JPH06327118A - 配線器具用簡易耐火装置 - Google Patents
配線器具用簡易耐火装置Info
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- JPH06327118A JPH06327118A JP5109517A JP10951793A JPH06327118A JP H06327118 A JPH06327118 A JP H06327118A JP 5109517 A JP5109517 A JP 5109517A JP 10951793 A JP10951793 A JP 10951793A JP H06327118 A JPH06327118 A JP H06327118A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 取付け材に既に取り付けられた非耐火構造の
配線器具に容易に取り付け施工することが出来る配線器
具用簡易耐火装置を提供する。 【構成】 取付け枠1の枠周に沿って該取付け枠1の正
面側に固定される耐火プレート枠4と、該耐火プレート
枠4の正面側から該耐火プレート枠4の枠内に着脱自在
に嵌合固定する耐火パネル9と、から成る。前記耐火プ
レート枠4および前記耐火パネル9は、それぞれ金属な
どの耐火性材料を折曲成形して成る。
配線器具に容易に取り付け施工することが出来る配線器
具用簡易耐火装置を提供する。 【構成】 取付け枠1の枠周に沿って該取付け枠1の正
面側に固定される耐火プレート枠4と、該耐火プレート
枠4の正面側から該耐火プレート枠4の枠内に着脱自在
に嵌合固定する耐火パネル9と、から成る。前記耐火プ
レート枠4および前記耐火パネル9は、それぞれ金属な
どの耐火性材料を折曲成形して成る。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、非耐火構造の配線器具
を耐火構造に変更することが出来る配線器具用簡易耐火
装置に関するものである。
を耐火構造に変更することが出来る配線器具用簡易耐火
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は、従来の配線器具の一例を示す分
解斜視図であり、該配線器具は、電線を接続するコンセ
ントモジュールや押釦スイッチモジュールなどの配線モ
ジュール8と、所定数(例えば3個)の配線モジュール
8を枠内に取付け可能な絶縁材料(セラミックなど)や
金属などから成る取付け枠1と、前記取付け枠1の枠周
に沿って該取付け枠1の正面側に取付けられる樹脂製の
プレート枠3と、該プレート枠3の枠周に沿って該プレ
ート枠3の正面側に取付けられる樹脂製の化粧プレート
枠6と、該化粧プレート枠6の枠内に嵌合するように配
される枠内化粧プレート5と、から成っている。該枠内
化粧プレート5は、操作スイッチやコンセントの差し込
み口を配した前記配線モジュール8の正面部8cを露出
させるモジュール孔5aを有している。前記取付け枠1
は、壁や天井や埋め込みボックスなどの取付け材(図示
せず)にねじ止め固定される。
解斜視図であり、該配線器具は、電線を接続するコンセ
ントモジュールや押釦スイッチモジュールなどの配線モ
ジュール8と、所定数(例えば3個)の配線モジュール
8を枠内に取付け可能な絶縁材料(セラミックなど)や
金属などから成る取付け枠1と、前記取付け枠1の枠周
に沿って該取付け枠1の正面側に取付けられる樹脂製の
プレート枠3と、該プレート枠3の枠周に沿って該プレ
ート枠3の正面側に取付けられる樹脂製の化粧プレート
枠6と、該化粧プレート枠6の枠内に嵌合するように配
される枠内化粧プレート5と、から成っている。該枠内
化粧プレート5は、操作スイッチやコンセントの差し込
み口を配した前記配線モジュール8の正面部8cを露出
させるモジュール孔5aを有している。前記取付け枠1
は、壁や天井や埋め込みボックスなどの取付け材(図示
せず)にねじ止め固定される。
【0003】尚、本従来例の如く、最大3個の配線モジ
ュール8を取付け可能な取付け枠1に、所定数未満の1
個の配線モジュール8しか取り付けられていない構成の
配線器具においては、図9に示すように、前記取付け枠
1の枠内に2箇所の枠内ブランク1c,1cが生じる。
該枠内ブランク1cは、前記配線モジュール8の正面部
