JPH11346834A - 机用配線ダクト装置 - Google Patents

机用配線ダクト装置

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Publication number
JPH11346834A
JPH11346834A JP10157829A JP15782998A JPH11346834A JP H11346834 A JPH11346834 A JP H11346834A JP 10157829 A JP10157829 A JP 10157829A JP 15782998 A JP15782998 A JP 15782998A JP H11346834 A JPH11346834 A JP H11346834A
Authority
JP
Japan
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desk
connector
cable
wiring duct
duct device
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP10157829A
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English (en)
Inventor
Ryoko Okano
良子 岡野
Akiko Nabeshima
晶子 鍋嶋
Soji Shimoaze
聡司 下畦
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 接続器に外部のコードを簡単な操作で接続す
る。 【解決手段】 向かい合う机1の上に横方向に伸びて配
設される机用配線ダクト装置2である。机用配線ダクト
装置2の上面が開閉自在に構成してある。電力線3aや
情報線3b等のケーブル3の取り入れ部4と取り出し部
5とを備えている。取り出し部5から引き出されたケー
ブル3の接続器50を表面側に備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机間に電力線や情
報線等のケーブルを収納配線するための机用配線ダクト
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から机間に電力線や情報線等のケー
ブルを収納配線して机上の任意の位置に引き出すように
した机用配線ダクト装置が実用新案登録第301209
8号公報により知られている。この従来例にあっては、
机間にダクトケースの中央筐体6を介在させ、このダク
トケース内に配線をし、ダクトケース内にコンセントを
設け、更に、ダクトケースの上開口を覆うようにダクト
カバーを着脱自在に取り付け、ダクトケースに切欠部を
設け、この切欠部に引き出し口を有する蓋体を着脱自在
に取り付けたものである。そして、蓋体を外してコンセ
ントにプラグを差し込んで蓋体を再び切欠部に取り付け
ることで、切欠部の引き出し口から机の上にコードを引
き出すようにしている。
【0003】ところが、上記の従来例にあっては、コン
セントにプラグを差し込んで机の上に引き出すには蓋体
を外し、引き出し口に外部のコードを通し、このコード
の先端のプラグをダクトケース内に内装したコンセント
に差し込み、その後再び蓋体を取り付けるという手間が
必要であり、しかも、小さな切欠部からプラグを挿入し
てコンセントに差し込むため接続作業も面倒であるとい
う問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、その目的とするところは、接
続器に外部のコードを簡単な操作で接続することがで
き、また、接続器の取り付けも簡単にでき、また、接続
器に接続した外部コードを机の上の目的とする位置まで
持っていく際に目立たないようにすることができる机用
配線ダクト装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る机用配線ダクト装置は、向かい合う机1
の上に横方向に伸びて配設される机用配線ダクト装置2
であって、机用配線ダクト装置2の上面が開閉自在に構
成してあると共に、電力線3aや情報線3b等のケーブ
ル3の取り入れ部4と取り出し部5とを備え、且つ、取
り出し部5から引き出されたケーブル3の接続器50を
表面側に備えて成ることを特徴とするものである。この
ような構成とすることで、机用配線ダクト装置2の上面
