JP2521046Y2 - 電気錠 - Google Patents

電気錠

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JP2521046Y2
JP2521046Y2 JP1992065096U JP6509692U JP2521046Y2 JP 2521046 Y2 JP2521046 Y2 JP 2521046Y2 JP 1992065096 U JP1992065096 U JP 1992065096U JP 6509692 U JP6509692 U JP 6509692U JP 2521046 Y2 JP2521046 Y2 JP 2521046Y2
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lock
electric lock
cam
solenoid
release lever
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JP1992065096U
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Inventor
村 俊 雄 峯
Original Assignee
株式会社サンポウロック
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、住宅、会社等の各種施
設のロッカー扉等に使用される電気錠に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、電気錠は、施錠、解錠状態を示
す為に発光ダイオード(LED)が設けられていると共
に、マニュアル操作により解錠するための錠前が取り付
けられたものが存在した。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】上述した従来の電気錠
は、使用する扉の框の深さによりこれに合った電気錠を
用意しなければならなかった。これは、複数種類の錠前
を用意しなければならず在庫管理の上からも非常に無駄
の多いものであった。
【0004】本考案の目的は、上述した従来の欠点に鑑
みなされたもので一個の錠前で種々の寸法の框に対応す
ることができる電気錠を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本考案に係る電気錠は、
施錠、解錠をするプランジャーを操作するソレノイドを
備えた電気錠において、前記ソレノイドのプランジャー
により駆動されるスライドカムと、錠前本体の長手方向
に対して直行配置されたピンにより回動自在に支持され
たロックカムと、前記ソレノイドによらずスライドカム
を後退させる解除レバーと、該解除レバーを作動する非
常用錠前を取り付け部材上に有すると共に前記錠前本体
に対する取り付け部材の取り付け位置を変更できる構成
としたものである。
【0006】
【作用】このように、本考案に係る電気錠によれば、一
個の電気錠で種々の寸法の框深さに対 応することがで
きる。
【0007】
【実施例】以下、添付図面に従って本考案の一実施例を
説明する。電気錠10は、図外の操作釦等によりプラン
ジャー11を操作するソレノイド12を備えており、前
記ソレノイド12のプランジャー11により駆動される
スライドカム13と、錠前本体の長手方向に対して直行
配置されたピン14により回動自在に支持されたロック
カム15と、ソレノイドによらずスライドカム13を後
退させる解除レバー16と、ロックカム15の施錠、解
錠状態を表示する発光ダイオード17を有している。
【0008】ここで、円柱状のプランジャー11は、先
端に切欠き溝11aを有しており、この切欠き溝11a
にスライドカム13がピンで係止されている。また、プ
ランジャーは、コイルスプリング20により突出する方
向へ付勢されている。
【0009】スライドカム13は、図6〜8に示す如く
ピン穴13aと、ガイド突起13bと、解除レバー16
の当接する先端突起13cが形成されている。また、両
側に案内突起13d,13dが形成され、錠前本体に形
成された長穴18内を移動する。
【0010】解除レバー16は、図9に拡大して示す如
く、錠前本体から突出する頭部16aと、スライドカム
13の先端突起13cに当接する斜面部16bとコイル
スプリング21が挿入された細幅部16cとが形成され
ており、前記コイルスプリング21で頭部16aが錠前
本体から突出する方向へ付勢されている。
【0011】ロックカム15は、図外のフック19と係
合する凹溝15aとピン穴15bとスライドカム13と
係合する係合溝15cとが形成され、2枚の板状部材が
連絡部材15dを介して平行に一体構成されている。ま
た、捩りバネ22の一端を係止する為の係止穴15eが
穿設されている(図4,5参照)。
【0012】非常用錠前23は、取り付け部材24を介
して錠前本体にビス等で着脱自在に固定されていいる。
非常用錠前23の内筒23aの後端には、2本の平行ピ
ン23bが突設されている(図11参照)。この平行ピ
ン23bは、対向配置された作動片25の凹部25aに
係合している。したがって、非常用錠前23の内筒23
aが矢印A方向に回転すると、作動片25は矢印B方向
に移動する。
【0013】取り付け部材24は、図10に示すように
基端部24aに解除レバー16の頭部の突出する穴24
aが複数穿設されると共に、ビス穴24bも複数穿設さ
れている。このビス穴24bを適宜選択する事により、
取り付け部材24に取り付けられた非常用錠前23の位
置を変更することが出来る。これにより、種々の框寸法
に適合する事ができる。
【0014】以上のように構成された電気錠の取り付け
方法について説明する。先ず、電気錠を取り付ける框の
