JPH079523Y2 - 分電盤の中蓋蝶番構造 - Google Patents

分電盤の中蓋蝶番構造

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JPH079523Y2
JPH079523Y2 JP14665087U JP14665087U JPH079523Y2 JP H079523 Y2 JPH079523 Y2 JP H079523Y2 JP 14665087 U JP14665087 U JP 14665087U JP 14665087 U JP14665087 U JP 14665087U JP H079523 Y2 JPH079523 Y2 JP H079523Y2
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JP
Japan
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shaft
inner lid
pedestal
box
opened
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JP14665087U
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JPS6450610U (ja
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雄二 平井
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Panasonic Electric Works Co Ltd
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Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、ブレーカ等を配置した内器の中蓋と、ボック
スの開口面に設けた扉との2重扉式の分電盤の中蓋蝶番
構造に関するものである。
[背景技術] 第6図はこの種の分電盤の斜視図を示し、第7図は扉11
をあけた状態の斜視図を示している。分電盤は外殻を構
成する前面が開口した箱状のボックス1と、このボック
ス1の開口面に蝶番12により扉11が開閉自在に取着され
ている。ボックス1内にはブレーカ等を配設した内器が
配置され、内器の前面には中蓋13が開閉自在に設けてあ
る。中蓋13の前面には内器のブレーカのハンドルが突出
してあり、扉11だけを開けて操作できるようになってい
る。尚、扉11には把手14が設けてある。
中蓋13は内器の充電部を保護するために設けられている
が、同一の内器に対して配線スペースを大きくするた
め、大きい(横幅の広い)ボックス1を使用する場合が
ある。そのため、同じ蝶番の構造で中蓋13を開閉するよ
うにした場合、蝶番の位置が同じで開口幅が広くなった
分だけ中蓋13を蝶番の位置から端部側に広くすると、開
口幅を埋めることはできる。しかし、蝶番の位置を軸と
して中蓋13を開くと、横幅を広くした分だけ、中蓋13の
端部が内器側に突出することになる。従って、その中蓋
13の端部が突出する分だけスペースを大きくとらなけれ
ばならなくなる。
[考案の目的] 本考案は、上述の点に鑑みて提供したものであって、開
口幅の大小に応じて蝶番の位置を容易に変えることがで
きるようにし、しかも、大きな配線スペースを不要とし
た分電盤の中蓋蝶番構造を提供することを目的としたも
のである。
[考案の開示] (構成) 本考案は、一面が開口されたボックス内にブレーカ等が
配置された内器の前面に開閉自在に設けられ、内器側で
軸支された中蓋と、中蓋より前面のボックスの開口面に
開閉自在に設けられ、ボックス側に軸支された扉とを具
備する分電盤において、内器側より立設された受け台
と、軸が挿通されて上記受け台に固定される軸部と、軸
部に挿通された軸を軸支し、中蓋側に設けられた軸受け
部とで中蓋を開閉自在とする蝶番を構成し、中蓋が配置
される開口面の大きさに大小に応じて形成した中蓋を開
けたときに受け台の上片あるいは軸部に当接して、該中
蓋が所定の角度以上に開くのを規制するストッパーを中
蓋に形成し、軸部を固定する固定部と、軸が軸支される
軸受け部の軸孔とを、ストッパーが受け台の上片あるい
は軸部に当接する位置に応じて、受け台の上片あるいは
軸受け部に夫々中蓋の軸方向に沿って複数箇所設けるこ
とにより、開口幅の大小に応じて中蓋の幅方向を変えた
場合、受け台の固定部と軸部との固定及び軸部に挿通し
ている軸とこの軸を軸支する軸受け部の軸穴の位置を幅
方向に変えることで、蝶番の軸部分を中蓋の端部側に移
動させ、中蓋を開いた時には中蓋の端部が内器側に深く
回転しないようにしたものであり、また、中蓋を所定角
度開いた時には、中蓋に形成したストッパーを受け台の
