JPH0684434A - 回路遮断器収納箱扉のインターロック装置 - Google Patents
回路遮断器収納箱扉のインターロック装置Info
- Publication number
- JPH0684434A JPH0684434A JP23346192A JP23346192A JPH0684434A JP H0684434 A JPH0684434 A JP H0684434A JP 23346192 A JP23346192 A JP 23346192A JP 23346192 A JP23346192 A JP 23346192A JP H0684434 A JPH0684434 A JP H0684434A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- interlock
- door
- wire
- circuit breaker
- interlock mechanism
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 インターロック装置を収納箱内の任意の位置
に設置した時に、扉側インターロック機構へのインター
ロックワイヤーの配線占有スペースを最小にすると共に
収納箱に応じ容易に取付けができる回路遮断器収納箱扉
のインターロック装置を提供する。 【構成】 回路遮断器本体１に設けられる本体側インタ
ーロック機構３と、これにインターロックワイヤー５に
より連結される扉形インターロック機構４とからなり、
かつ扉側インターロック機構４にインターロックワイヤ
ー５を水平・垂直方向などの複数方向から接続できる部
材１３を設けた。
に設置した時に、扉側インターロック機構へのインター
ロックワイヤーの配線占有スペースを最小にすると共に
収納箱に応じ容易に取付けができる回路遮断器収納箱扉
のインターロック装置を提供する。 【構成】 回路遮断器本体１に設けられる本体側インタ
ーロック機構３と、これにインターロックワイヤー５に
より連結される扉形インターロック機構４とからなり、
かつ扉側インターロック機構４にインターロックワイヤ
ー５を水平・垂直方向などの複数方向から接続できる部
材１３を設けた。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は回路遮断器収納箱扉の
インターロック装置、特に回路遮断器が閉路状態では扉
を開くことができず、回路遮断器が開路状態では扉を開
くことができるようにしたインターロック装置に関する
ものである。
インターロック装置、特に回路遮断器が閉路状態では扉
を開くことができず、回路遮断器が開路状態では扉を開
くことができるようにしたインターロック装置に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】従来のこの種の回路遮断器収納箱扉のイ
ンターロック装置は、回路遮断器本体の開閉状態を回動
変位として伝達するレバーを回路遮断器本体のメインシ
ャフト上に固着し、このレバーの回動によりインターロ
ックワイヤーを引くアームを備える本体側インターロッ
ク機構とインターロックワイヤーの先端に装置されかつ
インターロックワイヤーの変位により収納扉との掛合部
を回動させて扉を錠止，解除させる機能をもつ扉側イン
ターロック機構とがインターロックワイヤーで連結され
ているようにしたものである。
ンターロック装置は、回路遮断器本体の開閉状態を回動
変位として伝達するレバーを回路遮断器本体のメインシ
ャフト上に固着し、このレバーの回動によりインターロ
ックワイヤーを引くアームを備える本体側インターロッ
ク機構とインターロックワイヤーの先端に装置されかつ
インターロックワイヤーの変位により収納扉との掛合部
を回動させて扉を錠止，解除させる機能をもつ扉側イン
ターロック機構とがインターロックワイヤーで連結され
ているようにしたものである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】従来のこの種のインタ
ーロック装置は扉側インターロック機構から一方向（水
平方向）のみにインターロックワイヤーが連結されてい
るために、回路遮断器収納箱の構造によっては、インタ
ーロックワイヤーの配線スペースが増大したり、配線が
難しくなるなどの問題点があった。
ーロック装置は扉側インターロック機構から一方向（水
平方向）のみにインターロックワイヤーが連結されてい
るために、回路遮断器収納箱の構造によっては、インタ
ーロックワイヤーの配線スペースが増大したり、配線が
難しくなるなどの問題点があった。
【０００４】この発明はかかる問題点を解消するために
なされたもので、インターロック装置を収納箱内の任意
の位置に設置した時に、扉側インターロック機構へのイ
ンターロックワイヤーの配線占有スペースを最小にする
