JP2593290B2 - シリンダ錠 - Google Patents

シリンダ錠

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JP2593290B2
JP2593290B2 JP6199716A JP19971694A JP2593290B2 JP 2593290 B2 JP2593290 B2 JP 2593290B2 JP 6199716 A JP6199716 A JP 6199716A JP 19971694 A JP19971694 A JP 19971694A JP 2593290 B2 JP2593290 B2 JP 2593290B2
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忠芳 中村
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば電気機器収納箱
の扉鎖錠装置のラッチ、ハンドルなどに用いられるシリ
ンダ錠の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】シリンダ錠は、図4に示すように鍵挿入
時に内筒31が外筒32から抜け出ることを防止するた
め、内筒31の外周面にスプリングの弾発下に突設させ
た抜け止めタンブラー33を、外筒32の内周面に設け
た係合凹部34に係止させた構造となっている。そして
例えば組み立て途中に錠装置の本体にキズが付いた等の
組み付け上の都合によりシリンダ錠の組み替えの必要が
生じた場合には、図4、図5に示すように外筒32の側
面に設けた貫通孔35からピン36を挿入し、抜け止め
タンブラー33を内筒31内に押し込むことにより抜け
止めタンブラー33と係合凹部34との係止を解除し、
鍵37を差し込んで内筒31を引き抜いていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
作業は煩雑であるうえに、組み付け後に防水のために外
筒32の貫通孔35をピンやパテなどで塞ぐ作業を全数
に対して行う必要があり、多くの手数を必要とする欠点
があった。本発明はこのような従来の問題点を解決し
て、外筒に防水性を低下させるおそれのある貫通孔を設
ける必要がなく、しかも組み替え作業を容易に行えるよ
うにしたシリンダ錠を提供するためになされたものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、内筒の外周面
にスプリングの弾発下に突設した抜け止めタンブラー
を、外筒に設けた凹部に嵌合させてなるシリンダ錠にお
いて、該抜け止めタンブラーに内筒の鍵孔から挿入され
二股状のピンの先端を係合することにより該抜け止め
タンブラーを内筒内に引き込むためのピン係合孔を設け
たことを特徴とするものである。
【0005】
【作用】このようなシリンダ錠は、従来のものと同様に
使用することができるものであるが、組み替えの必要が
生じた場合には、鍵孔から一方の先端を直状部とすると
ともに他方の先端を鉤状部とした二股状のピンを挿入
し、直状部を抜け止めタンブラーのピン係合孔に係合さ
せるとともに鉤状部を内筒のタンブラー係合切欠部に係
止させる。そしてピンの先端を狭め、抜け止めタンブラ
ーをバネの弾発力に抗して内筒内に引き込んで外筒の凹
部との嵌合を解除しながらピンを上方へ引き上げれば、
鉤状部にタンブラー係合切欠部を係止されている内筒を
外筒から取り外すことができる。
【0006】
【実施例】次に、本発明の実施例を図1〜図3を参照し
つつより詳細に説明する。1は外筒、2は外筒1に嵌合
した内筒であり、内筒2には外筒1の内面に設けた係合
部3に嵌合する複数枚のディスクタンブラー4が設けら
れている。この各ディスクタンブラー4は常時はスプリ
ングにより内筒2に設けたディスクタンブラー保持用の
切欠部5から突出して前記係合部3に嵌合されている。
このため内筒2の回動は阻止され、内筒2に設けたロッ
ク機構を施錠状態としておくことができるものである
が、鍵孔6から鍵を挿入することによってのみ開錠する
ことができる。
【0007】7は内筒2の端部付近に設けられた抜け止
めタンブラーである。この抜け止めタンブラー7は図3
に示すような形状のもので、スプリング9の弾発作用に
より内筒2の周面に形成した切欠部8から突設してい
る。そしてこの抜け止めタンブラー7は外筒1の内周面
に設けた凹部10に嵌合し、内筒2が外筒1から抜け出
るのを防止するものである。上記の構成は従来品と同様
であるが、本発明においてはこの抜け止めタンブラー7
にピン係合孔11を設けてある。該ピン係合孔11は鍵
孔6に臨む位置に設けられており、鍵孔6から挿入した
二股状のピン20の先端を係合させることができるよう
になっている。
【0008】なお、12は前記鍵孔6を閉塞するため鍵
孔6の前面にバネの弾発下にスライド自在に取り付けた
鍵蓋であり、該鍵蓋12は鍵孔6の側方に設けた凹弧部
13に臨んだ鍵蓋12の側端を鍵の先端で側方に押圧し
て鍵孔6を開口させ、鍵を挿通するものである。
【0009】このように構成されたものは、電気機器収
納箱の扉に取り付けた鎖錠装置の本体に外筒1を取付け
て使用するものであるが、内筒2の周面にスプリング9
の弾発下に突設した抜け止めタンブラー7が外筒1の内
周面に設けた凹部10に嵌合しているので、常時は内筒
2が外筒1から抜けることがない。
【0010】しかし組み替え等の必要が生じた場合に
は、図1、図2に示すように一方の先端を鉤状に形成し
た二股状のピン20を鍵孔6から挿入し、まず鉤状の先
端を内筒2のディスクタンブラー出没用の係合切欠部2
aに係止させ、次に他端を抜け止めタンブラー7のピン
係合孔11に係合させる。そして二股状のピン20の先
端を操作して抜け止めタンブラー7をスプリング9の弾
発力に抗して内筒2内に引き込み、外筒1の凹部10と
の嵌合を解除する。そして二股状のピン20を上方へ引
き上げれば、鉤状の先端が内筒2の係合切欠部2aに係
止されているので内筒2を外筒1から抜き取ることがで
きる。
【0011】
【発明の効果】本発明は前記説明によって明らかなよう
に、抜け止めタンブラーのピン係合孔に鍵孔から挿入し
二股状のピンの先端を係合させて抜け止めタンブラー
を内筒内に引き込むことにより、組み替え作業を容易に
行えることができる。また、従来のように外筒に抜け止
めタンブラー解除用の貫通孔を設ける必要がなく、この
貫通孔を塞ぐ手数も必要がないうえ、防水効果も高い利
点がある。従って、本発明は従来のシリンダ錠の問題点
を解決したものとして産業の発展に寄与するところは大
きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す断面図である
【図2】実施例の内筒を示す斜視図である
【図3】実施例の抜け止めタンブラーを示す平面図であ
【図4】従来例を示す断面図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 外筒 2 内筒 6 鍵孔 7 抜け止めタンブラー 9 スプリング 10 凹部 11 ピン係合孔20 二股状のピン

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 内筒(2) の外周面にスプリング(9) の弾
    発下に突設した抜け止めタンブラー(7) を、外筒(1) に
    設けた凹部(10)に嵌合させてなるシリンダ錠において、
    該抜け止めタンブラー(7) に内筒(2) の鍵孔(6) から挿
    入される二股状のピンの先端を係合することにより該抜
    け止めタンブラー(7) を内筒(2) 内に引き込むための
    ン係合孔(11)を設けたことを特徴とするシリンダ錠。
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JP2002201827A (ja) * 2000-12-28 2002-07-19 Itsuwa Kogyo Kk 抜け止め部材によるシリンダー抜け止め機能を付加したシリンダー錠
JP2012188878A (ja) * 2011-03-11 2012-10-04 Honda Access Corp U字ロック装置

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JPS56869U (ja) * 1979-06-15 1981-01-07
JP2591033Y2 (ja) * 1993-01-21 1999-02-24 美和ロック株式会社 シリンダー錠

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