JP2889560B1 - 電気機器収納用箱 - Google Patents
電気機器収納用箱Info
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- JP2889560B1 JP2889560B1 JP9585198A JP9585198A JP2889560B1 JP 2889560 B1 JP2889560 B1 JP 2889560B1 JP 9585198 A JP9585198 A JP 9585198A JP 9585198 A JP9585198 A JP 9585198A JP 2889560 B1 JP2889560 B1 JP 2889560B1
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Abstract
磁シールドフィンガーが扉に同一強さで接圧を取ること
ができ、デザイン性にも優れる電気機器収納用箱を提供
する。 【解決手段】 箱本体1の両側に配置されたヒンジ金具
10を介して扉2を取り付ける。ヒンジ金具の箱本体1
側の部分は、先端にネジ部11を有するヒンジピン12
とこれを回転自在に支持する筒部13とからなる。ヒン
ジ金具の扉2側の部分は、ヒンジピン12の先端のネジ
部11が貫通できるロックプレート16からなる。この
ロックプレート16は、ナット7を締め付けたとき筒部
13に接触する位置にある。
Description
易に変更できるようにした電気機器収納用箱に関するも
のである。
開閉方向を容易に変更できるようにした電気機器収納用
箱は、従来から知られている。図8は代表的な従来例を
示す図であり、1は電気機器収納用箱の箱本体、2はそ
の扉である。これらの箱本体1と扉2とは左右両側のヒ
ンジ金具を介して連結されている。図8には示されてい
ないが、箱本体1の背面にも同一構造のヒンジ金具が設
けられている。
きる箱本体1側のヒンジピン4と、このヒンジピン4と
係合できる扉側のロックプレート5とから構成されてい
る。ヒンジピン4の先端にはネジ部6が形成されてお
り、ナット7によりロックプレート5を締めつけること
ができるようになっている。このため、片側のナット7
を緩めてヒンジピン4とロックプレート5との係合を解
けば、扉2は反対側のヒンジ金具のみによって箱本体1
に接続されることとなり、自由に開閉することができ
る。
箱は、片側のナット7を強く締め過ぎた場合には、箱本
体1と扉2との間に全周にわたって設けられたパッキン
や電磁シールドフィンガーに扉2が同一強さで接圧され
ず、シールド性能や防水防塵効果が低減したり、これら
を損傷するおそれがあった。また、ヒンジ金具が箱本体
1や扉2の外側に飛び出しているために外観が悪いとい
う問題もあった。
の問題点を解決し、扉の開閉方向を容易に変更すること
ができ、箱本体と扉との間に全周にわたって設けられた
パッキンや電磁シールドフィンガーが扉に同一強さで接
圧でき、シールド性能や防水防塵効果が低減したり、パ
ッキンや電磁シールドフィンガーが損傷されるおそれが
なく、デザイン性にも優れた電気機器収納用箱を提供す
るためになされたものである。
めになされた本発明の電気機器収納用箱は、箱本体にそ
の両側に配置されたヒンジ金具を介して扉を取り付けた
電気機器収納用箱であって、箱本体側のヒンジ金具は先
端にネジ部を有するヒンジピンとこのヒンジピンを支持
する筒部とからなり、扉側のヒンジ金具は前記ヒンジピ
ンの先端のネジ部が貫通でき、かつ貫通したネジ部にナ
ットを締め付けたとき前記筒部に接触するロックプレー
トからなるものであることを特徴とするものである。な
お、ヒンジピンはL字型とすることが好ましく、また箱
本体側のヒンジ金具を箱本体の水切り段部に設けておく
ことが好ましい。
側のロックプレートがヒンジピンの先端のネジ部にナッ
トを締め付けたとき、箱本体側のヒンジ金具の筒部に接
触するようになっているため、常にバランス良く最適の
締め付けを行うことができ、従来のようにパッキンや電
磁シールドフィンガーが同一強さで接圧されず、シール
ド性能や防水防塵効果が低減したり、これらを損傷する
ことがない。また箱本体側のヒンジ金具を箱本体の水切
り段部に設けておくことにより、外部への飛び出しのな
いデザイン性に優れた電気機器収納用箱とすることがで
きる。
態を示す。図1は本発明の電気機器収納用箱の斜視図で
あり、箱本体1と扉2とは左右両側に2個ずつ設けられ
たヒンジ金具10によって接続されている。
具10を示す図である。ヒンジ金具10の箱本体1側の
部分は、先端にネジ部11を有するヒンジピン12と、
このヒンジピン12を回転自在に支持する筒部13とか
らなる。筒部13は金属板をカールさせたものであり、
その下面は箱本体1の水切り段部14に溶接されてい
る。ヒンジピン12は図2に示すようにL字型のもの
で、その上端のネジ部11には六角孔付きファスナー等
のナット15が螺合されている。なお、この筒部13は
ヒンジピン12の水平部のみを支持しているため、ネジ
部11及びこれに螺合されたナット15は約90°回転
させることができる。このようなナット15の他にも、
六角ナット、蝶ナット等を用いることができるが、本実
施形態のようにしておけば、六角レンチ等の特殊な工具
がないと回転することができない。
これらのヒンジピン12の先端を貫通させることができ
るロックプレート16により形成されている。本発明の
大きな特徴は、このロックプレート16が箱本体1側の
ヒンジ金具と接近した位置にあり、ロックプレート16
を貫通したヒンジピン12の先端のネジ部11にナット
