JP2905197B1 - 扉の施錠装置 - Google Patents

扉の施錠装置

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JP2905197B1
JP2905197B1 JP18443098A JP18443098A JP2905197B1 JP 2905197 B1 JP2905197 B1 JP 2905197B1 JP 18443098 A JP18443098 A JP 18443098A JP 18443098 A JP18443098 A JP 18443098A JP 2905197 B1 JP2905197 B1 JP 2905197B1
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Abstract

【要約】 【課題】 本発明は扉への取付作業が円滑なうえ、長期
耐用でき、しかも、安価な扉の施錠装置を提供すること
を目的とするものである。 【解決手段】 ねじ筒部2の前端にキーハンドルのキー
を挿し込むキー差込孔3を形成した前板4を設けるとと
もに前板4の裏側に回動量規制溝5を形成した本体1
と、先方部に本体1のねじ筒部内に回動自在に嵌挿され
る頭部6aを形成し、中間部に鎖錠片取付用の角軸部7
を形成するとともに前記頭部6aの前端面にキーハンド
ルのキーが係合されるキー係止溝8と前記回動量規制溝
5に係合される突起9を形成したシャフト6とからな
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は配電盤、分電盤等の
電気機器収納用箱の扉の施錠とキーハンドルによる扉の
開閉を行う扉の施錠装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、電気機器収納用箱の施錠とキーハ
ンドルによる扉の開閉を行う施錠装置は種々知られてい
るが、図8に示されるように、シャフト30の頭部前端
面にキーハンドルのキー係止溝31を形成するととも
に、シャフト30の中間外周面にストッパ32を突出さ
せるとともに、ねじ筒部33にストッパ32をガイドす
る回動量規制用の切欠34を形成したものや、図9に示
されるように、シャフト30の頭部前端面にキーハンド
ルのキー係止溝31を形成するとともに、その外周面に
回動量規制用の切欠35を形成し、該切欠35にガイド
される突起36をねじ筒部33の前板37の裏側に形成
したものが知られている。しかし、図8に示されるもの
では、ねじ筒部33に1/3〜1/4周にわたり切欠3
4を形成しているため、シャフトとねじ筒部との係合す
る強度が小さいうえに、扉に取り付ける際、ねじ筒部3
3のねじ部にナットがはまり難く作業性が悪いという問
題があるうえに、ねじ筒部33内にシャフト30を装着
するCリング35と、ねじ筒部33の内周面に形成され
たCリング35係合用の係止溝との係止面積は切欠34
により少なくなり、開閉操作時に加わる力によって、C
リング35が変形して外れ、シャフト30の脱落を生じ
させるというおそれがあり、さらに、Cリング35を嵌
めるねじ筒部内周面の係止溝を切削加工する際、切欠3
4によりねじ筒部の一部が欠けているので、切削加工圧
により前記係止溝が偏心するおそれもあった。そして、
前記係止溝がねじ筒部33が偏心するとCリング35は
外れやすくなり、シャフト30の脱落を生じさせるおそ
れがあった。また、図9に示されるものでは、回動量規
制用の切欠35を形成することにより、シャフト30の
頭部の一部は肉薄となり、キーハンドルのキー係止溝3
1にキーハンドルを挿し込んで扉の開閉動作を行ったと
き、キーハンドルのキーによりキー係止溝31の当接面
が変形したり、破損するおそれがあり、キー係止溝31
の変形や破損により扉の開閉不良が発生するという問題
があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は扉への取付作
業が円滑なうえ、長期耐用でき、しかも、安価な扉の施
錠装置を提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は前述の目的を達
