JPH09117021A - 屋外形配電盤 - Google Patents
屋外形配電盤Info
- Publication number
- JPH09117021A JPH09117021A JP7272335A JP27233595A JPH09117021A JP H09117021 A JPH09117021 A JP H09117021A JP 7272335 A JP7272335 A JP 7272335A JP 27233595 A JP27233595 A JP 27233595A JP H09117021 A JPH09117021 A JP H09117021A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- doors
- door
- stud
- opening
- pair
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 両開きの扉を開閉した際に中柱の着脱をしな
くて済むようにする。 【解決手段】 筐体の開口部を塞ぐ一対の扉7のうちの
いずれか一方の対向側の内面に中柱10を固着して扉7
と中柱10とを一体化する。
くて済むようにする。 【解決手段】 筐体の開口部を塞ぐ一対の扉7のうちの
いずれか一方の対向側の内面に中柱10を固着して扉7
と中柱10とを一体化する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は屋外形配電盤に関
し、両開きの扉の構造を改良したものである。
し、両開きの扉の構造を改良したものである。
【0002】
【従来の技術】配電盤には屋内形配電盤と屋外形配電盤
とがある。屋外形配電盤は収容機器の大きさの関係から
あるいは扉の重量や素材からの寸法取りの関係から両開
き扉としている。
とがある。屋外形配電盤は収容機器の大きさの関係から
あるいは扉の重量や素材からの寸法取りの関係から両開
き扉としている。
【0003】従来の屋外形配電盤における両開き扉の構
造を図5〜図8に示す。図5(a),(b)に示すよう
にベース1上に筐体2が設けられ、筐体2の開口部4に
は外部へ向かって突出した状態に図7に示す形状の水切
板3が設けられる。水切板3の外面には防水パッキン5
が貼着されている。そして、この開口部4を2分割する
ようにして中柱6が着脱自在に設けられるとともに中柱
6の外面にも図8のように防水パッキン5が貼着されて
いる。
造を図5〜図8に示す。図5(a),(b)に示すよう
にベース1上に筐体2が設けられ、筐体2の開口部4に
は外部へ向かって突出した状態に図7に示す形状の水切
板3が設けられる。水切板3の外面には防水パッキン5
が貼着されている。そして、この開口部4を2分割する
ようにして中柱6が着脱自在に設けられるとともに中柱
6の外面にも図8のように防水パッキン5が貼着されて
いる。
【0004】開口部4には図6に示す一対の扉7が設け
られている。扉7はいずれもその外側が図示しない蝶番
を介して水切板3の近傍に回動自在に取り付けられ、図
8に示すように夫々の対向する部分の内面が防水パッキ
ン5を介して中柱6に当接している。8はハンドルであ
る。
られている。扉7はいずれもその外側が図示しない蝶番
を介して水切板3の近傍に回動自在に取り付けられ、図
8に示すように夫々の対向する部分の内面が防水パッキ
ン5を介して中柱6に当接している。8はハンドルであ
る。
【0005】開口部4から筐体2内へ機器を収容するに
は、一対の扉7を開いて中柱6を取り外したのちに行
う。機器を収容したら再び中柱6を取り付けてから一対
の扉7を閉じる。
は、一対の扉7を開いて中柱6を取り外したのちに行
う。機器を収容したら再び中柱6を取り付けてから一対
の扉7を閉じる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところが、筐体の中へ
機器を入れたり出したりするたびに中柱を取り外したり
取り付けたりしなければならず多くの労力がかかる。
機器を入れたり出したりするたびに中柱を取り外したり
取り付けたりしなければならず多くの労力がかかる。
【0007】そこで本発明は、斯る課題を解決した屋外
形配電盤を提供することを目的とする。
形配電盤を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
めの請求項1に係る発明の構成は、扉を開けると中柱も
同時に取り外した状態となるように、いずれか一方の扉
の対向側の内面に中柱を固着したことを特徴とする。
めの請求項1に係る発明の構成は、扉を開けると中柱も
同時に取り外した状態となるように、いずれか一方の扉
の対向側の内面に中柱を固着したことを特徴とする。
【0009】請求項2に係る発明の構成は、扉の一方に
中柱を固着したときに、中柱の重量で扉の対向側が下が
るおそれがあることから、下がるのを防止するために中
柱と筐体とのうちの一方に凸部を形成して他方には凸部
が嵌合する凹部を形成したことを特徴とする。
中柱を固着したときに、中柱の重量で扉の対向側が下が
るおそれがあることから、下がるのを防止するために中
柱と筐体とのうちの一方に凸部を形成して他方には凸部
が嵌合する凹部を形成したことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す実施例
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例は従来の屋
外形配電盤の一部を改良したものなので、従来と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみ
を説明する。
に基づいて詳細に説明する。なお、本実施例は従来の屋
外形配電盤の一部を改良したものなので、従来と同一部
分には同一符号を付して説明を省略し、異なる部分のみ
を説明する。
【0011】本発明による屋外形配電盤の構成を、図1
〜図4に示す。図1のように一対の扉7のうちの左の扉
7に中柱10が一体に結合されている。この結合部の拡
大図を図2に示す。従来の扉7における左側のものの対
向側の内面にL字形断面形状の補助材11を介して従来
と同様の形状の中柱10が、従来における扉を閉めたと
きの扉と中柱との相対的位置を保持した状態で扉7に結
合されている。扉7と補助材11とは扉7に固着したス
タッドボルト12とナット13を介して結合され、補助
材11と中柱10とは溶接により結合されている。中柱
10の長さは扉7の長さよりも短くなっている。そし
て、中柱10の上部には中柱10の内側へ向かって突出
する凸部としてのピン14の基端部が結合されている。
〜図4に示す。図1のように一対の扉7のうちの左の扉
7に中柱10が一体に結合されている。この結合部の拡
大図を図2に示す。従来の扉7における左側のものの対
向側の内面にL字形断面形状の補助材11を介して従来
と同様の形状の中柱10が、従来における扉を閉めたと
きの扉と中柱との相対的位置を保持した状態で扉7に結
合されている。扉7と補助材11とは扉7に固着したス
タッドボルト12とナット13を介して結合され、補助
材11と中柱10とは溶接により結合されている。中柱
10の長さは扉7の長さよりも短くなっている。そし
て、中柱10の上部には中柱10の内側へ向かって突出
する凸部としてのピン14の基端部が結合されている。
【0012】一方、図3,図4に示すように筐体2の開
口部4には上下の中央部に下方あるいは上方へ向かって
水切板3が延長されて水切板3a,3bが形成され、上
部の水切板3aには中柱10の重量を支える支持板15
が結合されている。そして、前記ピン14を挿入するた
めの孔16が支持板15に形成されている。なお、防水
パッキン5は水切板3a,3bの部分まで延長されてい
る。
口部4には上下の中央部に下方あるいは上方へ向かって
水切板3が延長されて水切板3a,3bが形成され、上
部の水切板3aには中柱10の重量を支える支持板15
が結合されている。そして、前記ピン14を挿入するた
めの孔16が支持板15に形成されている。なお、防水
パッキン5は水切板3a,3bの部分まで延長されてい
る。
【0013】次に、斯かる屋外形配電盤の作用を説明す
る。一対の扉7を閉めた状態ではピン14が孔16内に
挿入されるため、支持板15によって中柱10及び左の
扉の重量の一部が支持される。一対の扉7を開く場合は
右側の扉7を開いたのちに左側の扉7を開くことにな
る。左側の扉7を開くと同時に中柱10が開口部4の中
央からなくなる。このため、従来のように中柱10の取
り外し作業をすることなく筐体2内へ機器を収容するこ
とになる。また、中柱10の取り付け作業をすることな
く一対の扉7を閉めれば済む。
る。一対の扉7を閉めた状態ではピン14が孔16内に
挿入されるため、支持板15によって中柱10及び左の
扉の重量の一部が支持される。一対の扉7を開く場合は
右側の扉7を開いたのちに左側の扉7を開くことにな
る。左側の扉7を開くと同時に中柱10が開口部4の中
央からなくなる。このため、従来のように中柱10の取
り外し作業をすることなく筐体2内へ機器を収容するこ
とになる。また、中柱10の取り付け作業をすることな
く一対の扉7を閉めれば済む。
【0014】なお、中柱を右の扉に取り付けるようにし
てもよい。また、ピンを支持板15に設け、孔を中柱1
0に設けるようにしてもよい。
てもよい。また、ピンを支持板15に設け、孔を中柱1
0に設けるようにしてもよい。
【0015】
【発明の効果】以上の説明からわかるように、請求項
1,2に係る屋外形配電盤によれば一対の扉のいずれか
一方に中柱を固着したので、筐体内から機器を出したり
入れたりする際に中柱を取り外したり取り付けたりする
作業を行う必要がない。
1,2に係る屋外形配電盤によれば一対の扉のいずれか
一方に中柱を固着したので、筐体内から機器を出したり
入れたりする際に中柱を取り外したり取り付けたりする
作業を行う必要がない。
【0016】請求項2に係る屋外形配電盤によれば、中
柱と筐体とのうちのいずれか一方に凸部を形成し他方に
は凸部が嵌合する凹部を形成したので、中柱が支持さ
れ、扉に中柱の重さがそのまま加わることによる扉の下
がりが防止される。
柱と筐体とのうちのいずれか一方に凸部を形成し他方に
は凸部が嵌合する凹部を形成したので、中柱が支持さ
れ、扉に中柱の重さがそのまま加わることによる扉の下
がりが防止される。
【図1】本発明に係る屋外形配電盤における扉に係り、
(a)は平面図、(b)は正面図。
(a)は平面図、(b)は正面図。
【図2】図1(a)におけるA部の拡大図。
【図3】本発明に係る屋外形配電盤における筐体の開口
部に係り、(a)は正面図、(b)は右側面図。
部に係り、(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図4】(a)は図3(a)におけるB部の拡大図、
(b)は(a)のC−C矢視図。
(b)は(a)のC−C矢視図。
【図5】従来の屋外形配電盤における筐体の開口部に係
り、(a)は正面図、(b)は右側面図。
り、(a)は正面図、(b)は右側面図。
【図6】従来の屋外形配電盤における扉に係り、(a)
は平面図、(b)は正面図。
は平面図、(b)は正面図。
【図7】従来の屋外形配電盤における扉の外側近傍の平
面断面図。
面断面図。
【図8】従来の屋外形配電盤における扉の中央近傍の平
面断面図。
面断面図。
2…筐体 4…開口部 7…扉 10…中柱 14…ピン 15…支持板 16…孔
Claims (2)
- 【請求項1】 筐体の開口部に一対の扉を設けるととも
に夫々の扉の反対向側を回動自在に支持し、開口部の中
央には一対の扉の対向側の内面が当接する中柱を配置し
た屋外形配電盤において、 中柱を、いずれか一方の扉の対向側の内面に固着したこ
とを特徴とする屋外形配電盤。 - 【請求項2】 中柱と筐体とのうちの一方には凸部を形
成し、他方には凸部を嵌合させるための凹部を形成した
請求項1に記載の屋外形配電盤。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7272335A JPH09117021A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 屋外形配電盤 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP7272335A JPH09117021A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 屋外形配電盤 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09117021A true JPH09117021A (ja) | 1997-05-02 |
Family
ID=17512466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP7272335A Pending JPH09117021A (ja) | 1995-10-20 | 1995-10-20 | 屋外形配電盤 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH09117021A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027552A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Nitto Electric Works Ltd | 電気機器収納用キャビネット |
CN112260081A (zh) * | 2020-10-13 | 2021-01-22 | 江苏柏芸金属科技有限公司 | 一种结构可调式电器柜 |
-
1995
- 1995-10-20 JP JP7272335A patent/JPH09117021A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007027552A (ja) * | 2005-07-20 | 2007-02-01 | Nitto Electric Works Ltd | 電気機器収納用キャビネット |
JP4573721B2 (ja) * | 2005-07-20 | 2010-11-04 | 日東工業株式会社 | 電気機器収納用キャビネット |
CN112260081A (zh) * | 2020-10-13 | 2021-01-22 | 江苏柏芸金属科技有限公司 | 一种结构可调式电器柜 |
CN112260081B (zh) * | 2020-10-13 | 2022-08-23 | 江苏柏芸金属科技有限公司 | 一种结构可调式电器柜 |
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