を開いて取り入れ部4から導入したケーブル3を内部に
収納配線し、取り出し部5から引き出したケーブル3の
先端部の接続器50を表面側に取り付けることができる
ものであり、これにより外部ケーブル16のプラグのよ
うな接続部を接続するには表面側に設けた接続器50に
接続すればよく、従来のように、外部ケーブル16のプ
ラグを机用配線ダクト装置2の内部において接続するも
のに比べて接続が容易にできることになる。
【0006】また、机1に支持される支持部6を設ける
ことが好ましい。このような構成とすることで、机1に
机用配線ダクト装置2を支持させて安定した設置ができ
るものである。
【0007】また、上方に突出して延びる仕切り板用衝
立7を着脱自在に取り付けることが好ましい。このよう
な構成とすることで、必要な場合には仕切り板用衝立7
を取り付けて向かい合う机1を仕切ることができるもの
である。
【0008】また、少なくとも接続器50を取り付ける
部位を鋼鉄製として磁力により接続器50を取り付ける
ことが好ましい。このような構成とすることで、机用配
線ダクト装置2の鋼鉄製の部位の任意な位置に接続器5
0を磁力を利用して簡単に取り付けることができること
になる。
【0009】また、側部に側方に開口する外部配線収納
凹み15を設けることが好ましい。このような構成とす
ることで、接続器50に接続した外部ケーブル16を使
用場所まで導くに当って、外部配線収納凹み15内を通
して導くことができ、また、外部ケーブル16が長い場
合にまとめて外部配線収納凹み15内に収納しておくこ
とができる。
【0010】また、向かい合う机1の表面に載置するた
めの載置部8の中央部から下方に向けて向かい合う机1
の間に挿入して支持される支持部6を垂下し、載置部8
の側部に上方に向けて略逆L状に段片部10を突出して
外部配線用凹み15を形成し、段片部10の先端部から
上方に接続器50の取り付け部11を突設し、接続器5
0の取り付け部11の上端部から取り出し部5を有する
蓋体取り付け片13を突設し、この蓋体取り付け片13
に蓋体14を着脱自在に取り付けることが好ましい。こ
のような構成とすることで、支持部6を向かい合う机1
の間に挿入して支持させた状態で載置部8を向かい合う
机1の端縁部に沿った表面に載置して安定して設置する
ことができ、また、接続器50の取り付け部11の上端
部から突設した蓋体取り付け片13に設けた取り出し部
5からケーブル3を引き出してケーブル3の先端部に設
けた接続器50を取り付け部11に取り付けることがで
きて、ケーブル3を外部に引き出してケーブル3の先端
の接続器50を容易に取り付け部11に取り付けること
ができることになる。また、接続器50の取り付け部1
1の下部の略逆L状に段片部10に形成される外部配線
用凹み15を利用して効果的に外部ケーブル16を収納
することができるものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0012】図1乃至図10には本発明の机用配線ダク
ト装置2の一実施形態が示してある。
【0013】机用配線ダクト装置2は、ダクト本体2a
と蓋体14とで構成してある。ダクト本体2aは、水平
板状の載置部8の中央部から下方に向けて略U字状をし
た支持部6を垂設し、載置部8の両側端部に上方に向け
て略逆L状をした段片部10が連出形成し、また、段片
部10の先端部から斜め内上方に向けて接続器50の取
り付け部11を突設し、更に、接続器50の取り付け部
11の上端部から上方に向けて蓋体取り付け片13を突
設し、対向する蓋体取り付け片13間に開口を形成する
ことで構成してある。図9に示すようにダクト本体2a
の長手方向の端部の開口が床等から電力線3aや情報線
3b等のケーブル3を導入するための取り入れ部4とな
っており、この取り入れ部4となっているダクト本体2
aの端部には端面カバー27が取り付けられる。蓋体取
り付け片13には長手方向に複数の取り出し部5が隔設
してあり、取り出し部5は蓋体取り付け片13の上端か
ら略U字状に切欠部を切欠形成することで構成してあ
り、ダクト本体2a内に配線収納した電力線3aや情報
線3b等のケーブル3をこの略U字状の切欠部よりなる
取り出し部5から外部に導出することができるようにし
てある。ここで、ダクト本体2aに略逆L状をした段片
部10を形成することで、略逆L状をした段片部10に
より囲まれた部分が側方に開口する外部配線収納凹み1
5となっている。また、ダクト本体2a内部においては