8cと略同じ大きさのブランクであり、前記配線モジュ
ール8を取り付けることにより埋めることが出来る。
ュール8を取付け可能な取付け枠1に、所定数未満の1
個の配線モジュール8しか取り付けられていない構成の
配線器具においては、図9に示すように、前記取付け枠
1の枠内に2箇所の枠内ブランク1c,1cが生じる。
該枠内ブランク1cは、前記配線モジュール8の正面部
8cと略同じ大きさのブランクであり、前記配線モジュ
ール8を取り付けることにより埋めることが出来る。
【0004】然しながら、一般の配線器具は非耐火構造
であり、火災などにおいて前記化粧プレート枠6や枠内
化粧プレート5やプレート枠3などの可燃性の樹脂部品
は簡単に燃えてしまうので、それに伴い前記枠内ブラン
ク1c,1cから火が通り抜けて他の場所に燃え広がる
といった危険性が高いという問題がある。そのために従
来から、前記枠内ブランク1c,1cに金属板等の耐火
チップ(図示せず)を嵌め込んで該枠内ブランク1c,
1cを塞ぐなどにより、非耐火構造の配線器具を簡易的
に耐火構造に変更することが出来る配線器具用簡易耐火
装置が提案されているが、従来の配線器具用簡易耐火装
置は、その耐火チップを前記取付け枠1の裏側(壁裏
側)から取り付けるようになっているので、非耐火構造
の配線器具が既に壁などの取付け材に取付け固定されて
いる場合には、該配線器具を取付け材から一旦はずして
から前記耐火チップを取り付ける必要があり、非常に手
間なものとなっていた。
であり、火災などにおいて前記化粧プレート枠6や枠内
化粧プレート5やプレート枠3などの可燃性の樹脂部品
は簡単に燃えてしまうので、それに伴い前記枠内ブラン
ク1c,1cから火が通り抜けて他の場所に燃え広がる
といった危険性が高いという問題がある。そのために従
来から、前記枠内ブランク1c,1cに金属板等の耐火
チップ(図示せず)を嵌め込んで該枠内ブランク1c,
1cを塞ぐなどにより、非耐火構造の配線器具を簡易的
に耐火構造に変更することが出来る配線器具用簡易耐火
装置が提案されているが、従来の配線器具用簡易耐火装
置は、その耐火チップを前記取付け枠1の裏側(壁裏
側)から取り付けるようになっているので、非耐火構造
の配線器具が既に壁などの取付け材に取付け固定されて
いる場合には、該配線器具を取付け材から一旦はずして
から前記耐火チップを取り付ける必要があり、非常に手
間なものとなっていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記問題点に
鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、
取付け材に既に取り付けられた非耐火構造の配線器具に
容易に取り付け施工することが出来る配線器具用簡易耐
火装置を提供するものである。
鑑みて成されたものであり、その目的とするところは、
取付け材に既に取り付けられた非耐火構造の配線器具に
容易に取り付け施工することが出来る配線器具用簡易耐
火装置を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に成された第1の本発明は、電線を接続する配線モジュ
ールと、所定数の配線モジュールを枠内に取付け可能な
取付け枠と、を具備して成る配線器具、であって、所定
数未満の配線モジュールを前記取付け枠に取り付けて成
る該配線器具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装置に
おいて、前記取付け枠の枠周に沿って該取付け枠の正面
側に固定される耐火プレート枠と、該耐火プレート枠の
正面側から該耐火プレート枠の枠内に嵌合固定する耐火
パネルとを具備して成ると共に、前記耐火パネルは、前
記配線モジュールの正面部が嵌合し且つ該正面部の平面
形状と略同形状のモジュール孔を備えて成ることを特徴
とする配線器具用簡易耐火装置である。
に成された第1の本発明は、電線を接続する配線モジュ
ールと、所定数の配線モジュールを枠内に取付け可能な
取付け枠と、を具備して成る配線器具、であって、所定
数未満の配線モジュールを前記取付け枠に取り付けて成
る該配線器具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装置に
おいて、前記取付け枠の枠周に沿って該取付け枠の正面
