JP2017099675A - 家具システム、及び、配線ダクト - Google Patents

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Abstract

【課題】天板と配線ダクトとの間に一定以上の隙間が形成され難いようにするための設計の自由度に優れた家具システム及び配線ダクトを提供する。【解決手段】配線挿通口saを介して対面配置された対をなす天板1と、前記配線挿通口saの下方に位置するように配された幕板2と、この幕板2の上に配された配線ダクトCとを備えた家具システムAであり、前記配線ダクトCが、前記配線挿通口saに沿って取り付け位置を変更可能な態様で前記幕板2の上に設けられたベース5と、このベース5の両側縁にヒンジを介して設けられた側壁6とを備えたものであり、前記側壁6を前記ベース5に対して起立した状態で使用できるようにした。【選択図】図1

Description

本発明は、オフィス等において好適に使用される家具システム、及び、当該家具システムに用いられる配線ダクトに関する。
従来から、配線挿通口を介して対面配置された対をなす天板と、配線挿通口の下方に位置するように配された幕板と、この幕板の上に配された配線ダクトとを備えた家具システムが知られている(例えば、特許文献1を参照)。
ところで、従来の配線ダクトは、殆どが板金製のものであり、幕板に対してビス止め等により止着されている。このため、配線挿通口に挿通された配線を作業者が処理する必要上、天板の下面と配線ダクトの上縁との間には、一定程度の幅のある隙間が形成されたものとなっていた。
近時、使用者等においては、その隙間を介して幕板に仕切られている他方側の下肢空間が一方側から視認され得ることを気にする場合があり、設置環境等に応じて必要な場合には、隙間を塞ぐためのオプションを後付けすることにより対応していた。
特開2005−40443号公報
本発明は、以上のような事情に着目してなされたもので、天板と配線ダクトとの間に一定以上の隙間が形成され難いようにするための設計の自由度に優れた家具システム、及び、この家具システムに適用される配線ダクトを提供することにある。
すなわち、本発明は次の構成をなしている。
請求項1に係る発明は、配線挿通口を介して対面配置された対をなす天板と、前記配線挿通口の下方に位置するように配された幕板と、この幕板の上に配された配線ダクトとを備えた家具システムであって、前記配線ダクトが、前記配線挿通口に沿って取り付け位置を変更可能な態様で前記幕板の上に設けられたベースと、このベースの両側縁にヒンジを介して設けられた側壁とを備えたものであり、前記側壁を前記ベースに対して起立した状態で使用できるようにしたものである家具システムである。
請求項2に係る発明は、前記幕板の上に、複数の前記配線ダクトが配置されている請求項1記載の家具システムである。
請求項3に係る発明は、前記配線ダクトが、前記幕板の上縁部に外嵌する嵌合溝を、前記ベースの下面側に設けてなるものである請求項1又は2記載の家具システムである。
請求項4に係る発明は、前記嵌合溝の深さ寸法が、起立した状態の前記側壁の上端と前記天板の下面との間の離間寸法よりも大きく設定されている請求項3記載の家具システムである。
請求項5に係る発明は、請求項1記載の家具システムに用いられる配線ダクトであって、前記ヒンジを介して連結された前記ベースと前記側壁とが、合成樹脂により一体に成形されている配線ダクトである。
請求項6に係る発明は、前記ベースに、磁石が接着し得る金属製の補助ベースが設けられている請求項5記載の配線ダクトである。
請求項7に係る発明は、前記ベースが、その両側縁に、起立した状態の前記側壁を係止するための位置決め壁を備えている請求項5又は6記載の配線ダクトである。
請求項8に係る発明は、前記位置決め壁と前記側壁との間に、当該側壁を起立した状態に保持するための係合部が設けられている請求項7記載の配線ダクトである。