両側の略逆L状をした段片部10の縦片10a間が凹部
19となっている。
【0014】略U字状をした支持部6には図3乃至図5
に示すように、仕切り板36の下端部や支柱支持部材1
7の差し込み片18が着脱自在に差し込んで取り付けら
れるものである。仕切り板36を取り付けることでダク
ト本体2a内の凹部19が左右2つの分割凹部19aに
仕切られることになる。支柱支持部材17には雌ねじ部
20が設けてあり、この雌ねじ部20には支柱21の下
端部の雄ねじ部が螺合してある。ここで、仕切り板36
と支柱支持部材17との両方を取り付ける場合、支持部
6の長手方向に連続するように配設する。
【0015】蓋体14には両側に全長にわたって斜め下
方を向いた庇片22を突出してあり、この蓋体14の下
面部の両側の庇片22よりもやや内側位置にそれぞれ係
合部23が設けてある。また、蓋体14には孔24が設
けてある。そして、蓋体14をダクト本体2aの上部の
対向する蓋体取り付け片13の上方に配置し、両側の係
合部23をそれぞれ対向する蓋体取り付け片13の上端
部に係合することで蓋体14を着脱自在にダクト本体2
aに取り付けるようになっている。
【0016】仕切り板用衝立7には下方に向けて脚部2
5が垂設してあり、蓋体14の孔24から脚部25を差
し込んで、脚部25の下端部の嵌め込み部26を支柱2
1の上端部に嵌め込み接続することで、机用配線ダクト
装置2の上面中央部位置から長手方向に渡って上方に仕
切り板用衝立7を立設できるようになっている。
【0017】端面カバー27は水平断面コ字状をしたも
ので、上端部に嵌め込み部28を形成してあり、机用配
線ダクト装置2の長手方向の端部に端面カバー27の上
端部を嵌め込んでカバーをするものであり、この場合、
ダクト本体2aの長手方向の端部と端面カバー27の内
面との間に図9に示すように隙間29が形成されるよう
になっており、床から水平断面コ字状をした端面カバー
27内を通って導入されたケーブル3がこの隙間29を
経てダクト本体2aの端部の開口の取り入れ部4からダ
クト本体2a内にケーブル3を取り入れるようになって
いる。
【0018】しかして、上記のような構成の机用配線ダ
クト装置2は、向かい合う机1間にダクト本体2aの支
持部6を挿入して支持させると共に、載置部8を向かい
合う机1の上面の端縁部に沿って載置するものである。
この状態で、床等から引き上げた電力線3aや情報線3
b等のケーブル3をダクト本体1の端部開口の取り入れ
部4からダクト本体1内に導入し、仕切り板36により
分割した左右2つの分割凹部19aのうち一方の分割凹
部19a内に電力線3aを配線収納し、他方の分割凹部
19a内に情報線3bを配線収納する。そして、任意の
取り出し部5からケーブル3を引き出し、ケーブル3の
先端部に接続された接続器50を取り付け部11に取り
付けるものである。ここで、取り付け部11への接続器
50の取り付けに当っては、例えば、取り付け部11を
鋼鈑製とし、接続器50に磁石(図示せず)を設けるこ
とで磁力により簡単に取り付け部11の任意の位置に接
続器50を取り付けることができるものである。この場
合、接続器50に磁石を設けたものを形成して、これを
使用してもよく、あるいは両面粘着テープ等により通常
の接続器50に磁石を取着したものであってもよい。も
ちろんダクト本体2aの全体を鋼鈑製としてもよいもの
である。もちろん磁力によって取り付けるもののみに限
定されず、接続器50をねじ具や係止具等により取り付
け部11に取り付けるようにしてもよいものである。
【0019】上記の取り入れ部4からダクト本体1内へ
のケーブル3の導入、ダクト本体1内におけるケーブル
3内の配線、取り付け部5からケーブル3の導出作業が
終わると、蓋体14を閉じ、また、端面カバー27の上
端部の嵌め込み部28を机用配線ダクト装置2の長手方
向の端部に嵌め込むものである。ここで、端面カバー2
7の下端は床面まで到るように設定するのが好ましく、
このようにすることで床から取り入れ部4に導入するま
での間ケーブル3が外部に露出しないようにカバーでき
ることになる。また、仕切り板用衝立7を立設する場合
には、前述のように蓋体14の孔24から仕切り板用衝
立7の脚部25を差し込んで、脚部25の下端部の嵌め
込み部26を支柱21の上端部に嵌め込み接続すること
で立設するものである。図1に示す実施形態において
は、仕切り板用衝立7がフレームにクロスを張設して構