側に固定される耐火プレート枠と、該耐火プレート枠の
正面側から該耐火プレート枠の枠内に嵌合固定する耐火
パネルとを具備して成ると共に、前記耐火パネルは、前
記配線モジュールの正面部が嵌合し且つ該正面部の平面
形状と略同形状のモジュール孔を備えて成ることを特徴
とする配線器具用簡易耐火装置である。
【0007】又、上記課題を解決するために成された第
2の本発明は、電線を接続する配線モジュールと、所定
数の配線モジュールを枠内に取付け可能な取付け枠と、
を具備して成る配線器具、であって、所定数未満の配線
モジュールを前記取付け枠に取り付けて成る該配線器
具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装置において、前
記取付け枠の枠周に沿って該取付け枠の正面側に固定さ
れる耐火プレート枠と、該耐火プレート枠の正面側から
該耐火プレート枠の枠内に嵌合固定する耐火パネルとを
具備して成ると共に、前記耐火パネルは、前記配線モジ
ュールの正面部の平面形状と略同形状を成す前記所定数
の耐火板部を、継ぎ目を介して一体に有すると共に、前
記継ぎ目を切断して所望の耐火板部を前記耐火パネルか
ら切り離すことにより、前記配線モジュールの正面部が
嵌合し且つ該正面部の平面形状と略同形状のモジュール
孔を孔開け形成するようにしたことを特徴とする配線器
具用簡易耐火装置である。
2の本発明は、電線を接続する配線モジュールと、所定
数の配線モジュールを枠内に取付け可能な取付け枠と、
を具備して成る配線器具、であって、所定数未満の配線
モジュールを前記取付け枠に取り付けて成る該配線器
具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装置において、前
記取付け枠の枠周に沿って該取付け枠の正面側に固定さ
れる耐火プレート枠と、該耐火プレート枠の正面側から
該耐火プレート枠の枠内に嵌合固定する耐火パネルとを
具備して成ると共に、前記耐火パネルは、前記配線モジ
ュールの正面部の平面形状と略同形状を成す前記所定数
の耐火板部を、継ぎ目を介して一体に有すると共に、前
記継ぎ目を切断して所望の耐火板部を前記耐火パネルか
ら切り離すことにより、前記配線モジュールの正面部が
嵌合し且つ該正面部の平面形状と略同形状のモジュール
孔を孔開け形成するようにしたことを特徴とする配線器
具用簡易耐火装置である。
【0008】
【作用】第1の本発明および第2の本発明によれば、前
記耐火パネルを、前記取付け枠の正面側から該取付け枠
に取り付けることができるので、前記取付け枠を壁など
の取付け材から取り外すことなく該取付け枠に前記耐火
パネルを取り付けることが出来る。
記耐火パネルを、前記取付け枠の正面側から該取付け枠
に取り付けることができるので、前記取付け枠を壁など
の取付け材から取り外すことなく該取付け枠に前記耐火
パネルを取り付けることが出来る。
【0009】加えて、第2の本発明によれば、該配線器
具における配線モジュール8の取付け個数や取付け位置
に合わせて、前記耐火パネル9に設けるモジュール孔9
aの位置を自由に選択することが出来る。
具における配線モジュール8の取付け個数や取付け位置
に合わせて、前記耐火パネル9に設けるモジュール孔9
aの位置を自由に選択することが出来る。
【0010】
【実施例】以下に本発明を、その実施例を示す図面に基
づいて説明する。
づいて説明する。
【0011】図1は、本発明第1実施例の配線器具用簡
易耐火装置および非耐火構造の配線器具を示す分解斜視
図である。
易耐火装置および非耐火構造の配線器具を示す分解斜視
図である。
【0012】本第1実施例の配線器具用簡易耐火装置
は、前述した非耐火構造の配線器具に取り付けることが
出来、該非耐火構造の配線器具を耐火構造に変更するこ
とが出来るものである。
は、前述した非耐火構造の配線器具に取り付けることが
出来、該非耐火構造の配線器具を耐火構造に変更するこ
とが出来るものである。
【0013】従来例として示した非耐火構造の配線器具
に取付け可能な第1実施例の配線器具用簡易耐火装置
は、図1に示すように、前記取付け枠1の枠周に沿って
該取付け枠1の正面側に固定される耐火プレート枠4
と、該耐火プレート枠4の正面側から該耐火プレート枠
4の枠内に着脱自在に嵌合固定する耐火パネル9と、か
ら成っている。前記耐火プレート枠4および前記耐火パ
