JPH0344944Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0344944Y2
JPH0344944Y2 JP19604386U JP19604386U JPH0344944Y2 JP H0344944 Y2 JPH0344944 Y2 JP H0344944Y2 JP 19604386 U JP19604386 U JP 19604386U JP 19604386 U JP19604386 U JP 19604386U JP H0344944 Y2 JPH0344944 Y2 JP H0344944Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lock
locking piece
pusher
hole
receiving member
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP19604386U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63101659U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP19604386U priority Critical patent/JPH0344944Y2/ja
Publication of JPS63101659U publication Critical patent/JPS63101659U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0344944Y2 publication Critical patent/JPH0344944Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Casings For Electric Apparatus (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、ホテルやビル等の各室のキー、その
他任意のものを収納する保管庫等に使用する電気
錠に関する。
(従来の技術、考案が解決しようとする問題点) この種の保管庫等に使用する錠としては、一般
的に、キーにより施解錠する錠が使用されてい
る。この従来例の錠は、キーを抜き差しするシリ
ンダーなどの構成部品を必要とするため、錠自体
が大きくならざるを得ず、そのため、保管庫等の
側壁等に取着する場合に、その取付スペースが広
くなる欠点があつた。また、電気錠でないため、
電気的に施解錠の制御ができないし、ランプやブ
ザー等の警報手段により施解錠状態を電気的に表
示することができないなどの欠点があつた。
本考案は、上記問題点をも解消した電気錠を提
供しようとするものである。
(問題点を解決するための手段) 本考案は、上記問題点を解決する手段として、
錠ケースより突出方向に付勢した施錠片と、施錠
片を常時は没入状態に保持する係止部を有するプ
ツシヤーと、プツシヤーを受部材により後退する
ことにより、施錠片に対する前記プツシヤーの係
止部の係合を解除して突出させ該施錠片を受部材
に係合したときに、その係合状態を保持するロツ
ク保持機構と、ロツク保持機構を電気的に作動す
ることによりその係合状態を解除し、かつ錠ケー
スに内装した電気駆動源とを備えてなるものであ
る。
(実施例) 本考案の一実施例を第1図ないし第7図に基づ
いて以下に説明する。
第6図において、Aは保管庫で、この保管庫A
の各収納室Bの内側壁には本考案に係る電気錠C
が取り付けられている。Dは扉などの閉鎖体で、
この閉鎖体Dの内側壁には受孔10を形成した受
部材Eが取り付けられている。前記閉鎖体Dを閉
鎖することにより、受部材Eを介して電気錠Cに
設けたプツシヤー40を後退摺動し、没入状態の
L字状の施錠片30の一辺を突出して受部材Eの
受孔10に交差状に係入して施錠する一方、電気
駆動源60の駆動により施錠片30を没入して受
孔10との係合を解除して解錠するものである。
これを以下に詳しく説明する。
前記電気錠Cは、大別すると、錠ケース1と、
錠ケース1を被蓋する錠ケース蓋20と、錠ケー
ス1内に出没自在に枢着した施錠片30と、施錠
片30を常時は没入状態に保持する係止部41を
有するプツシヤー40と、プツシヤー40を受部
材Eにより後退することにより、施錠片30に対
する前記プツシヤー40の係止部41の係合を解