成したものを示しているが、必ずしも、これにのみ限定
されるものではない。
【0020】そして、机1廻りにおいて使用する外部ケ
ーブル16を接続器50に接続するには机1の奥側に位
置する机用配線ダクト装置2の取り付け部11に取り付
けた接続器50に外部ケーブル16の端部のプラグのよ
うな接続部を接続して使用するものである。ここで、取
り付け部11が傾斜しているため取り付け部11に取り
付けた接続器50の上面が傾斜していることになって、
机1の手前から外部ケーブル16の先端部のプラグのよ
うな接続部を接続器50に接続するに当って、接続作業
がしやすいものである。また、外部ケーブル16を使用
場所まで導くに当って、外部配線収納凹み15内を通し
て導くことができ、また、外部ケーブル16が長い場合
にまとめて外部配線収納凹み15内に収納しておくこと
ができるものであり、机1上における外部ケーブル16
の露出をできるだけ少なくして、机1上をすっきりとす
ることができるものである。
【0021】次に、図10乃至図11に基づいて本発明
の他の実施形態につき説明する。
【0022】前述の実施形態においては机用配線ダクト
装置2をダクト本体2aと蓋体14とで構成し、蓋体1
4を開閉することで、机用配線ダクト装置2の上面を開
閉自在に構成した例が示してあるが、本実施形態におい
ては、蓋体14を用いることなく、ダクト本体2aのみ
で机用配線ダクト装置2を構成してある。すなわち、本
実施形態においてダクト本体2aは、水平板状の載置部
8の中央部から下方に向けて略U字状をした支持部6を
垂設し、載置部8の両端部から上方に立ちあがり片30
を突設し、この両側の立ちあがり片30の上端部からそ
れぞれ斜め内上方に向けて弾性を有する取り付け部11
を連出し、取り付け部11の上端部から上方に向けて上
向き突片31を突設し、対向する上向き突片31を当接
させてある。上向き突片31には取り出し部5が設けて
ある。取り出し部5は上向き突片31の上端から略U字
状に切欠部を切欠形成することで構成してあり、図11
に示すように、両上向き突片31に対向するように幅の
狭い切欠部よりなる複数の取り出し部5を隔設したり、
あるいは、50mm〜100mm程度の幅の広い切欠部
よりなる取り出し部5を形成したりするものである。略
U字状をした支持部6には前述の実施形態と同様に、仕
切り板36の下端部を挿入して着脱自在に取り付けるこ
とで、ダクト本体2a内を左右2つの分割凹部19aに
仕切るようにしてもよい。しかして、本実施形態におい
てもダクト本体2aの長手方向の端部の取り入れ部4か
ら電力線3aや情報線3b等のケーブル3をダクト本体
2a内に導入して一方の分割凹部19a内に電力線3a
を配線収納し、他方の分割凹部19a内に情報線3bを
配線収納し、また、任意の取り出し部5から該ケーブル
3を引き出すのであるが、この場合には図11の想像線
に示すように弾性を有する取り付け部11を矢印のよう
に変形させて開くことで机用配線ダクト装置2の上面を
開き、この状態で上記の配線作業を行うものである。そ
して、配線作業が終わると、取り付け部11を元の状態
に戻して、対向する上向き突片31同士を当接させるこ
とで机用配線ダクト装置2の上面を閉じるのである。こ
のようにして外部に導出されたケーブル3の先端部に接
続した接続器50を前述の実施形態と同様にして取り付
け部11に取り付けるものである。この場合、取り付け
部11またはダクト本体2a全体を鋼鈑製とすることで
前述と同様に磁力により取り付けることができる。この
ダクト本体2aの取り付け部11に取り付けた接続器5
0には机1廻りにおいて使用する外部ケーブル16の端
部のプラグのような接続部を接続して使用するものであ
る。
【0023】なお、ダクト本体2aのサイズの一例を示
すと、図11においてHが30〜50mm、Wが50〜
70mm、Lが950〜1400mmであるが、必ずし
もこれにのみ限定されるものではない。
【0024】また、上記実施形態では取り付け部11を
斜め内上方に傾斜させているが、図16のように取り付
け部11を水平としてもよいものである。
【0025】更に、図17に示すように、ダクト本体2
aの下面部の水平板状の載置部8に下向き開口の凹所4
0を設けることで机1の上面の凹凸を吸収することがで
きるものである。特に支持部6の両側に凹所40を設け
た場合には図17のように机1の上面の奥端に上方に向
けて机1上の載置物の落下防止用の立ち上がり突条41
があるような場合に、上記凹所40内に立ち上がり突条