ネル9は、それぞれ金属などの耐火性材料を折曲成形し
て成っている。
に取付け可能な第1実施例の配線器具用簡易耐火装置
は、図1に示すように、前記取付け枠1の枠周に沿って
該取付け枠1の正面側に固定される耐火プレート枠4
と、該耐火プレート枠4の正面側から該耐火プレート枠
4の枠内に着脱自在に嵌合固定する耐火パネル9と、か
ら成っている。前記耐火プレート枠4および前記耐火パ
ネル9は、それぞれ金属などの耐火性材料を折曲成形し
て成っている。
【0014】前記耐火プレート枠4は、前記プレート枠
3と共に前記取付け枠1の正面側にねじ7,7により固
定される。このとき、前記耐火プレート枠4は、前記プ
レート枠3の正面側に固定される。
3と共に前記取付け枠1の正面側にねじ7,7により固
定される。このとき、前記耐火プレート枠4は、前記プ
レート枠3の正面側に固定される。
【0015】尚、前記耐火プレート枠4を前記プレート
枠3と同形状に形成し、該耐火プレート枠4を前記プレ
ート枠3の代わりに取付け枠1に付け替えることが出来
るようにしてもよい。
枠3と同形状に形成し、該耐火プレート枠4を前記プレ
ート枠3の代わりに取付け枠1に付け替えることが出来
るようにしてもよい。
【0016】図2は、前記耐火パネル9を示す正面図
(a)および裏面図(b)である。該耐火パネル9は、
前記耐火プレート枠4の枠内に収まるような大きさを成
しており、その両端部が略直角に折曲されて折曲部9
f,9fが形成されていると共に、該耐火パネル9の中
央部には、前記配線モジュール8の正面部8cの平面形
状と略同形状のモジュール孔9aが設けられている。該
モジュール孔9aは、前記配線器具において前記取付け
枠1に取り付けられた前記配線モジュール8の個数と同
数分(本実施例においては1個分)だけ、前記耐火パネ
ル9に配設されている。又、2つの折曲部9f,9fの
互いに向かい合う側の面それぞれには、半球状の小さい
ダボ9bがそれぞれ2個ずつ設けられている。
(a)および裏面図(b)である。該耐火パネル9は、
前記耐火プレート枠4の枠内に収まるような大きさを成
しており、その両端部が略直角に折曲されて折曲部9
f,9fが形成されていると共に、該耐火パネル9の中
央部には、前記配線モジュール8の正面部8cの平面形
状と略同形状のモジュール孔9aが設けられている。該
モジュール孔9aは、前記配線器具において前記取付け
枠1に取り付けられた前記配線モジュール8の個数と同
数分(本実施例においては1個分)だけ、前記耐火パネ
ル9に配設されている。又、2つの折曲部9f,9fの
互いに向かい合う側の面それぞれには、半球状の小さい
ダボ9bがそれぞれ2個ずつ設けられている。
【0017】図3は、前記耐火パネル9および前記耐火
プレート枠4のそれぞれ要部を示す図である。前記耐火
プレート枠4には、前記耐火パネル9に設けた複数のダ
ボ9bに合わせて、該ダボ9bが嵌合する枠状のダボ受
け4bが設けられている。該ダボ受け4bは、該耐火プ
レート枠4の枠内縁部に切り起こし形成により4箇所に
形成されている。即ち、前記耐火パネル9を前記耐火プ
レート枠4の枠内に嵌め込んだときに、図3に示すよう
に、前記耐火パネル9に設けた4つのダボ9bそれぞれ
が、前記耐火プレート枠4に設けた4つのダボ受け4b
それぞれに弾性嵌合するようになっており、それによ
り、前記耐火パネル9が前記耐火プレート枠4の枠内に
嵌合固定される。尚、前記ダボ受け4bは、図3に示す
ように、前記耐火パネル9が前記耐火プレート枠4の正
面側からのみしか該耐火プレート枠4に嵌合出来ないよ
うに構成されている。
プレート枠4のそれぞれ要部を示す図である。前記耐火
プレート枠4には、前記耐火パネル9に設けた複数のダ
ボ9bに合わせて、該ダボ9bが嵌合する枠状のダボ受
け4bが設けられている。該ダボ受け4bは、該耐火プ
レート枠4の枠内縁部に切り起こし形成により4箇所に
形成されている。即ち、前記耐火パネル9を前記耐火プ
レート枠4の枠内に嵌め込んだときに、図3に示すよう
に、前記耐火パネル9に設けた4つのダボ9bそれぞれ
が、前記耐火プレート枠4に設けた4つのダボ受け4b
それぞれに弾性嵌合するようになっており、それによ
り、前記耐火パネル9が前記耐火プレート枠4の枠内に
嵌合固定される。尚、前記ダボ受け4bは、図3に示す
ように、前記耐火パネル9が前記耐火プレート枠4の正
