JP2877057B2 - スイッチギヤの扉開閉装置 - Google Patents

スイッチギヤの扉開閉装置

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JP2877057B2
JP2877057B2 JP7346886A JP34688695A JP2877057B2 JP 2877057 B2 JP2877057 B2 JP 2877057B2 JP 7346886 A JP7346886 A JP 7346886A JP 34688695 A JP34688695 A JP 34688695A JP 2877057 B2 JP2877057 B2 JP 2877057B2
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義則 横山
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、スイッチギヤ本体
の開口部を閉塞した扉が、本体内部の短絡等の事故によ
る内圧上昇により開放するのを防止するスイッチギヤの
扉開閉装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のスイッチギヤの扉開閉装置につ
き、扉を鎖線で示した正面図の図3A、図3Aの一部の
切断右側図を示した図3B、図3Bの一部の拡大図を示
した図3Cを参照して説明する。それらの図において、
1はベース、2はベース1上に設置されたスイッチギヤ
本体、3は本体2の前面に形成された開口部、4は開口
部3の上,下に位置した枠体、5は両枠体4の内面に固
着された係止板、6は開口部3の両側にそれぞれ支持さ
れた観音開の2枚の扉である。
【0003】7は扉6の開放側の中央部に貫設された回
転軸、8は回転軸7の前端部に固着されたハンドル、9
はハンドル8の基部を覆ったカバーであり、カバー9か
らハンドル8が導出されている。10は扉6の内側に位
置し,中心部が回転軸7の後端面にねじ11により装着
されたアーム、12は上開閉杆であり、左側の上開閉杆
12の下端部が左側のアーム10の左端部に連結され、
右側の上開閉杆12の下端部が右側のアーム10の右端
部に連結されている。13は下開閉杆であり、左側の下
開閉杆13の上端部が左側のアーム10の右端部に連結
され、右側の下開閉杆13の上端部が右側のアーム10
の左端部に連結されている。14は各開閉杆12,13
をガイドしたガイドである。
【0004】15は右側の回転軸7に固着された係止
片、16は開口部3の中央に位置した枠体に設けられた
引掛片であり、引掛片16に係止片15が係脱自在に係
止する。
【0005】そして、図3の実線は両扉6が閉塞された
状態であり、両ハンドル8が閉方向に位置し、各開閉杆
12,13が各係止板5に係止し、係止片15が引掛片
16に係止している。
【0006】つぎに、両扉6を開く場合、右側のハンド
ル8を右回転すると、図3の鎖線及び鎖線矢印に示すよ
うに、上開閉杆12が下動するとともに下開閉杆13が
上動し、両開閉杆12,13が両係止板5から離脱し、
かつ、係止片15が右回転して引掛片16から離脱し、
同様に、左側のハンドル8を左回転して両開閉杆12,
13を両係止板5から離脱し、その状態でハンドル8を
手前に引いて両扉6を開く。
【0007】つぎに、両扉6を閉じる場合、両扉6を閉
じた状態で、左回転した状態の左側のハンドル8を右回
転し、上開閉杆12を上動するとともに下開閉杆13を
下動し、両開閉杆12,13を係止板5に係止し、右回
転した状態の右側のハンドル8を左回転し、両開閉杆1
2,13を両係止板5に係止するとともに係止片15を
引掛片16に係止する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】従来の前記装置の場
合、両開閉杆12,13が係止板5に係止するだけで、
扉6を固定する固定強度が低いため、スイッチギヤ本体
2の内部で短絡等による事故が発生した際、本体2の内
部圧力が上昇し、扉6に上昇した内部圧力が加わり、両
開閉杆12,13が係止板5から離脱し、扉6が開放さ
れ、非常に危険であるという問題点がある。
【0009】本発明は、前記の点に留意し、スイッチギ
ヤ本体内部の短絡等の事故発生時の内圧上昇による扉の
開放を防止し、安全性を向上するスイッチギヤの扉開閉
装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に、本発明のスイッチギヤの扉開閉装置は、スイッチギ
ヤ本体に形成された開口部と、開口部の上側及び下側に
位置した枠体と、開口部を開閉自在に閉塞する扉と、扉
