JP2934846B2 - ラックマウント型電子機器の収納箱 - Google Patents

ラックマウント型電子機器の収納箱

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ラックマウント型
電子機器の収納箱の構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、ラックマウント型電子機器の収納
箱は、図5に示すようなものであった。即ち、ラック2
1は前面が開口され、開口部の左右端部にはマウントア
ングル22が設けられている。ラック21の前方よりラ
ックマウント型電子機器23をその前面を手前にして開
口部24に挿入し、マウントアングル22に取り付け、
螺子等で固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このラ
ック21は、ラックマウント型電子機器23の奥行の寸
法が大きく、また配線スペースが更にその奥に必要なた
めに壁面に取り付けた場合、壁面からの突出量が多く、
美観を損なうと共に、メンテナンス等の邪魔になるとい
う欠点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来のラックマウン
ト型電子機器の収納箱の問題点に鑑み、本発明の目的
は、収納箱を壁面に取り付けた時に突出量が少なく、美
観的に優れ、メンテナンスが容易であるラックマウント
型電子機器の収納箱を提供するもので、略直方体形状の
ラックマウント型電子機器の収納箱であって、四面の側
板のうちの少なくとも対向する一対の側板と設置固定さ
れる背板とを一体に形成して成る箱本体と、該箱本体を
形成しない側板と前部蓋体とを一体に形成して成る扉体
と、ラックマウント型電子機器をその上面を手前に、且
つその前面を開放側板に面するように前記背板に固定す
る固定具とで構成し、4面の側板を箱本体側と扉体側と
に分けて形成したことを特徴としている。
【0005】ここで、開放側板とは扉体側に設けた側板
で、扉体開放時に箱本体の側面を大きく開口する側板を
示し、この構成により、収納箱の扉体を開放し、開口部
からラックマウント型電子機器の上面を手前に、且つそ
の前面を開放側板に面するよう、固定部位を固定具に合
わせて箱本体に収納し、固定具に取り付け、螺子等で固
定し、配線を施した後、扉体を閉塞すれば、壁面に取り
付けた時に突出量が少なく、美観的に優れ、而もメンテ
ナンスが容易となる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るラックマウン
ト型電子機器の収納箱の実施の形態を図面を基に説明す
る。図1は1例を示す斜視図であり、収納箱1は、略直
方体形状で、天板である側板2と底板である側板3と背
板4とを一体に形成してなる箱本体5と、箱本体5を形
成しない左右の側板6及び側板7と前部蓋体8とを一体
に形成して成る扉体9と、ラックマウント型電子機器1
1をその前面11bを左に向けて固定するコ字状の固定
具12を背板4の上部,下部に設けて構成されている。
また、10は蝶番を示し、扉体9の右端は蝶番10によ
り開閉自在に箱本体に蝶着されている。
【0007】収納手順を説明すると、まず収納箱1の扉
体9を蝶番10を中心に回動させて開放し、図示するよ
うにラックマウント型電子機器11を、その上面11a
を手前に、そして前面11bを開放側板である側板6に
面するように箱本体5に挿入し、固定具12に螺子等で
固定し、配線を施した後、扉体9を閉塞する。
【0008】このように、収納箱1はラックマウント型
電子機器の前後を大きく開放可能なため、ラックマウン
ト型電子機器の設置,配線作業、或いはメンテナンスを
きわめて容易に行うことができるし、ラックマウント型
電子機器の上面を手前にして立設収納するため、壁面に
取り付けた時に突出量が少なく、美観的に優れたものと
なる。
【0009】尚、ラックマウント型電子機器11を箱本
体5に挿入する開口部は、この実施の形態の如く箱本体
5の左側に位置するものに限定されず、右側でも、図2
に示すように下側でも、また上側でも何等問題なく、本
発明の趣旨を変更逸脱しない範囲で適宜変更可能であ
る。また、箱本体5側の側板には必要に応じて配線コー
ド挿通用に挿通孔穿設しておいても良い。
【0010】図3は本発明の他の実施の形態を示すもの
で、収納箱1は略直方体形状で、箱本体35は対向する
上下の側板32,33と左側側板37と背板4とが一体
に形成されて成り、扉体39は右側側板36と前部蓋体
38とから構成されている。そして、扉体39は前部蓋
体38の左端上下に、先端を箱本体35に軸支した開閉
