JPH08151841A - 両開戸の施錠装置 - Google Patents

両開戸の施錠装置

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JPH08151841A
JPH08151841A JP32161494A JP32161494A JPH08151841A JP H08151841 A JPH08151841 A JP H08151841A JP 32161494 A JP32161494 A JP 32161494A JP 32161494 A JP32161494 A JP 32161494A JP H08151841 A JPH08151841 A JP H08151841A
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doors
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Tsunesuke Waga
恒介 和賀
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 一対の扉を一操作で完全な施錠を行うことが
できるようにする。 【構成】 一方の扉24には錠前機構28を固定する。
他方の扉22には錠受機構50を固定する。一対の扉2
2,24を回動自在に支持する支持体の地板26には、
扉22,24を閉位置に位置決めする受け部材70を固
定する。錠前機構28の施錠、解錠操作される操作部3
0には、施錠時には長手方向を水平方向に向け、解錠時
には長手方向を上方に向けるロックプレート42を固定
する。錠受機構50には、錠前機構28を施錠したとき
に、ロックプレート42に嵌合するスリット60を形成
する。また、スリット60に嵌合するロックプレート4
2によって下方へ移動するロックプレート58を設け
る。このロックプレート58が下方へ移動したときにそ
の下端部を受け部材70の後面に係合させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、一般に観音開きと称さ
れる両開戸の施錠装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、洋服ダンスなどの両開戸は、前
面が開口した本体(支持体)と、この本体の開口部の左
右の両側部にぞれぞれ開閉回動可能に支持された一対の
扉とを備えており、一対の扉は施錠装置によって閉位置
にロックされるようになっている。図7は、そのような
施錠装置の従来例を示すものであり、図中符号1,2は
一対の扉である。一対の扉1,2は、本体(図示せず)
の開口部の左右の両側部にそれぞれ回動可能に支持され
ており、一方の扉1の背面には他方の扉2を閉位置に位
置決めするための召し合わせ部材3が設けられている。
また、符号4は本体の一部をなす水平な地板であり、本
体の開口部の下端縁を区画している。
【0003】扉1の下端部には、扉1を地板4に固定す
るための爪掛け機構6が取り付けられている。この爪掛
け機構6は、上下にスライド可能な爪掛け金具8を有
し、この爪掛け金具8に形成された突起10が扉1の端
面に露出している。そして、扉1を閉めた状態で突起1
0を介して爪掛け金具8を押し下げると、爪掛け金具8
の下端が地板4に埋め込まれている受け金具12に嵌合
する。これによって、扉1が地板4に固定される。
【0004】一方、扉2には、これを扉1に固定するた
めの錠前機構14が取り付けられている。錠前機構14
は、その鍵穴16に鍵を入れて回すと、扉1に向けてロ
ックプレート18が突き出る構造になっており、突き出
たロックプレート18は扉1に固定された受け金具20
に嵌合する。これによって、扉2が扉1に固定されるよ
うになっている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記施錠装置におい
て、開いた扉1,2を施錠する場合には、まず扉1だけ
を閉めて爪掛け機構6によって扉1を地板4に固定す
る。その後、扉2を閉めて錠前機構14を操作し、扉2
を扉1に固定するという2段階の操作が必要である。同
様に、閉じた扉1,2を開く場合も、錠前機構14を解
錠して扉2を開いた後、爪掛け機構6を外して扉1を開
くという2段階の操作が必要である。このため、施錠、
解錠の操作が煩雑で、手間がかかるという問題があっ
た。また、爪掛け機構6を閉め忘れると、錠前機構14
を施錠したとしても、扉1,2を強く引くと、図8に示
すように、両扉1,2が比較的小さくではあるが開いて
しまうおそれがあった。
【0006】本発明は前記事情に鑑みてなされたもの
で、一操作で完全な施錠を行うことができる両開戸の施
