JPH02933Y2 - - Google Patents
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- Publication number
- JPH02933Y2 JPH02933Y2 JP5465184U JP5465184U JPH02933Y2 JP H02933 Y2 JPH02933 Y2 JP H02933Y2 JP 5465184 U JP5465184 U JP 5465184U JP 5465184 U JP5465184 U JP 5465184U JP H02933 Y2 JPH02933 Y2 JP H02933Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- box
- lid
- bolts
- box body
- attached
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 238000007689 inspection Methods 0.000 description 4
- 238000004519 manufacturing process Methods 0.000 description 1
- 238000000034 method Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Casings For Electric Apparatus (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
（産業上の利用分野）
本考案は操作用のスイツチ類が蓋体に装着され
たコントロールステーシヨンと通称されているス
イツチボツクスのように箱体に施蓋される蓋体を
その四隅に螺挿されるボルトをもつて箱体に固定
した電気機器収納用箱の改良に関するものであ
る。
たコントロールステーシヨンと通称されているス
イツチボツクスのように箱体に施蓋される蓋体を
その四隅に螺挿されるボルトをもつて箱体に固定
した電気機器収納用箱の改良に関するものであ
る。
（従来技術）
操作用のスイツチ類やパイロツトランプ等が装
着された蓋体をこれらのスイツチ類に接続される
電気機器類が収納される箱体に施蓋固定するよう
にしたスイツチボツクスその他の電気機器収納用
箱は、箱体に施蓋される蓋体の四隅にボルトを螺
挿して該箱体に蓋体を固定したものを普通とする
が、内部の点検等の目的で蓋体を開く必要がある
ときには四隅のボルトを全て取外さねばならない
うえに前記のようなスイツチボツクスにあつては
箱体との間が多数のリード線により接続されてい
る蓋体を片手で保持しながら箱体内部の点検作業
を行わねばならない等の不便なものであつた。
着された蓋体をこれらのスイツチ類に接続される
電気機器類が収納される箱体に施蓋固定するよう
にしたスイツチボツクスその他の電気機器収納用
箱は、箱体に施蓋される蓋体の四隅にボルトを螺
挿して該箱体に蓋体を固定したものを普通とする
が、内部の点検等の目的で蓋体を開く必要がある
ときには四隅のボルトを全て取外さねばならない
うえに前記のようなスイツチボツクスにあつては
箱体との間が多数のリード線により接続されてい
る蓋体を片手で保持しながら箱体内部の点検作業
を行わねばならない等の不便なものであつた。
（考案の目的）
本考案はこのような従来の問題点を解消して、
蓋体の固定と必要時の開閉を容易に行うことがで
きる電気機器収納用箱を目的として完成されたも
のである。
蓋体の固定と必要時の開閉を容易に行うことがで
きる電気機器収納用箱を目的として完成されたも
のである。
（考案の構成）
本考案は箱体に施蓋される蓋体をその四隅に螺
挿されるボルトをもつて箱体に固定した電気機器
収納用箱において、前記ボルトのうちの少くとも
隣接する２本を箱体に螺挿される螺軸部の上端に
脚軸付の頭部が該脚軸をもつて折曲自在に枢着さ
れたヒンジ式のボルトとしたことを特徴とするも
のであり、以下、本考案を図示のスイツチボツク
スを実施例として詳細に説明する。
挿されるボルトをもつて箱体に固定した電気機器
収納用箱において、前記ボルトのうちの少くとも
隣接する２本を箱体に螺挿される螺軸部の上端に
脚軸付の頭部が該脚軸をもつて折曲自在に枢着さ
れたヒンジ式のボルトとしたことを特徴とするも