面側からのみしか該耐火プレート枠4に嵌合出来ないよ
うに構成されている。
【0018】図4は、本実施例の配線器具用簡易耐火装
置および配線器具を示す分解側面図である。上記の配線
器具用簡易耐火装置は、壁や天井や埋め込みボックスな
どの取付け材20に既に取り付けられた状態の非耐火構
造の配線器具に後付けすることが出来る。その場合の取
付け手順を説明すると、先ず、取付け材20に取り付け
られた前記配線器具において、前記化粧プレート枠6お
よび前記枠内化粧プレート5および前記プレート枠3を
前記取付け枠1から取外す。そして、前記プレート枠4
の正面側に前記耐火プレート4を当てがい、前記プレー
ト枠4と前記耐火プレート4とをねじ7,7により一緒
に前記取付け枠1にねじ止め固定した後、前記耐火パネ
ル9を前記耐火プレート4の枠内に嵌合固定し、前記耐
火パネル9を覆うように前記枠内化粧プレート5を取付
け、前記プレート枠4および前記耐火プレート4を覆う
ように、該耐火プレート4の正面側に前記化粧プレート
枠6を取り付ける。
置および配線器具を示す分解側面図である。上記の配線
器具用簡易耐火装置は、壁や天井や埋め込みボックスな
どの取付け材20に既に取り付けられた状態の非耐火構
造の配線器具に後付けすることが出来る。その場合の取
付け手順を説明すると、先ず、取付け材20に取り付け
られた前記配線器具において、前記化粧プレート枠6お
よび前記枠内化粧プレート5および前記プレート枠3を
前記取付け枠1から取外す。そして、前記プレート枠4
の正面側に前記耐火プレート4を当てがい、前記プレー
ト枠4と前記耐火プレート4とをねじ7,7により一緒
に前記取付け枠1にねじ止め固定した後、前記耐火パネ
ル9を前記耐火プレート4の枠内に嵌合固定し、前記耐
火パネル9を覆うように前記枠内化粧プレート5を取付
け、前記プレート枠4および前記耐火プレート4を覆う
ように、該耐火プレート4の正面側に前記化粧プレート
枠6を取り付ける。
【0019】上述のように、前記耐火パネル9を前記耐
火プレート枠4の枠内に嵌合固定したときには、前記取
付け枠1に取り付けた配線モジュール8の正面部8c
が、前記耐火パネル9に設けた前記モジュール孔9aに
嵌合されると同時に、前記取付け枠1に生じた枠内ブラ
ンク1c,1cが、前記耐火パネル9によって塞がれる
ようになっている。即ち、例えば図1に示す第1実施例
の如く、前記取付け枠1に配線モジュール8を1つだけ
取り付けて構成した配線器具においては、前記モジュー
ル孔9aが1箇所だけ設けられた耐火パネル5を使用
し、例えば、前記取付け枠1に配線モジュール8を2つ
取り付けて構成した配線器具においては、前記モジュー
ル孔9aが2箇所に設けられた耐火パネル5を使用す
る。
火プレート枠4の枠内に嵌合固定したときには、前記取
付け枠1に取り付けた配線モジュール8の正面部8c
が、前記耐火パネル9に設けた前記モジュール孔9aに
嵌合されると同時に、前記取付け枠1に生じた枠内ブラ
ンク1c,1cが、前記耐火パネル9によって塞がれる
ようになっている。即ち、例えば図1に示す第1実施例
の如く、前記取付け枠1に配線モジュール8を1つだけ
取り付けて構成した配線器具においては、前記モジュー
ル孔9aが1箇所だけ設けられた耐火パネル5を使用
し、例えば、前記取付け枠1に配線モジュール8を2つ
取り付けて構成した配線器具においては、前記モジュー
ル孔9aが2箇所に設けられた耐火パネル5を使用す
る。
【0020】次に本発明第2実施例について説明する。
図5は、本発明第2実施例の配線器具用簡易耐火装置に
おける耐火パネル9を示す正面図(a)および背面図
(b)である。
図5は、本発明第2実施例の配線器具用簡易耐火装置に
おける耐火パネル9を示す正面図(a)および背面図
(b)である。
【0021】本発明第2実施例における配線器具用簡易
耐火装置は、前記第1実施例と同様に耐火プレート枠4
と耐火パネル5とを具備して構成されているが、前述し
た本発明第1実施例における前記耐火パネル9の代わり
に、図5に示すような耐火パネル9が使用されている。
即ち、該耐火パネル9は、図5に示すように、前記配線
モジュール8の正面部8cの平面形状と略同形状を成す
3つの耐火板部9c,9c,9cを、複数の継ぎ目9
d,9d,…を介して一体に有して成っている。尚、9
eは溝である。即ち、前記耐火パネル9には、前記取付
け枠1に取付け可能な配線モジュール8の最大数(本実
施例においては3個)と同数の前記耐火板部9c,9
c,9cが列設される。本実施例においては、前記耐火
板部9cとなる部分の外周を、複数の継ぎ目9dを残し
て溝切ることにより形成されている。
耐火装置は、前記第1実施例と同様に耐火プレート枠4
と耐火パネル5とを具備して構成されているが、前述し
た本発明第1実施例における前記耐火パネル9の代わり
に、図5に示すような耐火パネル9が使用されている。
即ち、該耐火パネル9は、図5に示すように、前記配線
モジュール8の正面部8cの平面形状と略同形状を成す
3つの耐火板部9c,9c,9cを、複数の継ぎ目9
d,9d,…を介して一体に有して成っている。尚、9
eは溝である。即ち、前記耐火パネル9には、前記取付
け枠1に取付け可能な配線モジュール8の最大数(本実
施例においては3個)と同数の前記耐火板部9c,9
c,9cが列設される。本実施例においては、前記耐火
板部9cとなる部分の外周を、複数の継ぎ目9dを残し
て溝切ることにより形成されている。
【0022】図6は、該耐火パネル9における継ぎ目9
d付近の拡大図である。上記の如く第2実施例の配線器
具簡易耐火装置における耐火パネル9は、前述のように
図6に示すような継ぎ目9dを複数有している。該耐火
パネルにおいては、所望の継ぎ目9d,9d,…をニッ
パーなどの切断用工具で切断して所望の耐火板部9cを
前記耐火パネル9から切り離すことにより、前記配線モ
ジュール8の正面部8cが嵌合し且つ該正面部8cの平
面形状と略同形状の前記モジュール孔9aを孔開け形成
するように成っている。
d付近の拡大図である。上記の如く第2実施例の配線器
具簡易耐火装置における耐火パネル9は、前述のように
図6に示すような継ぎ目9dを複数有している。該耐火
パネルにおいては、所望の継ぎ目9d,9d,…をニッ
パーなどの切断用工具で切断して所望の耐火板部9cを
前記耐火パネル9から切り離すことにより、前記配線モ
ジュール8の正面部8cが嵌合し且つ該正面部8cの平
面形状と略同形状の前記モジュール孔9aを孔開け形成
するように成っている。
【0023】図7および図8は、本発明第2実施例の配
線器具簡易耐火装置および配線器具を示す分解斜視図で
ある。尚、図7および図8においては、前記耐火板部9
cを斜線部分で示している。
線器具簡易耐火装置および配線器具を示す分解斜視図で
ある。尚、図7および図8においては、前記耐火板部9
cを斜線部分で示している。
【0024】例えば、前記取付け枠1の枠内中央に配線
モジュール8を1つだけ取り付けて構成した配線器具
に、該配線器具簡易耐火装置を取り付ける場合には、図
7に示すように、3枚あるうちの中央の耐火板部9cの
みを、前記耐火パネル9から切り離し、該耐火パネル9
の中央に前記モジュール孔9aを形成するようにして使
用する。又、例えば、前記取付け枠1の枠内両端それぞ
れに2個の配線モジュール8,8を取り付けて構成した
配線器具に、該配線器具簡易耐火装置を取り付ける場合
には、図8に示すように、3枚あるうちの両端の2枚の
耐火板部9c,9cを、前記耐火パネル9から切り離
し、該耐火パネル9の2箇所に前記モジュール孔9a,
9aを形成するようにして使用する。尚、どちらの場合
においても、該耐火パネル9に残った耐火板部9cによ
り、前記取付け枠1に生じた枠内ブランク1c,1cが
確実に塞がれるようになっている。
モジュール8を1つだけ取り付けて構成した配線器具
に、該配線器具簡易耐火装置を取り付ける場合には、図
7に示すように、3枚あるうちの中央の耐火板部9cの
みを、前記耐火パネル9から切り離し、該耐火パネル9
の中央に前記モジュール孔9aを形成するようにして使
用する。又、例えば、前記取付け枠1の枠内両端それぞ
れに2個の配線モジュール8,8を取り付けて構成した
配線器具に、該配線器具簡易耐火装置を取り付ける場合
には、図8に示すように、3枚あるうちの両端の2枚の
耐火板部9c,9cを、前記耐火パネル9から切り離
し、該耐火パネル9の2箇所に前記モジュール孔9a,
9aを形成するようにして使用する。尚、どちらの場合
においても、該耐火パネル9に残った耐火板部9cによ
り、前記取付け枠1に生じた枠内ブランク1c,1cが
確実に塞がれるようになっている。
【0025】尚、第2実施例の配線器具用簡易耐火装置
