JP2000004512A - 閉鎖配電制御盤筐体 - Google Patents

閉鎖配電制御盤筐体

Info

Publication number
JP2000004512A
JP2000004512A JP10166826A JP16682698A JP2000004512A JP 2000004512 A JP2000004512 A JP 2000004512A JP 10166826 A JP10166826 A JP 10166826A JP 16682698 A JP16682698 A JP 16682698A JP 2000004512 A JP2000004512 A JP 2000004512A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
frame
door
plates
plate
frames
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10166826A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuaki Oka
和秋 岡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP10166826A priority Critical patent/JP2000004512A/ja
Publication of JP2000004512A publication Critical patent/JP2000004512A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Patch Boards (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 溶接をなくし、組立状態で固着具が外面に露
出せず、また各部材が重量物とならず、また少品種大量
生産を行える。 【解決手段】 折曲形成した部材により構成されるフレ
ーム1、複数の扉6、複数の側板8およびベース9を備
えている。フレーム1は、天井板2、底板3、支柱4、
コーナー接続板10、上下区分板5、中間接続板11お
よび機器取付板12とで構成し、各部材の接合部を露出
しないように位置させて各接合部を固着具で固定し、フ
レーム1の前面及び後面に扉を配置するとともに、フレ
ーム1の前面及び後面において対向する2本の支柱4の
うちいずれか一方の支柱4の取付部103に扉の他方の
側部を回動自在に取付けた。これにより、筐体強度、感
電事故および組立作業の安全性が向上し、筐体構成部材
製造の経済性が向上し、変更要求への対応容易性が向上
するという作用効果を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、各種施設の電気
機器に対し電気を供給、駆動、監視するための各種電気
器具や計測器が収納される閉鎖配電制御盤筐体に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、閉鎖配電制御盤筐体は文献「特許
公開公報、特開平9−84218号」に記載されたもの
が知られている。図17、図18、図19に従来の閉鎖
配電制御盤筐体を示しており、図17に示すようにほぼ
直方体の各辺で構成されたフレーム51の前面に扉52
が取付けられ、フレーム51の上面に天井板56、フレ
ーム51の下面に底板57、フレーム51の両側面に各
側板53,54、フレーム51の後面に固定パネル55
がそれぞれ取付けられている。
【0003】前記フレーム51は、上部フレーム70を
形の異なる4種類のアングルをボルトを用いて正方形に
相互を接続し、下部フレーム71も形の異なる4種類の
アングルをボルトを用いて正方形に相互を接続し、上部
フレーム70と下部フレーム71との間に存在する複数
のアングルを蝶番側アングル72、取手側アングル7
3、一対の固定パネルアングル74の形の異なる4種類
とし、複数のアングルを各上下フレーム70,71に固
定するための接続板75を形の異なる8種類として、前
記各部材の相互を接続して構成している。
【0004】前記扉52は、前記文献にその構成が示さ
れてないが一般には、図18に示すように板を折り曲げ
した後に折り曲げ合せ部の溶接61と蝶番60の溶接6
2を設けて構成されている。前記側板53,54及び前
記固定パネル55は、前記文献にその構成が示されてな
いが一般には、図19に示すように板を折り曲げした後
に折り曲げ合せ部の溶接63と脱落防止金具65の溶接
64を設けて構成されている。
【0005】前記天井板56と前記底板57は、図17
に示すようにフレーム51に外面露出するねじを取付け
て構成されている。前記ベース58は、前記文献にその
構成が示されてないが一般には、形の異なる4種類の溝
形鋼を正方形に組んで溶接により構成されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の開銀
配電制御盤筐体の構成においては、扉52は折り曲げ合
せ部の溶接61と回動自在にフレーム51に取付けるた
めの蝶番60が溶接され、ベース58は4種類の溝形鋼
を正方形に組んで溶接され、さらに側板53,54や固
定パネル55は折り曲げ合せ部の溶接61と脱落防止金
具65が溶接されているため溶接の仕上り具合によって
は溶接が簡単に外れてしまうことがあり、筐体強度に対
する信頼性や安全牲が保てない欠点を有していた。
【0007】また、筐体外面には天井板56を取付ける
ためのねじが露出しているため、人が外面から簡単に取
外しができてしまい、電気機器を搭載して閉鎖配電制御
盤とした時には誤って手が触れることがあり感電事故に
対する安全性が保てない欠点を有していた。また、扉5
2や側板53,54や固定パネル55のいずれもとても
大きな寸法になっていて、部材製造時及び部材組立時の
運搬工程で大変な重量物を持ち運ばなければならないた
め、作業中に肉体的負荷がかかるとともに足元に落下さ
せたりする危険性があって組立作業の安全性が保てない
欠点を有していた。
【0008】また、筐体構成部材の種類が多く、さらに
扉52や側板53,54や固定パネル55は溶接が多い
ため、同一部品を大量に製造する量産効果が得られず経
済性が良くない欠点を有していた。また、閉鎖配電制御
盤として組立てを完了した後に固定パネル55から扉5
2へ変更が生じた場合は、フレーム51のアングルを取
外して別の仕様のアングルヘ取り替えできないため客先
の要求に対応しきれない欠点を有していた。
【0009】したがって、この発明の目的は、製造時に
おいて溶接をなくし、組立状態で固着具が外面に露出せ
ず、また各部材が重量物とならないようにし、また同一
部材を大量に経済的に製造する少品種大量生産ができ、
さらに支柱の取替えなしに扉または固定パネルのどちら
でも取付けができる閉鎖配電制御盤筐体を提供すること
である。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明の請求項1記載の閉鎖配電制御盤筐体は、折
曲形成した部材により構成されるフレーム、複数の扉、
複数の側板、ベースを備え、フレームは、上面を覆う天
井板と、下面を覆う底板と、天井板と底板との間のコー
ナ部に配置されて扉を取付ける取付部を有する同一品か
らなる4本の支柱と、支柱と天井板及び底板との接合部
分に設けられ各支柱を天井板及び底板に固定するための
同一品からなる複数のコーナー接続板と、支柱の中間部
に設けて扉の上下間の隙間を塞ぐ上下区分板と、上下区
分板を支柱に固定するための同一品からなる複数の中間
接続板と、前面に設けた支柱と後面に設けた支柱とを連
結固定する同一品からなる複数の機器取付板とで構成
し、扉は一方の側部に取手を有しフレームの前後面を被
覆可能な上下2分割した同一品で構成し、側板はフレー
ムと扉の両側面を被覆可能な上下2分割した同一品で構
成し、ベースはフレームの下面を支持可能な構成で、各
部材の接合部を露出しないように位置させて各接合部を
固着具で固定し、フレームの前面及び後面に扉を配置す
るとともに、フレームの前面及び後面において対向する
2本の支柱のうちいずれか一方の支柱の取付部に扉の他
方の側部を回動自在に取付けたことを特徴とする。
【0011】このように、折曲形成した部材により構成
されるフレーム、複数の扉、複数の側板、ベースを備
え、各部材の接合部を露出しないように位置させて各接
合部を固着具で固定し、フレームの前面及び後面におい
て対向する2本の支柱のうちいずれか一方の支柱の取付
部に扉の他方の側部を回動自在に取付けたので、扉の上
下方向の向きさえ変えれば組立完成後であっても開閉方
向を左右どちらでも簡単に変更できる。また、溶接が不
要で筐体強度に対する信頼性が向上する。また、固着具
が露出することがないので固着具を外部から取外し難
く、内部の電気機器等に誤って手が触れるとういような
ことがなく安全性を確保できる。また、フレームは、上
面を覆う天井板と、下面を覆う底板と、天井板と底板と
の間のコーナ部に配置されて扉を取付ける取付部を有す
る同一品からなる4本の支柱と、支柱と天井板及び底板
との接合部分に設けられ各支柱を天井板及び底板に固定
するための同一品からなる複数のコーナー接続板と、支
柱の中間部に設けて扉の上下間の隙間を塞ぐ上下区分板
と、上下区分板を支柱に固定するための同一品からなる
複数の中間接続板と、前面に設けた支柱と後面に設けた
支柱とを連結固定する同一品からなる複数の機器取付板
とで構成し、扉は一方の側部に取手を有しフレームの前
後面を被覆可能な上下2分割した同一品で構成し、側板
はフレームと扉の両側面を被覆可能な上下2分割した同
一品で構成し、ベースはフレームの下面を支持可能な構
成であるので、部材の種類が少なく、扉、側板に関して
は2分割したことによって部材の軽量化を図ることがで
き、部材の持ち運びが容易になる。その結果、溶接や露
出ボルトがありかつ部材が重量物で種類の多い従来の筐
体に比較すると、筐体強度、感電事故及び組立作業の安
全性が向上し、筐体構成部材製造の経済性が向上し、変
更要求への対応容易性が向上するという作用効果を有す
る。
【0012】請求項2記載の閉鎖配電制御盤筐体は、請
求項1において、フレームを側面が接するように複数台
並設するとともに、隣接する天井板どうし及び底板どう
しを連結可能とし、複数台のフレームの最外側に位置す
る両側面に側板を固定し、複数台のフレームの前後各面
に扉を配置し、複数台のフレームの下面にベースを固定
した。
【0013】このように、フレームを側面が接するよう
に複数台並設するとともに、隣接する天井板どうし及び
底板どうしを連結可能とし、複数台のフレームの最外側
に位置する両側面に側板を固定し、複数台のフレームの
前後各面に扉を配置し、複数台のフレームの下面にベー
スを固定したので、構成部材の種類を増やすことなくフ
レームを複数台連設できる。このため、2台しか連設で
きない従来の筐体に比較すると、収納容積の必要分を容
易に増やしていけるため拡張性が向上するという有利な
作用効果が得られる。
【0014】請求項3記載の閉鎖配電制御盤筐体は、折
曲形成した部材により構成されるフレーム、複数の扉、
複数の固定パネル、複数の側板、ベースを備え、フレー
ムは、上面を覆う天井板と、下面を覆う底板と、天井板
と底板との間のコーナ部に配置されて扉または固定パネ
ルを取付ける取付部を有する同一品からなる4本の支柱
と、支柱と天井板及び底板との接合部分に設けられ各支
柱を天井板及び底板に固定するための同一品からなる複
数のコーナー接続板と、支柱の中間部に設けて扉の上下
間の隙間を塞ぐ上下区分板と、上下区分板を支柱に固定
するための同一品からなる複数の中間接続板と、前面に
設けた支柱と後面に設けた支柱とを連結固定する同一品
からなる複数の機器取付板とで構成し、扉は一方の側部
に取手を有しフレームの前後面の一方を被覆可能な上下
2分割した同一品で構成し、固定パネルはフレームの前
後面の他方を被覆可能な上下2分割した同一品で構成
し、側板はフレームと扉の両側面を被覆可能な上下2分
割した同一品で構成し、ベースはフレームの下面を支持
可能な構成で、各部材の接合部を露出しないように位置
させて各接合部を固着具で固定し、フレームの前面及び
後面の一方に扉、他方に固定パネルをそれぞれ配置する
とともに、フレームの前面及び後面の一方において対向
する2本の支柱のうちいずれか一方の支柱の取付部に扉
の他方の側部を回動自在に取付け、フレームの前面及び
後面の他方において対向する2本の支柱の取付部に固定
パネルの両側部を取付けたことを特徴とする。
【0015】このように、折曲形成した部材により構成
されるフレーム、複数の扉、複数の固定パネル、複数の