41を逃すことができて収まりよく、向かい合う机1の
上に机用配線ダクト装置2を配設できるものである。
【0026】また、仕切り板用衝立7を立設する場合に
は、図12に示すように、対向する上向き突片31間に
仕切り板用衝立7の脚部25を差し込み、脚部25の下
端部を略U字状をした支持部6に差し込んで支持させた
り、あるいは、仕切り板36に受け口部37を設け、こ
の受け口部37に脚部25の下端部を嵌め込んで取り付
けることで机用配線ダクト装置2の上面中央部位置から
長手方向に渡って上方に仕切り板用衝立7を立設するも
のである。ここで、図13、図15(a)に示すよう
に、仕切り板用衝立7にボルトよりなる脚部25が回転
自在に取り付けてある場合には脚部受け口部37に雌ね
じ部を形成し、ボルトよりなる脚部25をドライバー3
8等の回転操作冶具により回転することで、雌ねじ部に
螺合することができるものである。もちろん、図15
(b)に示すように、脚部25を脚部受け口部37に嵌
め込みにより取り付けるようにしてもよいものである。
なお図14には仕切り板用衝立7の外周枠の縦枠に一体
に脚部25を設けた例である。
【0027】
【発明の効果】上記の請求項1記載の本発明にあって
は、向かい合う机の上に横方向に伸びて配設される机用
配線ダクト装置であって、机用配線ダクト装置の上面が
開閉自在に構成してあると共に、電力線や情報線等のケ
ーブルの取り入れ部と取り出し部とを備え、且つ、取り
出し部から引き出されたケーブルの接続器を表面側に備
えてあるので、机用配線ダクト装置の上面を開いて取り
入れ部から導入したケーブルを内部に収納配線し、取り
出し部から引き出したケーブルの先端部の接続器を表面
側に取り付けることができるものであり、これにより外
部ケーブルのプラグのような接続部を接続するには表面
側に設けた接続器に接続すればよいものであり、この結
果、外部ケーブルのプラグを机用配線ダクト装置の内部
において接続する従来のものに比べて配線用ダクト装置
の外面に取り付けた接続器に簡単に接続できて外部ケー
ブルの接続がきわめて容易となるものである。
【0028】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、机に支持される
支持部を設けてあるので、机に机用配線ダクト装置を支
持させて安定した設置ができるものである。
【0029】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、上方に突出して
延びる仕切り板用衝立を着脱自在に取り付けてあるの
で、必要な場合には仕切り板用衝立を取り付けて向かい
合う机を仕切ることができるものである。
【0030】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、少なくとも接続
器を取り付ける部位を鋼鉄製として磁力により接続器を
取り付けてあるので、机用配線ダクト装置の鋼鉄製の部
位の任意な位置に接続器を磁力を利用して取り付けるこ
とができて、机用配線ダクト装置への接続器の取り付け
が机用配線ダクト装置を傷付けることなく取り付け部の
任意の位置に容易に取り付けることができるものであ
る。
【0031】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、側部に側方に開
口する外部配線収納凹みを設けてあるので、接続器に接
続した外部ケーブルを使用場所まで導くに当って、外部
配線収納凹み内を通して導くことができ、また、外部ケ
ーブルが長い場合にまとめて外部配線収納凹み内に収納
しておくことができて、外部ケーブルができるだけ机の
上で見苦しく露出するのを無くして机の上をすっきりと
できるものである。
【0032】また、請求項6記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、向かい合う机の
表面に載置するための載置部の中央部から下方に向けて
向かい合う机の間に挿入して支持される支持部を垂下
し、載置部の側部に上方に向けて略逆L状に段片部を突
出して外部配線用凹みを形成し、段片部の先端部から上
方に接続器の取り付け部を突設し、接続部の取り付け部
の上端部から取り出し部を有する蓋体取り付け片を突設
し、この蓋体取り付け片に蓋体を着脱自在に取り付けて
あるので、支持部を向かい合う机の間に挿入して支持さ
せた状態で載置部を向かい合う机の端縁部に沿った表面
に載置して安定して設置することができるものであり、