のであり、以下、本考案を図示のスイツチボツク
スを実施例として詳細に説明する。
図中１は箱体であつて、その内部に電気機器類
４が収納されてスイツチボツクス本体を構成して
いる。２はスイツチ類３が装着された蓋体であ
り、該蓋体２はこのスイツチ類３により操作され
る電磁接触器等の電気機器類４が収納されている
箱体１の上面に施蓋されて四隅に螺挿される４本
のボルトをもつて固定されている。これらのボル
トのうち箱体１の長辺側に位置する隣接する２本
はヒンジ式のボルト５で、他の２本は通常のボル
ト６としてあり、ヒンジ式のボルト５は螺軸部７
の上端に該螺軸部７より僅かに細径とする脚軸８
ａ付の頭部８の該脚軸８ａがピン９をもつて折曲
自在に枢着されたものとされ、その螺軸部７は箱
体１に透設されたねじ孔１０に螺挿され、また、
脚軸８ａ付の頭部８はその脚軸８ａを蓋体２のフ
ランジ部１１に透設されたねじ孔１２に螺挿させ
ている。これらのボルト５は常時は第２図のよう
に締付けられて蓋体２を箱体１に固定するもので
あるが、第３図のように上方へ緩めてピン９を箱
体１の上面より上昇させればヒンジとして働き、
ピン９を中心として蓋体２を開くことができるも
ので、このときにピン９を箱体１の長辺と平行に
することを容易にするため、頭部８のスリワリ１
３をピン９と平行にする等の適宜の方法によりピ
ン９の方向を頭部８の端面等に表示しておくもの
とする。なお、蓋体２を箱体１に取付けている４
本のボルトのすべてを上記のようなヒンジ式のボ
ルト５としてもよいが通常は実施例のように４本
のボルトのうちの隣接する２本をヒンジ式のボル
ト５とし、他の２本を普通のボルト６とすればよ
い。
４が収納されてスイツチボツクス本体を構成して
いる。２はスイツチ類３が装着された蓋体であ
り、該蓋体２はこのスイツチ類３により操作され
る電磁接触器等の電気機器類４が収納されている
箱体１の上面に施蓋されて四隅に螺挿される４本
のボルトをもつて固定されている。これらのボル
トのうち箱体１の長辺側に位置する隣接する２本
はヒンジ式のボルト５で、他の２本は通常のボル
ト６としてあり、ヒンジ式のボルト５は螺軸部７
の上端に該螺軸部７より僅かに細径とする脚軸８
ａ付の頭部８の該脚軸８ａがピン９をもつて折曲
自在に枢着されたものとされ、その螺軸部７は箱
体１に透設されたねじ孔１０に螺挿され、また、
脚軸８ａ付の頭部８はその脚軸８ａを蓋体２のフ
ランジ部１１に透設されたねじ孔１２に螺挿させ
ている。これらのボルト５は常時は第２図のよう
に締付けられて蓋体２を箱体１に固定するもので
あるが、第３図のように上方へ緩めてピン９を箱
体１の上面より上昇させればヒンジとして働き、
ピン９を中心として蓋体２を開くことができるも
ので、このときにピン９を箱体１の長辺と平行に
することを容易にするため、頭部８のスリワリ１
３をピン９と平行にする等の適宜の方法によりピ
ン９の方向を頭部８の端面等に表示しておくもの
とする。なお、蓋体２を箱体１に取付けている４
本のボルトのすべてを上記のようなヒンジ式のボ
ルト５としてもよいが通常は実施例のように４本
のボルトのうちの隣接する２本をヒンジ式のボル
ト５とし、他の２本を普通のボルト６とすればよ
い。
このように構成されたものは、常時はスイツチ
類３が装着された蓋体２を箱体１としてのスイツ
チボツクス本体の四隅にボルト５，６をもつて固
定した状態で通常のスイツチボツクスとして用い
られるものであるが、内部の点検等を行う必要の
あるときには２本のボルト６を取外したうえでヒ
ンジ式のボルト５を途中まで緩め、第３図に示さ
れるように箱体１に螺挿された螺軸部７の上端の
ピン９を箱体１の上面よりも上昇するよう若干緩
めれば、蓋体２をボルト５の脚軸８ａ付の頭部８
とともにピン９を中心として枢動することがで
き、蓋体２を箱体１から取外すことなく箱体１を
開放することができるもので、このとき４本のボ
ルトのうちの２本のボルト６のみを取外せばよい
うえに蓋体２は箱体１に支持されたままであるか
ら、内部の点検作業は迅速かつ容易に行うことが
できる。なお、前記説明はスイツチボツクスにつ
いてのみ説明したが、制御盤その他電気機器類を
収納する箱体に蓋体を施蓋するようにした各種の
電気機器収納用箱に応用できることは勿論であ
る。
類３が装着された蓋体２を箱体１としてのスイツ
チボツクス本体の四隅にボルト５，６をもつて固
定した状態で通常のスイツチボツクスとして用い
