JP2555714Y2 - 機器の収納ケース - Google Patents
機器の収納ケースInfo
- Publication number
- JP2555714Y2 JP2555714Y2 JP1991076173U JP7617391U JP2555714Y2 JP 2555714 Y2 JP2555714 Y2 JP 2555714Y2 JP 1991076173 U JP1991076173 U JP 1991076173U JP 7617391 U JP7617391 U JP 7617391U JP 2555714 Y2 JP2555714 Y2 JP 2555714Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- storage case
- case
- case body
- housing
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- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、断路器等を操作するた
めの操作装置等を収容する機器の収納ケースに関する。
めの操作装置等を収容する機器の収納ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】ガス絶縁開閉装置には断路器や接地装置
等の開閉器が多く用いられる。これらの開閉器を操作す
るのに操作装置が用いられ、操作装置はガス絶縁開閉装
置の外部に具えた収納ケース内に収容される。
等の開閉器が多く用いられる。これらの開閉器を操作す
るのに操作装置が用いられ、操作装置はガス絶縁開閉装
置の外部に具えた収納ケース内に収容される。
【0003】従来の収納ケースの構造を図3,図4に示
す。図のように相互に隣り合う2つの側面に開口部を有
する直方体形のケース本体1に図示しないヒンジを介し
て2枚の扉2が設けられる。そして、夫々の扉2にはL
字形の断面形状を有する柱1aに引っ掛けることで扉2
が開かないようにロックする掛金3が回動自在に具えら
れ、回動軸を介して扉2の外のハンドル4と連動連結さ
れる。図4に示すように、開口部のまわりには扉2との
間にパッキン5が夫々設けられる。収納ケースの中に、
蓄勢用のバネ6,駆動レバー7,減速手段8,ねじ棒1
1等からなる操作装置が収容される。
す。図のように相互に隣り合う2つの側面に開口部を有
する直方体形のケース本体1に図示しないヒンジを介し
て2枚の扉2が設けられる。そして、夫々の扉2にはL
字形の断面形状を有する柱1aに引っ掛けることで扉2
が開かないようにロックする掛金3が回動自在に具えら
れ、回動軸を介して扉2の外のハンドル4と連動連結さ
れる。図4に示すように、開口部のまわりには扉2との
間にパッキン5が夫々設けられる。収納ケースの中に、
蓄勢用のバネ6,駆動レバー7,減速手段8,ねじ棒1
1等からなる操作装置が収容される。
【0004】このほか、図5に示すようにケース本体1
の側面に開口部を増加し、パッキン9,取付板10を介
してケース本体1を管路11に取り付けたものもある。
の側面に開口部を増加し、パッキン9,取付板10を介
してケース本体1を管路11に取り付けたものもある。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】ところが、操作装置の
保守点検のためにはケース本体に開口部が2ケ所は必要
であり、扉の掛金を掛けるために柱を必要とし、操作装
置の幅Wに合せて収納ケースを作成しなければならない
ことから開口部の幅が決定され収納ケースが大形化す
る。
保守点検のためにはケース本体に開口部が2ケ所は必要
であり、扉の掛金を掛けるために柱を必要とし、操作装
置の幅Wに合せて収納ケースを作成しなければならない
ことから開口部の幅が決定され収納ケースが大形化す
る。
【0006】このほか、扉,ヒンジ,パッキン,ハンド
ル等の部品を2つずつ準備しなければならず煩雑であ
る。
ル等の部品を2つずつ準備しなければならず煩雑であ
る。
【0007】そこで本考案は、斯かる課題を解決した機
器の収納ケースを提供することを目的とする。
器の収納ケースを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成するため
の本考案の構成は、略直方体形状の筐体を、当該筐体の
上下面の対角線上を通る平面で分割してケース本体と扉
とを構成するとともにケース本体にヒンジを介して水平
方向へ回動自在に扉を取り付け、ケース本体の内側に機
器を取り付けて扉を開いたときに機器の略全体が露出す
るようにしたことを特徴とする。
の本考案の構成は、略直方体形状の筐体を、当該筐体の
