JP2988652B2 - 電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱 - Google Patents
電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱Info
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Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、分電盤等に収納される
各種電気機器や配線等を覆う電気機器収納用箱体の配線
被覆板の支柱に関する。
各種電気機器や配線等を覆う電気機器収納用箱体の配線
被覆板の支柱に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来技術の開閉式の電気機器収納用箱体
の配線被覆板の支柱は、図６のように箱体本体２１の開
口端縁部２１ａの直下近傍に設けた木板取付金具２２に
内機取付レール２３または機器取付板（図示せず）を固
定し、その内機取付レール２３または機器取付板より開
口端縁部近傍までの長さの棒状の蝶番支柱２４及び受け
支柱２５を垂設したものや、図７のように箱体本体２１
の側面２１ｂ側へ大きく突出するように略コ字状に形成
した蝶番支柱２６及び受け支柱（図示せず）があった。
の配線被覆板の支柱は、図６のように箱体本体２１の開
口端縁部２１ａの直下近傍に設けた木板取付金具２２に
内機取付レール２３または機器取付板（図示せず）を固
定し、その内機取付レール２３または機器取付板より開
口端縁部近傍までの長さの棒状の蝶番支柱２４及び受け
支柱２５を垂設したものや、図７のように箱体本体２１
の側面２１ｂ側へ大きく突出するように略コ字状に形成
した蝶番支柱２６及び受け支柱（図示せず）があった。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によると、図６の蝶番支柱２４及び受け支柱２５
は、例えば、箱体本体２１と支柱２４の間の配線スペー
ス２７が非常に狭いという欠点があり、そのため、配線
する電線が多い場合や電線が太い場合、図８のように電
線２８の圧迫により支柱２４が変形し、配線被覆板２９
の開閉ができなくなるという欠点がある他、支柱２４と
開口端縁部２１ａの間に隙間がないため、配線スペース
２７に電線を納線しずらく、配線作業が非常に困難であ
るという欠点があった。また、図７の支柱２６は開口端
縁部２１ａよりも側面２１ｂ側へ大きく略コ字状に突出
しているため、電線は略コ字状となった支柱２６の空間
部を配線スペース３０とすることができるため、配線作
業が非常に容易であり、また、支柱２６が箱体本体２１
の側面２１ｂの補強となるが、箱体本体２１から内機を
取り出す際、枠体３１または支柱２６を一旦取り外さな
ければならないという欠点があった。
来技術によると、図６の蝶番支柱２４及び受け支柱２５
は、例えば、箱体本体２１と支柱２４の間の配線スペー
ス２７が非常に狭いという欠点があり、そのため、配線
する電線が多い場合や電線が太い場合、図８のように電
線２８の圧迫により支柱２４が変形し、配線被覆板２９
の開閉ができなくなるという欠点がある他、支柱２４と
開口端縁部２１ａの間に隙間がないため、配線スペース
２７に電線を納線しずらく、配線作業が非常に困難であ
るという欠点があった。また、図７の支柱２６は開口端
縁部２１ａよりも側面２１ｂ側へ大きく略コ字状に突出
しているため、電線は略コ字状となった支柱２６の空間
部を配線スペース３０とすることができるため、配線作
業が非常に容易であり、また、支柱２６が箱体本体２１
の側面２１ｂの補強となるが、箱体本体２１から内機を
取り出す際、枠体３１または支柱２６を一旦取り外さな
ければならないという欠点があった。
【０００４】また、図６及び図７の従来技術は、例え
ば、図６の場合、蝶番支柱２４と受け支柱２５は蝶番部
材２４ａと受け部材２５ａとを夫々一体形成しているた
め、予め支柱を垂設する際、蝶番支柱２４と受け支柱２
５とを間違えて取り付けてしまうという欠点がある他、
