JP3237295B2 - 配線器具用簡易耐火装置 - Google Patents
配線器具用簡易耐火装置Info
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Description
を耐火構造に変更することが出来る配線器具用簡易耐火
装置に関するものである。
解図であり、該配線器具は、電線を接続する押釦スイッ
チモジュールやコンセントモジュールなどの配線モジュ
ール8と、壁や天井や埋め込みボックスなどの取付け材
(図示せず)に固定され且つ所定数(例えば3個)の配
線モジュール8を枠内に取付け可能な取付け枠1と、前
記取付け枠1の周面に沿って該取付け枠1の表側に取付
けられる樹脂製のプレート枠3と、前記プレート枠3の
表側に取付けられる樹脂製の化粧プレート6と、を具備
して成っている。又、本従来例の如く、前記配線モジュ
ール8がスイッチの場合には加えて、前記配線モジュー
ル8の前面部8cに配した押釦の表側に配される樹脂製
のスイッチパネル5が具備されており、前記スイッチパ
ネル5を手動押圧すれば、前記配線モジュール8の押釦
が同時に押されるようになっている。尚、最大3個の配
線モジュール8を取付け可能な取付け枠1に、所定数未
満の1個若しくは2個の配線モジュール8しか取り付け
られていない構成の配線器具においては、図6に示すよ
うに、前記取付け枠1の枠内に枠内ブランク1cが生じ
る。該枠内ブランク1cは、押釦やコンセント接続部な
どを配した前記配線モジュール8の前面部8cと略同じ
大きさのブランクであり、前記配線モジュール8の取り
付けにより埋めることが出来る。
であり、火災などにおいて前記化粧プレート6などの樹
脂部品は簡単に燃えてしまうので、それに伴い前記枠内
ブランク1c,1cから火が通り抜けて他の場所に燃え
広がるといった危険性が高いという問題がある。そのた
めに従来から、前記枠内ブランク1c,1cに金属板等
の耐火チップ(図示せず)を嵌め込んで該枠内ブランク
1c,1cを塞ぐなどにより、非耐火構造の配線器具を
簡易的に耐火構造に変更することが出来る配線器具用簡
易耐火装置が提案されているが、従来の配線器具用簡易
耐火装置は、その耐火チップを前記取付け枠1の裏側か
ら係合固定するようになっているので、非耐火構造の配
線器具が既に壁などの取付け材に取付け固定されている
場合には、該配線器具を取付け材から一旦はずしてから
前記耐火チップを取り付ける必要があり、非常に手間な
ものとなっていた。
鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、
取付け材に既に取り付けられた非耐火構造の配線器具に
容易に取り付け施工することが出来る配線器具用簡易耐
火装置を提供するものである。
に成された本発明は、電線を接続する配線モジュールで
あって、側面に係合爪を有する該配線モジュールと、所
定数の配線モジュールを枠内に取付け可能な取付け枠で
あって、前記配線モジュールの係合爪を係合する爪受け
部を配した該取付け枠と、を具備して成る配線器具、で
あって、所定数未満の配線モジュールを具備する非耐火
構造の該配線器具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装
置において、前記取付け枠に固定される耐火プレート枠
と、前記配線モジュールを取付け固定した部分以外の枠
内ブランクを塞ぐよう前記取付け枠の裏側から該取付け
枠に係合固定すると共に前記枠内ブランクより少々大き
めで且つ前記枠内ブランクを通過し得るような大きさを
有する耐火チップであって、前記取付け枠の爪受け部に
弾性係合する係合爪と、把持棒とを有する該耐火チッ
プ、を備え、前記把持棒は、指で把持した状態で該耐火
チップを前記枠内ブランクにくぐらせて通過させ、手前
に引っ張ることにより耐火チップを取付け枠に係合固定
させるために設けられていることを特徴とする配線器具
用簡易耐火装置である。
記把持棒を把持し、前記耐火チップを、前記取付け枠の
枠内ブランクをくぐらせて通過させることにより、前記
取付け枠の裏側に配した耐火チップを前記取付け枠の表
側から操作出来るので、前記取付け枠を壁などの取付け
材から取り外すことなく該取付け枠に前記耐火チップを
係合固定することが出来る。
づいて説明する。
火装置を使用して構成した簡易耐火構造の配線器具を示
