JP2000070065A - 家具用の配線ボックス - Google Patents
家具用の配線ボックスInfo
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- JP2000070065A JP2000070065A JP10245053A JP24505398A JP2000070065A JP 2000070065 A JP2000070065 A JP 2000070065A JP 10245053 A JP10245053 A JP 10245053A JP 24505398 A JP24505398 A JP 24505398A JP 2000070065 A JP2000070065 A JP 2000070065A
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Abstract
コード類Cの散乱も防止する。 【手段】配線ボックス2の本体の上部にコンセント16を
取付ける。天カバー12に、電源コードCや通信ケーブル
Cをまとめて引き出すコード類挿通穴13を設ける。
Description
ネット等の家具の側面に重ね合わせて使用する配線ボッ
クスに関するものである。
ら考えられており、例えば実開昭61-58828号公報には、
左右に配置した一般用キャビネットの間に配線用キャビ
ネットをサンドイッチ状に配置し、この配線用キャビネ
ットに通信用中継器等の器具類を格納できるようにする
ことが記載されている。
トの上面に種々の電気・電子機器を載せることがあり、
この場合、殆ど機器には電源コードが接続されており、
従って、プラグをの接続するコンセントが必要である。
また、ファクシミリやパソコンのような器具の場合、電
源用コードに合わせて通信ケーブルも接続する必要があ
る。
は従来から広く行われており、その場合、家具の内部に
配線通路を設ける一方、例えば天板やかまちのように家
具の外面を構成する部材に穴を空けて、これに、コンセ
ントを外側に露出させた状態で取付けている。ところ
が、前記したファクシミリやパソコンのように電源コー
ドと通信線とを備えた器具を家具の上面に設置する場
合、家具には、コンセントを設けることに加えて、通信
線を通すためのケーブル挿通穴を空けねばならず、この
ため体裁が悪くなるという問題があった。また、プラグ
は家具の外面に突出した状態になるため、物が当たって
プラグ及びコンセントを破損する事故が発生しやすい点
も問題であった。
目的とするものである。
に重ね合わせて使用する配線ボックスに関し、この配線
ボックスは、外向きに開口した中空状の本体と、本体の
開口部を塞ぐ着脱自在なカバーとを備えており、前記カ
バーにコード類挿通穴を形成する一方、前記本体の内部
のうちカバーの近傍箇所に、電源用コンセントのように
プラグ類を接続できるコード類接続具を設けている。
信ケーブルなどは配線ボックスから外部に引き出せるか
ら、キャビネット等の家具には特段の加工を施す必要は
なく、それだけ家具の使い勝手を向上させることができ
ると共に、既設の家具にも美麗に配線できる。
源コードのプラグはコンセント等の接続具に容易に接続
でき、しかも、電源コードも通信ケーブル類もカバーに
設けた挿通穴からまとめて外側に引き出すことができ
る。従って、カバーの外面には挿通穴を開口させるだけ
で足り、それだけ外観をスッキリさせて体裁を良くする
ことができる。
るから、物が当たってプラグやコンセントを破損するよ
うな事故は全くないし、更に、電源コードの余長部分は
本体の内部に収納できるので、電源コードが散乱する弊
害も防止できる。
づいて説明する。図1は使用状態での斜視図で、二つの
キャビネット1の間に本願発明に係る配線ボックス2を
サンドイッチ状に挟み込んでいる。各キャビネット1は
フレーム状のベース3の上に載せられている(ベース3
の構造は後述する)。
は配線ボックス2の上部の分離斜視図、図4,5 はそれぞ
れ部分的な分離斜視図、図6は図1のVI−VI視断面図で
ある。図2や図3から容易に理解できるように、配線ボ
ックス2は、前後縦フレーム4と上下水平フレーム5,6
とで側面視縦長口字状に形成された本体を備えている。
り、上下の水平フレーム5,6 は上向きに開口している。
また、前後縦フレーム4の下端には、コード類Cを左右
方向に通すことのできる切欠き7を形成している。下部
水平フレーム6には、コード類Cを横から通すことので
きる穴8を空けている。キャビネット1のベース3が側
面からコード類Cを引き出しできる構造の場合、このよ
うに下部水平フレーム6に穴8を空けると、配線の融通
性が向上する利点がある。
4には、キャビネット1を固定するためのねじ挿入穴9
を空けており、図6に示すように、キャビネット1の内
側からねじ10をねじ込むことにより、キャビネット1に
配線ボックス2を締結できる。なお、図6ではキャビネ
ット1の断面表示(ハッチング)は省略している。ねじ