側板、ベースを備え、各部材の接合部を露出しないよう
に位置させて各接合部を固着具で固定し、フレームの前
面及び後面の一方に扉、他方に固定パネルをそれぞれ配
置するとともに、フレームの前面及び後面の一方におい
て対向する2本の支柱のうちいずれか一方の支柱の取付
部に扉の他方の側部を回動自在に取付け、フレームの前
面及び後面の他方において対向する2本の支柱の取付部
に固定パネルの両側部を取付けたので、請求項1と同様
に扉の上下方向の向きさえ変えれば組立完成後であって
も開閉方向を左右どちらでも簡単に変更できる。また、
溶接が不要で筐体強度に対する信頼性が向上する。ま
た、固着具が露出することがないので固着具を外部から
取外し難く、内部の電気機器等に誤って手が触れるとう
いようなことがなく安全性を確保できる。さらに、支柱
を取替えないで扉または固定パネルのどちらでも取付け
ることができる。また、フレームは、上面を覆う天井板
と、下面を覆う底板と、天井板と底板との間のコーナ部
に配置されて扉または固定パネルを取付ける取付部を有
する同一品からなる4本の支柱と、支柱と天井板及び底
板との接合部分に設けられ各支柱を天井板及び底板に固
定するための同一品からなる複数のコーナー接続板と、
支柱の中間部に設けて扉の上下間の隙間を塞ぐ上下区分
板と、上下区分板を支柱に固定するための同一品からな
る複数の中間接続板と、前面に設けた支柱と後面に設け
た支柱とを連結固定する同一品からなる複数の機器取付
板とで構成し、扉は一方の側部に取手を有しフレームの
前後面の一方を被覆可能な上下2分割した同一品で構成
し、固定パネルはフレームの前後面の他方を被覆可能な
上下2分割した同一品で構成し、側板はフレームと扉の
両側面を被覆可能な上下2分割した同一品で構成し、ベ
ースはフレームの下面を支持可能な構成であるので、部
材の種類が少なく、扉、固定パネル、側板に関しては2
分割したことによって部材の軽量化を図ることができ、
部材の持ち運びが容易になる。その結果、溶接や露出ボ
ルトがありかつ部材が重量物で種類の多い従来の筐体に
比較すると、筐体強度、感電事故及び組立作業の安全性
が向上し、筐体構成部材製造の経済性が向上し、変更要
求への対応容易性が向上する。また、組立完成後には支
柱の交換ができず対応できない従来の筐体と比較する
と、組立完成後でも客先の要求等があれば扉または固定
パネルのどちらでも容易に変更できるので、さらなる変
更要求に対応でき利便性が向上する。
【0016】請求項4記載の閉鎖配電制御盤筐体は、請
求項3において、フレームを側面が接するように複数台
並設するとともに、隣接する天井板どうし及び底板どう
しを連結可能とし、複数台のフレームの最外側に位置す
る両側面に側板を固定し、複数台のフレームの前後各面
の一方に扉を配置し、他方に固定パネルを配置し、複数
台のフレームの下面にベースを固定した。
【0017】このように、フレームを側面が接するよう
に複数台並設するとともに、隣接する天井板どうし及び
底板どうしを連結可能とし、複数台のフレームの最外側
に位置する両側面に側板を固定し、複数台のフレームの
前後各面の一方に扉を配置し、他方に固定パネルを配置
し、複数台のフレームの下面にベースを固定したので、
構成部材の種類を増やすことなくフレームを複数台連設
でき、かつ支柱の交換なしにフレームに対し扉及び固定
パネルのどちらでも取付けができる。このため、2台し
か連設できない従来の筐体に比較すると、収納容積の必
要分を容易に増やしていけるため拡張性が向上し、閉鎖
配電制御盤筐体として組立完成後でも客先の要求等があ
れば扉及び固定パネルのどちらでも容易に変更できる。
【0018】
【発明の実施の形態】この発明の第1の実施の形態を図
1〜図12に基づいて説明する。図1はこの発明の第1
の実施の形態の閉鎖配電制御盤筐体の分解斜視図、図2
は第1の実施の形態におけるフレームの分解斜視図であ
る。図1に示すように、この閉鎖配電制御盤筐体は、折
曲形成した部材により構成されるフレーム1、複数の扉
6、複数の側板8、ベース9を備えている。
【0019】フレーム1は閉鎖配電制御盤に使用する電
気機器及び配線を収納するもので、図2に示すように、
上面を覆う天井板2と、下面を覆う底板3と、天井板2
と底板3との間のコーナ部に配置されて扉6を取付ける
取付部を有する同一品からなる4本の支柱4と、支柱4
と天井板2及び底板3との接合部分に設けられ各支柱4
を天井板2及び底板3に固定するための同一品からなる
複数のコーナー接続板10と、支柱4の中間部に設けて
扉6の上下間の隙間を塞ぐ上下区分板5と、上下区分板
5を支柱4に固定するための同一品からなる複数の中間
接続板11と、前面に設けた支柱4と後面に設けた支柱
4とを連結固定する同一品からなる複数の機器取付板1
2とで構成される。
【0020】天井板2は、図3に示すように、一枚板の
四辺に8個所の山折り曲げ部301と、2個所の谷折り
曲げ部302とをそれぞれ形成して上面を部材取付孔及
び外面露出ボルトがないように覆うとともに前後両側面
にコーナー接続板10を取付けるためのコーナー接続板
取付孔101を穿設した単品部材である。底板3は、図
4に示すように、一枚板の四辺に8個所の谷折り曲げ部
303と、2個所の山折り曲げ部304とをそれぞれ形
成して下面を覆うとともに前後両側面にコーナー接続板
10を取付けるためのコーナー接続板取付孔101とベ
ース9を取付けるためのベース取付孔113とを穿設し
た単品部材である。なお、天井板2と底板3の側面にそ
れぞれ設けた連結孔102は、フレーム1を複数台を連
設するときに用いるもので、この実施の形態では使用し
ないためなくてもよい。
【0021】支柱4は、図5に示すように、一枚板に2
個所の山折り曲げ部305と2個所の谷折り曲げ部30
6とを形成した断面形状ハット形で、天井板2及び底板
3との接合部に配置されるコーナー接続板10に取付け
るためのコーナー接続板取付孔101と中間接続板11
を取付けるための中間接続板取付孔104と扉6を回動
自在に取付けるための取付孔(取付部)103と側板8
を取付けるための側板取付孔105とを穿設した上下対
称形で単品部材である。
【0022】上下区分板5は、図6に示すように、一枚
板に2個所の谷折り曲げ部307を形成した断面形状コ
字形で、中間接続板11に取付けるための中間接続板取
付孔104を穿設して扉6の上下間の隙間を塞ぐ単品部