られるものであるが、内部の点検等を行う必要の
あるときには２本のボルト６を取外したうえでヒ
ンジ式のボルト５を途中まで緩め、第３図に示さ
れるように箱体１に螺挿された螺軸部７の上端の
ピン９を箱体１の上面よりも上昇するよう若干緩
めれば、蓋体２をボルト５の脚軸８ａ付の頭部８
とともにピン９を中心として枢動することがで
き、蓋体２を箱体１から取外すことなく箱体１を
開放することができるもので、このとき４本のボ
ルトのうちの２本のボルト６のみを取外せばよい
うえに蓋体２は箱体１に支持されたままであるか
ら、内部の点検作業は迅速かつ容易に行うことが
できる。なお、前記説明はスイツチボツクスにつ
いてのみ説明したが、制御盤その他電気機器類を
収納する箱体に蓋体を施蓋するようにした各種の
電気機器収納用箱に応用できることは勿論であ
る。
（考案の効果）
本考案は以上の説明からも明らかなように、蓋
体の固定および開閉が容易で内部の点検作業等を
迅速容易に行うことができるものであり、しか
も、従来のこの種電気機器収納用箱にも蓋体を固
定しているボルトを交換するだけで容易に適用す
ることができるもので、安価に製作できる利点と
相まち従来の電気機器収納用箱の問題点を解決し
たものとして実用的価値は極めて大なものであ
る。
体の固定および開閉が容易で内部の点検作業等を
迅速容易に行うことができるものであり、しか
も、従来のこの種電気機器収納用箱にも蓋体を固
定しているボルトを交換するだけで容易に適用す
ることができるもので、安価に製作できる利点と
相まち従来の電気機器収納用箱の問題点を解決し
たものとして実用的価値は極めて大なものであ
る。
第１図は本考案の実施例を示す一部切欠斜視
図、第２図は同じく要部の一部切欠正面図、第３
図は同じく蓋体を開いた状態において示す一部切
欠正面図である。 １：箱体、２：蓋体、５：ボルト、７：螺軸
部、８：頭部、８ａ：脚軸。
図、第２図は同じく要部の一部切欠正面図、第３
図は同じく蓋体を開いた状態において示す一部切
欠正面図である。 １：箱体、２：蓋体、５：ボルト、７：螺軸
部、８：頭部、８ａ：脚軸。
Claims (1)
- 箱体に施蓋される蓋体をその四隅に螺挿される
ボルトをもつて箱体に固定した電気機器収納用箱
において、前記ボルトのうちの少くとも隣接する
２本を箱体１に螺挿される螺軸部７の上端に脚軸
８ａ付の頭部８が該脚軸８ａをもつて折曲自在に
枢着されたヒンジ式のボルト５としたことを特徴
とする電気機器収納用箱。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5465184U JPS60166189U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 電気機器収納用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5465184U JPS60166189U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 電気機器収納用箱 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS60166189U JPS60166189U (ja) | 1985-11-05 |
| JPH02933Y2 true JPH02933Y2 (ja) | 1990-01-10 |
Family
ID=30576600
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5465184U Granted JPS60166189U (ja) | 1984-04-12 | 1984-04-12 | 電気機器収納用箱 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS60166189U (ja) |
-
1984
- 1984-04-12 JP JP5465184U patent/JPS60166189U/ja active Granted
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS60166189U (ja) | 1985-11-05 |
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