成するために、ねじ筒部の前端にキーハンドルのキーを
挿し込むキー差込孔を形成した前板を設けるとともに前
板の裏側に回動量規制溝を形成した本体と、先方部に本
体のねじ筒部内に回動自在に嵌挿される頭部を形成し、
該頭部の前端面にキーハンドルのキーが係合されるキー
係止溝と前記回動量規制溝に係合される突起を形成した
シャフトとからなる扉の施錠装置を請求項1の発明と
し、請求項1の発明において、キー係止溝が90度位相
をずらして2個所形成されている扉の施錠装置を請求項
2の発明としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】次に、本発明の好ましい実施の形
態を図1〜図5に基づいて詳細に説明する。図1におい
て、1は扉取付用のねじ筒部2と、ねじ筒部2の前端に
キーハンドルのキー差込孔3を形成した前板4を形成し
た本体であり、該本体1の前記前板4の裏側には回動量
規制溝5が形成されている。6はねじ筒部2内に頭部6
aが回動自在に嵌挿される鎖錠片取付用のシャフトであ
り、該シャフト6は基方部に鎖錠片固定用のナットを螺
挿するねじ部6bを形成し、中間部に鎖錠片取付用の角
軸部7を形成し、頭部6aの前端面にキーハンドルのキ
ー係止溝8を形成するとともに、頭部前端面に前記前板
4の回動量規制溝5に係合される突起9を形成したもの
である。
【0006】また、10は本体1の前面を覆う開閉自在
なキャップであり、該キャップ10は本体前面に形成さ
れた孔1aに挿入されてかしめられる軸ピン11により
本体1と回動自在に軸支される。12はキャップ10を
封印する封印ねじであり、該封印ねじ12はキャップ1
0のねじ孔10aに螺挿されて本体1の前面に形成され
た孔1bに先端が挿入されてキャップ10の回動を固定
するとともに、該封印ねじ12に設けた孔12aとキャ
ップ前面中央の抓みに形成された孔10bにワイヤを通
し、そのワイヤの結び目を鉛で封印することにより、扉
の開放されたことの有無を確認できるようにすることも
できる。13はシャフト6を本体1に装着するCリング
であり、該Cリング13は図2に示されるように、シャ
フト6の中間部後面側に位置してねじ筒部2の内面に形
成された係止溝2aに係合されて本体1にシャフト6を
抜け止めしている。14はシャフト6の中間外周面の凹
溝6cに取り付けられるOリングである。
【0007】このように構成されたものは、図示しない
電気機器収納用箱の取付孔に、シャフト6を装着した本
体1のねじ筒部2を挿通させて前板4を扉板に当接させ
たうえ、扉の内側より図5に示されるようなナットNを
ねじ筒部2に螺挿して扉板を前板4とナットN間に挟持
させて両者を扉に固定する。このナットNのねじ筒部2
への螺挿は切欠のないねじ筒部2により円滑に行われる
うえに、シャフト6と本体1との係合する強度を高める
ことができる。そして、シャフト6の角軸部7に鎖錠片
Rの角孔Hを嵌合させたうえ、ワッシャーWを介してナ
ットMをシャフト6のねじ部6bに螺挿して鎖錠片Rを
固定する。
【0008】このようにして扉に取り付けたうえ、本体
1の前板4に形成されたキー差込孔3からキーハンドル
Dのキーを挿し込み、キーをシャフト6のキー係止溝8
に係止させれば、キーハンドルDを回動させることによ
り、シャフト6は回動規制溝5の範囲内で回動すること
となる。このシャフト6の回動量は本体1の前板4の裏
側に形成された回動量規制溝5に係合される頭部6aの
突起9により規制されて約90度回動されることとな
る。シャフト6が約90度回動されることにより箱の開
口縁に係止されていた鎖錠片Rも約90度回動されて箱
の開口縁との係合を解くので、扉は開放されることとな
る。扉を閉じる場合は前記と逆の操作を行えば良いもの
である。また、このキーハンドルDの開放動作により、
突起9は回動量規制溝5に当たって回動量を規制される
が、回動量規制溝5は前板4の裏側に形成され、ねじ筒
部2により覆われているので、開閉動作時の力により回
動量規制溝5が変形したり破損したりすることはない、
しかも、突起9の高さを低くできるので突起9は折損し
難くなり、常時確実な開閉操作が長期間維持できること