以上説明したように本発明によれば、天板と配線ダクトとの間に一定以上の隙間が形成され難いようにするための設計の自由度に優れた家具システム、及び、この家具システムに適用される配線ダクトを提供することができるものとなる。
本発明の一実施形態を示す斜視図。 同実施形態における配線ダクト(展開状態)の斜視図。 同実施形態における配線ダクト(展開状態)を示す平面図。 図3におけるX−X線断面図。 図3におけるY−Y線断面図。 同実施形態における配線ダクト(使用状態)を示す斜視図。 同実施形態における配線ダクト(展開状態)を示す斜視図。 同実施形態における配線ダクト(使用状態)を示す正面図。 図9におけるZ−Z線断面図。 同実施形態における正面図。 同実施形態における正面図。 図10におけるV−V線断面図。 同実施形態における配線ダクトを示す斜視図。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜13を参照して説明する。
この実施形態は、本発明を、オフィスにおいて好適に使用される家具システムAに適用したものである。
家具システムAは、いわゆる両面タイプのテーブルBと、このテーブルBに取り付けて使用される配線ダクトCとを有したものである。家具システムAは、配線挿通口saを介して対面配置された対をなす天板1と、配線挿通口saの下方に位置された幕板2と、この幕板2の上に配された複数の配線ダクトCとを備えている。
まずは、家具システムAを構成するテーブルBについて説明する。
テーブルBは、天板1を長手方向に複数配列させることにより、所望の長さの連続的な天板面を得られるように構成されている。テーブルBは、平面視において長方形をなすいわゆる島型配置を構成し得るものである。なお、当該テーブルBの構造は、通常のものであるため、この明細書においてはその一部を図示して説明するものとし、テーブルBを構成する天板1や幕板2の内部構造についても図において模式化している。
テーブルBは、脚たる端部脚4に支持された対をなす天板1と、平面視において対をなす天板1間に位置付けられた幕板2とを備えている。
各天板1は、その一端を、壁状をなす端部脚4に支持させるとともに他端を図示しない中間脚又は端部脚に支持させている。両天板1の反使用端e1間には、パソコン等の電気機器の配線を挿通させるための配線挿通口saが形成されている。各端部脚4の内方端間には、幕板2の端部である取付部22が介設されている。
幕板2は、板状をなす幕板本体21と、この幕板本体21の端部に設けられた取付部22とを備えたものである。
幕板本体21は、その上端部21aに複数の配線ダクトCが長手方向に移動可能に配されている。幕板本体21の上端部21aは、略水平をなし上方向を向く上端面s1と、この上端面s1に対して略直交し水平方向を向く側面s2とを備えている。幕板本体21は、上端面s1が、天板1の下面1aよりも所定の距離w1だけ下方に離れて位置するように配設されている。
取付部22は、角柱状のものであり、幕板本体21と略同一の厚み寸法に設定されている。取付部22の上面は、天板1の上面と略合致するように位置付けられている。取付部22における前後の端面(すなわち各天板1の使用端e2側を向く端面)には、端部脚4に設けられた図示しない爪を係合させるためのフック孔22aが形成されている。
なお、幕板本体21、及び、取付部22は、それぞれ板金製のものであるが、図12においては、内部を省略して示してある。取付部22の上端部には、蓋体3を回動可能に支持するための支持部22bが設けられている。配線挿通口saを開閉し得る蓋体3、及び、当該蓋体3を支持するための支持部22bについては、通常のものであるため説明及び詳細な図示を省略する。
以上に述べたテーブルBにおける幕板2の上部に、複数の配線ダクトCを着脱でき、且つ、幕板2に対してスライド移動させて位置を変更できるように取り付けている。
次いで、家具システムAを構成する配線ダクトCについて説明する。
