JP3020594U - スロット装着型回路基板ユニットにおけるフロントパネル及びハンドルの支持構造 - Google Patents

スロット装着型回路基板ユニットにおけるフロントパネル及びハンドルの支持構造

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JP3020594U
JP3020594U JP1995005398U JP539895U JP3020594U JP 3020594 U JP3020594 U JP 3020594U JP 1995005398 U JP1995005398 U JP 1995005398U JP 539895 U JP539895 U JP 539895U JP 3020594 U JP3020594 U JP 3020594U
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JP1995005398U
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Inventor
実 横木
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株式会社横木製作所
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 部品点数が少なく組付が容易であり、製造コ
ストを低減可能なスロット装着型回路基板ユニットにお
けるフロントパネル及びハンドルの支持構造を提供す
る。 【構成】 機器筐体の基板装着用スロットに挿入した状
態で機器本体と接続され、使用される回路基板ユニット
において、回路基板引抜き押込み用ハンドルの基端部
に、該ハンドルを直接回路基板に固定可能な固定部材を
一体に形成し、該固定部材をフロントパネルに設けた貫
通穴に挿通させた状態で嵌合した後、該固定部材を回路
基板に固定することによりフロントパネルが回路基板の
端縁部とハンドル基端部とで挾持されるようにした。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、コンピュータを始めとする各種電子機器筐体の基板装着用スロット に挿入した状態で機器本体と接続されるスロット装着型回路基板ユニットにおけ るフロントパネル及びハンドルの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、コンピュータを始めとする各種電子機器においては、機器のメンテナン ス性や、拡張性を考慮して、CPUや各種インターフェースをCPUボードやイ ンターフェースボード等のスロット装着型回路基板ユニットとして別体で構成し 、所定の回路基板ユニットを機器筐体の基板装着用スロットに挿入し、スロット 内の機器本体側コネクタに接続して使用するようにしている。これにより、メン テナンス時には回路基板ユニットごと抜脱して容易に交換でき、また、目的に応 じて選定した回路基板ユニットを拡張用の予備のスロットに装着することにより 容易に機能拡張が行える。
【0003】 このようなスロット装着型回路基板ユニットは、図4に示す如く、回路基板4 1の一端部に機器本体側との接続用のコネクタ42を固定し、装着時に筐体43 の表面側となる他端部には、スロット44を閉鎖するフロントパネル45を設け ている。該フロントパネル45は、従来、回路基板41にビス46で固定した取 付金具47,47に基板引抜き押込み用ハンドル48,48と共にビス49,4 9により固定するようにしていたが、組付に手間が掛かった。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
本考案は、従来の技術のこのような点に鑑みて、部品点数が少なく組付が容易 であり、製造コストを低減可能なスロット装着型回路基板ユニットにおけるフロ ントパネル及びハンドルの支持構造を提供することを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
機器筐体の基板装着用スロットに挿入した状態で機器本体と接続され、使用さ れる回路基板ユニットにおいて、回路基板引抜き押込み用ハンドルの基端部に、 該ハンドルを直接回路基板に固定可能な固定部材を一体に形成し、該固定部材を フロントパネルに設けた貫通穴に挿通させた状態で嵌合した後、該固定部材を回 路基板に固定することによりフロントパネルが回路基板の端縁部とハンドル基端 部とで挾持されるようにした。
【0006】
【作用】
フロントパネルとハンドルとは、ハンドルの固定部材を回路基板にネジ等で固 定するという簡単な作業だけで回路基板に取付けられる。
【0007】
【実施例】
実施例について図面と共に説明する。
【0008】 図1及び図2は、本考案第1実施例のスロット装着型回路基板ユニットにおけ るフロントパネル及びハンドルの支持構造を示すものである。
【0009】 図において、回路基板1の一端部には機器本体側との接続用のコネクタ11が 固定されている。また、回路基板1の他端部には、外部機器との連結ケーブル接 続用端子12,12やスイッチ13,13が固定され、且つ、ハンドル2,2を 固定するビス4,4を挿通するための穴14,14が穿設されている。
【0010】 ハンドル2,2は、断面円形であって、滑り止めのための周溝22を刻設した 把持部21の基端部23に、該ハンドル2を回路基板1に固定するための平板状 固定部材24を一体に形成し、該固定部材24にはネジ4を螺合するネジ穴26 を設けている。
