JP2558141Y2 - 電気機器収納用箱体の中扉の取付構造 - Google Patents

電気機器収納用箱体の中扉の取付構造

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JP2558141Y2
JP2558141Y2 JP1991057215U JP5721591U JP2558141Y2 JP 2558141 Y2 JP2558141 Y2 JP 2558141Y2 JP 1991057215 U JP1991057215 U JP 1991057215U JP 5721591 U JP5721591 U JP 5721591U JP 2558141 Y2 JP2558141 Y2 JP 2558141Y2
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竜二 梶間
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河村電器産業株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、配電盤、分電盤や制御
盤等の電気機器収納用箱体の内機における内扉の取付構
造の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、配電盤、分電盤や制御盤等の電気
機器収納用箱体の内機を覆うための中扉の取付構造は、
中扉を開閉若しくは取り付けるためのものとして、通常
1枚の中扉の側辺へ2個以上の支柱が取り付けられ、そ
の支柱の基端はレールまたは電気機器収納用箱体の底板
等の内底に組み付けられていた。そして、内機の機能毎
にユニット化されたコンポーネントに合わせて、図4
(A)のように分電盤の外扉に対して中扉を分割するの
でその数に合わせて支柱を立設している。また支柱周辺
は必ず内機等から出線した電線が通るにも拘らず、その
電線を結束・固定する仕掛けが無かったので、図4
(B)のように取付構造を迂回したり電線間へ取付構造
を挿通したりして電線を結束・固定していた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】しかし、内機の取付作
業時に、立設する支柱の本数が増えたり、多数の支柱の
邪魔にならないよう工夫して電線を結束・固定するため
に手間がかかったりして施工性が悪い上、支柱へ太径の
電線等を引掛けたり、湾曲した電線に押圧されたりした
場合には過大の負荷が支柱に掛り、支柱が変形破損した
り、一度中扉を外してから再び取り付けようとしてもそ
の支柱が変形して取り付けられなかったりすることが多
かった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記従来の収納用箱体の
内扉の支柱の本数を減らすと共に、支柱に生じる歪みの
問題点を解消するため、本考案は、構造が簡単で且つ内
機の脱着作業に便利な電気機器収納用箱体の中扉の取付
構造を提供するもので、その構成は、電気機器収納用箱
体の内底(4) に中扉(3) を開閉自在に取り付けるために
該中扉(3) の端縁(3a)に取り付けた取付部(6) に横設さ
れる架設部(7) と、該内底(4) に取り付ける基台部(8)
とを連接する柱体(9) を設ける中扉(3) の取付構造にお
いて、該柱体(9) に、該基台部(8) より側板(1a)方向へ
膨出する曲折部(9a)を設けるとともに、該曲折部(9a)を
側板(1a)に当接させた電気機器収納用箱体の中扉の取付
構造である。ここに取付部、架設部、基台部若しくは柱
体は、任意の組み合わせにより一体的に構成してもよ
く、また中機の中扉へ取り付け部材は開閉可能な蝶番ま
たは固定できる螺子でもよい。
【0005】
【作用】収納用箱体内底に設けた上記構成の取付構造に
より、電気機器収納用箱体の内底に取り付けられる基台
部の数を架設部を介することにより取付部の数より少な
くすることができる上、内扉を取付ける柱体の曲折部の
内側へ配線スペースが生じ、そこへ電線を結束・固定す
ることが出来るので結線作業が楽になり格段に施行性が
高まり、電線引掛けによる変形破損及びそれに伴う中扉
の建てつけのガタが防止される。
【0006】
【実施例】本考案に係る電気機器収納用箱体の中扉の取
付構造取付構造を図面に基づいて説明する。図1は本考
案の中扉の取付構造の一実施例に係る説明図、図2はそ
の断面図であり、1は電気機器収納用箱体である分電
盤、2はその扉、3は配線覆用の中扉である。4は底板
の両側に平行に配設される断面コ字形状の開口部を下向
きにしたレールであり、レール間には遮断器5が架設さ
れている。電気機器収納用箱体の種類によりレールを設
けず、底板に直接固設する場合もあり、広く内底とい
う。中扉3の端縁3aには、図示しない軸により2個の
取付部6が回動可能に軸支され、その取付部6はレール
4と平行な架設部7に横設されている。