と共に収納箱に応じ容易に取付けができる回路遮断器収
納箱扉のインターロック装置を得ることを目的とする。
なされたもので、インターロック装置を収納箱内の任意
の位置に設置した時に、扉側インターロック機構へのイ
ンターロックワイヤーの配線占有スペースを最小にする
と共に収納箱に応じ容易に取付けができる回路遮断器収
納箱扉のインターロック装置を得ることを目的とする。
【０００５】
【課題を解決するための手段】この発明に係る回路遮断
器収納箱扉のインターロック装置は、扉側インターロッ
ク機構の回動変位部材に水平・垂直方向などの複数方向
へのインターロックワイヤー接続位置を有するようにし
たものである。
器収納箱扉のインターロック装置は、扉側インターロッ
ク機構の回動変位部材に水平・垂直方向などの複数方向
へのインターロックワイヤー接続位置を有するようにし
たものである。
【０００６】
【作用】この発明においては、回路遮断器本体と収納箱
扉を錠止するロック機構とがインターロックワイヤーで
連結されていて、かつ扉側インターロック機構の回動変
位部材に水平・垂直方向などの複数方向へのインターロ
ックワイヤー接続位置を有するため、インターロックワ
イヤー配線のための占有スペースを収納箱に合わせて最
小にすることができると共に容易に取付けることができ
る。
扉を錠止するロック機構とがインターロックワイヤーで
連結されていて、かつ扉側インターロック機構の回動変
位部材に水平・垂直方向などの複数方向へのインターロ
ックワイヤー接続位置を有するため、インターロックワ
イヤー配線のための占有スペースを収納箱に合わせて最
小にすることができると共に容易に取付けることができ
る。
【０００７】
【実施例】この発明の一実施例を図１〜図８について説
明する。図１〜図５はインターロックワイヤーの垂直配
置を示す図、図６〜図８はインターロックワイヤーの水
平配置を示す図である。図１，図６において、１は回路
遮断器で、操作面１ａを有している。２は取付枠で、回
路遮断器１を支持している。３は本体側インターロック
機構で、取付枠２に固着されている。４は扉側インター
ロック機構、５はインターロックワイヤーで、本体側イ
ンターロック機構３と扉側インターロック機構４とを接
続している。６は収納箱扉、７は収納箱扉６に固着され
た掛合部材である。
明する。図１〜図５はインターロックワイヤーの垂直配
置を示す図、図６〜図８はインターロックワイヤーの水
平配置を示す図である。図１，図６において、１は回路
遮断器で、操作面１ａを有している。２は取付枠で、回
路遮断器１を支持している。３は本体側インターロック
機構で、取付枠２に固着されている。４は扉側インター
ロック機構、５はインターロックワイヤーで、本体側イ
ンターロック機構３と扉側インターロック機構４とを接
続している。６は収納箱扉、７は収納箱扉６に固着され
た掛合部材である。
【０００８】図２，図４において、８は回路遮断器１の
メインシャフト、９はメインシャフト８上に固着された
レバーで、回路遮断器１の開閉状態に応じて回動する。
１０は回動変位をインターロックワイヤー５に伝達する
ためのアームで、ローラ１０ａとピン１０ｂとでレバー
９の回動が伝達されている。１１はインターロックワイ
ヤー５の先端収納部で、アーム１０の回動変位は押しバ
ネ１２を介してインターロックワイヤー線の一端５ａへ
変位として伝達される。
メインシャフト、９はメインシャフト８上に固着された
レバーで、回路遮断器１の開閉状態に応じて回動する。
１０は回動変位をインターロックワイヤー５に伝達する
ためのアームで、ローラ１０ａとピン１０ｂとでレバー
９の回動が伝達されている。１１はインターロックワイ
ヤー５の先端収納部で、アーム１０の回動変位は押しバ
ネ１２を介してインターロックワイヤー線の一端５ａへ
変位として伝達される。
【０００９】図３，図５において、１３は扉側インター
ロック機構４にシャフト１４により回動自在に装着され
た回動変位部材（板）で、９０度置いた外周に２個の掛
止部１３ａ，１３ｂを有している。１５は収納箱扉６の
掛合部材７に係止するフックで、回動変位部材１３に設
けられている。１６は引きバネで、回動変位部材１３を
非係止方向に付勢している。なお、インターロックワイ
ヤー線の他端５ｂは、図３，図５では回動変位部材１３
の掛止部１３ａに係止され、図７，図８では回動変位部
材１３の掛止部１３ｂに係止されている。
ロック機構４にシャフト１４により回動自在に装着され
た回動変位部材（板）で、９０度置いた外周に２個の掛
止部１３ａ，１３ｂを有している。１５は収納箱扉６の
掛合部材７に係止するフックで、回動変位部材１３に設
けられている。１６は引きバネで、回動変位部材１３を
非係止方向に付勢している。なお、インターロックワイ
ヤー線の他端５ｂは、図３，図５では回動変位部材１３
の掛止部１３ａに係止され、図７，図８では回動変位部