配線作業において蝶番支柱２４または受け支柱２５を電
線支持として電線を結束した場合、配線作業後に配線被
覆板２９の開閉方向を変更する際、電線を結束した蝶番
支柱２４及び受け支柱２５の取り付け場所を左右変更し
なければならないという欠点があった。
ば、図６の場合、蝶番支柱２４と受け支柱２５は蝶番部
材２４ａと受け部材２５ａとを夫々一体形成しているた
め、予め支柱を垂設する際、蝶番支柱２４と受け支柱２
５とを間違えて取り付けてしまうという欠点がある他、
配線作業において蝶番支柱２４または受け支柱２５を電
線支持として電線を結束した場合、配線作業後に配線被
覆板２９の開閉方向を変更する際、電線を結束した蝶番
支柱２４及び受け支柱２５の取り付け場所を左右変更し
なければならないという欠点があった。
【０００５】そこで本発明は、配線作業、配線被覆板の
取付作業、内機の取出作業が容易であると共に、強度面
に優れた電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱を提供
することにある。
取付作業、内機の取出作業が容易であると共に、強度面
に優れた電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱を提供
することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る電気機器収納用箱体の配線被覆板の支
柱は、少なくとも箱体本体の四隅に設けられた配線被覆
板の支柱を、箱体本体の上下左右の側面の少なくとも一
面に当接または近接して上方へ垂設し、その支柱の垂設
部の略上端より箱体本体の開口部近傍に配線被覆板の支
持部を延設すると共に、その支柱の上部に箱体本体の上
下のいずれかの側面に当接または近接する緩衝部を形成
したものである。
に、本発明に係る電気機器収納用箱体の配線被覆板の支
柱は、少なくとも箱体本体の四隅に設けられた配線被覆
板の支柱を、箱体本体の上下左右の側面の少なくとも一
面に当接または近接して上方へ垂設し、その支柱の垂設
部の略上端より箱体本体の開口部近傍に配線被覆板の支
持部を延設すると共に、その支柱の上部に箱体本体の上
下のいずれかの側面に当接または近接する緩衝部を形成
したものである。
【０００７】少なくとも箱体本体と枠体と扉体とで構成
された電気機器収納用箱体の箱体本体の開口部近傍に枠
体を固着するための枠体取付金具を設け、支柱の上部を
箱体本体の上下のいずれかの側面に当接または近接して
枠体取付金具の下方近傍に配設すると共に、その枠体取
付金具の枠体取付孔に対向する支柱に第１の挿通孔また
は切欠孔を形成したものである。
された電気機器収納用箱体の箱体本体の開口部近傍に枠
体を固着するための枠体取付金具を設け、支柱の上部を
箱体本体の上下のいずれかの側面に当接または近接して
枠体取付金具の下方近傍に配設すると共に、その枠体取
付金具の枠体取付孔に対向する支柱に第１の挿通孔また
は切欠孔を形成したものである。
【０００８】箱体本体の上下左右の側面の少なくとも一
面に当接または近接したベース金具を配設し、支柱は一
端の垂設部にベース金具に固着する第２の挿通孔を形成
し、他端の支持部には蝶番部材または受け部材を固着す
る第３の挿通孔を形成したものである。
面に当接または近接したベース金具を配設し、支柱は一
端の垂設部にベース金具に固着する第２の挿通孔を形成
し、他端の支持部には蝶番部材または受け部材を固着す
る第３の挿通孔を形成したものである。
【０００９】蝶番部材及び受け部材に支柱の第３の挿通
孔に対向する部材取付孔を配線被覆板の横幅方向に複数
個形成したものである。
孔に対向する部材取付孔を配線被覆板の横幅方向に複数
個形成したものである。
【００１０】
【作用】箱体本体の内側背面に設けた取付金具にベース
金具を設け、そのベース金具の支柱取付孔に支柱の第２
の挿通孔を対向させ、その支柱取付孔及び第２の挿通孔
に取付ネジを挿通して支柱をベース金具に固着し、支柱
の第３の挿通孔に蝶番部材または受け部材の部材取付孔
を対向させ、その第３の挿通孔及び部材取付孔に取付ネ
ジを挿通して蝶番部材または受け部材を支柱に固着す
る。
金具を設け、そのベース金具の支柱取付孔に支柱の第２
の挿通孔を対向させ、その支柱取付孔及び第２の挿通孔
に取付ネジを挿通して支柱をベース金具に固着し、支柱
の第３の挿通孔に蝶番部材または受け部材の部材取付孔
を対向させ、その第３の挿通孔及び部材取付孔に取付ネ
ジを挿通して蝶番部材または受け部材を支柱に固着す
る。
【００１１】また、少なくとも箱体本体と枠体と扉体と
で構成された電気機器収納用箱体の場合、支柱の上部は
箱体本体の上下のいずれかの側面に当接または近接して
枠体取付金具の下方近傍に配設され、箱体本体に枠体を
取り付ける際、枠体取付ネジは枠体取付金具の枠体取付
孔に固着すると共に、支柱の第１の挿通孔または切欠孔
に挿通して支柱が固定される。
で構成された電気機器収納用箱体の場合、支柱の上部は
箱体本体の上下のいずれかの側面に当接または近接して
枠体取付金具の下方近傍に配設され、箱体本体に枠体を
取り付ける際、枠体取付ネジは枠体取付金具の枠体取付
孔に固着すると共に、支柱の第１の挿通孔または切欠孔
に挿通して支柱が固定される。
【００１２】
【実施例】本発明に係る電気機器収納用箱体の配線被覆
板の支柱の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
板の支柱の一実施例を添付図面に基づいて説明する。
【００１３】図１及び図２は本発明に係る電気機器収納
用箱体の配線被覆板の支柱の一実施例の説明図、図３及
び図４は図１における要部の説明図であり、箱体本体１
の四隅に設けられた配線被覆板２の支柱３を、箱体本体
１の上下左右の側面１ａの二面に当接または近接して上
方へ垂設し、その支柱３の垂設部３ａの上端より箱体本
体１の開口部近傍１ｂに配線被覆板２の支持部３ｂを延
設すると共に、その支柱３の上部３ｃに箱体本体１の上
下のいずれかの側面１ａに当接または近接する凸状の緩
衝部４を形成したものである。
用箱体の配線被覆板の支柱の一実施例の説明図、図３及
び図４は図１における要部の説明図であり、箱体本体１
の四隅に設けられた配線被覆板２の支柱３を、箱体本体
１の上下左右の側面１ａの二面に当接または近接して上
方へ垂設し、その支柱３の垂設部３ａの上端より箱体本
体１の開口部近傍１ｂに配線被覆板２の支持部３ｂを延
設すると共に、その支柱３の上部３ｃに箱体本体１の上
下のいずれかの側面１ａに当接または近接する凸状の緩
衝部４を形成したものである。
【００１４】少なくとも箱体本体１と枠体５と扉体６と
で構成された電気機器収納用箱体の箱体本体１の開口部
近傍１ｂに枠体５を固着するための枠体取付金具７を設
け、支柱３の上部３ｃを箱体本体１の上下のいずれかの
側面１ａに当接または近接して枠体取付金具７の下方近
傍に配設すると共に、枠体取付金具７の枠体取付孔７ａ
に対向する支柱３に第１の挿通孔８を形成したものであ
る。
で構成された電気機器収納用箱体の箱体本体１の開口部
近傍１ｂに枠体５を固着するための枠体取付金具７を設
け、支柱３の上部３ｃを箱体本体１の上下のいずれかの
側面１ａに当接または近接して枠体取付金具７の下方近
傍に配設すると共に、枠体取付金具７の枠体取付孔７ａ
に対向する支柱３に第１の挿通孔８を形成したものであ
る。
【００１５】箱体本体１の上下左右の側面１ａの二面に
当接または近接したベース金具９を配設し、支柱３は一
端の垂設部３ａにベース金具９に固着する第２の挿通孔
１０を上下方向に複数個形成し、他端の支持部３ｂには
蝶番部材１１または受け部材１２を固着する第３の挿通
孔１３を形成したものである。
当接または近接したベース金具９を配設し、支柱３は一
端の垂設部３ａにベース金具９に固着する第２の挿通孔
１０を上下方向に複数個形成し、他端の支持部３ｂには
蝶番部材１１または受け部材１２を固着する第３の挿通
孔１３を形成したものである。
【００１６】図５は蝶番部材及び受け部材の説明図であ
り、蝶番部材１１には図５（ａ）の上側蝶番部材Ａと図
５（ｂ）の下側蝶番部材Ｂとがあり、夫々支柱３の第３
の挿通孔１３に対向する部材取付孔１１ａ，１１ｂを配
線被覆板２の横幅方向に複数個形成している。