す分解図であり、図2は、該簡易耐火構造の配線器具の
一部を示す分解図である。又、図4は、該簡易耐火構造
の配線器具を示す正面図(a)および裏面図(b)であ
り、図5は、該簡易耐火構造の配線器具の分解状態を示
す側面図である。
述した非耐火構造の配線器具に取り付けることが出来、
該非耐火構造の配線器具を耐火構造に変更することが出
来るものである。
しく述べると、図2に示すように、前記配線モジュール
8は、その両側面それぞれに2つずつ計4つの係合爪8
bを有している。又、前記配線モジュール8の係合爪8
bが弾性係合する複数の爪受け孔1bが、前記取付け枠
1の枠縁部1d,1dそれぞれに6箇所ずつ計12箇所
に設けられており、該取付け枠1に、最大3個の配線モ
ジュール8を枠内に並列に取り付けることが出来るよう
になっている。尚、該取付け枠1は、壁や天井や埋め込
みボックスなどの取付け材に固定ねじ9,9により固定
される。尚、該非耐火構造の配線器具は、前述したよう
に前記プレート枠4、化粧プレート6を具備しており、
必要に応じて前記スイッチパネル5を具備している。
例の配線器具用簡易耐火装置は、図1に示すように、前
記プレート枠3と前記化粧プレート6との間に介在され
るよう前記プレート枠4の表面に取り付けられる耐火プ
レート枠4と、前記配線モジュール6の取付け部分以外
の枠内ブランク1cを塞ぐよう前記取付け枠4の裏側か
ら該取付け枠4に係合固定する耐火チップ2と、から成
っている。前記耐火プレート枠4と前記耐火チップ2と
は、共に金属板などの耐火材料を折曲成形して成ってい
る。該耐火チップ2は、配線器具における枠内ブランク
1cの数に応じて必要数用意する。
示す正面図(a)および下面図(b)および側面図
(c)である。前記耐火チップは、前記取付け枠1にお
ける枠内ブランク1cより少々大きめで且つ該枠内ブラ
ンク1cを斜め気味にして通過し得るような大きさを有
する断面コ型のチップであり、金属などの耐火材料から
成っており、図2および図3に示すように、その周縁に
は、前記取付け枠1の枠縁部1d,1dに設けられた複
数の爪受け孔1bそれぞれに弾性係合する複数の係合爪
2bが設けられている。又、該耐火チップ2の平面部に
は、曲げ起こし可能な把持棒2cが溝切り成形されてい
る。
1において前記配線モジュール8を取付け固定した部分
以外の枠内ブランク1cを塞ぐよう前記取付け枠1の裏
側から該取付け枠1に係合固定出来るもので、耐火チッ
プ2の複数の係合爪2bそれぞれが、取付け枠1の複数
の爪受け孔1bそれぞれに弾性係合することにより、該
耐火チップ2は前記取付け枠1に取り付け固定される。
例えば本実施例の如く、3個の配線モジュールを取付け
可能な取付け枠1に配線モジュール8を1個だけ取り付
けた配線器具については、前記枠内ブランク1cが2モ
ジュール分だけ生じるので、2個の耐火チップが必要と
なり、例えば、3個の配線モジュールを取付け可能な取
付け枠1に配線モジュール8を2個取り付けた配線器具
については、前記枠内ブランク1cが1モジュール分だ
け生じるので、1個の耐火チップが必要となる。即ち、
本実施例においては、前記取付け枠1に取り付け可能な
配線モジュール8の最大数および該取付け枠1に取り付
けられた配線モジュール8の数に応じて、必要数の耐火
チップ8を用意すればよく、取付け枠1に取り付ける配
線モジュール8の数に応じて柔軟に対応出来る。
火プレート枠4は、前記プレート枠3の前周面に沿って
取り付けられ、前記プレート枠3を介して前記取付け枠
1にねじ7,7により固定される。そして、該耐火プレ
ート枠4の表側に前記化粧プレート6が配され、前記耐
火プレート枠4は、前記化粧プレート6と前記プレート
枠3との間に介された状態となる。
材20に既に取り付けられた状態の配線器具に、上記構
成の配線器具用簡易耐火装置を取り付ける場合、先ず、
前記化粧プレート6および前記プレート枠3を前記取付
け枠1から取外す。そして、前記耐火チップ2の把持棒
2cを指で曲げ起こし、該把持棒2cを指で把持して、
該耐火チップ2を前記取付け枠1の枠内ブランク1cに
一旦くぐらせて通過させた後、前記把持棒2cを手前に
引っ張ると、該耐火チップ2の各係合爪2bそれぞれ
が、前記取付け枠1の各爪受け孔1bそれぞれに弾性係
合して、該耐火チップ2が前記取付け枠1の裏側から該
取付け枠1に係合固定される。その後、曲げ起こされた