を、壁や天井や埋め込みボックスなどの取付け材20に
既に取り付けられた状態の配線器具に後付けする方法
は、図4に示すごとく前記第1実施例と同様である。
を、壁や天井や埋め込みボックスなどの取付け材20に
既に取り付けられた状態の配線器具に後付けする方法
は、図4に示すごとく前記第1実施例と同様である。
【0026】上記の如く構成した第1実施例および第2
実施例の配線器具用簡易耐火装置は、非耐火構造の配線
器具を、壁や天井や埋め込みボックスなどの取付け材2
0に取付けた後においても該配線器具の要部である取付
け枠1を前記取付け材20から取り外すことなく前記取
付け枠1に容易に取り付けることが出来るので、取付け
材20に既に取り付けられた非耐火構造の配線器具への
該配線器具用簡易耐火装置の取付け施工が非常に容易に
出来、取付け施工の省力化が図れる。
実施例の配線器具用簡易耐火装置は、非耐火構造の配線
器具を、壁や天井や埋め込みボックスなどの取付け材2
0に取付けた後においても該配線器具の要部である取付
け枠1を前記取付け材20から取り外すことなく前記取
付け枠1に容易に取り付けることが出来るので、取付け
材20に既に取り付けられた非耐火構造の配線器具への
該配線器具用簡易耐火装置の取付け施工が非常に容易に
出来、取付け施工の省力化が図れる。
【0027】加えて、前記第2実施例の配線器具用簡易
耐火装置は、該配線器具における配線モジュール8の取
付け個数や取付け位置に合わせて、前記耐火パネル9に
設けるモジュール孔9aの位置を施工者が自由に選択す
ることが出来るので、非耐火構造の配線器具への取付け
施工時において、該配線器具における配線モジュール8
の取付け形態に拘わらず取付け施工することが出来る。
耐火装置は、該配線器具における配線モジュール8の取
付け個数や取付け位置に合わせて、前記耐火パネル9に
設けるモジュール孔9aの位置を施工者が自由に選択す
ることが出来るので、非耐火構造の配線器具への取付け
施工時において、該配線器具における配線モジュール8
の取付け形態に拘わらず取付け施工することが出来る。
【0028】
【発明の効果】上記の如く構成した第1の本発明および
第2の本発明によれば、取付け材に既に取り付けられた
非耐火構造の配線器具に容易に取り付け施工することが
出来る。
第2の本発明によれば、取付け材に既に取り付けられた
非耐火構造の配線器具に容易に取り付け施工することが
出来る。
【0029】加えて、第2の本発明によれば、配線器具
における配線モジュールの取付け形態に拘わらず該配線
器具に取付け施工することが出来る。
における配線モジュールの取付け形態に拘わらず該配線
器具に取付け施工することが出来る。
【図1】本発明第1実施例の配線器具用簡易耐火装置お
よび配線器具を示す分解斜視図。
よび配線器具を示す分解斜視図。
【図2】本発明第1実施例における耐火パネル9を示す
正面図(a)および裏面図(b)。
正面図(a)および裏面図(b)。
【図3】本発明第1実施例における耐火パネル9および
耐火プレート枠4のそれぞれ要部を示す図。
耐火プレート枠4のそれぞれ要部を示す図。
【図4】本発明実施例の配線器具用簡易耐火装置および
配線器具を示す分解側面図。
配線器具を示す分解側面図。
【図5】本発明第2実施例における耐火パネル9を示す
正面図(a)および背面図(b)。
正面図(a)および背面図(b)。
【図6】本発明第2実施例における耐火パネル9の継ぎ
目9d付近の拡大図である。
目9d付近の拡大図である。
【図7】本発明第2実施例の配線器具簡易耐火装置およ
び配線器具を示す分解斜視図。
び配線器具を示す分解斜視図。
【図8】本発明第2実施例の配線器具簡易耐火装置およ
び配線器具を示す分解斜視図。
び配線器具を示す分解斜視図。
【図9】従来の非耐火構造の配線器具を示す分解斜視
図。
図。
1 取付け枠 1c 枠内ブランク 3 プレート枠 4 耐火プレート枠 4b ダボ受け 6 化粧プレート 7 ねじ 8 配線モジュール 8c 配線モジュールの正面部 9 耐火パネル 9a モジュール孔 9b ダボ
Claims (2)
- 【請求項1】 電線を接続する配線モジュールと、所定
数の配線モジュールを枠内に取付け可能な取付け枠と、
を具備して成る配線器具、であって、所定数未満の配線
モジュールを前記取付け枠に取り付けて成る該配線器