の外側に回転自在に設けられたハンドルと、扉の内側に
位置し,ハンドルの回転軸に中心部が連結されたアーム
と、下端部がアームの一端部に連結され,ハンドルの閉
位置において,上端部が上側の枠体の内面に係止する上
開閉杆と、上端部がアームの他端部に連結され,ハンド
ルの閉位置において、下端部が下側の枠体の内面に係止
する下開閉杆とを備えたスイッチギヤの扉開閉装置にお
いて、下側の枠体の後方の支持台に基部が装着され,前
端部が前記支持台より前方へ突出した引掛金具と、引掛
金具の前端部から下方に突設された引掛体と、上端部が
アームの一端部に連結された連結杆と、中央部が回転自
在に支持され,一端部が連結杆の下端部に連結された回
転体と、かぎ状に折曲された上端部が回転体の他端部に
固着され,下端から後方へ折曲された折曲部がハンドル
の閉方向への回転による回転体の回転により引掛体の下
方に位置する係止金具と、係止金具の折曲部に装着さ
,先端部が引掛体の後方に位置して引掛体に係止す
,上方に折曲して形成されたかぎ状の係止体とを備え
たものである。
【0011】従って、扉が閉塞された状態では、両開閉
杆が上,下枠体の内面にそれぞれ係止し、かつ、上方に
折曲して形成されたかぎ状の係止体の先端部が、引掛金
具の前端部から下方に突設された引掛体の後方に位置
し、本体内部で短絡等による事故が発生し、本体の内部
圧力が上昇し、扉に上昇した内部圧力が加わり、両開閉
杆が上,下の両枠体の内面から離脱した場合でも、係止
体が引掛体にかみ合って係止するため、扉の固定強度が
強化され、扉の開放が防止される。
【0012】
【発明の実施の形態】実施の1形態につき、扉を鎖線で
示した正面図の図1、図1の一部の切断右側面図を示し
た図2A、図1の他の一部の切断右側面図を示した図2
B、図2Bの一部の切断平面図を示した図2C、図2B
の他の一部の切断平面図を示した図2Dを参照して説明
する。それらの図において、図3と同一符号は同一もし
くは相当するものを示し、異なる点はつぎの点が付加さ
れている。
【0013】17は上端部がアーム10の一端部,即ち
左側はアーム10の左端部,右側はアーム10の右端部
に連結された連結杆、18は扉6の内面に固着された中
空の角柱状の取付体、19はガイドであり、上下方向の
取付片20と、基部が取付片20の中央部に固着された
水平方向のガイド片21と、ガイド片21の先端部に形
成された逆U字形の挿通孔22とからなり、挿通孔22
に連結杆17が遊挿されている。23は取付体18及び
取付片20を貫通したボルトであり、ナット24が螺合
し、取付体18に取付片20が取り付けられている。
【0014】25は取付体18の下部を内側から貫通し
たボルト、26は取付体18の外側からボルト25に締
着したナット、27は中央部をボルト25が貫通し,ボ
ルト25に回転自在に支持された回転体であり、一端部
が連結杆17の下端部に連結棒28により連結されてい
る。29は回転体27の外側においてボルト25に両側
から締着したナットであり、回転体27の両側にナット
26,29が位置し、回転体27を回転自在に支持して
いる。
【0015】30は中央部が上下方向の係止金具であ
り、上端部がかぎ状に折曲されて回転体27の他端部に
固着されている。31は係止金具30の下端から後方に
折曲して形成された折曲部、32は折曲部31に装着さ
れ,先端部が上方に折曲して形成されたかぎ状の係止体
である。
【0016】33は下側の枠体4の後方に設けられた支
持台、34は基部が支持台33に装着された前後方向の
引掛金具であり、前端部が支持台33より前方に突出し
ている。35は引掛金具34の前端部に下方に突設され
た引掛体であり、引掛体35の下方に係止金具30の折
曲部31が位置し、引掛体35の後方に係止体32が位
置している。
【0017】そして、図1の実線は両扉6が閉塞された
状態であり、両ハンドル8が閉位置に位置し、両開閉杆
12,13が上,下の両係止板5に係止し、係止片15
が引掛片16に係止し、図Bに示すように、両係止体
32が両引掛体35の後方に位置している。
【0018】つぎに、図1の実線の閉塞状態から両扉6
を開く場合、両ハンドル8をそれぞれ開方向に回転し、
両開閉杆12,13を上,下の両係止板5から離脱し、
係止片15を引掛片16から離脱する。
【0019】この時、連結杆17が下動し、左側の回転
体27が右回転して左側の係止体32が右回転し、右側
の回転体27が左回転して右側の係止体32が左回転
し、係止体32が引掛体35の位置から外れ、その状態
でハンドル8を手前に引いて扉6を開く。
【0020】つぎに、扉6を閉じる場合、両扉6を閉じ
た状態で、両ハンドル8をそれぞれ閉方向に回転し、
上,下開閉杆12,13を上,下の両係止板5に係止
