JP2002064282A - 樹脂製筐体の構造 - Google Patents

樹脂製筐体の構造

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JP2002064282A
JP2002064282A JP2000249985A JP2000249985A JP2002064282A JP 2002064282 A JP2002064282 A JP 2002064282A JP 2000249985 A JP2000249985 A JP 2000249985A JP 2000249985 A JP2000249985 A JP 2000249985A JP 2002064282 A JP2002064282 A JP 2002064282A
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base
cover
fitting
frame
resin
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Application number
JP2000249985A
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Yutaka Hasegawa
豊 長谷川
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Kawamura Electric Inc
Original Assignee
Kawamura Electric Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡単な構造で、壁面等に直接取り付ける場合で
も、パネルカットに取り付ける場合でも、部品の共用化
が図れる樹脂製筐体の構造を提供すること。 【解決手段】樹脂製筐体1を壁面等の表面に取り付ける
場合は、ベース2を壁面にねじ止めし、カバー3の爪部
6をベース2の嵌合凹部5に嵌合させてカバー3でベー
ス2の開口4を被覆する一方、樹脂製筐体1をパネルカ
ットへ取り付ける場合は、ベース2にフレーム12をね
じ止めするが、フレーム12は、ベース2に設けられた
ボス9に対向する取り付け部13を有しカバー3に設け
られた爪部6が嵌合可能である嵌合凹部17を設け、取
り付け部13には取り付け穴15を設け、パネルカット
の周縁にフレーム12を掛け固定すること。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】少なくとも、前面に開口を有する
ベースと開口を被覆するカバーとから構成される、電子
機器部品や電子回路基板等を収納する樹脂製筐体の構造
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の樹脂製筐体は、取り付け方法によ
って、それぞれ異なった形状をしていた。例えば、壁面
等に直設置する場合の筐体31は、前面を開口したベー
ス32と、開口33を被覆するカバー34とで構成さ
れ、ベース32の底面35には取り付け穴36を設け、
取り付け穴36でねじ止め等で壁面に取り付け、カバー
34は、爪部37をベース32の嵌合凹部38に嵌合さ
せたり、ねじ止めしたりして、開口33を被覆してい
た。また、パネルカットへ取り付けられる場合の筐体3
9は、底面40が開放され、前面はパネルカットを被覆
するように鍔形状に形成されたカバー41と、カバー4
1の底面40を被覆する形状のベース42とから成り、
カバー41とベース42はねじ止めされていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術によれば、同一の機能を持つ機器でも設置方法
によって筐体をそれぞれ設計製造しなければならないの
で、効率が悪く不経済であった。また、設置方法によっ
てベースやカバーの構造が異なるため、内部に取り付け
られる電子機器部品や電子回路基板などの取り付け方法
を変更した設計を施さなければならない。それに伴っ
て、構造が複雑になり、電子機器部品や電子回路基板等
の構成部品もそれぞれの場合によって別々に必要とな
り、作業性の効率を上げることが難しかった。
【0004】
【課題を解決するための手段】そこで本発明は、簡単な
構造で、壁面等に直接取り付ける場合でも、パネルカッ
トに取り付ける場合でも、部品の共用化が図れる樹脂製
筐体の構造を提供することを目的とし、その構造は、ベ
ースの底面にはねじ穴とボスとを形成し、ボスの先端は
段差を形成して取り付け穴を設け、開口端部には嵌合凹
部を設けると共に、カバーには、ベースの嵌合凹部に対
向する爪部を設け、樹脂製筐体を壁面等の表面に取り付
ける場合は、ベースを壁面にねじ止めし、カバーの爪部
をベースの嵌合凹部に嵌合させてカバーでベースの開口
を被覆する一方、樹脂製筐体をパネルカットへ取り付け
る場合は、ベースにフレームをねじ止めするが、フレー
ムは、ベースに設けられたボスに対向する取り付け部を
有しカバーに設けられた爪部が嵌合可能である嵌合凹部
を設け、取り付け部には取り付け穴を設け、パネルカッ
トの周縁にフレームを掛け固定することを特徴とする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明に係る樹脂製筐体の構造
は、壁面に直接取り付ける場合には、ベースを壁面にね
じ止めし、ベースの開口部はカバーで被覆するが、この
場合、カバーの爪部をベースの嵌合凹部に嵌合させる。
また、パネルカットへ取り付けられる場合は、ベースの
ボスにフレームの取り付け部を対向させてねじ止めし、
ベースの部分をパネルカットへはめ込み、フレームに設
けられたねじ穴にねじを挿通し、パネルカットの周縁に