前記把持棒2cを元の位置に戻しておく。その後、前記
取付け枠1の表側に前記プレート枠4を当てがい、該プ
レート枠4の表側に前記耐火プレート4を当てがい、前
記プレート枠4と前記耐火プレート4とをねじ7,7に
より前記取付け枠1に固定した後、前記プレート枠4お
よび前記耐火プレート4を塞ぐように、該耐火プレート
4の表側に前記化粧プレート枠6を取り付ける。
非耐火構想の配線器具を、壁や天井や埋め込みボックス
などの取付け材20に取付けた後においても該配線器具
の主分である取付け枠1を前記取付け材20から取り外
すことなく前記取付け枠1に容易に取り付けることが出
来るので、取付け材20に既に取り付けられた非耐火構
造の配線器具への該配線器具用簡易耐火装置の取付け施
工が非常に容易に出来る。
付け材に既に取り付けられた非耐火構造の配線器具に容
易に取り付け施工することが出来る配線器具用簡易耐火
装置を構成することが出来る。
して構成した簡易耐火構造の配線器具を示す分解図。
ジュール8および耐火チップ2,2を示す斜視図。
図(a)および下面図(b)および側面図(c)。
使用して構成した簡易耐火構造の配線器具を示す正面図
(a)および裏面図(b)。
使用して構成した簡易耐火構造の配線器具の分解状態を
示す側面図である。
Claims (1)
- 【請求項1】 電線を接続する配線モジュールであっ
て、側面に係合爪を有する該配線モジュールと、所定数
の配線モジュールを枠内に取付け可能な取付け枠であっ
て、前記配線モジュールの係合爪を係合する爪受け部を
配した該取付け枠と、を具備して成る配線器具、であっ
て、所定数未満の配線モジュールを具備する非耐火構造
の該配線器具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装置に
おいて、前記取付け枠に固定される耐火プレート枠と、 前記配線モジュールを取付け固定した部分以外の枠内ブ
ランクを塞ぐよう前記取付け枠の裏側から該取付け枠に
係合固定すると共に前記枠内ブランクより少々大きめで
且つ前記枠内ブランクを通過し得るような大きさを有す
る耐火チップであって、前記取付け枠の爪受け部に弾性
係合する係合爪と、把持棒とを有する該耐火チップ、を
備え、 前記把持棒は、指で把持した状態で該耐火チップを前記
枠内ブランクにくぐらせて通過させ、手前に引っ張るこ
とにより耐火チップを取付け枠に係合固定させるために
設けられている ことを特徴とする配線器具用簡易耐火装
置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154593A JP3237295B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 配線器具用簡易耐火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10154593A JP3237295B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 配線器具用簡易耐火装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06315216A JPH06315216A (ja) | 1994-11-08 |
JP3237295B2 true JP3237295B2 (ja) | 2001-12-10 |
Family
ID=14303414
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10154593A Expired - Lifetime JP3237295B2 (ja) | 1993-04-27 | 1993-04-27 | 配線器具用簡易耐火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3237295B2 (ja) |
-
1993
- 1993-04-27 JP JP10154593A patent/JP3237295B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH06315216A (ja) | 1994-11-08 |
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