配線ダクトCは、合成樹脂により一体に形成されたものである。配線ダクトCは、テーブルBの配線挿通口saに沿って取り付け位置を変更可能な態様で、幕板2の上に設けられるベース5と、このベース5の両端縁すなわち前後の端縁にヒンジHを介して設けられた側壁6とを備えている。配線ダクトCは、ベース5に対して側壁6が起立した状態に保持されたチャンネル状をなす使用状態(h)と、ベース5とともに側壁6が水平姿勢をなした展開状態(i)とを採り得るものとなっている。ベース5と側壁6とは、合成樹脂により一体に成形されたものである。ベース5と側壁6との間に設けられたヒンジHは、樹脂ヒンジ形式のもの、すなわち、樹脂により薄肉状に形成され弾性変形し易く構成されたものである。配線ダクトCは、使用状態(h)において、ベース5に対して側壁6を起立させた態様で使用できるように構成されている。
ベース5は、下面側に嵌合溝Mを有したものであり、平板状をなすベース本体51と、このベース本体51の両縁部に立設された位置決め壁52と、ベース本体51の下面に垂設された対をなす垂下壁53とを備えている。
嵌合溝Mは、幕板2の上端部21aに外嵌し得るものである。嵌合溝Mの深さ寸法w2は、起立させた側壁6の上端6aと天板1の下面1aとの間の離間寸法w3よりも大きく設定されている。嵌合溝Mは、幕板2の上端部21aに密に嵌合し得る幅寸法に設定されている。嵌合溝Mは、ベース5を構成する垂下壁53とベース本体51における対をなす側壁6間の中央部分とによって形成されている。嵌合溝Mには、幕板2の上端面s1と係わり合う天井リブr1と幕板2の側面s2と係わり合う内側リブr2とがそれぞれ嵌合溝Mの長手方向に間隔をあけて複数箇所に設けられている。つまり、天井リブr1は、ベース本体51における下面側すなわち嵌合溝Mの天井面m1に設けられており、内側リブr2は、垂下壁53における内側面m2に設けられている。これら天井リブr1、及び、内側リブr2によって、幕板2の上端面s1及び側面s2が、嵌合溝Mの天井面m1や内側面m2に対して面的に密着するのを防止している。嵌合溝Mの実質的な深さ寸法w2は、垂下壁53の下端53aと天井リブr1の下端縁との上下方向の離間寸法となる。
ベース本体51は、その下面に、変形を抑制するための複数枚の補強リブ51aが形成されている。ベース本体51には、上面から下面に貫通する複数のスリットsl1が垂下壁53の外側に位置するように形成されている。このスリットsl1には、図5に想像線で示すように、下向きチャンネル状をなす金属製の補助ベース7の両端部分を挿通させることができ、これによりベース本体51に補助ベース7を取り付けることができる。垂下壁53の外側面には、補助ベース7の両端部分の内面と係わり合う突起53bが形成されている。補助ベース7は、磁石が接着し得る金属製のものであり、ベース5に設けられている。補助ベース7は、金属の表出面がベース本体51上に位置することになる。このため、例えば、磁石を利用して位置決め保持させ得るタイプのコンセント等を配線ダクトC内に収容する場合に、コンセント等を補助ベース7に接着させることができるようになる。
位置決め壁52は、ベース本体51の長手方向に沿って形成されたものであり、両端部及び中間部に切欠部52aが形成されている。この切欠部52aについては後で詳述する。
垂下壁53は、対をなしたもので、ベース本体51の下面から下方に向かって延びている。垂下壁53は、複数の補強リブ51aと接続している。
側壁6は、ベース5に対して起立した態様に保持された起立位置(j)と、起立位置(j)に保持されていない態様である倒れ位置(k)とを採り得るものとなっている。側壁6は、平板状をなす側壁本体61と、この側壁本体61における基端部の内面側に突設された対をなす突起62とを備えたものである。
側壁本体61は、長方形状をなす板状のものであり、その基端縁がヒンジHを介してベース本体51の縁部に回動可能に接続されている。
突起62は、側壁本体61の内面側へ膨出した角柱状のもので、側壁本体61における下部の両側端部に対をなして設けられている。突起62の内方面を構成する壁部62a、すなわち、対をなす突起62において対向している側の壁部62aは、当該壁部62aの両側に形成されたスリットsl2の存在により厚み方向に弾性変形し得るようになっている。突起62の内部空間(すなわち側壁6の外側からみて凹陥した空間)は、側壁本体61の外面側に開放されており、対向する壁部62aの先端である自由端62cは、側壁本体61の外側に露出している。すなわち、壁部62aは、突起62を構成する先端側の部位によって片持ち状態で支持されている。