上方あるいは軸部に当接させて、中蓋が所定角度以上に
開かないようにしたことを特徴とするものである。
(実施例) 以下、本考案の実施例を図面により説明する。
尚、分電盤の全体の構成は従来例の部分で説明したのと
同じであるので、同じ部分の説明は省略して要旨の部分
について説明する。まず、分電盤の内器部分について説
明する。
第8図は内器を示しており、ブレーカ等は以下のように
取り付けられている。すなわち、ボックス1の背面にボ
ルトにて断面略コ字型のフレーム3が2本平行に固定さ
れている。フレーム3の取付場所は両端の2箇所となっ
ている。また、フレーム3の上面に主幹ブレーカ5aや、
多数の分岐ブレーカ5bを取り付けた取付板4の両端が取
着される。フレーム3には長手方向に取付板4を取り付
けるためのねじ穴20が所定間隔で穿設されている。取付
板4の両端は略L型に形成されていて、その取付片4aに
も貫通孔4bがねじ穴20と同様に穿孔されている。第8図
に示す場合においては、主幹ブレーカ5aを取り付けてい
る取付板4には両側に夫々取付片4aを形成してあり、分
岐ブレーカ5bを取り付けている取付板4は両側に2つの
取付片4aを形成している。取付板4はねじ24によりフレ
ーム3に取り付けられる。そして、右側にフレーム3に
は中蓋13を開閉するための蝶番6を構成する受け台7が
取付片4aと共に共締めしてある。第8図において、主幹
ブレーカ5aから分岐ブレーカ5b側にかけて導電性のメイ
ンバー22が配線してあり、このメインバー22に分岐ブレ
ーカ5bの入力側が接続してある。また、下方にはニュー
トラルスイッチ23が多数設けてある。
ここで、第1図はボックス1の開口面が広い場合を示
し、第4図は開口面が狭い場合を示している。ボックス
1の開口面を開閉自在とする扉11の蝶番12は第1図に示
すようにその軸12aを中心に開閉するようになってお
り、中蓋13を開閉自在とする蝶番6は以下のような構成
となっている。すなわち、第3図に示すように、蝶番6
は受け台7、軸8、軸部9及び軸受け部10から構成され
ている。フレーム3にねじ止めされる受け台7の上片7a
にはボックス1の開口面の幅方向と同方向にねじ穴7b,7
cが2つ形成されており、また、このねじ穴7b,7cに対応
して穴7d,7eが穿孔してある。軸部9は略L型に折曲形
成され、一端には軸8が挿通する挿通孔9aを形成してい
る。また、軸部9の他端側にはねじ28が挿通する貫通孔
9bが1つ形成してあり、受け台7の穴7d又は7eに挿入し
て軸部9を位置決めする突部を下面より突設してあり、
突部の反対面には該突部を形成するための凹部9eが形成
されている。中蓋13の内側にはコ字型片29が設けてあ
り、このコ字型片29の対向する片に軸穴27a,27bがボッ
クス1の開口面の幅方向と同方向に2つ穿設してある。
しかして、ボックス1の開口面が狭い場合には第1図に
示すように行なう。すなわち、軸部9の貫通孔9bを受け
台7の内側のねじ穴7bに合わせて、ねじ28を貫通孔9bを
介してねじ穴7bに螺着する。また、同時に軸部9の突部
が受け台7の穴7dに嵌まり込み、軸部9が位置決めされ
ることになる。すなわち、ねじ穴7b,7c及び穴7d,7eによ
り固定部が構成してある。このように、突部を穴7dに嵌
め込み、1つのねじ28を螺着して、組立を容易にしてい
る。次に、軸部9の挿通孔9aに挿通している軸8を軸受
け部10の端部側の軸穴27bに両端を挿通し、適宜な方法
で軸穴27bにより軸8を軸支するようにしている。第1
図は中蓋13を閉じている状態であり、第2図は中蓋13を
開いた状態である。ここで、中蓋13の軸受け部10の部分
に切欠部13aが切り欠き形成してあり、切欠部13a側の中
蓋13の縁部をストッパー26としている。中蓋13を開ける
と、中蓋13は軸8を中心として回動し、扉の蝶番12の部
分に当たる前に、中蓋13のストッパー26が第2図に示す
ように軸部9の外側面に当たって回動が規制される。ま
た、この時、中蓋13の端部は、ボックス1の内側片1aと
受け台7の上片7aとで囲まれる部分で回動する。ボック
ス1の側片1bと受け台7との間のスペースを配線スペー
ス30としている。
次に、ボックス1の開口面が広い場合には、第4図に示
すように、軸部9は受け台7の外側のねじ穴7cに合わせ
て上記と同様にねじ28にて螺着固定し、また、軸8の位
置は軸受け部の内側の軸穴27aに軸支する。第4図は中
蓋13を閉じている状態であり、第5図は中蓋13を開いた
状態である。中蓋13は軸穴27aに軸支されている軸8を
中心として回動し、所定の角度開いた時に、中蓋13のス
トッパー26が受け台7の上片7aの外側の端面に当たって
開くのが規制される。かかる場合に、中蓋13の端部は受
け台7の上片7aより殆ど下方には下がらず、配線スペー
ス30を有効に使用できることになる。また、両実施例に