【0011】 また、固定部材24の前記基端部23に連なる部分には、フロントパネル3に 設けた貫通穴31と同形状の嵌合部25を形成している。嵌合部25は、貫通穴 31に嵌合した場合における回動を防止するため、非回転体形状とすることが好 ましく、図示例では、加工性を考慮して、嵌合部25及び貫通穴31を断面弓形 状としている。尚、嵌合部25の断面形状は、固定部材24と同形状であっても 良い。フロントパネル3は、前記貫通穴31,31以外に連結ケーブル接続用端 子12や、スイッチ13の位置に窓32,33を開口している。
【0012】 そして、上記ハンドル2,2及びフロントパネル3は以下の如く回路基板1に 固定される。
【0013】 先ず、2個のハンドル2,2の夫々の固定部材24,24をフロントパネル3 の各貫通穴31,31に挿通させ、嵌合部25,25を上記貫通穴31,31に 嵌合した後、固定部材24,24の上面に回路基板1を当接させ、該回路基板1 の穴14,14に挿通したネジ4をネジ穴26に螺合して回路基板1をハンドル 2の固定部材24に対して固定する。
【0014】 すると、嵌合部25を貫通穴31に嵌合したフロントパネル3は、ハンドル2 の基端部23と、回路基板1の端縁部15とで挾持されることにより、ハンドル 2,2と共に回路基板1に固定されることになる。
【0015】 また図3は、本考案の第2実施例を示すものである。図において、ハンドル2 ´と一体に形成されている固定部材34は、回路基板1の厚さだけ上下に離間し て設けた2枚の平板状固定片34a,34bからなり、上側固定片34にはネジ 4を挿通するための貫通孔35を穿設し、下側固定片34bには該ネジ4を螺合 するネジ穴36を設けている。ハンドル2´の他の部分は第1実施例と同形状で ある。
【0016】 そして、ハンドル2´の上記固定部材34(34a,34b)をフロントパネ ル3の各貫通穴31に挿通させ、嵌合部25を上記貫通穴31に嵌合した後、固 定部材34の上下の固定片34a,34b間に回路基板1を挿入し、上側固定片 34aの貫通孔35及び回路基板1の穴14に挿通したネジ4を下側固定片34 bのネジ穴36に螺合すれば、回路基板1は2枚の固定片34a,34bで締着 されると共に、フロントパネル3は、ハンドル2´の基端部23と、回路基板1 の端縁部15とで挾持されることにより、ハンドル2´と共に回路基板1に固定 される。
【0017】
【考案の効果】
本考案は、上述の通り、機器筐体の基板装着用スロットに挿入した状態で機器 本体と接続され、使用される回路基板ユニットにおいて、回路基板引抜き押込み 用ハンドルの基端部に、該ハンドルを直接回路基板に固定可能な固定部材を一体 に形成し、該固定部材をフロントパネルに設けた貫通穴に挿通させた状態で嵌合 した後、該固定部材を回路基板に固定することによりフロントパネルが回路基板 の端縁部とハンドル基端部とで挾持されるようにしたので、フロントパネルを回 路基板に固定する取付金具及び、該取付金具にフロントパネルを固定するための ネジ等を用いることなく、フロントパネルに嵌合したハンドルと一体の固定部材 を回路基板に固定するだけでハンドル及びフロントパネルを共に回路基板に固定 でき、組付け作業が極めて容易であり、且つ、構造が簡素化され部品点数が削減 されることで製造コストを低減できる。また、ネジ等がフロントパネル表面に露 見せず外観上も優れている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案第1実施例の回路基板ユニットの組付け
状況を示す斜視図である。
【図2】本考案第1実施例の回路基板ユニットにおける
フロントパネル及びハンドルの支持構造を示す要部側断
面図である。
【図3】本考案第2実施例の回路基板ユニットにおける
フロントパネル及びハンドルの支持構造を示す要部側断
面図である。
【図4】従来の回路基板ユニットの組付け状況を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 回路基板 2,2´ ハンドル 3 フロントパネル 4 ネジ 15 端縁部 23 基端部 24,34 固定部材 25 嵌合部 31 貫通穴

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機器筐体の基板装着用スロットに挿入し
    た状態で機器本体と接続され、使用される回路基板ユニ
    ットにおいて、回路基板引抜き押込み用ハンドルの基端
    部に、該ハンドルを直接回路基板に固定可能な固定部材
    を一体に形成し、該固定部材をフロントパネルに設けた
    貫通穴に挿通させた状態で嵌合した後、該固定部材を回
    路基板に固定することによりフロントパネルが回路基板
    の端縁部とハンドル基端部とで挾持されるようにしたこ
    とを特徴とするスロット装着型回路基板ユニットにおけ
    るフロントパネル及びハンドルの支持構造。
JP1995005398U 1995-05-10 1995-05-10 スロット装着型回路基板ユニットにおけるフロントパネル及びハンドルの支持構造 Expired - Lifetime JP3020594U (ja)

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JP3020594U true JP3020594U (ja) 1996-02-02

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ID=43155966

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010070792A1 (ja) * 2008-12-16 2010-06-24 日本電気株式会社 部材着脱用器具及び部材着脱方法

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