材１３の掛止部１３ｂに係止されている。
【００１０】次に動作について説明する。図１，図２に
示すように回路遮断器１がオフの状態のとき、扉側イン
ターロック機構４は図３に示す非係止の状態である。そ
して、回路遮断器１が図４に示すようにオンの状態に変
わると、メインシャフト８が反時計方向に回転し、レバ
ー９を介してアーム１０に伝達される。アーム１０はイ
ンターロックワイヤー先端収納部１１及び押しバネ１２
を介してインターロックワイヤー線の一端５ａを引くの
で、扉側インターロック機構４の回動変位部材１３を反
時計方向へ回動させる。回動変位部材１３が反時計方向
へ回動すると、フック１５が扉に固着された掛合部材７
と掛合し、図５に示すように回路遮断器収納箱扉６が錠
止できる。このオン状態から回路遮断器１をオフにする
と、本体側インターロック機構３は図２の状態に戻る。
インターロックワイヤー５によって引かれていた回動変
位部材１３は引きバネ１６により時計方向に回動し、フ
ック１５と扉側掛合部材７との錠止が解除される。
示すように回路遮断器１がオフの状態のとき、扉側イン
ターロック機構４は図３に示す非係止の状態である。そ
して、回路遮断器１が図４に示すようにオンの状態に変
わると、メインシャフト８が反時計方向に回転し、レバ
ー９を介してアーム１０に伝達される。アーム１０はイ
ンターロックワイヤー先端収納部１１及び押しバネ１２
を介してインターロックワイヤー線の一端５ａを引くの
で、扉側インターロック機構４の回動変位部材１３を反
時計方向へ回動させる。回動変位部材１３が反時計方向
へ回動すると、フック１５が扉に固着された掛合部材７
と掛合し、図５に示すように回路遮断器収納箱扉６が錠
止できる。このオン状態から回路遮断器１をオフにする
と、本体側インターロック機構３は図２の状態に戻る。
インターロックワイヤー５によって引かれていた回動変
位部材１３は引きバネ１６により時計方向に回動し、フ
ック１５と扉側掛合部材７との錠止が解除される。
【００１１】図１〜図５に示すようにインターロックワ
イヤー線の一端５ｂを回動変位部材１３の掛止部１３ａ
に接続すると、インターロックワイヤー５の扉側インタ
ーロック機構４への垂直接続が可能となり、図１に示す
ように扉側インターロック機構４へのワイヤー配線スペ
ースを最小にすることが可能となる。また、図６〜図８
に示すようにインターロックワイヤー線の一端５ｂを回
動変位部材１３の係止部１３ｂに接続すると、インター
ロックワイヤー５の扉側インターロック機構４への水平
接続が可能となるので、回路遮断器収納箱に応じて都合
の良い方向にインターロックワイヤー配線を行うことが
できる。
イヤー線の一端５ｂを回動変位部材１３の掛止部１３ａ
に接続すると、インターロックワイヤー５の扉側インタ
ーロック機構４への垂直接続が可能となり、図１に示す
ように扉側インターロック機構４へのワイヤー配線スペ
ースを最小にすることが可能となる。また、図６〜図８
に示すようにインターロックワイヤー線の一端５ｂを回
動変位部材１３の係止部１３ｂに接続すると、インター
ロックワイヤー５の扉側インターロック機構４への水平
接続が可能となるので、回路遮断器収納箱に応じて都合
の良い方向にインターロックワイヤー配線を行うことが
できる。
【００１２】
【発明の効果】以上のように、この発明によればインタ
ーロックワイヤー配線に有するスペースを回路遮断器収
納箱に応じて最小にでき、また容易に結線できるという
効果が得られる。
ーロックワイヤー配線に有するスペースを回路遮断器収
納箱に応じて最小にでき、また容易に結線できるという
効果が得られる。
【図１】この発明の一実施例を示すインターロックワイ
ヤーの垂直配置状態図である。
ヤーの垂直配置状態図である。
【図２】図１の本体側インターロック機構を示す図であ
る。
る。
【図３】図１の扉側インターロック機構を示す図であ
る。
る。
【図４】図２の動作状態を示す図である。
【図５】図３の動作状態を示す図である。
【図６】インターロックワイヤーの水平配置を示す図で
ある。
ある。
【図７】図６の扉側インターロック機構を示す図であ
る。
る。
【図８】図７の動作状態を示す図である。
１ 回路遮断器 ２ 取付枠 ３ 本体側インターロック機構 ４ 扉側インターロック機構 ５ インターロックワイヤー ６ 収納箱扉 ７ 扉側掛合部材 ８ 回路遮断器メインシャフト ９ レバー １０ アーム １３ 回動変位部材 １３ａ 係止部 １３ｂ 係止部 １５ フック
Claims (1)
- 【請求項１】 回路遮断器本体に設けられる本体側イン
ターロック機構と、これにインターロックワイヤーによ
り連結される扉側インターロック機構とからなり、かつ
回路遮断器の開閉により収納箱扉との錠止ならびに解除
が行われる回路遮断器収納箱扉のインターロック装置に
おいて、 前記扉側インターロック機構に、前記インターロックワ