り、蝶番部材１１には図５（ａ）の上側蝶番部材Ａと図
５（ｂ）の下側蝶番部材Ｂとがあり、夫々支柱３の第３
の挿通孔１３に対向する部材取付孔１１ａ，１１ｂを配
線被覆板２の横幅方向に複数個形成している。
【００１７】上記のように構成された電気機器収納用箱
体の配線被覆板の支柱は、箱体本体１の内側背面１ｃに
設けた取付金具１４にベース金具９を設け、そのベース
金具９の任意の支柱取付孔９ｂに支柱３の任意の第２の
挿通孔１０を対向させ、その支柱取付孔９ａ及び第２の
挿通孔１０に取付ネジ１５を挿通して支柱３をベース金
具９に固着し、支柱３の第３の挿通孔１３に蝶番部材１
１または図５（ｃ）の受け部材１２の部材取付孔１１ａ
または１１ｂ，１２ａを対向させ、その第３の挿通孔１
３及び部材取付孔１１ａまたは１１ｂ，１２ａに取付ネ
ジ（図示せず）を挿通して蝶番部材１１または受け部材
１２を支柱３に固着する。
体の配線被覆板の支柱は、箱体本体１の内側背面１ｃに
設けた取付金具１４にベース金具９を設け、そのベース
金具９の任意の支柱取付孔９ｂに支柱３の任意の第２の
挿通孔１０を対向させ、その支柱取付孔９ａ及び第２の
挿通孔１０に取付ネジ１５を挿通して支柱３をベース金
具９に固着し、支柱３の第３の挿通孔１３に蝶番部材１
１または図５（ｃ）の受け部材１２の部材取付孔１１ａ
または１１ｂ，１２ａを対向させ、その第３の挿通孔１
３及び部材取付孔１１ａまたは１１ｂ，１２ａに取付ネ
ジ（図示せず）を挿通して蝶番部材１１または受け部材
１２を支柱３に固着する。
【００１８】また、少なくとも箱体本体１と枠体５と扉
体６とで構成された電気機器収納用箱体の場合、支柱３
の上部３ｃは箱体本体１の枠体取付金具７の下方近傍に
配設されるため、箱体本体１に枠体５を取り付ける際、
枠体取付ネジ１６は枠体取付金具７の枠体取付孔７ａに
固着すると共に、支柱３の第１の挿通孔８に挿通して支
柱３が固定される。
体６とで構成された電気機器収納用箱体の場合、支柱３
の上部３ｃは箱体本体１の枠体取付金具７の下方近傍に
配設されるため、箱体本体１に枠体５を取り付ける際、
枠体取付ネジ１６は枠体取付金具７の枠体取付孔７ａに
固着すると共に、支柱３の第１の挿通孔８に挿通して支
柱３が固定される。
【００１９】尚、上記の支柱３は箱体本体１の上下左右
の側面１ａの少なくとも一面に、当接または近接して設
けたものであり、箱体本体１の側面１ａに当接または近
接して垂設されたベース金具９の垂設部９ａに支柱３を
固着する場合、支柱３の垂設部３ａと箱体本体１の側面
１ａとの間にはベース金具９を介しているため、３ｍｍ
〜１０ｍｍ程度の間隙が生じるが、支柱３を固着したベ
ース金具９が箱体本体１の側面１ａに当接または近接す
る他、支柱３の垂設部３ａまたは上部３ｃの他の面が箱
体本体１に当接または近接される。また、その支柱３と
箱体本体１との間隙は５ｍｍ以下が好ましい。
の側面１ａの少なくとも一面に、当接または近接して設
けたものであり、箱体本体１の側面１ａに当接または近
接して垂設されたベース金具９の垂設部９ａに支柱３を
固着する場合、支柱３の垂設部３ａと箱体本体１の側面
１ａとの間にはベース金具９を介しているため、３ｍｍ
〜１０ｍｍ程度の間隙が生じるが、支柱３を固着したベ
ース金具９が箱体本体１の側面１ａに当接または近接す
る他、支柱３の垂設部３ａまたは上部３ｃの他の面が箱
体本体１に当接または近接される。また、その支柱３と
箱体本体１との間隙は５ｍｍ以下が好ましい。
【００２０】即ち、箱体本体１の内側背面１ｃの取付金
具１４に箱体本体１の上下左右の側面１ａ方向に延設し
たベース金具９を設け、そのベース金具９の垂設部９ａ
より支柱３を垂設しているため、箱体本体１から内機を
取り出す際においても、支柱３を取り外すことなく、ま
た、箱体本体１と支柱３の間の配線スペース１７が非常
に広く、配線する電線が多い場合や太い場合において
も、電線の圧迫によって支柱３を変形することもなく、
配線作業が非常に容易である他、支柱３の上部３ｃに蝶
番部材１１または受け部材１２を設けて配線被覆板２を
備えたものであるため、配線作業後に配線被覆板２の開