10の個数や位置は特に限定はない。また、ねじ10に代え
て他の固定手段を採用しても良い。更に、タッピンねじ
も使用できる。
を着脱自在に取付けており、上部水平フレーム5は着脱
自在な天カバー12で塞がれている。例えば図3に示すよ
うに、天カバー12は金属板製であり、その長手側縁に折
曲げ形成した段部12aを、本体の折り返し縁5aに上方か
ら嵌め合わせている。したがって、天カバー12は簡単に
取り外すことができる。また、天カバー12は前後縦カバ
ー11の上部で前後動不能に保持されている。従って、単
に上方から嵌め合わせるだけでありながら、ずれ落ちる
ことはない。
おり、コード類挿通穴13には保護キャップ14を着脱自在
に嵌め入れている。この場合、コード類挿通穴13は天カ
バー12のうち後部に形成しているが、これは、天カバー
12の上面に、物品を載せるスペースをできるだけ広く確
保するためである。なお、コード類挿通穴13は通常の大
きさの電源用プラグ15を挿通できる大きさである。ま
た、上部水平フレーム5は、人の手先を挿入できる程度
の溝幅であり、底板5bの箇所に人の手を差し入れること
ができる。
樋状に形成されており、その底板5bにコンセント16を取
付けている。また、上部水平フレーム5の底板5bには通
信ケーブル等を通す穴17を空けている。前後縦カバー11
の取付け手段は図4に示している。この実施形態では、
前後縦フレーム4の開口縁に角形の折り返し縁4aを形成
し、この折り返し縁4aの上下複数箇所に上下長手の係合
穴18を形成する一方、縦カバー11のうち前記係合穴18に
対応した高さ位置に下向き鉤状の係止爪19を設け、この
係止爪19を前記係合穴18に落とし込んでいる。
本願出願人が特願平9-321672号に記載したような弾性爪
を利用するなどしても良いが、縦カバー11で天カバー12
の前後動を阻止する場合は、縦カバー11が手前に移動し
ないように、本実施形態のような係止爪19を使用するの
が好適である。なお、係合穴18は、その下端部が幅狭の
くさび状に形成している。これは、係止爪19の嵌め入れ
を容易ならしめ、しかも、縦カバー11をガタ付きなく嵌
め込むためである。
キャップ20を装着している。図5に示すように、下キャ
ップ20の上端には左右内向きの抜け止め片21が折曲げ形
成されている一方、縦カバー11における折り返し縁11a
の下端にはストッパー片22を設けている。ストッパー片
22は、当初は下向きに延びる状態に形成されており、下
キャップ20を縦カバー11に挿入してから、ドライバーや
スパナ等の適当な工具類(単なる棒でも良い)で押し込
む等して、一点鎖線で示すように折曲げる。すると、下
キャップ20がずれ下がっても、抜け止め片21がストッパ
ー片22に当たるため、縦カバー11を取り外しても下キャ
ップ20は脱落しない。
ト1の天面に木製等の化粧天板23を取付けることがあ
る。この場合は、配線ボックス2にも化粧天板24をビス
(図示せず)で取付ける。例えば図2に示すように、天
カバー12には、ビスを下方から差し込むためのビス挿入
穴25が空いている。配線ボックス2の化粧天板24にもコ
ード類挿通穴13が空いているが、天カバー12に取付けて
いた保護キャップ14をそのまま化粧天板24に使用できる
ように設定している。このようにすると、保護キャップ
14を天カバー12と化粧天板24とに兼用できる利点があ
る。
るベース3の前後両面には、側面視略C字状の配線樋26
を設けており、この配線樋26の前面に断面略コ字状の巾
木27を着脱自在取り付けている。巾木27の下部には、配
線樋26の下部開口縁に重なる下水平片27aを設けてい
る。キャビネット1におけるベース3の上部開口縁に窓
穴29を何箇所か形成して、この窓穴29の箇所に上向きの
上爪30を形成し、ベース3における下部開口縁のうち前
記爪30と対応した部位に、上向きの下爪31を突設してい
る。他方、巾木27の上端縁に、ベース3の窓穴29に嵌ま
ると共に上爪30に落とし込み嵌合する枠状係合部32を形
成し、巾木27の下水平片27aには、ベース3の下爪31に
嵌まる係合穴33を形成している。
3の窓穴29に嵌まるようにベース3の前面に重ね合わ
せ、その状態から下方にずらすと言うワンタッチ的な操
作によって簡単に取付けることができる。なお、巾木27
の着脱はベース3にキャビネット1を載せた状態で行う
ことができる。巾木27と配線ボックス2の縦カバー11と
は同じ厚さに設定しており、また、ベース3の配線樋26
と配線ボックス2の切欠き7とも側面視で重なり合うよ
うに設定している。従って、巾木27を取り外すと共に、
配線ボックス2における縦カバー11の下キャップ20を上
にずらすだけず、コード類Cを左右方向に配線すること
ができる。配線ボックス2とキャビネット1のベース3
とをこのように関連させると、配線作業を簡単に行える
利点がある。
Cを前向きに引き出し得る穴34を空けている。このよう
に構成すると、床に設置する機器にコード類を接続する
