そこで上記問題点に鑑み、本発明の目的
は、1種類の筐体で壁面やパネル又は開口のどちらにで
も取り付けることができる電子機器筐体を提供すること
である。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明によれば、前面を開口した基
台とこの基台の前面を被覆するカバーとで成る電子機器
筐体を取り付け固定するための構造において、電子機器
筐体を壁面やパネル等に取り付ける際は基台の背面板部
に形成した複数の取付孔に取付ネジを前面側から挿通さ
せて壁面やパネル等に螺着固定し、電子機器筐体を箱体
の扉等に形成した開口に嵌めて取り付ける際は開口縁を
基台とカバーとで挟持し、基台の四隅近傍に形成したカ
バー取付孔と開口縁に形成した貫通孔にカバー取付ネジ
を背面側から順に挿通し、カバーに形成した固定孔にカ
バー取付ネジを螺着固定することを特徴とする。
【0008】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の電子機器筐体の取り付け構造において、基台の
長手方向の左右両側面板部の前面上下に開口縁に仮止め
するための係止爪を形成したことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明によれば、
前面を開口した基台とこの基台の前面を被覆するカバー
とで成る電子機器筐体を取り付け固定するための構造に
おいて、電子機器筐体を壁面やパネル等に取り付ける際
は基台の背面板部に形成した複数の取付孔に取付ネジを
前面側から挿通させて壁面やパネル等に螺着固定し、電
子機器筐体を箱体の扉等に形成した開口に嵌めて取り付
ける際は開口縁を基台とカバーとで挟持し、基台の四隅
近傍に形成したカバー取付孔と開口縁に形成した貫通孔
にカバー取付ネジを背面側から順に挿通し、カバーに形
成した固定孔にカバー取付ネジを螺着固定することによ
り、1種類の筐体で壁面やパネル又は扉の開口のどちら
にでも取り付けることができる。
【0010】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の電子機器筐体の取り付け構造において、基台の
長手方向の左右両側面板部の前面上下に開口縁に仮止め
するための係止爪を形成したことにより、1人でも容易
に取り付けることができる。
【0011】
【実施例】本発明に係る電子機器筐体の取り付け構造の
一実施例を図1〜図10の添付図面に基づいて説明す
る。
【0012】図1に示すように電子機器筐体1は、筐体
が前面側と背面側で取り付け取り外し可能に分割された
形状であり、プリント基板2が固定される基台3と、こ
の基台3の前面を被覆するカバー4とで構成されてい
る。
【0013】図2及び図3に示すように基台3は背面板
部3aの上部中央にダルマ形の取付孔3bが形成され、
下部左右に丸形の取付孔3cが形成されている。また、
四隅近傍に側面板部3dと略同一高さのボス3eが形成
されてカバー取付孔3fが形成されている。基台3の長
手方向の左右両側面板部3dの前面上下には外側に爪が
形成された係止爪3gが立設されている。プリント基板
2は図4に示すように下部が下側左右のボス3eの近傍
に形成された固定爪3hに係止され、上部が上側左右の
ボス3eの近傍に形成された基板取付孔3iに基板取付
ネジ5によって螺着固定される。尚、図中のプリント基
板2は2段構成になっている。
【0014】図5に示すようにカバー4は前面板部4a
の中央にプリント基板2に設けられた表示部2aを臨ま
せる表示窓4bが形成され、表示窓4bの下側に操作ボ
タン4cが設けられている。また、操作ボタン4cの下
側にプリント基板2に設けられた複数の端子部2bを臨
ませる端子部用開口4dが形成され、端子部用開口4d
に端子カバー4eが着脱可能に取り付けられている。図
6に示すようにカバー4の裏面には基台3のカバー取付
孔3fと対向する位置に側面板部4fと略同一高さのボ
ス4gが形成されて固定孔4hが形成されている。
【0015】この電子機器筐体1を壁面に直接取り付け
たり、制御盤、操作盤、計器盤等に用いられる箱体の内
部に設置されたパネル6に直接取り付ける場合は、図7
に示すように基台3とカバー4を突き合わせて基台3の
裏側からカバー取付孔3fにカバー取付ネジ7を挿通
し、カバー4の固定孔4hに螺着して基台3にカバー4
を固定する。
【0016】それから、壁面やパネル6に第1取付ネジ
8aを先端が僅かに取付面から突出した状態に螺着す
る。そして、電子機器筐体1のダルマ形の取付孔3bを
第1取付ネジ8aに引っ掛けた後、電子機器筐体1が水
平になるように傾きを修正する。最後にカバー4の端子
部用開口4dから電子機器筐体1の下部左右の取付孔3
cに第2取付ネジ8bを挿通させて壁面やパネル6に螺
着固定し、端子部用開口4dに端子カバー4eを取り付
ける。尚、図7ではパネル6が水平に置かれているた
め、電子機器筐体1はパネル6に載置して取り付けられ
る。
【0017】また、電子機器筐体1を箱体の扉9等に形
成された開口9aに取り付ける場合は、図8に示すよう
に開口9aに基台3の係止爪3gが係止する張出部9b
と、基台3のカバー取付孔3fと対向する位置に貫通孔
9cを形成する。
【0018】この開口9aに裏側から基台3を嵌め込
み、基台3の係止爪3gを開口縁の張出部9bに係止さ
せて仮止めする。そして、図9及び図10に示すように
基台3のカバー取付孔3fと開口縁の貫通孔9cの位置
を合わせ、更に開口縁に前面側からカバー4を当接させ
て固定孔4hを貫通孔9cの位置と合わせ、背面側から
基台3のカバー取付孔3fと開口縁の貫通孔9cにカバ
ー取付ネジ7を挿通させてカバー4の固定孔4hに螺着
固定して取り付ける。
【0019】
【発明の効果】以上説明したように請求項1に記載の発
明によれば、前面を開口した基台とこの基台の前面を被
覆するカバーとで成る電子機器筐体を取り付け固定する
ための構造において、電子機器筐体を壁面やパネル等に
取り付ける際は基台の背面板部に形成した複数の取付孔
に取付ネジを前面側から挿通させて壁面やパネル等に螺
着固定し、電子機器筐体を箱体の扉等に形成した開口に
嵌めて取り付ける際は開口縁を基台とカバーとで挟持
し、基台の四隅近傍に形成したカバー取付孔と開口縁に
形成した貫通孔にカバー取付ネジを背面側から順に挿通
し、カバーに形成した固定孔にカバー取付ネジを螺着固
定することにより、1種類の筐体で壁面やパネル又は扉
の開口のどちらにでも取り付けることができるという優
れた効果がある。
【0020】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の電子機器筐体の取り付け構造において、基台の
長手方向の左右両側面板部の前面上下に開口縁に仮止め
するための係止爪を形成したことにより、1人でも容易
に取り付けることができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る電子機器筐体の分解斜視図であ
る。
【図2】本発明に係る電子機器筐体の基台を示す斜視図
である。
【図3】本発明に係る電子機器筐体の基台を示し、
(a)は正面図であり、(b)は(a)のA−A線矢視
断面図である。
【図4】本発明に係る電子機器筐体の基台にプリント基
板を取り付けた状態を示す正面図である。
【図5】本発明に係る電子機器筐体のカバーを示す分解
斜視図であり、端子部用開口に端子カバーを着脱する様
子を示す。
【図6】本発明に係る電子機器筐体のカバー示す背面図
である。
【図7】本発明に係る電子機器筐体をパネルに直接取り
付ける様子を示す説明図である。
【図8】本発明に係る電子機器筐体の基台を扉の開口に
仮止めする様子を示す説明図である。
【図9】本発明に係る電子機器筐体を扉の開口に取り付
ける様子を示す説明図である。
【図10】本発明に係る電子機器筐体を扉の開口に取り
付けた状態を示す断面図である。
【図11】従来の電子機器筐体をパネルに直接取り付け
る様子を示す説明図である。
【図12】扉の開口に取り付けられる従来の電子機器筐
体を示す分解斜視図である。
【図13】従来の電子機器筐体を扉の開口に取り付ける
様子を示す説明図である。
【符号の説明】 1 電子機器筐体 3 基台 3b 取付孔 3c 取付孔 3f カバー取付孔 3g 係止爪 4 カバー 4h 固定孔 6 パネル 7 カバー取付ネジ 8a 第1取付ネジ 8b 第2取付ネジ 9 扉 9a 開口 9b 張出部 9c 貫通孔