閉方向を変更する際においても、支柱３を共用部材とし
ており、容易に変更することができる。
具１４に箱体本体１の上下左右の側面１ａ方向に延設し
たベース金具９を設け、そのベース金具９の垂設部９ａ
より支柱３を垂設しているため、箱体本体１から内機を
取り出す際においても、支柱３を取り外すことなく、ま
た、箱体本体１と支柱３の間の配線スペース１７が非常
に広く、配線する電線が多い場合や太い場合において
も、電線の圧迫によって支柱３を変形することもなく、
配線作業が非常に容易である他、支柱３の上部３ｃに蝶
番部材１１または受け部材１２を設けて配線被覆板２を
備えたものであるため、配線作業後に配線被覆板２の開
閉方向を変更する際においても、支柱３を共用部材とし
ており、容易に変更することができる。
【００２１】また、支柱３は箱体本体１の上下左右の側
面１ａの少なくとも一面に、当接または近接して設けた
ものであるため、支柱３で箱体本体１の側面１ａを補強
することができる他、支柱３も箱体本体１の側面１ａや
枠体取付金具７及び枠体取付ネジ１６を支えとして補強
することができ、箱体本体１及び支柱３の変形及びたわ
みを防止し、強度を向上することができる。
面１ａの少なくとも一面に、当接または近接して設けた
ものであるため、支柱３で箱体本体１の側面１ａを補強
することができる他、支柱３も箱体本体１の側面１ａや
枠体取付金具７及び枠体取付ネジ１６を支えとして補強
することができ、箱体本体１及び支柱３の変形及びたわ
みを防止し、強度を向上することができる。
【００２２】尚、上記実施例において、箱体本体１の枠
体取付金具７の枠体取付孔７ａに対向する支柱３には第
１の挿通孔８を形成しているが、これは一例であり、例
えば、第１の挿通孔８でなく切欠孔にすることもでき
る。また、支柱３の第２の挿通孔１０も垂設部３ａの下
端部の底面に形成したりすることができる。
体取付金具７の枠体取付孔７ａに対向する支柱３には第
１の挿通孔８を形成しているが、これは一例であり、例
えば、第１の挿通孔８でなく切欠孔にすることもでき
る。また、支柱３の第２の挿通孔１０も垂設部３ａの下
端部の底面に形成したりすることができる。
【００２３】また、第２の挿通孔１０や第３の挿通孔１
３等の孔数及び取付ネジ１５の数量や緩衝部４の形状も
適宜変更することができるように、その他の部品の形状
や取付方法も上記実施例に限定するものではなく、本発
明の目的を逸脱しない範囲において、適宜変更すること
ができる。
３等の孔数及び取付ネジ１５の数量や緩衝部４の形状も
適宜変更することができるように、その他の部品の形状
や取付方法も上記実施例に限定するものではなく、本発
明の目的を逸脱しない範囲において、適宜変更すること
ができる。
【００２４】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電気
機器収納用箱体の配線被覆板の支柱は、少なくとも箱体
本体の四隅に設けられた配線被覆板の支柱を、箱体本体
の上下左右の側面の少なくとも一面に当接または近接し
て上方へ垂設すると共に、その支柱の垂設部の略上端よ
り箱体本体の開口部近傍に支持部を延設したものである
ため、箱体本体からの内機の取出作業においても、支柱
を取り外すことなく容易に行うことができる他、箱体本
体と支柱の間の配線スペースも広く、配線作業が非常に
容易であるという優れた効果を有するものである。
機器収納用箱体の配線被覆板の支柱は、少なくとも箱体
本体の四隅に設けられた配線被覆板の支柱を、箱体本体
の上下左右の側面の少なくとも一面に当接または近接し
て上方へ垂設すると共に、その支柱の垂設部の略上端よ
り箱体本体の開口部近傍に支持部を延設したものである
ため、箱体本体からの内機の取出作業においても、支柱
を取り外すことなく容易に行うことができる他、箱体本
体と支柱の間の配線スペースも広く、配線作業が非常に
容易であるという優れた効果を有するものである。
【００２５】少なくとも箱体本体と枠体と扉体とで構成
された電気機器収納用箱体の箱体本体の開口部近傍に枠
体を固着するための枠体取付金具を設け、支柱の上部を
その枠体取付金具の下方近傍に配設すると共に、枠体取