除して突出させ該施錠片30を受部材Eに係合し
たときは、その係合状態を保持するロツク保持機
構50と、ロツク保持機構50を電気的に作動す
ることによりその係合状態を解除し、かつ錠ケー
ス1に内装した電気駆動源60と、前記施錠片3
0及びプツシヤー40を被蓋するカバー70とか
らなつている。
錠ケース1は、奥側に外向き鍔部2を形成した
断面がL字状の板1対を、所定間隔を置いて平板
状の錠ケース蓋20にビス3などで固定してい
る。この錠ケース1の略中央部には仕切壁4を固
定して、前部収納室5と後部収納室6とに二分割
している。
前部収納室5には、略L字状に形成した施錠片
30と、電気駆動源60であるソレノイドのプラ
ンジヤー61と、ロツク保持機構50の構成要素
ともなるロツク板51とを内装している。すなわ
ち、施錠片30は、その二股状の脚部31,31
を錠ケース1の上下両側壁に枢軸32で枢着して
いるとともに、L字状の施錠片本体33を錠ケー
ス蓋20に形成した施錠片出入孔21より常時は
施錠片バネ34で突出方向に付勢している。前記
プランジヤー61はプランジヤーバネ62で施錠
片30の施錠片本体33の水平部に接続してお
り、該プランジヤー61はプランジヤーバネ62
の圧縮力により常時は前方に引つ張られている。
前記ロツク板51は、前記施錠片本体33の水
平部及びプランジヤー61と錠ケース蓋20との
間に、前後方向に摺動自在に介装されている。こ
のロツク板51は適宜形状となし得るが、この実
施例では第5図に示している如く、左側面から見
て、施錠片本体33の裏側に形成した係入孔35
に係入する係入突部52を前端中央部に突設する
とともに、錠ケース1の両外向き鍔部2,2の前
部に切り欠いた切り欠き部7,7を摺動する前後
1対の突片8,9を前後両端近くに形成し、前記
係入突部52より後方位置には錠ケース蓋20の
ガイド孔22に係入されて、ロツク板51の摺動
範囲を規制するガイド軸53が突設され、上端縁
には係止片54を折り曲げ、この係止片54を施
錠時に施錠片30の施錠片本体33後部と係合し
て、施錠片30の没入方向への移動を阻止し、さ
らに後部には、平面で見て左前方に傾斜部55a
を有する略台形状の貫通孔55を穿ち、この貫通
孔55と錠ケース蓋20に穿つたガイド孔23と
に、前記ソレノイド60のプランジヤー61に取
着したロツクピン56を挿通し、施錠時にはロツ
クピン56がガイド孔23の曲がり孔状の係合部
24に係合されるとともに、ロツク板51の貫通
孔55の傾斜部55aが、同ロツクピン56を前
記係合部24との間で挾持するようにしているた
め、プランジヤー61の後退によらない限り、ロ
ツク板51の後退が阻止され、破錠行為者による
解錠を防止するようにしてある。なお、前述のロ
ツク板51の貫通孔55および係止片54、錠ケ
ース蓋20のガイド孔23、プランジヤー61に
取着したロツクピン56は、ロツク保持機構50
を形成している。
前記プツシヤー40は、第5図に示されている
如く、平面から見て、外周縁に折曲部42を周設
するとともに、該折曲部42の両側下部の前後部
にスライド脚部43,43を突設し、その平面部
を開口した枠状に形成してある。錠ケース蓋20
の前部に突設したバネ受軸25と、前記プツシヤ
ー40の後端部に形成したバネ受44間にプラン
ジヤーバネ45を取着し、前記スライド脚43が
錠ケース蓋20のガイド孔26に係合されて、常
時は前記プランジヤーバネ45によりプツシヤー
40を前進方向に付勢しており、施錠時にはその
プツシヤー40の係止部41が施錠片30の施錠
片本体33裏面に当接し、解錠時には前記ロツク
保持機構50が解除されることにより、プツシヤ
ー40の係止部41が施錠片本体33を押圧係止
して該施錠片本体33を前部収納室5に没入する
と同時に、プツシヤー40自体は前進して解錠状
態を保持する。前記解錠状態において、プツシヤ
ー40の全面を、相手方の閉鎖体に設けた受部材
Eにより後退することにより、施錠片30に対す
るプツシヤー40の係止部41の係合を解除して
該施錠片30を受部材Eの受孔10に係合して施
錠するとともに、その施錠状態は前述のロツク保
持機構50で保持する。一方、電気駆動源である
ソレノイド60に通電すると、プランジヤー61
が後退して前記ロツク保持機構50の係合状態が
解除され、施錠片30の施錠片本体33は錠ケー
ス1内に没入して解錠される。なお、63,64
は錠ケース蓋20にビス65等で取着した施解錠
スイツチと扉開閉スイツチである。それらの電気