錠装置を提供することを課題としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記の課題を達成するた
めに請求項1に係る発明は、支持体に一対の扉を開閉回
動可能に取り付けてなる両開戸の前記一対の扉を閉位置
に施錠するための錠構造であって、一方の扉に取り付け
られた錠前機構と、他方の扉に取り付けられた錠受機構
とを備え、前記錠前機構が、施錠操作がなされる操作部
と、この操作部に対する施錠操作によって初期位置から
第1施錠位置に移動させられ、操作部に対する解錠操作
によって第1施錠位置から初期位置に移動させられる第
1ロック部材とを有し、前記錠受機構が、前記第1施錠
位置に移動した第1ロック部材に係合することにより、
前記一方の扉が閉位置から開回動するのを阻止する第1
係合部と、この第1係合部に対する前記第1ロック部材
の係合に連動して初期位置から第2施錠位置に移動する
ことにより、前記支持体に設けられた第2係合部に係合
して前記一方の扉が閉位置から開回動するのを阻止し、
かつ前記第1係合部から前記第1ロック部材の離脱に連
動して第2施錠位置から初期位置に移動する第2ロック
部材とを有することを特徴としている。この場合、前記
支持体には、閉回動する前記一対の扉に突き当たること
により一対の扉を閉位置に位置決めする受け部材を設け
るのが望ましい。また、前記受け部材には、前記第2施
錠位置に移動した前記第2ロック部材に係合する第2係
合部を設けるのが望ましい。
【0008】
【作用】請求項1に係る発明において、開いた一対の扉
を閉じて施錠する場合には、まず両扉を閉位置まで回動
させる。その後、錠前機構の操作部を施錠操作する。す
ると、第1ロック部材が錠受機構の第1係合部に係合す
る。これにより、一方の扉の開回動が他方によって阻止
される。これと同時に、錠受機構の第2ロック部材が支
持体の第2係合部に係合し、他方の扉の開回動が支持体
によって阻止される。この結果、両扉は、支持体に対し
て開回動不能になる。また、施錠した一対の扉を開く場
合には、錠前機構の操作部を解錠操作する。すると、第
1ロック部材と第1係合部との係合が解除するととも
に、第2ロック部材と第2係合部との係合が解除する。
これにより、一対の扉が開回動可能になる。請求項2に
係る発明によれば、開いた一対の扉を受け部材に突き当
たるまで単に回動させることにより、両扉を自動的に閉
位置に位置させることができる。請求項3に係る発明に
おいては、受け部材に第2係合部を設けるので、両者を
別々に設ける場合に比して部品点数を減らすことができ
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の実施例について図1〜図6を
参照して説明する。図1〜図5は、本発明に係る両開戸
の施錠装置の一実施例を示すものであり、この実施例で
は、支持体(支持体の一部を構成する地板26だけを図
示している。)に回動可能に支持された左右一対の扉2
2,24を地板26に固定するようになっている。な
お、以下の説明においては便宜上、扉22,24が開く
方向を前方、閉じる方向を後方と称する。
【0010】まず、施錠装置の概略構成を説明すると、
右側の扉(一方の扉)24には、鍵(図示せず)で施錠
・解錠操作される錠前機構28が固定されており、左側
の扉(他方の扉)22には、錠前機構28が施錠された
際に、これと係合する錠受機構50が固定されている。
また、地板26には、受け部材70が固定されている。
以下、各部を詳細に説明する。
【0011】錠前機構28は、操作部30を備えてい
る。この操作部30は、円筒状のシリンダ31とこのシ
リンダ31に回動可能にかつ移動不能に挿入された軸体
32とを有している。シリンダ31は、図4に示すよう
に、扉24に形成された貫通孔24Aに挿通されてお
り、シリンダリング48、取付プレート34およびナッ
ト36により、扉24に固定されている。一方、軸体3
2は、前面に鍵穴33が形成されており、この鍵穴33
が図2に示すように位置する解錠位置と、この解錠位置
からほぼ90°回動した施錠位置との間を回動可能にな
っている。ただし、施錠位置および解錠位置において
は、鍵穴33に鍵を挿入して回さない限り回動すること
ができないようになっている。
【0012】前記軸体32の後端部には、それと同芯の
雄ねじ部40が一体に設けられている。この雄ねじ部4
0の外周には、ロックプレート(第1ロック部材)42
が嵌合されている。このロックプレート42は、雄ねじ
部40に螺合したロックナット46を締め付けるにより
ワッシャ44を介して軸体31に固定されている。ロッ
クプレート42は、図1〜図3に示すように、長方形の
板状をなしており、錠前機構28を解錠すると長手方向
が鉛直上方を向く初期位置に回動し、施錠すると水平位
置(第1施錠位置)まで回動するようになっている。な
お、前記以外の錠前機構28の構成は、周知のものと同