上下面の対角線上を通る平面で分割してケース本体と扉
とを構成するとともにケース本体にヒンジを介して水平
方向へ回動自在に扉を取り付け、ケース本体の内側に機
器を取り付けて扉を開いたときに機器の略全体が露出す
るようにしたことを特徴とする。
【0009】
【作用】筺体を分割することによってケース本体と扉と
を構成することから、従来のように開口部より機器を収
容する必要がなく収納ケースの内部寸法と略同等の大き
さの機器まで収容できる。
を構成することから、従来のように開口部より機器を収
容する必要がなく収納ケースの内部寸法と略同等の大き
さの機器まで収容できる。
【0010】また、扉を開くことにより機器がケース本
体より突出した状態になるので、機器の保守点検のため
の作業性が良い。
体より突出した状態になるので、機器の保守点検のため
の作業性が良い。
【0011】
【実施例】以下、本考案を図面に示す実施例に基づいて
詳細に説明する。本考案による機器の収納ケースの構成
を、図1〜図2に示す。図のように直方体であって内部
に収容空間を有する筺体を、上面及び底面の対角線を通
る面で二分割したような形状のケース本体15と扉16
とが形成される。このため、ケース本体15及び扉16
は上面及び下面がいずれも略直角三角形の形状となる。
詳細に説明する。本考案による機器の収納ケースの構成
を、図1〜図2に示す。図のように直方体であって内部
に収容空間を有する筺体を、上面及び底面の対角線を通
る面で二分割したような形状のケース本体15と扉16
とが形成される。このため、ケース本体15及び扉16
は上面及び下面がいずれも略直角三角形の形状となる。
【0012】図2に示すように、扉16はヒンジ17を
介して回動自在にケース本体15に結合される。ケース
本体15と扉16との間には気密保持のためのパッキン
18が設けられる。そして、従来と同様に、扉16を閉
じた状態でロックするためにハンドル19と図示しない
掛金とが設けられる。
介して回動自在にケース本体15に結合される。ケース
本体15と扉16との間には気密保持のためのパッキン
18が設けられる。そして、従来と同様に、扉16を閉
じた状態でロックするためにハンドル19と図示しない
掛金とが設けられる。
【0013】操作装置はケース本体15と扉16との内
部にまたがって配置され、ケース本体15の内部に、減
速手段8,バネ6,ねじ棒11等が結合される。つま
り、図1に示すように扉16を開くと減速手段8がケー
ス本体15から突出した状態で操作装置が取り付けられ
る。
部にまたがって配置され、ケース本体15の内部に、減
速手段8,バネ6,ねじ棒11等が結合される。つま
り、図1に示すように扉16を開くと減速手段8がケー
ス本体15から突出した状態で操作装置が取り付けられ
る。
【0014】次に、斯かる機器の収納ケースの作用を説
明する。本考案による収納ケースでは直方体の筺体を二
分割した形状なので、操作装置の外部寸法が収納ケース
の内部寸法よりも若干小さければ充分に収納できる。こ
れに対して、図3に示す従来の収納ケースでは、柱1a
がその横断面形状としてL字形を有するため内部寸法よ
りも開口部の幅寸法が小さく、収容しうる大きさの操作
装置であっても開口部を通過できないために取り付ける
ことができない場合がある。
明する。本考案による収納ケースでは直方体の筺体を二
分割した形状なので、操作装置の外部寸法が収納ケース
の内部寸法よりも若干小さければ充分に収納できる。こ
れに対して、図3に示す従来の収納ケースでは、柱1a
がその横断面形状としてL字形を有するため内部寸法よ
りも開口部の幅寸法が小さく、収容しうる大きさの操作
装置であっても開口部を通過できないために取り付ける
ことができない場合がある。
【0015】次に、操作装置を保守点検する場合におい
ては扉16を開けて行う。このとき、減速手段8等がケ
ース本体15から突出することになるので、操作装置の
片側だけでなく他方向からも容易に点検でき、便利であ
る。一方、従来の収納ケースにおいては双方の扉を開け
ても中央に柱があって点検の障害となるが本考案ではそ
のようなことがない。また、組立時においても作業性が
良い。
ては扉16を開けて行う。このとき、減速手段8等がケ
ース本体15から突出することになるので、操作装置の
片側だけでなく他方向からも容易に点検でき、便利であ
る。一方、従来の収納ケースにおいては双方の扉を開け
ても中央に柱があって点検の障害となるが本考案ではそ
のようなことがない。また、組立時においても作業性が
良い。
【0016】
【考案の効果】以上の説明からわかるように、本考案に
よる機器の収納ケースによれば、略直方体形状の筐体
を、当該筐体の上下面の対角線上を通る平面で分割して