ねじ止めする。フレームの嵌合凹部にカバーの爪部を嵌
合させ、カバーで開口を被覆する。
【0006】
【実施例】本発明に係る樹脂製筐体の構造の実施例を図
1〜図3の添付図面に基づいて説明する。
【0007】図1に示すように、本発明に係る樹脂製筐
体1は、少なくともベース2とカバー3とから構成さ
れ、電子機器部品や、電子回路基板などが納められる。
ベース2は、前面に開口4を有し、開口端部には嵌合凹
部5が設けられる。一方カバー3には、ベース2の嵌合
凹部5に対向させた爪部6が設けられる。ベース2の底
面7には、ベース2を壁面に取り付けるためのねじ穴8
を設けると共に、ボス9を立設する。ボス9の先端には
段差10をつけ、中央には取り付け穴11を設ける。
【0008】樹脂製筐体1を壁面に直設置する場合に
は、図2に示すように、ベース2のねじ穴8にねじを挿
通し、壁面にベース2を固定する。カバー3に設けられ
た爪部6をベース2に設けられた嵌合凹部5に嵌合さ
せ、ベース2の開口4を被覆する。
【0009】また、本発明に係る樹脂製筐体をパネルカ
ットへ取り付ける場合には、図1及び図3に示すよう
に、フレーム12を用いる。フレーム12には、ベース
2に設けられたボス9に対向する位置に取り付け部13
を形成し、取り付け部13には,ボス9に形成された段
差10に対向したくぼみ14を設け、くぼみ14の中央
に取り付け穴15を設ける。カバー3に設けられた爪部
6に対向させた嵌合凹部16を設け、パネルカット周縁
に対向する位置に取り付け穴17を設ける。
【0010】ベース2に設けられたボス9にフレーム1
2の取り付け部13を対向させ、ベース2にフレーム1
2をねじ止めし、ベース2をパネルカットへはめこみ、
フレーム12に設けられた取り付け穴17を用いてねじ
止めする。フレーム12の嵌合凹部16にカバー3の爪
部6を嵌合させて、開口を被覆する。
【0011】本発明に係る樹脂製筐体は、設置場所が異
なっても、ベースとカバーは同じ物を使用でき、部品の
共用化を図ることができる。
【0012】
【発明の効果】本発明に係る樹脂製筐体の構造は、ベー
スの底面にはねじ穴とボスとを形成し、ボスの先端は段
差を形成して取り付け穴を設け、開口端部には嵌合凹部
を設けると共に、カバーには、ベースの嵌合凹部に対向
する爪部を設け、樹脂製筐体を壁面等の表面に取り付け
る場合は、ベースを壁面にねじ止めし、カバーの爪部を
ベースの嵌合凹部に嵌合させてカバーでベースの開口を
被覆する一方、樹脂製筐体をパネルカットへ取り付ける
場合は、ベースにフレームをねじ止めするが、フレーム
は、ベースに設けられたボスに対向する取り付け部を有
しカバーに設けられた爪部が嵌合可能である嵌合凹部を
設け、取り付け部には取り付け穴を設け、パネルカット
の周縁にフレームを掛け固定するため、樹脂製筐体を壁
面に取り付ける場合でも、パネルカットへ取り付ける場
合でも、ベースとカバーは共用でき、コストの低減を図
ることができる。また、いずれの設置方法においても、
ベースを基本に筐体を構成できるので筐体内部の機器の
取り付けも容易にできる。パネルカットへ樹脂製筐体を
取り付けた場合、前面からカバーを外して筐体内部を見
ることができるので、いちいちパネルカットから筐体を
外す手間なくメンテナンス作業が行え、作業時間が短縮
でき、作業の省力化とサービス性の向上を図ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る樹脂製筐体の実施例を示す分解斜
視図である。
【図2】図1における樹脂製筐体を壁面に直設置する様
子を示す分解斜視図である。
【図3】図1における樹脂製筐体をパネルカットに設置
する様子を示す分解斜視図である。
【図4】従来技術における樹脂製筐体を壁面に直設置す
る様子を示す分解斜視図である。
【図5】従来技術における樹脂製筐体をパネルカットに
設置する様子を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 樹脂製筐体 2 ベース 3 カバー 4 開口 5 嵌合凹部 6 爪部 7 底面 8 ねじ穴 9 ボス 10 段差 11 取り付け穴 12 フレーム 13 取り付け部 14 くぼみ 15 取り付け穴 16 嵌合凹部 17 取り付け穴

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、前面に開口を有するベース
    と前記開口を被覆するカバーとから構成される、電子機
    器部品や電子回路基板等を収納する樹脂製筐体の構造で
    あって、前記ベースの底面にはねじ穴とボスとを形成
    し、該ボスの先端は段差を形成して取り付け穴を設け、
    前記開口端部には嵌合凹部を設けると共に、前記カバー
    には、前記ベースの嵌合凹部に対向する爪部を設け、前
    記樹脂製筐体を壁面等の表面に取り付ける場合は、前記
    ベースを壁面にねじ止めし、前記カバーの爪部を前記ベ
    ースの嵌合凹部に嵌合させて前記カバーで前記ベースの
    開口を被覆する一方、前記樹脂製筐体をパネルカットへ
    取り付ける場合は、前記ベースにフレームをねじ止めす
    るが、該フレームは、前記ベースに設けられたボスに対
    向する取り付け部を有し前記カバーに設けられた爪部が
    嵌合可能である嵌合凹部を設け、前記取り付け部には取
    り付け穴を設け、前記パネルカットの周縁にフレームを
    掛け固定することを特徴とする樹脂製筐体の構造。
JP2000249985A 2000-08-21 2000-08-21 樹脂製筐体の構造 Pending JP2002064282A (ja)

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