おいて、分岐ブレーカ5bの負荷側の電線に傷をつけない
位置で、中蓋13の回転を行なうことができる。また、軸
部9の移動と軸穴27a,27bの移動とにより軸受け部10自
体を移動させる必要はなく、そのため、軸受け部10の中
蓋13への熔接位置は一定にすることができる。尚、ねじ
穴7bや軸穴27aの数は2つに限らず、2つ以上形成する
ようにしてもよい。
[考案の効果] 本考案は上述のように、一面が開口されたボックス内に
ブレーカ等が配置された内器の前面に開閉自在に設けら
れ、内器側で軸支された中蓋と、中蓋より前面のボック
スの開口面に開閉自在に設けられ、ボックス側に軸支さ
れた扉とを具備する分電盤において、内器側より立設さ
れた受け台と、軸が挿通されて上記受け台に固定される
軸部と、軸部に挿通された軸を軸支し、中蓋側に設けら
れた軸受け部とで中蓋を開閉自在とする蝶番を構成し、
中蓋が配置される開口面の大きさに大小に応じて形成し
た中蓋を開けたときに受け台の上片あるいは軸部に当接
して、該中蓋が所定の角度以上に開くのを規制するスト
ッパーを中蓋に形成し、軸部を固定する固定部と、軸が
軸支される軸受け部の軸孔とを、ストッパーが受け台の
上片あるいは軸部に当接する位置に応じて、受け台の上
片あるいは軸受け部に夫々中蓋の軸方向に沿って複数箇
所設けたものであるから、開口幅の大小に応じて中蓋の
幅方向を変えた場合、受け台の固定部と軸部との固定及
び軸部に挿通している軸とこの軸を軸支する軸受け部の
軸穴の位置を幅方向に変えることで、蝶番の軸部分を中
蓋の端部側に移動させ、中蓋を開いた時に中蓋の端部が
内器側に深く回転しないようにすることができるもので
あり、そのため、中蓋の端部を配線スペース側に突出さ
せることなく、配線スペースを確保でき、電線等を傷つ
けることがないものであり、また、中蓋を所定角度開い
た時には、中蓋に形成したストッパーを受け台の上片あ
るいは軸部に当接させて、中蓋が所定角度以上に開かな
いようにすることができる効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例の要部断面図、第2図は同上の
中蓋を開いた状態の要部断面図、第3図は同上の要部分
解斜視図、第4図は同上の開口幅が広い場合の要部断面
図、第5図は同上の中蓋を開いた状態の要部断面図、第
6図は分電盤の斜視図、第7図は同上の扉を開け状態の
斜視図、第8図は内器の平面図である。 1はボックス、5はブレーカ、6は蝶番、7は受け台、
8は軸、9は軸部、10は軸受け部、26はストッパー、27
a,27bは軸穴である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】一面が開口されたボックス内にブレーカ等
    が配置された内器の前面に開閉自在に設けられ、内器側
    で軸支された中蓋と、中蓋より前面のボックスの開口面
    に開閉自在に設けられ、ボックス側に軸支された扉とを
    具備する分電盤において、内器側より立設された受け台
    と、軸が挿通されて上記受け台に固定される軸部と、軸
    部に挿通された軸を軸支し、中蓋側に設けられた軸受け
    部とで中蓋を開閉自在とする蝶番を構成し、中蓋が配置
    される開口面の大きさに大小に応じて形成した中蓋を開
    けたときに受け台の上片あるいは軸部に当接して、該中
    蓋が所定の角度以上に開くのを規制するストッパーを中
    蓋に形成し、軸部を固定する固定部と、軸が軸支される
    軸受け部の軸孔とを、ストッパーが受け台の上片あるい
    は軸部に当接する位置に応じて、受け台の上片あるいは
    軸受け部に夫々中蓋の軸方向に沿って複数箇所設けて成
    ることを特徴とする分電盤の中蓋蝶番構造。
JP14665087U 1987-09-26 1987-09-26 分電盤の中蓋蝶番構造 Expired - Lifetime JPH079523Y2 (ja)

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JPS6450610U JPS6450610U (ja) 1989-03-29
JPH079523Y2 true JPH079523Y2 (ja) 1995-03-06

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2572862Y2 (ja) * 1991-06-19 1998-05-25 河村電器産業株式会社 電気機器収納用箱体の中扉の支柱

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JPS6450610U (ja) 1989-03-29

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