し、係止片15を引掛片16に係止させる。
【0021】この時、両連結杆17が上動し、左側の回
転体27が左回転し、左側の係止体32が右回転して左
側の引掛体35の後方に位置し、右側の回転体27が右
回転し、右側の係止体32が左回転して右側の引掛体3
5の後方に位置する。
【0022】そして、本体2内部で短絡等による事故が
発生し、本体2の内部圧力が上昇し、両扉6に上昇した
内部圧力が加わり、両開閉杆12,13が上,下の両係
止板5から離脱しても、両係止体32が引掛体35に係
止するため、両扉6の固定強度が強化され、両扉6の開
放が防止される。なお、扉6の数は図示に限らず、1枚
又は複数枚であってもよい。
【0023】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているため、つぎに記載する効果を奏する。本発明のス
イッチギヤの扉開閉装置は、ハンドル8に連結されたア
ーム10の一端部に連結杆17の上端部を連結し、連結
杆17の下端部に,中央部が回転自在に支持された回転
体27の一端部を連結し、回転体27の他端部に,回転
体27の回転により下端から後方へ折曲された折曲部が
引掛体35の下方に位置する係止金具30を固着し、係
止金具30の折曲部に装着され,上方に折曲して形成さ
れたかぎ状の係止体32を、下方に突設された引掛金具
34の引掛体35の後方に位置するようにしたため、本
体2内部で短絡等による事故が発生し、本体2の内部圧
力が上昇し、扉6に上昇した内部圧力が加わり、両開閉
杆12,13が上,下の両枠体4の内面から離脱した場
合でも、係止体32を引掛体35に係止させることがで
き、扉6の固定強度を強化することができ、扉6の開放
を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の1形態の扉を鎖線で示した正面
図である。
【図2】Aは図1の一部の切断右側面図、Bは図1の他
の一部の切断右側面図、Cは図2Bの一部の切断平面
図、Dは図2Bの他の一部の切断平面図である。
【図3】Aは従来例の扉を鎖線で示した正面図、Bは図
3Aの一部の切断右側面図、Cは図3Bの一部の拡大図
である。
【符号の説明】
2 スイッチギヤ本体 3 開口部 4 枠体 6 扉 8 ハンドル 10 アーム 12 上開閉杆 13 下開閉杆 17 連結杆 27 回転体 30 係止金具 32 係止体 34 引掛金具 35 引掛体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H02B 1/30 H02B 1/28

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スイッチギヤ本体に形成された開口部
    と、 この開口部の上側及び下側に位置した枠体と、 前記開口部を開閉自在に閉塞する扉と、 この扉の外側に回転自在に設けられたハンドルと、 前記扉の内側に位置し,前記ハンドルの回転軸に中心部
    が連結されたアームと、 下端部が前記アームの一端部に連結され,前記ハンドル
    の閉位置において,上端部が上側の前記枠体の内面に係
    止する上開閉杆と、 上端部が前記アームの他端部に連結され,前記ハンドル
    の閉位置において,下端部が下側の前記枠体の内面に係
    止する下開閉杆とを備えたスイッチギヤの扉開閉装置に
    おいて、 前記下側の枠体の後方の支持台に基部が装着され,前端
    部が前記支持台より前方へ突出した引掛金具と、 この引掛金具の前端部から下方に突設された引掛体と、 上端部が前記アームの一端部に連結された連結杆と、 中央部が回転自在に支持され,一端部が前記連結杆の下
    端部に連結された回転体と、かぎ状に折曲された 上端部が前記回転体の他端部に固着
    され,下端から後方へ折曲された折曲部が前記ハンドル
    の閉方向への回転による前記回転体の回転により,前
    引掛体の下方に位置する係止金具と、 この係止金具の折曲部に装着され,先端部が前記引掛体
    の後方に位置して前記引掛体に係止する,上方に折曲し
    て形成されたかぎ状の係止体とを備えたスイッチギヤの
    扉開閉装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS549834U (ja) * 1977-06-24 1979-01-23
JPS6291502U (ja) * 1985-11-29 1987-06-11
JPS6363002U (ja) * 1986-10-13 1988-04-26

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