JPH03245710A - 配線用器具 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 ［産業上の利用分野］ 本発明は、耐火用スイッチボックスとして用いられる配
線用器具に関するものである。

［従来の技術Ｊ 従来、火災発生時に、配線器具取付用の壁の開口部から
炎が隣の部屋に入ることを防止するために、金属製のス
イッチボックスご取り付けたり、銘板をはさみ込んだプ
レートを取り付けたりしていた。

［発明が解決しようとする課ｗｉ〕 かかる従来例において、金属製のスイッチボックスを取
り付ける場合には、一般にねじ等にて取り付けており、
施工が複雑となり、コスト高になるという問題があった
。また、プレートを取り付ける方法においては、電路の
絶縁を確実にするため、プラスチック製の取付枠を用い
て配線器具を取り付けているため、取付枠が溶けてしま
うと、プレートが脱落するという問題があった。

本発明は、上述の点に鑑みて提供したものであって、施
工が容易で、たとえ取付枠が溶けても脱落しない配線用
器具を提供することを目的したものである。

［課題を解決するための手段１ 本発明は、スイ　・千ボ・クスを金ｉｃ製で形成すると
共に、前面側が間口また箱状に形成ヒ、スイッチボ・ソ
クスの両側板の直面側に造営材の背面に当接する押接片
を形成し、前後左右方向に弾性的にたわみ可能であって
前面側には造営材の前面を押接する固定片を形成した弾
性片を上記両側板に一体に夫々切り欠き形成しなもので
ある。

［作　用］ 而して、金属製で形成したスイッチボックスを造営材の
開口面の背面側に配置して、スイッチボックスの押接片
を造営材の背面に押接し１弾性片の弾性力にて固定片を
造営材の開口部より引き出して該固定片を造営材の前面
に押接して、弾性片の弾性力により押接片と固定片を造
営材の背面と前面に夫々弾発し、スイッチボックスを造
営材に仮固定するようにしている。

［実施例］ 以下、本発明の実施例を図面を参照して説明する。第１
図は全体の分解斜視図を示すものであり、第２図は取付
状態を示す断面図である。壁１め開口部２の背面側に配
設されるスイ・ソチボ・・ノクス３は前面が開口した箱
状で金Ｘ製で形成してりる。このスイッチボックス３は
例えば、１枚の金属板から折曲形成しており、前面の上
下には壁１の背面に当接する上片４と下片５とが形成し
である。また、上、下片４．５には夫々固定用のねじ穴
６が設けである。スイッチボックス３の側板７の前面は
Ｌ型に折曲して壁１の背面を押接する押接片８が形成さ
れている。そして、側板７には夫々パンタグラフ状の弾
性片９が切り欠き形成されていて、弾性片９の先端の前
面にＬ型の固定片１０が設けである。この固定片１０は
弾性片９の弾性力にて前後左右方向にたわみ可能となっ
ていて、開口部２より引き出し７′：固定片１０の背面
にて壁１の前面を押接して、固定片１０と押接片８とて
壁１を挟持してスイッチボックス３を仮固定するように
なっている。また、スイッチボックス３の底部にはコー
ドを挿通させる挿通孔１１が穿設されている。

次に、施工方法について説明する。まず、スイ・・ｌチ
ボンクス３を壁１の背面に配置し、押接片８を壁１の前
面に押接して、弾性片９の復帰力に抗して固定片１０を
開口部２より前面側に引っ張り出し、壁１の前面に位置
した時に固定片１０を離せば弾性片９が復帰して、固定
片１０と押接片８とで壁１を弾性片９の復帰力により弾
発挟持して、スイッチボックス３が壁１に仮固定される
ことになる。つまり、第１図に示すように、固定片１０
と押接片８との闇で壁１をはさみ一時的に固定する。

一方、壁１の前面側では、プレート枠１２を開口部２に
合わせて配置し、その前面からスイッチやコンセント１
３のような配線器具を装着した取付枠１４を配置する。

このとき、プレート枠１２の突起１５が取付枠１４の孔
１６に挿入されて、取付枠１４とプレート枠１２相互の
位置決めがなされる。次に、ボックスネジ１９を前面か
ら取付枠１４の取付穴１７を介してスイッチボックス３
のねじ穴６に螺着することて、取付枠１４及びプレート
枠１２と、スイッチボックス３とで壁１を挟持する形と
なって、壁１に強固に取り１寸けられることになる。

そして、化粧プレート１つを取ｆ寸枠１４の前面に配置
し、ネジ２１により取は枠１４のねじ穴２２に螺着する
ことで、化粧プレート１９が取付枠１４に固定され、コ
ンセント１３が化粧プレート１つの開口部２０より露出
する。次に、前面化粧板２３を化粧プレート１９の開口
部２０に嵌着し、前面化粧板２３の開口部２４からコン
セント１３の前面が露出するようになっている。このよ
うにして、簡易耐火カバーとしてのスイッチボックス３
が壁１の背面に固定されることになる。尚、第２図にお
いては、取付枠１４とスイッチボックス３との取付状態
を示している。

［発明の効果］ 本発明は上述のように、スイッチボックスを金属製で形
成すると共に、前面側が開口した箱状に形成し、スイッ
チボックスの両側板の前面側に造営材の背面に当接する
押接片を形成し、前後左右方向に弾性的にたわみ可能で
あって前面側には造営材の前面分押接する固定片と形成
した弾性片ご上記両側板に一体に夫々切り欠き形成した
ものであるから、金属製で形成したスイ・ソチボックス
を造営材の開口面の背面側に配置して、スイッチボック
スの押接片を造営材の背面に押接し、弾性片の弾性力に
て固定片を造営材の開口部より引き出して該固定片を造
営材の前面に押接して、弾性片の弾性力により押接片と
固定片を造営材の背面と前面に夫々弾発し、スイッチボ
ックスを造営材に仮固定するようにしているものであり
、そのため、施工が容易であり、しがも、金属製のスイ
ッチボックスが造営材に取り付けられるので、プラスチ
ック製の取付枠等が溶けても、スイッチボックスは脱落
することがないという効果を奏するものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例の全体の分解斜視図、第２区は
同上の取付状態を示す断面Ｚである。 ２は開口部、３はスイッチボックス、７は側板、８は押
接片、９は弾性片、１ｏは固定片である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）造営材の開口部の背面側にスイッチボックスを配
   設し、このスイッチボックスの前面側であって造営材の
   前面側に配線器具が取着される配線用器具において、上
   記スイッチボックスを金属製で形成すると共に、前面側
   が開口した箱状に形成し、スイッチボックスの両側板の
   前面側に造営材の背面に当接する押接片を形成し、前後
   左右方向に弾性的にたわみ可能であって前面側には造営
   材の前面を押接する固定片を形成した弾性片を上記両側
   板に一体に夫々切り欠き形成したことを特徴とする配線
   用器具。