付金具の枠体取付孔に対向する支柱に第１の挿通孔また
は切欠孔を形成したものであるため、支柱及び箱体本体
を夫々補強することができ、支柱及び箱体本体の強度が
向上するという優れた効果を有するものである。
された電気機器収納用箱体の箱体本体の開口部近傍に枠
体を固着するための枠体取付金具を設け、支柱の上部を
その枠体取付金具の下方近傍に配設すると共に、枠体取
付金具の枠体取付孔に対向する支柱に第１の挿通孔また
は切欠孔を形成したものであるため、支柱及び箱体本体
を夫々補強することができ、支柱及び箱体本体の強度が
向上するという優れた効果を有するものである。
【００２６】箱体本体の上下左右の側面の少なくとも一
面に当接または近接したベース金具を配設し、支柱は一
端の垂設部にベース金具に固着する第２の挿通孔を形成
し、他端の支持部には蝶番部材または受け部材を固着す
る第３の挿通孔を形成したものであるため、配線作業後
に配線被覆板の開閉方向を変更する際においても、容易
に変更することができるという優れた効果を有するもの
である。
面に当接または近接したベース金具を配設し、支柱は一
端の垂設部にベース金具に固着する第２の挿通孔を形成
し、他端の支持部には蝶番部材または受け部材を固着す
る第３の挿通孔を形成したものであるため、配線作業後
に配線被覆板の開閉方向を変更する際においても、容易
に変更することができるという優れた効果を有するもの
である。
【００２７】蝶番部材及び受け部材に支柱の第３の挿通
孔に対向する部材取付孔を配線被覆板の横幅方向に複数
個形成したものであるため、箱体本体の開口部と支柱と
の間に間隙が生じた場合においても、容易に間隙を塞ぐ
ことができるという優れた効果を有するものである。
孔に対向する部材取付孔を配線被覆板の横幅方向に複数
個形成したものであるため、箱体本体の開口部と支柱と
の間に間隙が生じた場合においても、容易に間隙を塞ぐ
ことができるという優れた効果を有するものである。
【図１】本発明に係る電気機器収納用箱体の配線被覆板
の支柱の一実施例の説明図である。
の支柱の一実施例の説明図である。
【図２】本発明に係る電気機器収納用箱体の配線被覆板
の支柱の一実施例の説明図である。
の支柱の一実施例の説明図である。
【図３】図１における要部の説明図である。
【図４】図１における要部の説明図である。
【図５】本発明に係る蝶番部材及び受け部材の説明図で
ある。
ある。
【図６】従来技術の電気機器収納用箱体の配線被覆板の
支柱の説明図である。
支柱の説明図である。
【図７】従来技術の電気機器収納用箱体の配線被覆板の
支柱の説明図である。
支柱の説明図である。
【図８】従来技術の電気機器収納用箱体の配線被覆板の
支柱の説明図である。
支柱の説明図である。
１・・・箱体本体、１ａ・・・側面、１ｂ・・・開口部
近傍、１ｃ・・・内側背面、２・・・配線被覆板、３・
・・支柱、３ａ・・・垂設部、３ｂ・・・支持部、３ｃ
・・・上部、４・・・緩衝部、５・・・枠体、６・・・
扉体、７・・・枠体取付金具、７ａ・・・枠体取付孔、
８・・・第１の挿通孔、９・・・ベース金具、１０・・
・第２の挿通孔、１１・・・蝶番部材、１１ａ，１１ｂ
・・・部材取付孔、１２・・・受け部材、１２ａ・・・
部材取付孔、１３・・・第３の挿通孔、１４・・・取付
金具、１５・・・取付ネジ、１６・・・枠体取付ネジ、
１７・・・配線スペース、Ａ・・・上側蝶番部材、Ｂ・
・・下側蝶番部材、Ｄ・・・奥行寸法。
近傍、１ｃ・・・内側背面、２・・・配線被覆板、３・
・・支柱、３ａ・・・垂設部、３ｂ・・・支持部、３ｃ
・・・上部、４・・・緩衝部、５・・・枠体、６・・・
扉体、７・・・枠体取付金具、７ａ・・・枠体取付孔、
８・・・第１の挿通孔、９・・・ベース金具、１０・・
・第２の挿通孔、１１・・・蝶番部材、１１ａ，１１ｂ
・・・部材取付孔、１２・・・受け部材、１２ａ・・・
部材取付孔、１３・・・第３の挿通孔、１４・・・取付
金具、１５・・・取付ネジ、１６・・・枠体取付ネジ、
１７・・・配線スペース、Ａ・・・上側蝶番部材、Ｂ・
