JPH083302Y2 - 机における配線ダクトの支持構造 - Google Patents

机における配線ダクトの支持構造

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JPH083302Y2
JPH083302Y2 JP1993056162U JP5616293U JPH083302Y2 JP H083302 Y2 JPH083302 Y2 JP H083302Y2 JP 1993056162 U JP1993056162 U JP 1993056162U JP 5616293 U JP5616293 U JP 5616293U JP H083302 Y2 JPH083302 Y2 JP H083302Y2
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JP
Japan
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wiring
duct
desk
frame
support structure
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JP1993056162U
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JPH0724135U (ja
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文博 今井
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Okamura Corp
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Okamura Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、机上に載置した電気機
器への給電線や接続ケーブル等の配線を収容する配線ダ
クトの支持構造に関する。
【0002】
【従来の技術】机上にOA機器類を載置する場合に、
から立ち上げてきた配線や、隣の机から延びてきた配線
などを収容し案内するダクト空間を袖箱に設けた机
実開平1−81930号公報に示すごとく公知であ
る。この公報に記載されているものでは、袖の側面を
開口し、ここに樋部材を嵌入し、溶接して固着すること
により、ダクトを形成している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】従来の袖箱の配線ダク
ト装置は、上述のように溶接等のため製作に手間を
要しコスト高となる欠点があった。
【0004】本考案の目的は、別途製造された部をは
め合わせるだけで簡単に取り付けることができるよう
にした机における配線ダクトの支持構造を提供するこ
とにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本考案の机における配線ダクトの支持構造は、※し
ている。
【0006】
【作用】ダクトを机の内方に入れて、各端部が配線孔に
整合するようにして支持し、その状態で先ず一方の側
板の配線孔から配線枠の取付枠部分をダクトの端部に
嵌合するまで挿入し、次いで他方の側面から同様な作
業をすれば、配線ダクトは机に簡単に取り付けられ
る。
【0007】
【実施例】以下、本考案の一実施例を添付図面に基づ
いて説明する。図示の実施例は、本考案を片袖の机(A)
に適用したものである。
【0008】この机(A)は、図1に太い破線で略示する
ように、その両側部付近から立ち上がる電力線、電話線
及び機器同士を接続するケーブルなどの配線、さらには
隣の机からの配線類を案内し、これを机(A)の天板上
に、または隣の机に取り出すためのダクト空間を有す
る。
【0009】具体的に説明すると、ダクト空間は、図1
に示す机(A)の後面を覆う幕板の前面に取り付けられた
ダクト(3)、図2に示す机(A)の引き出し袖(1)の後部
に取り付けられたダクト(5)、図1図3に示す机(A)
の側板の後部に取り付けられた配線枠(2)、及び机の天
板の後部上面に取り付けられた配線枠(2)等により形成
されている。
【0010】本考案の好適な実施例図2および図5以
下に示。図5に示すように、ダクト(5)は、引き出し
袖(1)の後板の前面における閉止時の引き出し(4)より
後方の上部に取付けられている。(1a)は、引き出し(4)
の側板である。
【0011】ダクト(5)は、図6に断面を示すよう
に、頂部を開放したほぼ上向きコ字状の樋状のもので、
その前壁(5a)は後壁(5b)よりも高寸である。このダクト
(5)の左右方向の長さ実質的に引き出し袖(1)の内
側幅と等しい。ダクト(5)は、合成樹脂の一体成形品と
するのが好ましい。
【0012】図4に示す引き出し袖(1)の両側板(1a)の
上部に穿設した配線孔(6)には、図3に示すよう
に、配線枠(2)が嵌合されている。
【0013】配線枠(2)は、合成樹脂の一体成形品であ
って、図7〜図9に示すように、側板(1a)に穿設した
配線孔(6)に差し込みうるように内方突出する取付
枠部分(2a)と、側板(1a)の外面に当接する保護枠部分(2
b)と、取付枠部分(2a)の外面へ突出する爪部(2d)とを備
えている。
【0014】取付枠部分(2a)の両側と下面には、内向
字状の係合溝(2c)が形成され、図8に示すようにこの
係合溝(2c)にダクト(5)の端部を嵌入係合させる。上向
きコ字状のダクト(5)と上向きコ字状の係合溝(2c)との
係合状態を、図10に示してある。
【0015】これについてさらに説明する図7では
分離して示してあるダクト(5)と配線枠(2)とを側板
(1a)を挟んで取り付けた状態を、図8及び図9に示して
ある。上述のように、ダクト(5)の端部は配線枠(2)
の係合溝(2c)内に嵌合され、この時配線枠(2)の爪部
(2d)は側板(1a)を乗り越して側板(1a)の内面に係合
配線枠(2)を側板(1a)に対して固定する。
【0016】取付枠部分(2b)の裏面は配線孔(6)の周
囲で側板(1a)の外面に対して密着させられる。
【0017】このような一動作ですむ簡単な取り付け作
業を、引き出し袖(1)の両側部について行うと、取り付
完了する。
【0018】なお、配線枠(2)には、これを開閉する適
宜の開閉蓋(2c)が取付けられている。
【0019】上述の実施例において、ダクト(5)の前壁
(5a)を後壁(5b)よりも高寸としたのは、コードの収納時
にこの高い方の前壁(5a)がコードのガイドとなって、
納作業やりやすくするためである。しかし後壁(5b)
の方を高寸とすることもできる。この場合は、引き出し
(4)の奥に手を入れてコードを誘導する作業がやりや
すくなる。
【0020】また、上述の実施例では、引き出し袖(1)
の両側板(1a)間にダクト(5)を取付ける場合に本考案
を適用したが、例えば引き出し袖(1)を備えていない机
等においては、机自体の両側板間に配線用のダクトを
取付けるのに本考案を適用することができる。
【0021】
【考案の効果】(a) ダクトを机の内方の所定の位置に
保持して、机の両側板の要所に穿設した配線孔に、配線
枠の取付枠部分を順次嵌め込むだけで、ダクトを机にき
わめて簡単に取付けることができ、しかも製作が容易
で、安価に製造できる(請求項1及び2記載の考案)。
【0022】(b) 配線枠を開閉する開閉蓋を設けて
るので、配線を行う場合は配線枠を開蓋し配線をし
ない場合には閉蓋することにより、簡単で体裁の良い引
き出し袖の配線ダクトを得ることができる(請求項3記
載の考案)。
【0023】(c) 上向きに開口する断面ほぼ上向きコ
字状のダクトを設けてるので、引き出しから後方に収
納物等が飛び出していたり、落下したりしても、配線ダ
クトに収納されているコード類を損傷したり、引き出し
の摺動を阻害したりすることがなく、安全で確実な机用
の配線ダクトを得ることができる(請求項4記載の考
案)。
【0024】(d) ダクトの前後壁の一方を他方よりも
高くしてあるので、コードの上方からの収納時に高い
方の壁がガイドとな、コードの収納行い易い(請求
項4記載の考案)。(e) ダクトは、断面が長手方向同
一のもの、すなわち、押出し成型した型材を使用できる
ため、製作上有利であり、型材を所要の長さに切断する
のみで、側板間の寸法違いに対応できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案を適用した片袖の机の正面図である。
【図2】同じく机の平面図である。
【図3】図2の机の側面図である。
【図4】図2のIV−IV線に沿う拡大断面図である。
【図5】図2のV−V線に沿う拡大断面図である。
【図6】図5のVI−VI線に沿う断面図である。
【図7】ダクトの端部と配線枠を示す拡大分解平面図で
ある。
【図8】ダクトの端部と配線枠とが側板に取り付けられ
た状況を示す、図5のVIII−VIII線に沿う拡大断面図で
ある。
【図9】図8に対応するダクトと配線枠の縦断面図であ
る。
【図10】図8および図9のX−X線に沿う断面図であ
る。
【符号の説明】
(A)机 (1)引き出し袖 (1a)側板 (2)配線枠 (2a)取付枠部分 (2b)保護枠部分 (2c)係止溝 (2d)爪部 (2e)開閉蓋 (3)ダクト (4)引き出し (5)ダクト (5a)前壁 (5b)後壁 (6)配線孔