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 前面を開口した基台と該基台の前面を被
    覆するカバーとで成る電子機器筐体を取り付け固定する
    ための構造において、前記電子機器筐体を壁面やパネル
    等に取り付ける際は前記基台の背面板部に形成した複数
    の取付孔に取付ネジを前面側から挿通させて前記壁面や
    パネル等に螺着固定し、前記電子機器筐体を箱体の扉等
    に形成した開口に嵌めて取り付ける際は開口縁を前記基
    台と前記カバーとで挟持し、前記基台の四隅近傍に形成
    したカバー取付孔と前記開口縁に形成した貫通孔にカバ
    ー取付ネジを背面側から順に挿通し、前記カバーに形成
    した固定孔に前記カバー取付ネジを螺着固定することを
    特徴とする電子機器筐体の取り付け構造。
  2. 【請求項2】 前記基台の長手方向の左右両側面板部の
    前面上下に前記開口縁に仮止めするための係止爪を形成
    したことを特徴とする請求項1に記載の電子機器筐体の
    取り付け構造。
JP2002062722A 2002-03-07 2002-03-07 電子機器筐体の取り付け構造 Pending JP2003264376A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062722A JP2003264376A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 電子機器筐体の取り付け構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002062722A JP2003264376A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 電子機器筐体の取り付け構造