・・下側蝶番部材、Ｄ・・・奥行寸法。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6，ＤＢ名) H02B 1/20 H02B 1/38 H02B 1/40 H02B 1/44 H05K 5/02
Claims (4)
- 【請求項１】 内機取付レール間に機器取付板を設けて
各種電気機器を収納し、該電気機器や配線等を覆う電気
機器収納用箱体の配線被覆板の左右のいずれか一辺を蝶
着し、他辺を開閉可能に固定する開閉式の電気機器収納
用箱体の配線被覆板の支柱において、少なくとも箱体本
体の四隅に設けられた前記配線被覆板の支柱を、前記箱
体本体の上下左右の側面の少なくとも一面に当接または
近接して上方へ垂設し、該支柱の垂設部の略上端より前
記箱体本体の開口部近傍に前記配線被覆板の支持部を延
設すると共に、該支柱の上部に前記箱体本体の上下のい
ずれかの側面に当接または近接する緩衝部を形成したこ
とを特徴とする電気機器収納用箱体の配線被覆板の支
柱。 - 【請求項２】 少なくとも箱体本体と枠体と扉体とで構
成された電気機器収納用箱体の前記箱体本体の開口部近
傍に前記枠体を固着するための枠体取付金具を設け、前
記支柱の上部を前記箱体本体の上下のいずれかの側面に
当接または近接して前記枠体取付金具の下方近傍に配設
すると共に、該枠体取付金具の枠体取付孔に対向する支
柱に第１の挿通孔または切欠孔を形成したことを特徴と
する請求項１に記載の電気機器収納用箱体の配線被覆板
の支柱。 - 【請求項３】 前記箱体本体の上下左右の側面の少なく
とも一面に当接または近接したベース金具を配設し、前
記支柱は一端の垂設部に前記ベース金具に固着する第２
の挿通孔を形成し、他端の支持部には蝶番部材または受
け部材を固着する第３の挿通孔を形成したことを特徴と
する請求項１及び請求項２に記載の電気機器収納用箱体
の配線被覆板の支柱。 - 【請求項４】 前記蝶番部材及び受け部材に前記支柱の
第３の挿通孔に対向する部材取付孔を前記配線被覆板の
横幅方向に複数個形成したことを特徴とする請求項３に
記載の電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095864A JP2988652B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP6095864A JP2988652B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH07284206A JPH07284206A (ja) | 1995-10-27 |
| JP2988652B2 true JP2988652B2 (ja) | 1999-12-13 |
Family
ID=14149233
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP6095864A Expired - Fee Related JP2988652B2 (ja) | 1994-04-08 | 1994-04-08 | 電気機器収納用箱体の配線被覆板の支柱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2988652B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4582925B2 (ja) * | 2001-02-07 | 2010-11-17 | 河村電器産業株式会社 | 分電盤の内扉取り付け構造 |
| JP2006286683A (ja) * | 2005-03-31 | 2006-10-19 | Kawamura Electric Inc | キャビネットの枠体取り付け構造 |
-
1994
- 1994-04-08 JP JP6095864A patent/JP2988652B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07284206A (ja) | 1995-10-27 |
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