のに都合が良い。以上の構成において、配線ボックス2
の天カバー12を取り外すことにより、電源用のプラグ15
をコンセントに簡単に抜き差しできる。また、電源コー
ドCも通信ケーブルCも、天カバー12のコード類挿通穴
13からまとめて引き出されるので、天カバー12(及び化
粧天板24)には別の穴を設ける必要がなく、それだけ上
面がスッキリする。
体の前後両面と上面とを開口してそれぞれをカバー11,1
2 で塞ぐ場合のように、複数のカバーを備えた配線ボッ
クス2の場合、少なくとも一つのカバー11,12 にコード
類挿通穴13を設けて、本体の内部のうちコード挿通穴が
開口したカバーを取り外すと手を差し込める部位にコン
セント16を設ければよく、従って、縦フレーム4や下部
水平フレーム6にコンセント16を設けても良い。但し、
電気機器はキャビネット1の上面に載せることが多いの
で、コンセント16は少なくとも上部水平フレーム5に設
けるのが好ましい。
コネクタなどの他の接続具を設けても良い。なお、キャ
ビネット1の設置は、先ず配線ボックス2と各ベース
3を並べる、キャビネット1をベース3に載せる、
キャビネット1を配線ボックス2にねじで固定する、
コンセント16に接続されていたコードの先端のプラグを
外側に引き出して建物のコンセントに接続すると共に、
必要な他の配線を行う、という手順で行われる。
自在であるため、必要に応じて自由に配線を行うことが
できる。なお、コード類挿通穴は切欠いて形成しても良
い。
る。
る。
Claims (1)
- 【請求項1】家具の側面等に重ね合わせて使用する配線
ボックスであって、 外向きに開口した中空状の本体と、本体の開口部を塞ぐ
着脱自在なカバーとを備えており、前記カバーにコード
類挿通穴を形成する一方、前記本体の内部のうちカバー
の近傍箇所に、電源用コンセントのようにプラグ類を接
続できるコード類接続具を設けている家具用の配線ボッ
クス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24505398A JP3585022B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 家具用の配線ボックス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24505398A JP3585022B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 家具用の配線ボックス |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000070065A true JP2000070065A (ja) | 2000-03-07 |
JP3585022B2 JP3585022B2 (ja) | 2004-11-04 |
Family
ID=17127889
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24505398A Expired - Fee Related JP3585022B2 (ja) | 1998-08-31 | 1998-08-31 | 家具用の配線ボックス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3585022B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2005070255A1 (en) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Edward Torrance | Cable organizer cabinet |
WO2017173607A1 (zh) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 深圳市拔超科技有限公司 | 桌插盒及收纳穿过桌面过线通孔的插头及其线材的方法 |
-
1998
- 1998-08-31 JP JP24505398A patent/JP3585022B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2005070255A1 (en) * | 2004-01-26 | 2005-08-04 | Edward Torrance | Cable organizer cabinet |
WO2017173607A1 (zh) * | 2016-04-06 | 2017-10-12 | 深圳市拔超科技有限公司 | 桌插盒及收纳穿过桌面过线通孔的插头及其线材的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP3585022B2 (ja) | 2004-11-04 |
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