しかして、ベース5の位置決め壁52と側壁6との間には、側壁6を起立位置(j)に保持するための係合部Dが設けられている。すなわち、ベース5の位置決め壁52には、係合部Dを構成する切欠部52aを備えており、側壁6には、係合部Dを構成する突起62を備えている。
係合部Dは、位置決め壁52の切欠部52aを形成する内側の切欠端縁52bと、突起62の対向する壁部62aの外面に設けられた係合突部62bとを主体に構成されたものであり、側壁6を倒れ位置(k)から起立位置(j)に向かって回動させて、突起62をベース5の切欠部52aに挿入させることにより係合突部62bが切欠部52aの切欠端縁52bに弾性係合し、側壁6がベース5に対して起立した姿勢すなわち起立位置(j)に保持されるようになっている。
係合部Dの係合状態を解除して、側壁6を倒す場合には、側壁6の外面側に露出した壁部62aの自由端62cを、係合突部62bが切欠部52aの切欠端縁52bから外れる方向に操作する。側壁6における突起62の内側には、矢印が表されたガイド表示部63が設けられており、このガイド表示部63に従って壁部62aを操作すれば係合部Dの係合状態は解除される。
以上説明したように、本実施形態に係る家具システムAは、配線挿通口saを介して対面配置された対をなす天板1と、配線挿通口saの下方に位置するように配された幕板2と、この幕板2の上に配された配線ダクトCとを備えたものである。そして、配線ダクトCが、配線挿通口saに沿って取り付け位置を変更可能な態様で幕板2の上に設けられたベース5と、このベース5の両側縁にヒンジHを介して設けられた側壁6とを備えたものであり、側壁6をベース5に対して起立した状態で使用できるようにしたものである。このため、天板1と配線ダクトCとの間に一定以上の隙間が形成され難いようにするための設計の自由度に優れた家具システムA、及び、この家具システムAに適用される配線ダクトCを提供することができるものとなる。つまり、ヒンジHを介して側壁6をベース5に対して倒れた態様にして、配線ダクトCを幕板2の上に装着することができる。その後、側壁6をベース5に対して起立した状態にすることができる。よって、この家具システムAであれば、天板1と配線ダクトCとの間に一定以上の隙間が形成され難いようにするための設計の自由度に優れたものとなる。
配線ダクトCの両側壁6を起立した状態に保持しておけば、配線ダクトCに本来の配線案内機能、及び、配線収容機能を発揮させることができる。そして、配線ダクトCは、対をなす側壁6を倒すことができるため、配線の設置作業や変更作業を容易に行うことができる。このように、配線ダクトCにおいて、側壁6を倒したり起立したりすることができるようにしてあれば、従来の配線ダクトCのように側壁6の上端と天板1下面との間に配線の出し入れ等を行うための隙間を大きく形成しておく必要がなくなる。すなわち、起立させた状態の側壁6の上端6aと天板1の下面1aとの間の隙間を可及的に小さくしておくことができるものとなる。したがって、この配線ダクトCを有した家具システムAであれば、他方側の下肢空間が、一方側から視認され難いものとなっている。
幕板2の上に、複数の配線ダクトCが配置されている。このため、床から立ち上げた各種の配線を配線ダクトC内に導くための空間spを所望の箇所に形成し易いものとなる。例えば、図10に示すものは、三つの配線ダクトCの両側に、配線導入用の空間spを形成した場合を一例として示したものである。図11に示すものは、図中左側から二つ目の配線ダクトCと三つ目の配線ダクトCとの間に、配線導入用の空間spを形成した場合のものである。
配線ダクトCが、幕板2の上縁部21aに外嵌する嵌合溝Mを、ベース5の下面側に設けてなるものである。このため、幕板2に対する配線ダクトCの装着が容易なものとなる。
嵌合溝Mの深さ寸法w2が、起立した状態の側壁6の上端6aと天板1の下面1aとの間の離間寸法w3よりも大きく設定されている。このため、使用状態における配線ダクトCに不測の外力等が作用するようなことがあっても、配線ダクトCが幕板2から外れることが好適に抑制されるものとなっている。
家具システムAに用いられる配線ダクトCは、ヒンジHを介して連結されたベース5と側壁6とが、合成樹脂により一体に成形されている。このため、軽量化に資するものとなり、テーブルBに対する設置作業も比較的容易に行うことができるものとなる。
配線ダクトCのベース5が、その両側縁に、起立した状態の側壁6を係止するための位置決め壁52を備えている。このため、側壁6を適切な起立状態すなわち起立位置(j)において位置決めさせることができるものとなる。
位置決め壁52と側壁6との間に、当該側壁6を起立した状態に保持するための係合部Dが設けられている。このため、側壁6を適切な起立位置(j)において保持することができるものとなる。
なお、本発明は、以上に詳述した実施形態に限られるものではない。
テーブルの構成は種々の構成のものが考えられ、本発明の趣旨を逸脱しない限り種々の態様のものが適用されるものである。
配線ダクトの幕板に対する取り付けは、上述した実施形態のように嵌合溝との幕板の上端部との嵌合によるものには限られず、ビス等の止着具を用いることによって、配線ダクトを幕板に対して取り付けるようにしてもよい。
配線ダクトは、必ずしも合成樹脂により一体に成形されたものでなくてもよい。すなわち、他の素材により構成されたものでもあってもよいし、各構成部分が別個独立した部品によって形成されていてもよい。
ベースと側壁間に設けられたヒンジは、上述した実施形態のように、可撓性を発揮し得る薄肉の樹脂部分を利用したいわゆる樹脂ヒンジ形式のものでなくてもよい。例えば、軸を利用して相対回動可能に構成したヒンジを適用したものであってもよい。
家具システムを構成する配線ダクトは、必ずしも複数でなくてもよく、単一であってもよい。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1…天板
2…幕板
5…ベース
6…側壁
A…家具システム
C…配線ダクト
H…ヒンジ
sa…配線挿通口

Claims (8)

  1. 配線挿通口を介して対面配置された対をなす天板と、前記配線挿通口の下方に位置するように配された幕板と、この幕板の上に配された配線ダクトとを備えた家具システムであって、
    前記配線ダクトが、前記配線挿通口に沿って取り付け位置を変更可能な態様で前記幕板の上に設けられたベースと、このベースの両側縁にヒンジを介して設けられた側壁とを備えたものであり、前記側壁を前記ベースに対して起立した状態で使用できるようにしたものである家具システム。
  2. 前記幕板の上に、複数の前記配線ダクトが配置されている請求項1記載の家具システム。
  3. 前記配線ダクトが、前記幕板の上縁部に外嵌する嵌合溝を、前記ベースの下面側に設けてなるものである請求項1又は2記載の家具システム。
  4. 前記嵌合溝の深さ寸法が、起立した状態の前記側壁の上端と前記天板の下面との間の離間寸法よりも大きく設定されている請求項3記載の家具システム。
  5. 請求項1記載の家具システムに用いられる配線ダクトであって、
    前記ヒンジを介して連結された前記ベースと前記側壁とが、合成樹脂により一体に成形されている配線ダクト。
  6. 前記ベースに、磁石が接着し得る金属製の補助ベースが設けられている請求項5記載の配線ダクト。
  7. 前記ベースが、その両側縁に、起立した状態の前記側壁を係止するための位置決め壁を備えている請求項5又は6記載の配線ダクト。
  8. 前記位置決め壁と前記側壁との間に、当該側壁を起立した状態に保持するための係合部が設けられている請求項7記載の配線ダクト。
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