ケース本体と扉とを構成したので、従来では収容空間が
十分であっても開口部の寸法が不十分なために取り付け
られなかった機器であっても容易に取り付けることがで
きる。換言すれば収納ケースを含めた操作装置を小形化
できる。また分割構造であるため、収納ケースへの機器
の取り付けが容易であり、しかも従来のような柱がない
ために保守点検の作業性も良い。更に扉はひとつである
ため部品数が少なくてすむ。
よる機器の収納ケースによれば、略直方体形状の筐体
を、当該筐体の上下面の対角線上を通る平面で分割して
ケース本体と扉とを構成したので、従来では収容空間が
十分であっても開口部の寸法が不十分なために取り付け
られなかった機器であっても容易に取り付けることがで
きる。換言すれば収納ケースを含めた操作装置を小形化
できる。また分割構造であるため、収納ケースへの機器
の取り付けが容易であり、しかも従来のような柱がない
ために保守点検の作業性も良い。更に扉はひとつである
ため部品数が少なくてすむ。
【図1】本考案による収納ケースの斜視図。
【図2】本考案による収納ケースに係り、図2(a)は
平面断面図。図2(b)は正面図、図2(c)は右側面
図。
平面断面図。図2(b)は正面図、図2(c)は右側面
図。
【図3】従来の収納ケースの斜視図。
【図4】従来の収納ケースに係り、図4(a)は平面断
面図、図4(b)は正面図、図4(c)は右側面図。
面図、図4(b)は正面図、図4(c)は右側面図。
【図5】他の例を示す従来の収納ケースの平面断面図。
15…ケース本体 16…扉
Claims (1)
- 【請求項1】 略直方体形状の筐体を、当該筐体の上下
面の対角線上を通る平面で分割してケース本体と扉とを
構成するとともにケース本体にヒンジを介して水平方向
へ回動自在に扉を取り付け、ケース本体の内側に機器を
取り付けて扉を開いたときに機器の略全体が露出するよ
うにしたことを特徴とする機器の収納ケース。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991076173U JP2555714Y2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 機器の収納ケース |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1991076173U JP2555714Y2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 機器の収納ケース |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0529205U JPH0529205U (ja) | 1993-04-16 |
JP2555714Y2 true JP2555714Y2 (ja) | 1997-11-26 |
Family
ID=13597705
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1991076173U Expired - Fee Related JP2555714Y2 (ja) | 1991-09-24 | 1991-09-24 | 機器の収納ケース |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2555714Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2858218B2 (ja) * | 1994-03-28 | 1999-02-17 | 松下電器産業株式会社 | 高圧受電設備 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5726390Y2 (ja) * | 1977-12-05 | 1982-06-08 | ||
JPS58164273U (ja) * | 1982-04-28 | 1983-11-01 | 九州日立マクセル株式会社 | 小型電気機器用収納ケ−ス |
JPH025565Y2 (ja) * | 1985-04-04 | 1990-02-09 | ||
JPS62131478U (ja) * | 1986-02-14 | 1987-08-19 |
-
1991
- 1991-09-24 JP JP1991076173U patent/JP2555714Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0529205U (ja) | 1993-04-16 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |