JPS628603Y2 - - Google Patents

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JPS628603Y2
JPS628603Y2 JP1981102341U JP10234181U JPS628603Y2 JP S628603 Y2 JPS628603 Y2 JP S628603Y2 JP 1981102341 U JP1981102341 U JP 1981102341U JP 10234181 U JP10234181 U JP 10234181U JP S628603 Y2 JPS628603 Y2 JP S628603Y2
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JP
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case
hole
front cover
speaker
hook
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JP1981102341U
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JPS5811346U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は防水形携帯用無線機のスピーカ取付構
造に関するものである。
従来の取付構造例を、第4図、第5図、第6図
に示しているが、この取付構造のように、携帯用
無線機特にこの種の防水形携帯用無線機A′では
ケース1′及びカバー2′間の嵌合面を最少にるす
るという目的で無線機制御送受信パネルをトツプ
カバーと一体にしておき、それをケース1′に挿
入するといつた筒形構造が取り入れられるのが多
い。いういつた構造体において、スピーカ取付構
造としては、金属をプレスにて成形したフレーム
に防水形としてマイラー(ポリエステルフイルム
の商品名)板製の振動板を矢ゴムにして固定した
スピーカ8′を使用する。そして、スピーカ8′に
入出力用配線材82′をハンダ付にて接続してか
ら、スピーカ8′を、内側に防塵用ネツト6を貼
付けたフロントカバー2′のねじ穴の付いたボス
22′に、固定板111にてねじ113、ワツシ
ヤ114にて前記矢ゴムがたわんでパツキンの役
目をする程度に取付けていた。又、スピーカ8′
の付いたフロントカバー2′は、筒形ケース1′側
に設けてある取付穴11′に、パツキン115を
はさみ込んで、フロントカバー2′のねじ穴2
1′を通して、ねじ100にて締付けていた。
又、スピーカ8′と回路部品を搭載したプリント
板9′との接続は、配線材82′及び91′間にケ
ース側とスピーカ側が分離できるようコネクタ1
2を用いて行なつていた。
以上のような構造にした場合、プリント板9′
をケース1′から引出す際、まず始めにスピーカ
8′との接続を切り離す必要があり、筐体正面に
あるフロントカバー2′の固定ねじ100をゆる
め、それからコネクタ12をはずさなければいけ
なかつた。又、組込みの際も逆のことが言え、分
解、組立が大変面倒であつた。
次に外観デザイン上から見た場合、ねじ100
が無線機A′正面に丸見えになる。普通はデザイ
ン上から考えて化粧的なねじを用いるが、それに
しても見栄えのよいものではなく、意匠デザイナ
ー泣かせの一要因であつた。
さらに製造面からケース1′をみた場合、この
種の無線機筐体としては外観デザイン上、軽量
化、数量、コスト的にプラスチツク成形品が一般
的であり、このプラスチツク成形における、成形
の難易性も見逃すことはできない。つまり、筒形
になつているケース1′のフロントカバー2′取付
穴11′用のねじ穴をもつ金属製環状インサート
の取付は金型構造上、非常に無理があつて、量産
性に支障をきたすものである。その代りに成形後
前記インサートを打ち込むような方法もあるが強
度的に信頼性は低く、防水効果を果すため、ねじ
100をかなりの高トルクで締付けようとする
と、前記インサートが空回りしたりすることも多
い。
本考案の目的は、これらの欠点を除去し、スピ
ーカ取付け、取外しが非常に簡単で、かつ防水性
に富む構造で、外観デザイン的に無線機正面部か
らねじを削除すると共に、ケース自体の構造をも