となる。
【0009】また、図6、図7に示される他の好ましい
実施の形態は、シャフト6の頭部前端面に形成されるキ
ーハンドルのキー係止溝8を90度位相をずらして2個
所形成した点のみが前記実施の形態と異なり、他の構成
は同じため同一符号を付して詳しい説明は省略するが、
このキーハンドルのキー係止溝8を2個所形成すること
により、シャフト6の取付時、突起9が90度ずれるよ
うにして、本体1に配置することによりキーハンドルD
の回動方向が左右逆になる右開き用の扉と左開き用の扉
にも兼用できることとなる。
【0010】
【発明の効果】本発明は、前記説明により明らかなよう
に、本体の前板の裏側に回動量規制溝を形成し、シャフ
トの頭部前端面に前記回動量規制溝に係合される突起を
形成することにより、従来のようにねじ筒部に切欠を形
成する必要がないので、美観がよいうえに、扉への取付
時、ねじ筒部のねじ部にナットを円滑に螺挿でき作業性
を向上させることができる。しかも、従来のようにねじ
筒部に切欠がないので、Cリングは係止溝に確実に係止
され、開閉操作時にCリングが変形して係止溝から外
れ、シャフトが脱落することがないものである。さら
に、Cリングを嵌める係止溝をねじ筒部に切削加工する
際、ねじ筒部には切欠がないので切削加工圧により係止
溝が偏心することがないのいで、Cリングは確実に係合
され、不用意に外れることはなくシャフトが脱落するこ
とない。また、従来のようにシャフトの頭部の一部が回
動量規制用の切欠により肉薄になることがないので、扉
の開閉動作時、キーハンドルが強くキー係止溝の当接面
と当たってもキー係止溝が変形したり破損して、開閉に
不都合を生じることはない。しかも、シャフトの頭部前
端面と前板の裏側に突起と回動量規制溝を形成するもの
としているため、突起の高さを低くでき折損を防止でき
る。さらに、キー係止溝を頭部に2個所形成したものと
すれば、構成を変更することなく右開き用の扉と左開き
用の扉に兼用することができ、管理が容易になるうえに
量産効果を大幅に向上させコストダウンを図ることがで
きる等種々の利点を有するものである。従って、本発明
は従来の問題点を解消した扉の施錠装置として業界の発
展に寄与するところ極めて大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の好ましい実施の形態を示す分解斜視図
である。
【図2】本発明の好ましい実施の形態を示す断面図であ
る。
【図3】本発明の好ましい実施の形態の軸の正面図であ
る。
【図4】本発明の好ましい実施の形態の本体の背面図で
ある。
【図5】本発明の好ましい実施の形態の扉への取付状態
を示す分解斜視図である。
【図6】本発明の他の好ましい実施の形態を示す分解斜
視図である。
【図7】本発明の他の好ましい実施の形態の軸の正面図
である。
【図8】従来例を示す分解斜視図である。
【図9】他の従来例を示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ねじ筒部 3 キー差込孔 4 前板 5 回動量規制溝 6 シャフト 6a 頭部 7 角軸部 8 キー係止溝 9 突起

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ねじ筒部(2) の前端にキーハンドルのキ
    ーを挿し込むキー差込孔(3) を形成した前板(4) を設け
    るとともに該前板(4) の裏側に回動量規制溝(5) を形成
    した本体(1) と、先方部に本体(1) のねじ筒部内に回動
    自在に嵌挿される頭部(6a)を形成し、該頭部(6a)の前端
    面にキーハンドルのキーが係合されるキー係止溝(8) と
    前記回動量規制溝(5) に係合される突起(9) を形成した
    シャフト(6) とからなることを特徴とする扉の施錠装
    置。
  2. 【請求項2】 キー係止溝(8) が90度位相をずらして
    2個所形成されている請求項1に記載の扉の施錠装置。
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