【0007】10は分電盤のレール4に中扉3を取り付
ける支柱であってレール4に螺着される基台部8と、上
端において架設部7の端部を固着する柱体9とが一体的
に形成されている。柱体9は、分電盤1の側板1aの方
へ凸部を設けた1ヶ所の曲折部9aを有するL字状に形
成され、その外側面は前記側板1aに当接するものであ
る。その取付部6及び支柱10によりコ字状に形成され
る空間には、遮断器5からの電線11が配設されてい
る。この柱体9の分電盤1の側板1aの方へ凸部を設け
る形状は2ヶ所の曲折部を有するコ字形状若しくは全体
が曲折する曲折部を1ヶ所有する円弧形状でもよい。そ
してその取付部6に中扉3が開閉自在に蝶番により取り
付けられているがこの取り付け方は、実施例のように中
扉を開閉可能にするばかりでなく、螺子により中扉3を
螺着し中扉を固着してもよい。尚取付部6及び基台部8
の取付位置の関係は、遮断器5の取り付け位置及び中扉
3の大きさがその取り付け作業の利便性を高めるために
分電盤1の開口部より大きくなることがないために、基
台部8の分電盤の開口部方向の上方の位置へ取付部6が
設けられるものであり、それにより中扉3の開閉は円滑
に行なわれる。
【0008】図3は本考案の中扉の取付構造の他の実施
例に係る説明図であり、(A)は前記実施例の支柱10
の上端に取り付けられた架設部7に中扉3を取付部6で
ある螺子により螺着するものである。また(B)は、中
扉3の端縁3aに取付部6にを相当する挿通穴3bを穿
設すると共に、前記挿通穴3bに丸棒形状の架設部7を
遊挿し、架設部7を中心に中扉3は回動可能にされる。
支柱10の上端は基台部6と同一方向へ延設されてお
り、支柱10はコ字状の断面となり、その延設された支
柱10の端部に前記架設部7が軸支されている。7aは
中扉3の間隔を保持するスペーサである。尚、本実施例
では、分電盤において2個の取付構造を使用した場合に
ついて説明しているが、大型の収納用箱体等で3個以上
の取付構造を使用する場合にも適用出来る他、本考案
は、分電盤に限らず取付構造を使用し内部電線の結束・
固定を必要とするすべての電気機器収納用箱体にも適用
出来るものである。
【0009】
【考案の効果】本考案に係る電気機器収納用箱体の中扉
の取付構造により、電気機器収納用箱体の内底に取り付
けられる基台部の数を架設部を介することにより取付部
の数より少なくすることができる上、配線スペースが、
内扉を取付ける柱体の内側に生じて結線作業が楽になり
格段に施行性が高まり、更に、内側に配線された電線が
柱体に接触することが無くなるとともに支柱が側壁に当
接しているから、万が一接触することがあっても取付構
造は変形することがなくなり電気機器収納用箱体の歪み
が生じなくなり、その実益は甚大である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電気機器収納用箱体の中扉の取付
構造を組み付けた説明図である。
【図2】図1の取付構造の断面の説明図である。
【図3】他の実施例に係る取付構造の説明図である。
【図4】従来の電気機器収納用箱体における中扉の取付
構造の説明図である。
【符号の説明】 1・・分電盤、1a・・側板、2・・分電盤扉、3・・
中扉、3a・・端縁、3b・・挿通穴、4・・レール、
5・・遮断器、6・・取付部、7・・架設部、7a・・
スペーサ、8・・基台部、9・・柱体、10・・支柱、
11・・電線。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気機器収納用箱体の内底(4) に中扉
    (3) を開閉自在に取り付けるために該中扉(3) の端縁(3
    a)に取り付けた取付部(6) に横設される架設部(7) と、
    該内底(4) に取り付ける基台部(8) とを連接する柱体
    (9) を設ける中扉(3) の取付構造において、該柱体(9) に、該基台部(8) より側板(1a)方向へ膨出す
    る曲折部(9a)を設けるとともに、該曲折部(9a)を側板(1
    a)に当接させた ことを特徴とする電気機器収納用箱体の
    中扉の取付構造。
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JPH052513U JPH052513U (ja) 1993-01-14
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JPS5615206U (ja) * 1979-07-11 1981-02-09
JPS5661091U (ja) * 1979-10-15 1981-05-23
JPS6278004U (ja) * 1985-11-01 1987-05-19
JPS63167309U (ja) * 1987-04-17 1988-10-31

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