単純化した携帯用無線機を提供することにある。
以下、図面を参照して本考案の実施例を詳細に
説明する。
第1図、第2図、及び第3図は本考案の一実施
例を示す。スピーカ8は、第3図に示すように、
従来の一般的なスピーカとは異なり、プラスチツ
ク等にて成形したフレーム81の周囲にOリング
82をはめ込んだもので、さらに振動板86への
入出力用端子部84をフレキシブルプリント板8
3を利用してヨーク85の背面部に設けたもので
ある。この際、入出力用端子部84をヨーク85
の頭部上に振動板86及びボイスコイル87を接
続したフレキシブルプリント板83にて持ち上げ
ておく。
第1図及び第2図における携帯用無線機Aにお
いて、操作部品を取付けた制御部に送受信パネル
であるプリント板9を一体に取付けておき、筒形
になつているケース1に差込み、接合部にはOリ
ング等を用いて防水を行ない、スピーカ8はケー
ス1正面部に設けられたスピーカ取付穴11に前
記Oリング82が所定寸法だけたわんで、防水を
行うべく圧入される。その時、スピーカ8の背面
部にある端子部84はプリント板9上にあらかじ
め用意されているばね性コンタクト91に接触す
るようにしておく。このコンタクト91はプリン
ト板9をケース1からの出し入れに支障が生じな
い形状にしておき、従来の配線材82′,91′を
不要にしたものである。従来のパツキン115を
ねじ締付等にてたわませてやる防水方法に比較し
て、本考案の如く中周上でOリングにて行なう方
がはるかに効果的であることは、他の油圧機器に
用いられているシーリングの例を見れば明らか
で、ねじを使うことなく、指で圧入できる点、又
はピンセツトなどにて簡単にこじつてはずすこと
ができる利点がある。
次にスピーカ8の前面には筐体の構成品である
フロントカバー2を取付ける。このために、ケー
ス1のスピーカ取付穴11の上部付近にアンダー
カツトの引掛穴12、スピーカ取付穴11の下部
付近にはケース左右対称位置2箇所に底面部に貫
通する円形逃げ穴14をもつ凹部13を設けてお
く。そして、フロントカバー2には、音の出るス
ピーカグリル21と、上端部にはケース21の引
掛穴12に嵌合する舌片状上部引掛部22と、背
面部には前記ケース凹部13に第2図に示す如く
引掛穴12を支点として矢印のように回転係合す
る内部にねじ穴をもつ金属製環状インサートを持
つた突起部23と、下端部2箇所に上端部側とほ
ぼ同形状の下部引掛部24を設けておく。スピー
カグリル21には振動板86に塵や鉄粉が付着す
るのを防止するナイロン製の耐水性のあるネット
を貼付けておく。
そして、第2図に示すように、ケース1、フロ
ントカバー2が係合しているのを固定するのにベ
ースプレート3を用いる。ベースプレート3には
電池パツク7を保持するロツク機構を組込んでお
くと共に、ケース1側の逃げ穴14に嵌合する中
筒状突起部32、フロントカバー2の下部引掛部
24に嵌合する凹部31を設け、ケース1、フロ
ントカバー2、ベースプレート3をねじ4、ワツ
シヤー5で固定すれば、完全に筐体を構成する。
つまり、フロントカバー2はケース引掛穴12
とベースプレート凹部31とに嵌合して第2図の
矢印の方向への回転は規制される。また、ベース
プレート3はケース円形逃げ穴14に円筒状突起
部32が嵌合して動きが規制されると共に、フロ
ントカバー突起部23にねじ4、ワツシヤー5を
介して固定されているのである。
スピーカ8の取付は、フロントカバー2とは全
然関係はなく、フロントカバー2は単に筐体の一
部品として見なされ、保護板にすぎず、仮にフロ
ントカバー2が無くても無線機Aの防水性には何
ら影響を与えない。
図でもわかるように、固定用ねじ4は底面にあ
るので、正面から見た場合、従来邪魔で処理が難
しかつたねじが完全に消去され、外観意匠がとみ
にうるさくなるこの種の機器のデザインを自由に
した。
さらに筐体を構成する各部品特にケース1にお
いては、従来苦労していた前面部インサートが無
くなり、成形作業を大幅に向上させている。
以上の如く、本考案はスピーカ取付け、取外し
が非常に簡単で、かつ防水性に富む構造で、外観
デザイン的に無線機正面部からねじを削除すると
共にケース自体の構造をも単純化した携帯用無線
機が得られる。さらに、本考案はスピーカ8とプ
リント板9との接続用配線が無くなり、ケース1
からのプリント板9の出し入れが容易になつた
事、つまり保守点検が大変やりやすくなつたばか
りでなく、組立工数の大幅な削減をも果すなど実
用上極めて優れた効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す分解斜視図、
第2図は第1図の実施例の断面図、第3図は第1
図及び第2図のスピーカの外観斜視図、第4図は
従来の携帯用無線機の構造を示す分解斜視図、第
5図は第4図の従来例の断面図、第6図は第4図
及び第5図のスピーカ取付構造を示す分解斜視図
である。 A,A′……携帯用無線機、1,1′……ケー
ス、11……スピーカ取付穴、12……引掛穴、
13……凹部、14……逃げ穴、11′……取付
穴、2,2′……フロントカバー、21……スピ
ーカグリル、22……上部引掛部、23……突起
部、24……下部引掛部、21′……ねじ穴、2
2′……ボス、3……ベースプレート、31……
凹部、32……筒状突起部、4……ねじ、5……
ワツシヤー、6……ネット、7……電池パツク、
8,8′……スピーカ、81……フレーム、82
……Oリング、83……フレキシブルプリント
板、84……入出力端子部、85……ヨーク、8
6……振動板、87……ボイスコイル、81′…
…端子板、82′……配線材、9,9′……プリン
ト板、91……コンタクト、91′……配線材、
100……ねじ、111……固定板、112……
コネクタ、113……ねじ、114……ワツシ
ヤ、115……パツキン。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. スピーカを内蔵する携帯用無線機において、正
    面下部にスピーカ取付穴11を有し、該スピーカ
    取付穴11の上部付近に引掛穴12を有し、そし
    て該スピーカ取付穴11の下部付近の少なくとも
    2箇所に底面に貫通する逃げ穴14をもつ凹部1
    3を有するケース1と;上端部に前記引掛穴12
    に嵌合する上部引掛部22を有し、背面部に前記
    凹部13に係合する突起部23を有し、そし下端
    部の少なくとも2箇所に下部引掛部24を有する
    フロントカバー2と;前記下部引掛部24に嵌合
    する凹部31と前記逃げ穴14に嵌合する筒状突
    起部32とを有するベースプレート3と;を含
    み、前記フロントカバー2の前記突起部23はね
    じ穴を有し、スピーカ8は前記ケース1の前記ス
    ピーカ取付穴11に保持され、前記フロントカバ
    ー2は前記ケース1の前記引掛穴12に前記上部
    引掛部22を差し込み回転させることによつて前
    記突起部23が前記ケース1の前記凹部13に係
    合され、また前記ベースプレート3は前記凹部3
    1が前記フロントカバー3の下部引掛部24に、
    前記筒状突起部32が前記ケース1の逃げ穴14
    に嵌合され、このような状態においてねじ4を前
    記ベースプレート3の底から該ベースプレートの
    前記筒状突起部32を通して前記フロントカバー
    2の前記突起部23の前記ねじ穴に螺合させるこ
    とによつて、ケース1フロントカバー2及びベー
    スプレート3を固定したことを特徴とする携帯用
    無線機。
JP1981102341U 1981-07-11 1981-07-11 携帯用無線機 Granted JPS5811346U (ja)

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JP1981102341U JPS5811346U (ja) 1981-07-11 1981-07-11 携帯用無線機

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JP1981102341U JPS5811346U (ja) 1981-07-11 1981-07-11 携帯用無線機

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JPS5811346U JPS5811346U (ja) 1983-01-25
JPS628603Y2 true JPS628603Y2 (ja) 1987-02-27

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