寸法に合わせて、取り付け部材24を錠前本体の所定位
置にビス等で固定する。そして、取り付け部材24の対
応した穴24aからは、解除レバー16の頭部が突出
し、作動片25と対向する。図13は、非常用錠前23
が最大に突出した状態を示す。つまり、框の寸法が深い
場合に使用する。図14は、非常用錠前23が最大限後
退した状態を示すものであり、框の寸法が浅い場合に適
用する。
【0015】この様に構成した電気錠を手動で解錠する
場合は、非常用錠前23にキーを差込み回転すると、内
筒23aが回転すると共に平行ピン23bが一体的に回
動して、作動片25を押し下げる。作動片25が降下す
ると、解除レバー16が押し下げられ、ロックカム15
が回動する。ロックカム15が回動すると、フック19
が解放され電気錠が解錠される。
【0016】次に、普通の施錠動作について説明する
と、図1に示す如くフック19が矢印C方向から進入し
て来ると、二点鎖線で示す位置にあったロックカム15
は、ピン14を中心として回転し、実線で示す位置とな
る。ロックカム15の係合端15cは、一旦後退したス
ライドカム13の先端で係止されている。したがって、
フック19は、係合凹溝15aと錠前本体の凹部10a
に係止され、ロックされる。
【0017】電気的に解錠する場合は、図外の操作釦等
によりソレノイド12に通電する。ソレノイド12が通
電されると、プランジャー11がコイルスプリング20
に抗して後退し、スライドカム13を同時に後退させ
る。スライドカム13が後退すると、ロックカム15の
係合端15cから外れ、捩りバネ22のバネ力により二
点鎖線で示す位置へ移動する。
【0018】更に、発光ダイオード17は、ロックカム
15の作動片15fによりon−offされる、図外の
スイッチにより点灯、或いは消灯される。尚、本考案は
以上の実施例にのみ限ることなく本考案の技術範囲内に
おいて種々の設計変更が可能である。
【0019】
【考案の効果】以上説明したように、本考案に係る電気
錠によれば、施錠、解錠をするプランジャーを操作する
ソレノイドを備えた電気錠において、前記ソレノイドの
プランジャーにより駆動されるスライドカムと、錠前本
体の長手方向に対して直行配置されたピンにより回動自
在に支持されたロックカムと、前記ソレノイドによらず
スライドカムを後退させる解除レバーと、該解除レバー
を作動する非常用錠前を取り付け部材上に有すると共に
前記錠前本体に対する取り付け部材の取り付け位置を変
更できる構成としたので、この取り付け部材の錠前本体
への取り付け位置を変更することにより、一個の電気錠
で種々の寸法の框に対応することのできる。したがっ
て、在庫管理の上からも極めて優れた効果を奏すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例である電気錠の全体構造を示
す拡大側面図である。
【図2】同電気錠の全体外観を示す平面図である。
【図3】同電気錠の全体外観を示す正面図である。
【図4】本考案の電気錠に使用するロックカムを示す拡
大平面図である。
【図5】本考案の電気錠に使用するロックカムを示す拡
大左側面図である。
【図6】本考案の電気錠に使用するスライドカムを示す
平面図である。
【図7】本考案の電気錠に使用するスライドカムを示す
左側面図である。
【図8】本考案の電気錠に使用するスライドカムを示す
正面図である。
【図9】本考案の電気錠に使用する解除レバーを示す平
面図である。
【図10】本考案の電気錠に使用する取り付け部材を示
す平面図である。
【図11】本考案の電気錠に使用する非常用錠前の要部
を示す背面図である。
【図12】本考案の電気錠に使用する作動片の要部を示
す端面図である。
【図13】本願考案の電気錠の使用状態を示す側面図で
ある。
【図14】本願考案の電気錠の使用状態を示す側面図で
ある。
【符号の説明】
10 電気錠 11 プランジャー 11a 切欠き溝 12 ソレノイド 13 スライドカム 13a ピン穴 13b ガイド突起 13c 先端突起 13d 案内突起 14 ピン 15 ロックカム 15a 凹溝 15b ピン穴 15c 係合溝 15d 連絡部材 15e 係止穴 15f 作動片 16 解除レバー 17 発光ダイオード 18 長穴 19 フック 20 コイルスプリング 21 コイルスプリング 22 捩りバネ 23 非常用錠前 24 取り付け部材 25 作動片

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 施錠、解錠をするプランジャーを操作す
    るソレノイドを備えた電気錠において、前記ソレノイド
    のプランジャーにより駆動されるスライドカムと、錠前
    本体の長手方向に対して直行配置されたピンにより回動
    自在に支持されたロックカムと、前記ソレノイドによら
    ずスライドカムを後退させる解除レバーと、該解除レバ
    ーを作動する非常用錠前を取り付け部材上に有すると共
    に前記錠前本体に対する取り付け部材の取り付け位置を
    変更できる構成としたことを特徴とする電気錠。
JP1992065096U 1992-08-26 1992-08-26 電気錠 Expired - Lifetime JP2521046Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6019879Y2 (ja) * 1977-09-27 1985-06-14 株式会社糸井製作所 引き出し付収納庫
JPS5930472U (ja) * 1982-08-20 1984-02-25 国産金属工業株式会社 錠装置
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