軸部40を有し、側板36側から開閉するようになって
いる。この開閉軸部40のうち、図3のA部である上部
開閉軸40aは図4に示すように、軸44がレバー41
の操作で伸縮可能に設けられ、バネ45により常に上方
に突出するように構成され、レバー41を下げることで
扉体39が箱本体35より分離可能に構成されている。
また、背板34に設けられたラックマウント型電子機器
11を固定する固定具42は、上部固定部42aと下部
固定部42bが一体に形成されて、ラックマウント型電
子機器11の上面11aを手前に、且つその前面11b
を右に向けて固定可能なようにボルト43により背板3
4に固定されている。
【0011】このように、扉体39は1面の側板のみを
有するL字状であっても良く、このように構成すること
で、上記実施の形態の如くラックマウント型電子機器を
容易に挿入し固定することができるし、必要に応じてレ
バー41の操作により扉体39を箱本体35より分離す
れば、ラックマウント型電子機器後部の配線作業も容易
に行うことができる。
【0012】尚、扉体39は上記実施の形態の如く蝶番
により蝶着しても良いし、側板37にはラックマウント
型電子機器11の後部での配線作業を容易にする為に開
口部を設けても良い。また、扉体39を構成する側板
は、箱本体5の右側に位置するものに限定するものでは
ない。
【0013】尚、上記実施の形態の固定具の背板への固
定位置を、何れもラックマウント型電子機器の奥行き寸
法に合わせて、その奥行き方向へスライド移動可能とし
てもよく、そうすることで、ラックマウント型電子機器
の前後のスペースを有効に利用することができ、特に配
線等を行う際そのスペースを有効に利用することができ
る。また、箱本体の背板に直接ラックマウント型電子機
器を固定する固定具12を設けたが、背板4に木板等の
パネルを取り付け、このパネルに固定具12を取り付け
ても良い。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明に係るラックマウン
ト型電子機器の収納箱は、四面の側板のうちの少なくと
も対向する一対の側板と背板とを一体に形成して成る箱
本体と、該箱本体を形成しない側板と前部蓋体とを一体
に形成して成る扉体と、ラックマウント型電子機器をそ
の上面を手前に、且つその前面を開放側板に面するよう
に前記背板に固定する固定具とで構成し、4面の側板を
箱本体側と扉体側とに分けて形成したことによって、収
納箱を壁面に取り付けた時に突出量が少なく、美観的に
優れ、而もメンテナンスが容易であるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るラックマウント型電子機器の収納
箱の実施の形態の1例を示す説明図である。
【図2】図1のラックマウント型電子機器の収納箱を縦
型にした1例の説明図である。
【図3】本発明の他の実施の形態を示すラックマウント
型電子機器の収納箱の説明図である。
【図4】図3のA部の詳細を示す図である。
【図5】従来のラックの説明図である。
【符号の説明】
1・・収納箱、2,3,6,7・・側板、4・・背板、
5・・箱本体、8・・前部蓋体、9・・扉体、11・・
ラックマウント型電子機器、11a・・上面、11b・
・前面、12・・固定具、32,33,36,37・・
側板、34・・背板、35・・箱本体、38・・前部蓋
体、39・・扉体、42・・固定具。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 略直方体形状のラックマウント型電子機
    器の収納箱であって、四面の側板のうちの少なくとも対
    向する一対の側板と設置固定される背板とを一体に形成
    して成る箱本体と、該箱本体を形成しない側板と前部蓋
    体とを一体に形成して成る扉体と、ラックマウント型電
    子機器をその上面を手前に、且つその前面を開放側板に
    面するように前記背板に固定する固定具とで構成し、4
    面の側板を箱本体側と扉体側とに分けて形成したことを
    特徴とするラックマウント型電子機器の収容箱。
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JP3963706B2 (ja) * 2001-11-05 2007-08-22 日東工業株式会社 ラックマウント型電子機器収納箱
JP2003324293A (ja) * 2002-04-30 2003-11-14 Nitto Electric Works Ltd 電気機器類収納用箱
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