Claims (6)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机における互いに対向する1対の側板の
    対応する部分に配線孔を穿設し、この配線孔に嵌着した
    配線枠における配線孔より内方に突出する取付枠部分
    に、ダクトの端部が嵌合しうる係止溝を設け、この係止
    溝に、前記両配線孔を連通するダクトの各端部を嵌合し
    て支持したことを特徴とする机における配線ダクトの支
    持構造。
  2. 【請求項2】 1対の側板が、机の引き出し袖の両側面
    側板である請求項1記載の机における配線ダクトの支
    持構造。
  3. 【請求項3】 配線枠にこれを開閉する開閉蓋を設け
    た請求項1又は2記載の机における配線ダクトの支持構
    造。
  4. 【請求項4】 ダクトの断面形状を、前後壁の一方が他
    方よりも高いほぼ上向きコ字状とした請求項1〜3のい
    ずれかに記載の机における配線ダクトの支持構造。
  5. 【請求項5】 配線孔、配線枠、及びダクトを、引き出
    し袖における閉止時における引き出しより後方に配設
    した請求項2〜4のいずれかに記載の机における配線ダ
    クトの支持構造。
  6. 【請求項6】 配線枠の取付枠部分の外面に、側板の内
    面に係合して配線枠を配線孔から抜け止めする爪部を
    設けた請求項1〜のいずれかに記載の机における配線
    ダクトの支持構造。
JP1993056162U 1993-10-18 1993-10-18 机における配線ダクトの支持構造 Expired - Lifetime JPH083302Y2 (ja)

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JPH0724135U JPH0724135U (ja) 1995-05-09
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JP6013881B2 (ja) * 2012-11-02 2016-10-25 株式会社岡村製作所 配線ダクト装置

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