回路は第7図に示す通りである。
前記施錠片30およびプツシヤー40の外方に
はカバー70を被蓋するとともに、しかもこのカ
バー70の先端内壁には内向き突出部71を突設
してある。このような構成により、第7図示の如
く、錠ケース1を保管庫Aの側壁内にビス等で固
定することができるとともに、このカバー70が
あるため施錠片30に対する破壊から保護するこ
とができ、さらに内向き突出部71が形成してあ
るために、受部材Eを曲げて破錠しようとして
も、この内向き突出部71に受部材Eが当たつて
受部材Eを開放して解錠することを防止する。7
2は保管庫取付用穴である。
(実施例の作用) 上記実施例の作用を以下に説明する。
(イ) 解錠状態の場合 第3図は、閉鎖体Dを開いているときの解錠状
態を示す。この場合、前述したように、プツシヤ
ー40は最前部に摺動されて、その係止部41が
施錠片30の施錠片本体33を錠ケース1内へ没
入させている。このとき、ロツク保持機構50は
いずれも係合状態が解除されている。つまり、ロ
ツク板51の係止片54は施錠片本体33と、ま
たロツクピン56は錠ケース蓋20のガイド孔2
3の係合部24と、ロツク板51の係入突部52
は施錠片本体33の係入孔35と、それぞれ係合
解除している。
(ロ) 施錠状態の場合 第3図の状態で閉鎖体Dを閉めて、その受部材
Eをプツシヤー40前面に当ててプツシヤーバネ
45の弾発力に抗しながら後退して行くと、受部
材Eの受孔10に施錠片30の施錠片本体33が
係入し、第1図示の如く施錠状態となる。このと
き、ロツク保持機構50のいずれも、前記(イ)とは
逆に係合されている。従つて、プランジヤー61
を介してロツク保持機構50の係合を解除しない
限り解錠されない。
(ハ) 施錠状態から解錠する場合 第1図の施錠状態から第3図の如く解錠するに
は、電気駆動源であるソレノイド60に通電して
プランジヤー61を後退して、前記ロツク保持機
構50の係合状態をいずれも解除すればよい。こ
のとき、プツシヤー40のプツシヤーバネ45の
弾発力により、受部材Eの受孔10は施錠片30
との係合を自動的に解錠し、閉鎖体Dの開放を許
容する。
(考案の効果) 本考案は、錠ケースより突出方向に付勢した施
錠片と、施錠片を常時は没入状態に保持する係止
部を有するプツシヤーと、プツシヤーを受部材に
より後退することにより、施錠片に対する前記プ
ツシヤーの係止部の係合を解除して突出させ該施
錠片を受部材に係合したときに、その係合状態を
保持するロツク保持機構と、ロツク保持機構を電
気的に作動することによりその係合状態を解除
し、かつ錠ケースに内装した電気駆動源とを備え
てなることから、次ぎのような効果を有する。
すなわち、(1)施錠片を収納する錠ケースの横幅
が小さくできて、小形の電気錠が提供できるだけ
でなく、錠ケース部分を埋め込むための保管庫の
側壁の肉厚を薄くできる。
(2)錠ケースに施錠片を収納するだけでなく、電
気駆動源も収納しているから、保管庫に取り付け
し易い。
【図面の簡単な説明】
図はいずれも本考案の一実施例を示し、第1図
は施錠状態の水平断面図、第2図は第1図の左側
面から見た正面図、第3図は解錠状態の水平断面
図、第4図は第1図の受部材を取り外した場合の
平面図、第5図は分解斜視図、第6図は本考案の
電気錠を保管庫に取り付けた場合の斜視図、第7
図は電気回路図である。 1……錠ケース、10……受孔、20……錠ケ
ース蓋、23……ガイド孔、24……係合部、3
0……施錠片、33……施錠片本体、34……施
錠片バネ、40……プツシヤー、41……係止
部、45……プツシヤーバネ、50……ロツク保
持機構、51……ロツク板、52……係入突部、
54……係止片、55……貫通孔、55a……傾
斜部、56……ロツクピン、60……電気駆動源
(ソレノイド)、61……プランジヤー、62……
プランジヤーバネ、70……カバー、71……内
向き突出部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 錠ケースより突出方向に付勢した施錠片と、
    施錠片を常時は没入状態に保持する係止部を有
    するプツシヤーと、プツシヤーを受部材により
    後退することにより、施錠片に対する前記プツ
    シヤーの係止部の係合を解除して突出させ該施
    錠片を受部材に係合したときに、その係合状態
    を保持するロツク保持機構と、ロツク保持機構
    を電気的に作動することによりその係合状態を