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003264376A true JP2003264376A (ja) 2003-09-19

Family

ID=29196343

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002062722A Pending JP2003264376A (ja) 2002-03-07 2002-03-07 電子機器筐体の取り付け構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003264376A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216836A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社東芝 リモコン装置
JP2017103485A (ja) * 2017-02-24 2017-06-08 新コスモス電機株式会社 電気機器
JP2019179801A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 三菱電機株式会社 ケース体及び制御システム用端末器

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014216836A (ja) * 2013-04-25 2014-11-17 株式会社東芝 リモコン装置
JP2017103485A (ja) * 2017-02-24 2017-06-08 新コスモス電機株式会社 電気機器
JP2019179801A (ja) * 2018-03-30 2019-10-17 三菱電機株式会社 ケース体及び制御システム用端末器
JP7033987B2 (ja) 2018-03-30 2022-03-11 三菱電機株式会社 ケース体及び制御システム用端末器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR20060050010A (ko) 프레임 조립체 및 전자기기
JP2003264376A (ja) 電子機器筐体の取り付け構造
JPS63102484U (ja)
JP2000196977A (ja) プラズマディスプレイ装置のシ―ルド構造
JPH02119623U (ja)
JPH01136827U (ja)
JPH074518Y2 (ja) 電子秤
JPH0627039Y2 (ja) フロッピーディスク装置取付構造
JPH0423359Y2 (ja)
CN218122932U (zh) 吸油烟设备
JPH07212054A (ja) 防滴カバー
JPH11145650A (ja) プリント基板固定構造
CN2359730Y (zh) 电脑显示器的音箱固定装置
JPH07235778A (ja) 電子機器筐体
JP4059096B2 (ja) プラズマディスプレイ装置
JPH0711492Y2 (ja) 電子機器用筐体取付け枠
JP2002064282A (ja) 樹脂製筐体の構造
JPH0216476Y2 (ja)
JPH0918562A (ja) ロビーインターホン
JP2000080864A (ja) ドアモニター
JP2003188550A (ja) 電子機器筐体の取付具
JPH0219998Y2 (ja)
JPH06113412A (ja) 盤用ボックス
JPH0743975Y2 (ja) コンセント取付機構
JP3017187B1 (ja) 制御盤のケーシング