具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装置において、 前記取付け枠の枠周に沿って該取付け枠の正面側に固定
される耐火プレート枠と、該耐火プレート枠の正面側か
ら該耐火プレート枠の枠内に嵌合固定する耐火パネルと
を具備して成ると共に、 前記耐火パネルは、前記配線モジュールの正面部が嵌合
し且つ該正面部の平面形状と略同形状のモジュール孔を
備えて成ることを特徴とする配線器具用簡易耐火装置。 - 【請求項2】 電線を接続する配線モジュールと、所定
数の配線モジュールを枠内に取付け可能な取付け枠と、
を具備して成る配線器具、であって、所定数未満の配線
モジュールを前記取付け枠に取り付けて成る該配線器
具、に取り付ける配線器具用簡易耐火装置において、 前記取付け枠の枠周に沿って該取付け枠の正面側に固定
される耐火プレート枠と、該耐火プレート枠の正面側か
ら該耐火プレート枠の枠内に嵌合固定する耐火パネルと
を具備して成ると共に、 前記耐火パネルは、前記配線モジュールの正面部の平面
形状と略同形状を成す前記所定数の耐火板部を、継ぎ目
を介して一体に有すると共に、 前記継ぎ目を切断して所望の耐火板部を前記耐火パネル
から切り離すことにより、前記配線モジュールの正面部
が嵌合し且つ該正面部の平面形状と略同形状のモジュー
ル孔を孔開け形成するようにしたことを特徴とする配線
器具用簡易耐火装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109517A JPH06327118A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 配線器具用簡易耐火装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5109517A JPH06327118A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 配線器具用簡易耐火装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06327118A true JPH06327118A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=14512276
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5109517A Pending JPH06327118A (ja) | 1993-05-11 | 1993-05-11 | 配線器具用簡易耐火装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06327118A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015167440A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-24 | スガツネ工業株式会社 | 壁埋め込み器具用化粧板 |
JP2017022992A (ja) * | 2016-09-07 | 2017-01-26 | スガツネ工業株式会社 | 壁埋め込み器具用化粧板 |
CN110518507A (zh) * | 2019-09-23 | 2019-11-29 | 宁波凯勒电气有限公司 | 一种墙式电缆支架 |
-
1993
- 1993-05-11 JP JP5109517A patent/JPH06327118A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2015167440A (ja) * | 2014-03-03 | 2015-09-24 | スガツネ工業株式会社 | 壁埋め込み器具用化粧板 |
JP2017022992A (ja) * | 2016-09-07 | 2017-01-26 | スガツネ工業株式会社 | 壁埋め込み器具用化粧板 |
CN110518507A (zh) * | 2019-09-23 | 2019-11-29 | 宁波凯勒电气有限公司 | 一种墙式电缆支架 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20011120 |