材である。また、コーナー接続板10は、図7に示すよ
うに、一枚板に1個所の山折り曲げ部308を形成した
断面形状L形で、天井板2と支柱4、及び底板3と支柱
4を接合するための天井板底板支柱取付孔111を穿設
した単品部材である。また、中間接続板11は、図8に
示すように、一枚板に1個所の山折り曲げ309を形成
した断面形状L形で、支柱4と上下区分板5を接合する
ための支柱上下区分板取付孔112を穿設した単品部材
である。また、機器取付板12は、図9に示すように、
一枚板に2個所の山折り曲げ部310と2個所の谷折り
曲げ部311とをそれぞれ形成した断面形状ハット形
で、前後の支柱4,4の間に取付けられる単品部材であ
る。
【0023】扉6は、一方の側部にフレーム1に対し施
錠をするための取手301を有しフレーム1の前後面を
被覆可能な上下2分割した同一品で構成されている。こ
の場合、2分割した一枚の扉6は、図10に示すよう
に、一枚板の四辺に4個所の山折り曲げ部312を形成
しフレーム1に対し回動自在に取付けるための取付孔1
06及び取手取付孔107を穿設した上下対称形の単品
部材の扉本体7と、取手取付孔107に取付けられる取
手301とからなる。
【0024】側板8は、フレーム1と扉6の両側面を被
覆可能な上下2分割した同一品で構成されている。この
場合、2分割した一枚の側板8は、図11に示すよう
に、一枚板の四辺の6個所に谷折り曲げ部313と2個
所に山折り曲げ部314とをそれぞれ形成しフレーム1
と扉6の左側面又は右側面を覆うとともにフレーム1へ
の取付側にはフレーム側面取付孔108を穿設しかつ山
折り曲げ部314の位置に取付時の側板脱落防止用折曲
部201を設けた上下対称形の単品部材である。
【0025】ベース9は、フレーム1の下面を支持可能
でコンクリート基礎に埋設したアンカーボルトによって
固定される構成である。この場合、扉9は、図12に示
すように、一枚板の四辺の6個所に山折り曲げ部315
を形成して中央に開口部を設けるとともにフレーム1へ
の取付側にはフレーム底面取付孔109を穿設しかつ閉
鎖配電制御盤を設置する基礎面側にはアンカーボルト取
付孔110を穿設した前後対称形の単品部材である。
【0026】上記各部材の接合部(取付孔101,11
1,103,104,105,112)は扉6又は側板
8で覆われるように位置させてあり外面に露出しない。
また、組立時には、各接合部を固着具で固定し、フレー
ム1の前面及び後面に扉6を配置するとともに、フレー
ム1の前面及び後面において対向する2本の支柱4,4
のうちいずれか一方の支柱4の取付孔103に扉6の他
方の側部の取付孔106を蝶番を用いて回動自在に取付
ける。
【0027】これにより、扉6の上下方向の向きさえ変
えれば組立完成後であっても開閉方向を左右どちらでも
簡単に変更できる。また、溶接が不要で筐体強度に対す
る信頼性が向上する。また、固着具が露出することがな
いので固着具を外部から取外し難く、内部の電気機器等
に誤って手が触れるとういようなことがなく安全性を確
保できる。また、部材の種類が少なく、扉6、側板8に
関しては2分割したことによって部材の軽量化を図るこ
とができ、部材の持ち運びが容易になる。その結果、溶
接や露出ボルトがありかつ部材が重量物で種類の多い従
来の筐体に比較すると、筐体強度、感電事故及び組立作
業の安全性が向上し、筐体構成部材製造の経済性が向上
し、変更要求への対応容易性が向上するという作用効果
を有する。
【0028】この発明の第2の実施の形態を図13に基
づいて説明する。図13はこの発明の第2の実施の形態
の閉鎖配電制御盤筐体の一部分解斜視図である。図13
に示すように、第1の実施の形態においてフレーム1を
側面が接するように複数台並設するとともに、隣接する
天井板2どうし及び底板3どうしを連結可能とし、複数
台のフレーム1の最外側に位置する両側面に側板8を固
定し、複数台のフレーム1の前後各面に扉6を配置し、
複数台のフレーム1の下面にベース9を固定している。
この場合、複数台のフレーム1を連結する構成として、
天井板2と底板3の側面にそれぞれ連結孔102を設け
ている。組立時には、隣接するフレーム1の連結孔10
2を固着具で締結することにより、複数台のフレーム1
を順次連設する。この後、複数台のフレーム1の最外側
に位置する両側面に側板8を固定し、複数台のフレーム
1の前後各面に扉6を配置する。扉6の取付構造は第1
の実施の形態と同様である。そして、複数台のフレーム
1の下面にベース9を固定する。なお、ベース9は複数
台のフレーム1に対応した大きさに形成される。
【0029】この実施の形態では、構成部材の種類を増
やすことなくフレーム1を複数台連設できる。このた
め、2台しか連設できない従来の筐体に比較すると、収
納容積の必要分を容易に増やしていけるため拡張性が向
上するという有利な作用効果が得られる。この発明の第
3の実施の形態を図14及び図15に基づいて説明す
る。図14はこの発明の第3の実施の形態の閉鎖配電制
御盤筐体の一部分解斜視図である。図14に示すよう
に、この閉鎖配電制御盤筐体は、折曲形成した部材によ
り構成されるフレーム1、複数の扉6、複数の固定パネ
ル13、複数の側板8、ベース9を備えている。
【0030】フレーム1及びベース9の構成は第1の実
施の形態と同様である。扉6の構成も第1の実施の形態
と同様のあるが、後面の扉6の代わりに固定パネル13
を取付けている。すなわち、扉6は一方の側部に取手3
01を有しフレーム1の前後面の一方を被覆可能な上下
2分割した同一品で構成され、固定パネル13はフレー
ム1の前後面の他方を被覆可能な上下2分割した同一品
で構成される。この場合、固定パネル13は、図15に
示すように、一枚板の四辺に6個所に谷折り曲げ部31
6と2個所の山折り曲げ部317とをそれぞれ形成しフ
レーム1への取付側には取付孔103に取付けるための
取付孔113を穿設しかつ取付時の固定パネル脱落防止
用折曲部206を設けた上下対称形の単品部材である。
【0031】また、第1の実施の形態と同様に各部材の
接合部を露出しないように位置させて各接合部を固着具
で固定している。組立時には、フレーム1の前面及び後
面の一方に扉6、他方に固定パネル13をそれぞれ配置
するとともに、フレーム1の前面及び後面の一方におい
て対向する2本の支柱4,4のうちいずれか一方の支柱
4の取付孔103に扉6の他方の側部の取付孔106を
蝶番を用いて回動自在に取付け、フレーム1の前面及び
後面の他方において対向する2本の支柱4,4の取付孔
103に固定パネル13の両側部の取付孔113を取付
ける。
【0032】これにより、請求項1と同様に扉6の上下
方向の向きさえ変えれば組立完成後であっても開閉方向
を左右どちらでも簡単に変更できる。また、溶接が不要
で筐体強度に対する信頼性が向上する。また、固着具が
露出することがないので固着具を外部から取外し難く、
内部の電気機器等に誤って手が触れるとういようなこと
がなく安全性を確保できる。さらに、支柱4を取替えな
いで扉6または固定パネル13のどちらでも取付けるこ
とができる。また、部材の種類が少なく、扉6、固定パ
ネル13、側板8に関しては2分割したことによって部
材の軽量化を図ることができ、部材の持ち運びが容易に
なる。その結果、溶接や露出ボルトがありかつ部材が重
量物で種類の多い従来の筐体に比較すると、筐体強度、
感電事故及び組立作業の安全性が向上し、筐体構成部材
製造の経済性が向上し、変更要求への対応容易性が向上
する。また、組立完成後には支柱4の交換ができず対応
できない従来の筐体と比較すると、組立完成後でも客先
の要求等があれば扉6または固定パネル13のどちらで
も容易に変更できるので、さらなる変更要求に対応でき
利便性が向上する。
【0033】この発明の第4の実施の形態を図16に基
づいて説明する。図16はこの発明の第4の実施の形態
の閉鎖配電制御盤筐体の一部分解斜視図である。図16
に示すように、第3の実施の形態において、フレーム1
を側面が接するように複数台並設するとともに、隣接す
る天井板2どうし及び底板3どうしを連結可能とし、複
数台のフレーム1の最外側に位置する両側面に側板8を
固定し、複数台のフレーム1の前後各面の一方に扉6を
配置し、他方に固定パネル13を配置し、複数台のフレ
ーム1の下面にベース9を固定している。複数台のフレ
ーム1を連結する構成としては、第2の実施の形態と同
様に天井板2と底板3の側面にそれぞれ連結孔102を
設けている。組立時には、隣接するフレーム1の連結孔
102を固着具で締結することにより、複数台のフレー
ム1を順次連設する。この後、複数台のフレーム1の最
外側に位置する両側面に側板8を固定し、複数台のフレ
ーム1の前後各面の一方に扉6を配置し、他方に固定パ
ネル13を配置する。扉6及び固定パネル13の取付構
造は第3の実施の形態と同様である。そして、複数台の
フレーム1の下面にベース9を固定する。なお、ベース
9は第2の実施の形態と同様に複数台のフレーム1に対
応した大きさに形成される。
【0034】この実施の形態では、構成部材の種類を増
やすことなくフレーム1を複数台連設でき、かつ支柱4
の交換なしにフレームに対し扉6及び固定パネル13の
どちらでも取付けができる。このため、2台しか連設で
きない従来の筐体に比較すると、収納容積の必要分を容
易に増やしていけるため拡張性が向上し、閉鎖配電制御
盤筐体として完成後でも客先の要求等があれば扉6及び
固定パネル13のどちらでも容易に変更できる。
【0035】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の閉鎖配電制御
盤筐体は、折曲形成した部材により構成されるフレー
ム、複数の扉、複数の側板、ベースを備え、各部材の接
合部を露出しないように位置させて各接合部を固着具で
固定し、フレームの前面及び後面において対向する2本
の支柱のうちいずれか一方の支柱の取付部に扉の他方の
側部を回動自在に取付けたので、扉の上下方向の向きさ
え変えれば組立完成後であっても開閉方向を左右どちら
でも簡単に変更できる。また、溶接が不要で筐体強度に
対する信頼性が向上する。また、固着具が露出すること
がないので固着具を外部から取外し難く、内部の電気機
器等に誤って手が触れるとういようなことがなく安全性
を確保できる。また、フレームは、上面を覆う天井板
と、下面を覆う底板と、天井板と底板との間のコーナ部
に配置されて扉を取付ける取付部を有する同一品からな
る4本の支柱と、支柱と天井板及び底板との接合部分に
設けられ各支柱を天井板及び底板に固定するための同一
品からなる複数のコーナー接続板と、支柱の中間部に設
けて扉の上下間の隙間を塞ぐ上下区分板と、上下区分板
を支柱に固定するための同一品からなる複数の中間接続
板と、前面に設けた支柱と後面に設けた支柱とを連結固
定する同一品からなる複数の機器取付板とで構成し、扉
は一方の側部に取手を有しフレームの前後面を被覆可能
な上下2分割した同一品で構成し、側板はフレームと扉
の両側面を被覆可能な上下2分割した同一品で構成し、
ベースはフレームの下面を支持可能な構成であるので、
部材の種類が少なく、扉、側板に関しては2分割したこ
とによって部材の軽量化を図ることができ、部材の持ち
運びが容易になる。その結果、溶接や露出ボルトがあり
かつ部材が重量物で種類の多い従来の筐体に比較する
と、筐体強度、感電事故及び組立作業の安全性が向上
し、筐体構成部材製造の経済性が向上し、変更要求への
対応容易性が向上するという作用効果を有する。
【0036】請求項2では、フレームを側面が接するよ
うに複数台並設するとともに、隣接する天井板どうし及
び底板どうしを連結可能とし、複数台のフレームの最外
側に位置する両側面に側板を固定し、複数台のフレーム
の前後各面に扉を配置し、複数台のフレームの下面にベ
ースを固定したので、構成部材の種類を増やすことなく
フレームを複数台連設できる。このため、2台しか連設
できない従来の筐体に比較すると、収納容積の必要分を
容易に増やしていけるため拡張性が向上するという有利
な作用効果が得られる。
【0037】この発明の請求項3記載の閉鎖配電制御盤
筐体によれば、折曲形成した部材により構成されるフレ
ーム、複数の扉、複数の固定パネル、複数の側板、ベー
スを備え、各部材の接合部を露出しないように位置させ
て各接合部を固着具で固定し、フレームの前面及び後面
の一方に扉、他方に固定パネルをそれぞれ配置するとと
もに、フレームの前面及び後面の一方において対向する
2本の支柱のうちいずれか一方の支柱の取付部に扉の他
方の側部を回動自在に取付け、フレームの前面及び後面
の他方において対向する2本の支柱の取付部に固定パネ
ルの両側部を取付けたので、請求項1と同様に扉の上下
方向の向きさえ変えれば組立完成後であっても開閉方向
を左右どちらでも簡単に変更できる。また、溶接が不要
で筐体強度に対する信頼性が向上する。また、固着具が
露出することがないので固着具を外部から取外し難く、
内部の電気機器等に誤って手が触れるとういようなこと
がなく安全性を確保できる。さらに、支柱を取替えない
で扉または固定パネルのどちらでも取付けることができ
る。また、フレームは、上面を覆う天井板と、下面を覆
う底板と、天井板と底板との間のコーナ部に配置されて
扉または固定パネルを取付ける取付部を有する同一品か
らなる4本の支柱と、支柱と天井板及び底板との接合部
分に設けられ各支柱を天井板及び底板に固定するための
同一品からなる複数のコーナー接続板と、支柱の中間部
に設けて扉の上下間の隙間を塞ぐ上下区分板と、上下区
分板を支柱に固定するための同一品からなる複数の中間
接続板と、前面に設けた支柱と後面に設けた支柱とを連
結固定する同一品からなる複数の機器取付板とで構成
し、扉は一方の側部に取手を有しフレームの前後面の一
方を被覆可能な上下2分割した同一品で構成し、固定パ
ネルはフレームの前後面の他方を被覆可能な上下2分割
した同一品で構成し、側板はフレームと扉の両側面を被
覆可能な上下2分割した同一品で構成し、ベースはフレ
ームの下面を支持可能な構成であるので、部材の種類が
少なく、扉、固定パネル、側板に関しては2分割したこ
とによって部材の軽量化を図ることができ、部材の持ち
運びが容易になる。その結果、溶接や露出ボルトがあり
かつ部材が重量物で種類の多い従来の筐体に比較する
と、筐体強度、感電事故及び組立作業の安全性が向上
し、筐体構成部材製造の経済性が向上し、変更要求への
対応容易性が向上する。また、組立完成後には支柱の交
換ができず対応できない従来の筐体と比較すると、組立
完成後でも客先の要求等があれば扉または固定パネルの
どちらでも容易に変更できるので、さらなる変更要求に
対応でき利便性が向上する。
【0038】請求項4では、フレームを側面が接するよ
うに複数台並設するとともに、隣接する天井板どうし及
び底板どうしを連結可能とし、複数台のフレームの最外
側に位置する両側面に側板を固定し、複数台のフレーム
の前後各面の一方に扉を配置し、他方に固定パネルを配
置し、複数台のフレームの下面にベースを固定したの
で、構成部材の種類を増やすことなくフレームを複数台
連設でき、かつ支柱の交換なしにフレームに対し扉及び
固定パネルのどちらでも取付けができる。このため、2
台しか連設できない従来の筐体に比較すると、収納容積
の必要分を容易に増やしていけるため拡張性が向上し、
閉鎖配電制御盤筐体として完成後でも客先の要求等があ
れば扉及び固定パネルのどちらでも容易に変更できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施の形態の閉鎖配電制御盤
筐体の概略構成部材を示す一部分解斜視図である。
【図2】この発明の実施の形態のフレームの分解斜視図
である。
【図3】この発明の実施の形態のフレームを構成する天
井板の展開図である。
【図4】この発明の実施の形態のフレームを構成する底
板の展開図である。
【図5】この発明の実施の形態のフレームを構成する支
柱の展開図である。
【図6】この発明の実施の形態のフレームを構成する上
下区分板の展開図である。
【図7】この発明の実施の形態のフレームを構成するコ
ーナー接続板の展開図である。
【図8】この発明の実施の形態のフレームを構成する中
間接続板の展開図である。
【図9】この発明の実施の形態のフレームを構成する機
器取付板の展開図である。
【図10】この発明の第1の実施の形態における扉の展
開図である。
【図11】この発明の第1の実施の形態における側板の
展開図である。
【図12】この発明の第1の実施の形態におけるベース
の展開図である。
【図13】この発明の第2の実施の形態の閉鎖配電制御
盤筐体の概略構成部材を示す一部分解斜視図である。
【図14】この発明の第3の実施の形態の閉鎖配電制御
盤筐体の概略構成部材を示す一部分解斜視図である。
【図15】この発明の第3の実施の形態における固定パ
ネルの展開図である。
【図16】この発明の第4の実施の形態の閉鎖配電制御
盤筐体の概略構成部材を示す一部分解斜視図である。
【図17】従来の閉鎖配電制御盤筐体の概略構成部材を
示す一部分解斜視図である。
【図18】従来の閉鎖配電制御盤筐体の扉の溶接接合部
を示す斜視図である。
【図19】従来の閉鎖配電制御盤筐体の側板及び固定パ
ネルの溶接接合部を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 フレーム 2 天井板 3 底板 4 支柱 5 上下区分板 6 扉 8 側板 9 ベース 10 コーナー接続板 11 中間接続板 12 機器取付板 13 国定パネル 101 コーナー接続板取付孔 102 連結孔 103 取付孔 104 中間接続板取付孔 105 側板取付孔 106 取付孔 111 天井板底板取付孔 112 支柱上下区分板 201 側板脱落防止部 206 固定パネル脱落防止部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 折曲形成した部材により構成されるフレ
    ーム、複数の扉、複数の側板、ベースを備え、 前記フレームは、上面を覆う天井板と、下面を覆う底板
    と、前記天井板と前記底板との間のコーナ部に配置され
    て前記扉を取付ける取付部を有する同一品からなる4本
    の支柱と、前記支柱と前記天井板及び前記底板との接合
    部分に設けられ前記各支柱を前記天井板及び前記底板に
    固定するための同一品からなる複数のコーナー接続板
    と、前記支柱の中間部に設けて前記扉の上下間の隙間を
    塞ぐ上下区分板と、前記上下区分板を前記支柱に固定す
    るための同一品からなる複数の中間接続板と、前面に設
    けた前記支柱と後面に設けた前記支柱とを連結固定する
    同一品からなる複数の機器取付板とで構成し、 前記扉は一方の側部に取手を有し前記フレームの前後面
    を被覆可能な上下2分割した同一品で構成し、前記側板
    は前記フレームと前記扉の両側面を被覆可能な上下2分
    割した同一品で構成し、前記ベースは前記フレームの下
    面を支持可能な構成で、 各部材の接合部を露出しないように位置させて各接合部
    を固着具で固定し、前記フレームの前面及び後面に前記
    扉を配置するとともに、前記フレームの前面及び後面に
    おいて対向する2本の支柱のうちいずれか一方の支柱の
    取付部に前記扉の他方の側部を回動自在に取付けたこと
    を特徴とする閉鎖配電制御盤筐体。
  2. 【請求項2】 フレームを側面が接するように複数台並
    設するとともに、隣接する天井板どうし及び底板どうし
    を連結可能とし、複数台のフレームの最外側に位置する
    両側面に側板を固定し、前記複数台のフレームの前後各
    面に扉を配置し、前記複数台のフレームの下面に前記ベ
    ースを固定した請求項1記載の閉鎖配電制御盤筐体。
  3. 【請求項3】 折曲形成した部材により構成されるフレ
    ーム、複数の扉、複数の固定パネル、複数の側板、ベー
    スを備え、 前記フレームは、上面を覆う天井板と、下面を覆う底板
    と、前記天井板と前記底板との間のコーナ部に配置され
    て前記扉または固定パネルを取付ける取付部を有する同
    一品からなる4本の支柱と、前記支柱と前記天井板及び
    前記底板との接合部分に設けられ前記各支柱を前記天井
    板及び前記底板に固定するための同一品からなる複数の
    コーナー接続板と、前記支柱の中間部に設けて前記扉の
    上下間の隙間を塞ぐ上下区分板と、前記上下区分板を前
    記支柱に固定するための同一品からなる複数の中間接続
    板と、前面に設けた前記支柱と後面に設けた前記支柱と
    を連結固定する同一品からなる複数の機器取付板とで構
    成し、 前記扉は一方の側部に取手を有し前記フレームの前後面
    の一方を被覆可能な上下2分割した同一品で構成し、前
    記固定パネルは前記フレームの前後面の他方を被覆可能
    な上下2分割した同一品で構成し、前記側板は前記フレ
    ームと前記扉の両側面を被覆可能な上下2分割した同一
    品で構成し、前記ベースは前記フレームの下面を支持可
    能な構成で、 各部材の接合部を露出しないように位置させて各接合部
    を固着具で固定し、前記フレームの前面及び後面の一方
    に扉、他方に固定パネルをそれぞれ配置するとともに、
    前記フレームの前面及び後面の一方において対向する2
    本の支柱のうちいずれか一方の支柱の取付部に前記扉の
    他方の側部を回動自在に取付け、前記フレームの前面及
    び後面の他方において対向する2本の支柱の取付部に前
    記固定パネルの両側部を取付けたことを特徴とする閉鎖
    配電制御盤筐体。
  4. 【請求項4】 フレームを側面が接するように複数台並
    設するとともに、隣接する天井板どうし及び底板どうし
    を連結可能とし、複数台のフレームの最外側に位置する
    両側面に側板を固定し、前記複数台のフレームの前後各
    面の一方に扉を配置し、他方に固定パネルを配置し、前
    記複数台のフレームの下面にベースを固定した請求項3
    記載の閉鎖配電制御盤筐体。
JP10166826A 1998-06-15 1998-06-15 閉鎖配電制御盤筐体 Pending JP2000004512A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10166826A JP2000004512A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 閉鎖配電制御盤筐体

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10166826A JP2000004512A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 閉鎖配電制御盤筐体

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000004512A true JP2000004512A (ja) 2000-01-07

Family

ID=15838389

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10166826A Pending JP2000004512A (ja) 1998-06-15 1998-06-15 閉鎖配電制御盤筐体

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000004512A (ja)

Cited By (14)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382561B1 (ko) * 2000-12-08 2003-05-12 대영종합산기(주) 고전압 개폐기용 외함과 이의 설치방법
JP2006121823A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Fumio Maeda 支持部材及び内器支持フレーム
JP2008029183A (ja) * 2006-06-23 2008-02-07 Sanmei Electric Co Ltd 制御ボックスの安全扉装置
JP2010093877A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 制御盤及びその製造方法
JP2012010573A (ja) * 2010-05-25 2012-01-12 Sekisui Jushi Co Ltd 筐体及びそれを用いた電気自動車用給電装置
WO2012124296A1 (ja) * 2011-03-11 2012-09-20 株式会社 東芝 制御盤用組立式筐体及びその組立方法
CN105846322A (zh) * 2016-06-02 2016-08-10 常州市航标精密机械设备有限公司 一种容积可调试配电柜
CN110048313A (zh) * 2019-04-11 2019-07-23 广东欧文特电气有限公司 一种开关柜
CN110601059A (zh) * 2019-08-30 2019-12-20 上海西电高压开关有限公司 一种gis组合电器中控制柜的平面安装结构及安装方法
US10916953B2 (en) 2017-07-12 2021-02-09 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Housing for an electricity charging station and method for producing same
CN112436395A (zh) * 2020-11-25 2021-03-02 北京恒扉嘉泰建设工程有限公司 一种电气柜及其安装工艺
CN113235895A (zh) * 2021-05-24 2021-08-10 浙江宁溢电力工程设计咨询有限公司 一种智能化电力工程设计装置
JP2021536212A (ja) * 2018-09-20 2021-12-23 エルエス、エレクトリック、カンパニー、リミテッドLs Electric Co., Ltd. 電源供給装置
CN114709722A (zh) * 2022-03-24 2022-07-05 南京来诺机电科技有限公司 一种模块化组合式的防雨型配电柜

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100382561B1 (ko) * 2000-12-08 2003-05-12 대영종합산기(주) 고전압 개폐기용 외함과 이의 설치방법
JP2006121823A (ja) * 2004-10-21 2006-05-11 Fumio Maeda 支持部材及び内器支持フレーム
JP2008029183A (ja) * 2006-06-23 2008-02-07 Sanmei Electric Co Ltd 制御ボックスの安全扉装置
JP2010093877A (ja) * 2008-10-03 2010-04-22 Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp 制御盤及びその製造方法
JP2012010573A (ja) * 2010-05-25 2012-01-12 Sekisui Jushi Co Ltd 筐体及びそれを用いた電気自動車用給電装置
WO2012124296A1 (ja) * 2011-03-11 2012-09-20 株式会社 東芝 制御盤用組立式筐体及びその組立方法
JP2012191797A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Toshiba Corp 制御盤用組立式筐体及びその組立方法
CN105846322A (zh) * 2016-06-02 2016-08-10 常州市航标精密机械设备有限公司 一种容积可调试配电柜
US10916953B2 (en) 2017-07-12 2021-02-09 Dr. Ing. H.C. F. Porsche Aktiengesellschaft Housing for an electricity charging station and method for producing same
JP2021536212A (ja) * 2018-09-20 2021-12-23 エルエス、エレクトリック、カンパニー、リミテッドLs Electric Co., Ltd. 電源供給装置
US11444437B2 (en) 2018-09-20 2022-09-13 Ls Electric Co., Ltd. Power supply apparatus
JP7076041B2 (ja) 2018-09-20 2022-05-26 エルエス、エレクトリック、カンパニー、リミテッド 電源供給装置
CN110048313A (zh) * 2019-04-11 2019-07-23 广东欧文特电气有限公司 一种开关柜
CN110601059A (zh) * 2019-08-30 2019-12-20 上海西电高压开关有限公司 一种gis组合电器中控制柜的平面安装结构及安装方法
CN112436395A (zh) * 2020-11-25 2021-03-02 北京恒扉嘉泰建设工程有限公司 一种电气柜及其安装工艺
CN113235895A (zh) * 2021-05-24 2021-08-10 浙江宁溢电力工程设计咨询有限公司 一种智能化电力工程设计装置
CN114709722A (zh) * 2022-03-24 2022-07-05 南京来诺机电科技有限公司 一种模块化组合式的防雨型配电柜

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2000004512A (ja) 閉鎖配電制御盤筐体
JPH07177939A (ja) キャビネット用角継手およびこの角継手を含む電気キャビネット
HU223729B1 (hu) Szekrényváz, különösen elektromos berendezésekhez
JP3782136B2 (ja) 制御盤筐体
JP3308501B2 (ja) テーブル用の脚とその脚を具備した脚フレームとテーブル
JP3340040B2 (ja) 連結デスク等のフレーム脚
JP3526023B2 (ja) 金属閉鎖形スイッチギヤの箱体
JPH0667061B2 (ja) 電器収納盤
JPH0913800A (ja) 間仕切り用の開口枠の構造
JPS63184395A (ja) 電子装置用筐体
JP2002138607A (ja) ガラスパネルシステム
JPS6227612Y2 (ja)
JPS621983Y2 (ja)
JPH09117021A (ja) 屋外形配電盤
JPS6326543Y2 (ja)
JP3525323B2 (ja) 吊り戸装置における配線装置
JPH027137Y2 (ja)
JPS5853869Y2 (ja) 折たたみ自在のパネル部分を備えた建物用パネル
JPH10284849A (ja) キャビネット
JPH0317693Y2 (ja)
JPH0113179Y2 (ja)
JP2870143B2 (ja) 浴室ユニット
JPH0448295Y2 (ja)
JP3932943B2 (ja) 構造物用張出台
JPH01185210A (ja) 実験研究用集合家具

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060221

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060725