15を締め付けたとき、ロックプレート16が箱本体1
側のヒンジ金具の筒部13に接触する位置に設けられて
いることである。
は蝶番側も非蝶番側も同じであるが、ロックプレート1
6は図5に示すように、非蝶番側では外側が切り欠かれ
ている。このため、図7に示すようにナット15を少し
緩めれば、ヒンジピン12を外側に倒してロックプレー
ト16との係合を解除することができる。しかし蝶番側
のロックプレート16は図5に示すように切り欠きはな
く、図6に示すようにヒンジピン12は扉2と一体にの
み外側に倒すことができる。またロックプレート16
は、両側とも外側に切り欠きを設けたものでもよい。こ
のようにしたものは両側とも蝶番として使え、扉の開閉
方向の変更を容易にすることができる。
納用箱は、非蝶番側のヒンジ金具10のナット15を緩
めて図7のようにヒンジピン12を外側に倒し、ロック
プレート16との係合を解けば、反対側の蝶番側のヒン
ジ金具10を中心として扉2を開くことができる。また
扉2を閉じた後に非蝶番側のヒンジピン12を立てて図
7のようにロックプレート16に貫通させた状態とし、
ナット15を締めつければ、ロックプレート16は筒部
13との間でロックされ、扉2が固定される。
においては扉2側のロックプレート16の形状が異なる
だけであるから、扉2を180°回転させることにより
扉2の開き方向を左右いずれにも容易に変えることがで
きる。また、図1に示すようにロックキー17でナット
15を締めつける際にも、ロックプレート16が箱本体
1側の筒部13に接触する位置にあるから、従来のよう
に締め過ぎることがなく、常にバランス良く最適の締め
付けを行うことができる。
は、パッキンや電磁シールドフィンガーが扉に同一強さ
で接圧されず、シールド性能や防水防塵効果が低減した
り、これらを損傷するといった従来のような問題がな
い。また箱本体1側のヒンジ金具10を箱本体1の水切
り段部14に設けておくことにより、外部への飛び出し
のないすっきりとしたデザインとすることができる。
器収納用箱は扉の開閉方向を容易に変更することがで
き、パッキンや電磁シールドフィンガーが扉に同一強さ
で接圧することができ、シールド性能や防水防塵効果が
低減したり、これらを損傷するおそれがなく、デザイン
性にも優れる等の多くの利点を有するものである。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 箱本体にその両側に配置されたヒンジ金
具を介して扉を取り付けた電気機器収納用箱であって、
箱本体側のヒンジ金具は先端にネジ部を有するヒンジピ
ンとこのヒンジピンを支持する筒部とからなり、扉側の
ヒンジ金具は前記ヒンジピンの先端のネジ部が貫通で
き、かつ貫通したネジ部にナットを締め付けたとき前記
筒部に接触するロックプレートからなるものであること
を特徴とする電気機器収納用箱。 - 【請求項2】 ヒンジピンがL字型のものである請求項
1に記載の電気機器収納用箱。 - 【請求項3】 箱本体側のヒンジ金具を箱本体の水切り
段部に設けた請求項1に記載の電気機器収納用箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9585198A JP2889560B1 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 電気機器収納用箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9585198A JP2889560B1 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 電気機器収納用箱 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2889560B1 true JP2889560B1 (ja) | 1999-05-10 |
JPH11298164A JPH11298164A (ja) | 1999-10-29 |
Family
ID=14148884
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9585198A Expired - Fee Related JP2889560B1 (ja) | 1998-04-08 | 1998-04-08 | 電気機器収納用箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2889560B1 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4858873B2 (ja) * | 2007-05-07 | 2012-01-18 | Necライティング株式会社 | 筐体 |
JP2011054692A (ja) * | 2009-08-31 | 2011-03-17 | Toshiba Corp | 防水盤 |
WO2016017662A1 (ja) * | 2014-07-30 | 2016-02-04 | 岩崎工業株式会社 | 保存容器 |
-
1998
- 1998-04-08 JP JP9585198A patent/JP2889560B1/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH11298164A (ja) | 1999-10-29 |
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