イヤーを水平・垂直方向などの複数方向から接続できる
部材を設けたことを特徴とする回路遮断器収納箱扉のイ
ンターロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23346192A JP2806167B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 回路遮断器収納箱扉のインターロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP23346192A JP2806167B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 回路遮断器収納箱扉のインターロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0684434A true JPH0684434A (ja) | 1994-03-25 |
| JP2806167B2 JP2806167B2 (ja) | 1998-09-30 |
Family
ID=16955398
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP23346192A Expired - Fee Related JP2806167B2 (ja) | 1992-09-01 | 1992-09-01 | 回路遮断器収納箱扉のインターロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2806167B2 (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2071647A1 (en) | 2004-10-08 | 2009-06-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Interlock structure of electric component box |
| KR101305101B1 (ko) * | 2012-04-10 | 2013-09-12 | 주식회사 광명전기 | 솔레노이드를 이용한 전력개폐장치의 잠금장치 |
| CN103701058A (zh) * | 2014-01-08 | 2014-04-02 | 厦门明翰电气股份有限公司 | 开关柜电缆室门联锁装置 |
| CN115083825A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-09-20 | 广东电网有限责任公司揭阳供电局 | 一种刀闸开关 |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR102069132B1 (ko) | 2017-11-20 | 2020-01-22 | 금오공과대학교 산학협력단 | 관찰창의 결로 제거 장치 |
-
1992
- 1992-09-01 JP JP23346192A patent/JP2806167B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP2071647A1 (en) | 2004-10-08 | 2009-06-17 | Honda Motor Co., Ltd. | Interlock structure of electric component box |
| US7919203B2 (en) | 2004-10-08 | 2011-04-05 | Honda Motor Co., Ltd. | Battery box structure, inter-locking structure of electrical equipment box, and electrical equipment box structure |
| KR101305101B1 (ko) * | 2012-04-10 | 2013-09-12 | 주식회사 광명전기 | 솔레노이드를 이용한 전력개폐장치의 잠금장치 |
| CN103701058A (zh) * | 2014-01-08 | 2014-04-02 | 厦门明翰电气股份有限公司 | 开关柜电缆室门联锁装置 |
| CN115083825A (zh) * | 2022-07-27 | 2022-09-20 | 广东电网有限责任公司揭阳供电局 | 一种刀闸开关 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2806167B2 (ja) | 1998-09-30 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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