JP2566735Y2 - 間仕切のコンセント装置 - Google Patents
間仕切のコンセント装置Info
- Publication number
- JP2566735Y2 JP2566735Y2 JP1993057476U JP5747693U JP2566735Y2 JP 2566735 Y2 JP2566735 Y2 JP 2566735Y2 JP 1993057476 U JP1993057476 U JP 1993057476U JP 5747693 U JP5747693 U JP 5747693U JP 2566735 Y2 JP2566735 Y2 JP 2566735Y2
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- Japan
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- partition
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、コンセントを有する間
仕切に関する。
仕切に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、間仕切のコンセント装置として
は、例えば、図5に示すように、間仕切101の表面側
にコンセント102の差込み口103を設けたものが知
られている。
は、例えば、図5に示すように、間仕切101の表面側
にコンセント102の差込み口103を設けたものが知
られている。
【0003】したがって、間仕切101に隣接する机の
天板よりやや高い位置にコンセントの差込み口103を
設けたものにあっては、机上のOA機器等からのプラグ
を手近で差し込めるため、使い勝手が良く、また、延長
コード等に比較しても、コンセントの差込み口103ま
での電気コードが間仕切101内に収納されて見えない
ため、機能的にまた見栄え上も優れたものである。
天板よりやや高い位置にコンセントの差込み口103を
設けたものにあっては、机上のOA機器等からのプラグ
を手近で差し込めるため、使い勝手が良く、また、延長
コード等に比較しても、コンセントの差込み口103ま
での電気コードが間仕切101内に収納されて見えない
ため、機能的にまた見栄え上も優れたものである。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の技術にあっては、コンセント102の差込み口10
3は、間仕切101の表面側、即ち床面に対して垂直な
面に設けられているため、通常のプラグの場合は問題が
少ないものの、大型で重量のあるACアダプタ104等
の場合、それ自体の重量のために差込み部105が抜
け、ACアダプタ104等が脱落し易いといった問題が
あった。
来の技術にあっては、コンセント102の差込み口10
3は、間仕切101の表面側、即ち床面に対して垂直な
面に設けられているため、通常のプラグの場合は問題が
少ないものの、大型で重量のあるACアダプタ104等
の場合、それ自体の重量のために差込み部105が抜
け、ACアダプタ104等が脱落し易いといった問題が
あった。
【0005】そこで、実公平4−16576号公報およ
び実開昭61−131413号公報に示されるようにコ
ンセント102自体を間仕切101内にプラグの差込み
口が上方を向くよう,に取付けたものが存在している。
しかし電源コード等のコード類が間仕切から不安定な状
態で延出し、コード類が抜け易いとともに、見栄えが良
好なものではなかった。
び実開昭61−131413号公報に示されるようにコ
ンセント102自体を間仕切101内にプラグの差込み
口が上方を向くよう,に取付けたものが存在している。
しかし電源コード等のコード類が間仕切から不安定な状
態で延出し、コード類が抜け易いとともに、見栄えが良
好なものではなかった。
【0006】本考案は、上記のような問題に着目してな
されたもので、ACアダプタ等の脱落を防止し、しかも
見栄えが良く、ACアダプタやプラグ等が邪魔にならな
い間仕切のコンセント装置を提供することを目的とす
る。
されたもので、ACアダプタ等の脱落を防止し、しかも
見栄えが良く、ACアダプタやプラグ等が邪魔にならな
い間仕切のコンセント装置を提供することを目的とす
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
本考案は、間仕切の所定高さ位置に、表面から厚み方向
内部に向かい、十分な奥行きと高さを有する収納部を形
成し、該収納部の下面に対し差込み口が上方を向くよう
にコンセントを配設し、前記収納部の表面側にコンセン
トプラグ挿入用の窓孔を設け、さらに前記窓孔の下縁
に、コード類挿入用のスリットを形成したことを特徴と
している。
本考案は、間仕切の所定高さ位置に、表面から厚み方向
内部に向かい、十分な奥行きと高さを有する収納部を形
成し、該収納部の下面に対し差込み口が上方を向くよう
にコンセントを配設し、前記収納部の表面側にコンセン
トプラグ挿入用の窓孔を設け、さらに前記窓孔の下縁
に、コード類挿入用のスリットを形成したことを特徴と
している。
【0008】
【作用】ACアダプタ等は、窓孔を通して収納部の下面
に設置されたコンセントの差込み口に上方から取付ける
ことができ、またそのコード類は窓孔下縁のスリットを
介して延出されるため、ACアダプタ等の大型で重量の
あるものでも、水平に安定して支えることができ、また
コード類が引張られてもACアダプタ等が差込み口から
抜けて、脱落するのを防止することができる。また、A
Cアダプタ等は収納部に収納され、さらにコード類が位
置決めされるため、見栄えが良く、しかもコード類が移
動して邪魔になることもない。
に設置されたコンセントの差込み口に上方から取付ける
ことができ、またそのコード類は窓孔下縁のスリットを
介して延出されるため、ACアダプタ等の大型で重量の
あるものでも、水平に安定して支えることができ、また
コード類が引張られてもACアダプタ等が差込み口から
抜けて、脱落するのを防止することができる。また、A
Cアダプタ等は収納部に収納され、さらにコード類が位
置決めされるため、見栄えが良く、しかもコード類が移
動して邪魔になることもない。
【0009】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
【0010】図1及び図2に示すように、1は事務室等
に使用される間仕切であって、この間仕切1は、前部上
方壁面板2、前部下方壁面板3、後部壁面板4を有して
おり、これら壁面板2,3,4の外面は、それそれ化粧
板2a,3a,4aで覆われている。前部上方及び下方
壁面板2,3と後部壁面板4とは上下横杆5,6とで連
結されており、隣接の間仕切1同士は縦杆7で連結され
ている。そして、上横杆5には押圧杆8が嵌合されてい
る。なお、9は脚座である。
に使用される間仕切であって、この間仕切1は、前部上
方壁面板2、前部下方壁面板3、後部壁面板4を有して
おり、これら壁面板2,3,4の外面は、それそれ化粧
板2a,3a,4aで覆われている。前部上方及び下方
壁面板2,3と後部壁面板4とは上下横杆5,6とで連
結されており、隣接の間仕切1同士は縦杆7で連結され
ている。そして、上横杆5には押圧杆8が嵌合されてい
る。なお、9は脚座である。
【0011】10は、間仕切1の上下方向中位部に、表
面から厚み方向内部に向かい、ACアダプタ等が収納さ
れるのに十分な奥行きと高さを有する収納部である。こ
の収納部10には、その下面10aに対し差込み口12
aが上方に向くように、コンセント12が埋込み状態で
設置されている。
面から厚み方向内部に向かい、ACアダプタ等が収納さ
れるのに十分な奥行きと高さを有する収納部である。こ
の収納部10には、その下面10aに対し差込み口12
aが上方に向くように、コンセント12が埋込み状態で
設置されている。
【0012】収納部10の表面側にはACアダプタ等が
通過するに十分な高さと幅を有する窓孔16が設けられ
ており、この窓孔16の下縁16aに所定間隔で複数の
スリット21が形成され、この窓孔16は枢着部22に
より枢着された蓋23により開閉自在に覆われている。
なお、17は、コンセント12の電気コード18及びコ
ンセントプラグ19を挿通するために縦杆7に形成され
た挿通穴である。
通過するに十分な高さと幅を有する窓孔16が設けられ
ており、この窓孔16の下縁16aに所定間隔で複数の
スリット21が形成され、この窓孔16は枢着部22に
より枢着された蓋23により開閉自在に覆われている。
なお、17は、コンセント12の電気コード18及びコ
ンセントプラグ19を挿通するために縦杆7に形成され
た挿通穴である。
【0013】このように構成された本実施例の間仕切の
コンセント装置にあっては、ACアダプタ等のプラグ
を、窓孔16を通して収納部10の下面10aに設置さ
れたコンセント12の差込み口12aに上方から取付け
ることができる。
コンセント装置にあっては、ACアダプタ等のプラグ
を、窓孔16を通して収納部10の下面10aに設置さ
れたコンセント12の差込み口12aに上方から取付け
ることができる。
【0014】これにより、ACアダプタのような大型で
重量のあるものでも、水平状態で支持されるため安定し
脱落が防止される。また、窓孔16の下縁16aがコン
セント12の差込み口位置より鉛直上方であるため、コ
ンセントが外部から見にくくなっており、見栄えが向上
する。さらに、ACアダプタ等のプラグは収納部10に
収納されるため、間仕切1の表面から突出せず、見栄え
が良く、しかも邪魔にならない。
重量のあるものでも、水平状態で支持されるため安定し
脱落が防止される。また、窓孔16の下縁16aがコン
セント12の差込み口位置より鉛直上方であるため、コ
ンセントが外部から見にくくなっており、見栄えが向上
する。さらに、ACアダプタ等のプラグは収納部10に
収納されるため、間仕切1の表面から突出せず、見栄え
が良く、しかも邪魔にならない。
【0015】したがって、本実施例では、窓孔16の下
縁16aに所定間隔の複数のスリット21が形成され、
図2に示すように、例えば電気コード24はこのスリッ
ト21を介してOA機器側に連結される。このため、間
仕切の収納部から延出するコード類は確実に位置決めさ
れているため、見栄えが向上するとともに、コード類は
スリット21により少なくとも左右の移動が規制されて
いるため、コード類の抜け防止にさらに効果がある。
縁16aに所定間隔の複数のスリット21が形成され、
図2に示すように、例えば電気コード24はこのスリッ
ト21を介してOA機器側に連結される。このため、間
仕切の収納部から延出するコード類は確実に位置決めさ
れているため、見栄えが向上するとともに、コード類は
スリット21により少なくとも左右の移動が規制されて
いるため、コード類の抜け防止にさらに効果がある。
【0016】さらに、蓋23は開口部23の上端に枢着
部22で枢着されているため、蓋23を紛失することが
なく、またコンセント使用時、不使用時を問わず内部が
見えないようになっている。
部22で枢着されているため、蓋23を紛失することが
なく、またコンセント使用時、不使用時を問わず内部が
見えないようになっている。
【0017】以上、実施例を図面により説明してきた
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本考案に含まれる。
が、具体的な構成は実施例に限られるものではなく、本
考案の要旨を逸脱しない範囲における変更や追加等があ
っても本考案に含まれる。
【0018】例えば、実施例では、コンセント12は収
納部10の下面10aに埋め込み状態で設置したが、収
納部10の下面10aにボルト等で固着するようにして
も良い。また、スリット21は複数設けるようにした
が、1個でも良い。
納部10の下面10aに埋め込み状態で設置したが、収
納部10の下面10aにボルト等で固着するようにして
も良い。また、スリット21は複数設けるようにした
が、1個でも良い。
【0019】
【考案の効果】以上説明してきたように本考案にあって
は、次に記載する効果が得られる。
は、次に記載する効果が得られる。
【0020】(a)ACアダプタ等は、窓孔を通して収
納部の下面に設置されたコンセントの差込み口に上方か
ら取付けることができ、またそのコード類は窓孔下縁の
スリットを介して延出されるため、ACアダプタ等の大
型で重量のあるものでも、水平に安定して支えることが
でき、またコード類が引張られてもACアダプタ等が差
込み口から抜けて、脱落するのを防止することができ
る。また、ACアダプタ等は収納部に収納され、さらに
コード類が位置決めされるため、見栄えが良く、しかも
コード類が移動して邪魔になることもない。
納部の下面に設置されたコンセントの差込み口に上方か
ら取付けることができ、またそのコード類は窓孔下縁の
スリットを介して延出されるため、ACアダプタ等の大
型で重量のあるものでも、水平に安定して支えることが
でき、またコード類が引張られてもACアダプタ等が差
込み口から抜けて、脱落するのを防止することができ
る。また、ACアダプタ等は収納部に収納され、さらに
コード類が位置決めされるため、見栄えが良く、しかも
コード類が移動して邪魔になることもない。
【0021】
【図1】本考案の実施例の間仕切のコンセント装置の全
体斜視図である。
体斜視図である。
【図2】図1の間仕切のコンセント装置の要部横断面図
である。
である。
【図3】従来の間仕切のコンセント装置の一部横断面図
である。
である。
1 間仕切 2 前部上方壁面体 2a 化粧板 3 前部下方壁面体 3a 化粧板 4 後部壁面体 4a 化粧板 5 上横杆 6 下横杆 7 縦杆 8 押圧杆 9 脚座 10 収納部 10a 収納部下面 12 コンセント 12a 差込み 12b 差込み口取付面 16 窓孔 16a 下縁 17 挿通穴 18 電気コード 19 コンセントプラグ 21 スリット 22 枢着部 23 蓋 24 電気コード
Claims (1)
- 【請求項1】 間仕切の所定高さ位置に、表面から厚み
方向内部に向かい、十分な奥行きと高さを有する収納部
を形成し、該収納部の下面に対し差込み口が上方を向く
ようにコンセントを配設し、前記収納部の表面側にコン
セントプラグ挿入用の窓孔を設け、さらに前記窓孔の下
縁に、コード類挿入用のスリットを形成したことを特徴
とする間仕切のコンセント装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057476U JP2566735Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 間仕切のコンセント装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993057476U JP2566735Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 間仕切のコンセント装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0721825U JPH0721825U (ja) | 1995-04-21 |
JP2566735Y2 true JP2566735Y2 (ja) | 1998-03-30 |
Family
ID=13056764
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993057476U Expired - Lifetime JP2566735Y2 (ja) | 1993-09-29 | 1993-09-29 | 間仕切のコンセント装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2566735Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100824258B1 (ko) * | 2007-05-17 | 2008-04-24 | (주)삼우종합건축사사무소 | 위치조절이 가능한 콘센트를 구비한 이동식 벽체 |
JP5272490B2 (ja) * | 2008-04-15 | 2013-08-28 | 積水ハウス株式会社 | 間仕切り壁 |
KR102650347B1 (ko) * | 2018-08-09 | 2024-03-25 | 엘지전자 주식회사 | 스마트 월 |
KR102556510B1 (ko) * | 2020-11-03 | 2023-07-14 | 임현옥 | 매립가능한 멀티탭 구조체 및 이를 포함하는 파티션 |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61131413U (ja) * | 1985-02-05 | 1986-08-16 | ||
JPH0416576U (ja) * | 1990-05-25 | 1992-02-12 |
-
1993
- 1993-09-29 JP JP1993057476U patent/JP2566735Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0721825U (ja) | 1995-04-21 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 19971111 |