    解除し、かつ錠ケースに内装した電気駆動源と
    を備えてなることを特徴とする電気錠。 (2) 前記電気駆動源はソレノイドを用いる一方、
    前記ロツク保持機構は一端を施錠片に結合し他
    端に貫通孔を形成したロツク板と、錠ケース蓋
    に穿つたガイド孔と、このガイド孔とロツク板
    の貫通孔に挿通するソレノイドのプランジヤー
    に取着したロツクピンとからなり、施錠時には
    ロツクピンがガイド孔の係合部に係合するよう
    に構成してある実用新案登録請求の範囲第(1)項
    記載の電気錠。 (3) 施錠片はL字状に形成し、このL字状の一辺
    を受部材の受孔に交差して係入するようにして
    ある実用新案登録請求の範囲第(1)項または第(2)
    項記載の電気錠。 (4) 前記施錠片及びプツシヤーの外方にはカバー
    を被蓋するとともに、該カバーの先端内壁には
    内向き突出部を突設してある実用新案登録請求
    の範囲第(1)項ないし第(3)項のいずれかに記載の
    電気錠。
JP19604386U 1986-12-19 1986-12-19 Expired JPH0344944Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19604386U JPH0344944Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP19604386U JPH0344944Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63101659U JPS63101659U (ja) 1988-07-01
JPH0344944Y2 true JPH0344944Y2 (ja) 1991-09-20

Family

ID=31154493

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP19604386U Expired JPH0344944Y2 (ja) 1986-12-19 1986-12-19

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0344944Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63101659U (ja) 1988-07-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5033282A (en) Self-locking electronic lock
JP2006504018A (ja) 自己ラッチ装置
US4306431A (en) Chest safety lock
US2861660A (en) Latch construction for sliding doors
US3998483A (en) Latch mechanism with jamb mounted latch bolt
US2849250A (en) Emergency release latch mechanism
JPH0344944Y2 (ja)
KR101849097B1 (ko) 미닫이 창호용 안전 크리센트
GB2152576A (en) Strike assembly
GB2572027A (en) Door lock device
JP4480219B2 (ja) 家具における鍵の誤作動防止装置
JP5479217B2 (ja) 物品収納什器における開閉体の施解錠装置
JPH0225898Y2 (ja)
KR0139218Y1 (ko) 전자석을 이용한 도어 개폐장치
TWI814475B (zh) 安全自動鎖具
KR0139219Y1 (ko) 전자 솔레노이드를 이용한 도어 개폐장치
JP2521024Y2 (ja) ユニット収納庫の施解錠装置
JPH06183484A (ja) 宅配ボックスの開閉装置
US2935864A (en) Night latch
JP3561445B2 (ja) ドアロック構造
JPS5912358Y2 (ja) 手動解錠器
JPH08151841A (ja) 両開戸の施錠装置
KR200147588Y1 (ko) 자동 잠김 도어록의 자동 잠김 방지 장치
JPH09151641A (ja) 扉用施錠装置
WO2000079080A1 (en) Compression latch