また、接続器の取り付け部の上端部から突設した蓋体取
り付け片に設けた取り出し部からケーブルを引き出して
ケーブルの先端部に設けた接続器を取り付け部に取り付
けることができて、ケーブルを外部に引き出してケーブ
ルの先端の接続器を容易に取り付け部に取り付けること
ができるものであり、しかも、接続器の取り付け部の下
部の略逆L状に段片部に形成される外部配線用凹みを利
用して簡単な構成で効果的に外部ケーブルを収納するこ
とができるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の斜視図である。
【図2】同上の分解斜視図である。
【図3】同上の仕切り板を取り付けた部分の断面図であ
る。
【図4】同上の支柱支持部材を取り付けた部分の断面図
である。
【図5】同上の仕切り板と支柱支持部材とを並べて取り
付けた部分を示す斜視図である。
【図6】(a)は同上に用いる支柱支持部材と支柱とを
示す分解斜視図であり、(b)は支柱支持部材の平面図
であり、(c)は正面図であり、(d)は側面図であ
る。
【図7】同上の机用配線ダクト装置の端部と端面カバー
との位置関係を示す側断面図である。
【図8】同上の机用配線ダクト装置の端部に端面カバー
を取り付けた状態の斜視図である。
【図9】同上の机用配線ダクト装置の端部に端面カバー
を取り付けた状態の正面断面図である。
【図10】本発明の他の実施形態の断面図である。
【図11】同上の上面を開放することを説明するための
斜視図である。
【図12】同上の仕切り板用衝立を立てる場合の説明図
である。
【図13】同上の仕切り板用衝立を立てる場合の他の実
施形態の説明図である。
【図14】同上の仕切り板用衝立の他例を示す斜視図で
ある。
【図15】(a)(b)は同上の仕切り板用衝立を立て
る場合の各例を示す説明図である。
【図16】本発明の更に他の実施形態の断面図である。
【図17】本発明の更に他の実施形態の斜視図である。
【符号の説明】
1 机 2 机用配線ダクト装置 3a 電力線 3b 情報線 3 ケーブル 4 取り入れ部 5 取り出し部 6 支持部 7 仕切り板用衝立 8 載置部 10 段片部 11 取り付け部 13 蓋体取り付け片 14 蓋体 15 外部配線収納凹み 50 接続器

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 向かい合う机の上に横方向に伸びて配設
    される机用配線ダクト装置であって、机用配線ダクト装
    置の上面が開閉自在に構成してあると共に、電力線や情
    報線等のケーブルの取り入れ部と取り出し部とを備え、
    且つ、取り出し部から引き出されたケーブルの接続器を
    表面側に備えて成ることを特徴とする机用配線ダクト装
    置。
  2. 【請求項2】 机に支持される支持部を設けて成ること
    を特徴とする請求項1記載の机用配線ダクト装置。
  3. 【請求項3】 上方に突出して延びる仕切り板用衝立を
    着脱自在に取り付けて成ることを特徴とする請求項1記
    載の机用配線ダクト装置。
  4. 【請求項4】 少なくとも接続器を取り付ける部位を鋼
    鉄製として磁力により接続器を取り付けて成ることを特
    徴とする請求項1記載の机用配線ダクト装置。
  5. 【請求項5】 側部に側方に開口する外部配線収納凹み
    を設けて成ることを特徴とする請求項1記載の机用配線
    ダクト装置。
  6. 【請求項6】 向かい合う机の表面に載置するための載
    置部の中央部から下方に向けて向かい合う机の間に挿入
    して支持される支持部を垂下し、載置部の側部に上方に
    向けて略逆L状に段片部を突出して外部配線用凹みを形
    成し、段片部の先端部から上方に接続器の取り付け部を
    突設し、接続器の取り付け部の上端部から取り出し部を
    有する蓋体取り付け片を突設し、この蓋体取り付け片に
    蓋体を着脱自在に取り付けて成ることを特徴とする請求
    項5記載の机用配線ダクト装置。
JP10157829A 1998-06-05 1998-06-05 机用配線ダクト装置 Withdrawn JPH11346834A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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