様であるので、その説明は省略する。
【0013】錠受機構50は、図5に示すように、ケー
ス部材54,56からなる箱状のケーシング55を有し
ている。このケーシング55の両側には、取付板部52
が形成されており(図1〜図3参照)、この取付板部5
2が扉22の後面に固定されている。ケーシング55の
上面には、ロックプレート42が水平位置まで回動した
際に、このロックプレート42がその厚さ方向にほぼ隙
間無く嵌まり込むスリット(第1係合部)60が形成さ
れている。このスリット60にロックプレート42が嵌
合することにより、扉24が扉22に固定される。な
お、スリット60の開口部の両側には、ロックプレート
42の嵌入を容易にするための傾斜面62が一対形成さ
れている。
【0014】ケーシング55の内部には、ロックプレー
ト(第2ロック部材)58が上下方向へスライド可能に
収容されている。このロックプレート58は、細長い板
状の垂直部58Bと、この垂直部58Bの上端から水平
方向へ屈折して延びる水平部58Aと、垂直部58Bの
長手方向中央部に固定された水平方向に延びるスプリン
グ受部58Cとを有しており、全体としてF字状をなし
ている。そしてスリット60にロックプレート42が嵌
まり込むと、ロックプレート42に水平部58Aが当た
って押し下げられ、垂直部58Bの下端がケーシング5
5の開口部61から下方へ突出するようになっている。
押し下げられた位置が第2施錠位置である。
【0015】スプリング受部58Cには、下向きに凸部
59が形成されている。この凸部59とケーシング55
の内底面との間には、スプリング64が介装されてい
る。このスプリング64により、ロックプレート58は
常に上方に付勢されており、ロックプレート42によっ
て押し下げられていない時には、水平部58aがケーシ
ング55の上側の内面に突き当たっている。この位置が
ロックプレート58の初期位置であり、この初期位置に
おいては、垂直部58Bの下端部が開口部51から突出
することなく、その内部に入り込んでいる。
【0016】また、ケース部材56には、水平なストッ
パ部56Aが形成されている。このストッパ部56A
は、水平部58Aに突き当たることによってロックプレ
ート58の下方への移動を制限するためのものであり、
水平部58Aがストッパ部56Aに突き当たった状態に
おいては、垂直部58Bの下端部が地板26より若干上
側に位置し、それに突き当たらないようになっている。
【0017】受け部材70は、図1〜図3に示すよう
に、直方体状をなす厚肉のストッパ部76と、その両側
に形成された薄肉の取付部72とからなり、ストッパ部
76が両扉22,24にまたがる位置に配置された状態
で、各取付部72がネジ74によって固定されている。
そして、両扉22,24を閉じた場合には、ストッパ部
76に扉22,24の各後面が突き当たると、扉22,
24が閉位置に位置するようになっている。
【0018】また、ストッパ部76の幅(前後方向の
幅)および高さは、扉22,24を閉めて施錠すると、
錠受機構50の垂直部58Bの下端部がストッパ部76
の後面78(図3、図5参照)に係合するように設定さ
れている。そして、垂直部58Bがストッパ部76の後
面78に係合することにより、左側の扉22が開回動す
るのを阻止するようになっている。これから明らかなよ
うに、ストッパ部76の後面78が第2係合部になって
いる。
【0019】前記構成からなる施錠装置においては、開
いた扉22,24を受け部材70に突き当たるまで閉回
動させることにより、両扉22,24を閉位置に位置さ
せることができる。そして、その状態で錠前機構28の
鍵穴33に鍵を挿入して施錠操作すると、ロックプレー
ト42が水平位置まで回動して錠受機構50のスリット
60に嵌まり込む。これによって、扉24が扉22に固
定される。それと同時に、ロックプレート42によって
ロックプレート58がスプリング64の付勢力に抗して
押し下げられ、垂直部58Bの下端が開口部61から下
方へ突出して受け部材70の後面78に係合する。これ
によって、扉22が地板26に固定される。そして、扉
22が地板26に固定されることにより、扉24が扉2
2を介して地板26に固定され、結局両扉22,24が
地板26に固定される。
【0020】また、閉じた扉22,24を開く場合に
は、錠前機構28を解錠操作する。すると、ロックプレ
ート42が垂直位置まで回動してスリット60との係合
が解除するとともに、ロックプレート58がスプリング
64によって押し上げられて受け部材70との係合が解
除する。これによって扉22,24が開回動可能にな
る。
【0021】このように、前記の施錠装置においては、
1回の施錠操作または解錠操作のみで両扉22,24を
固定または開回動可能にすることができる。しかも、施
錠状態においては、ロックプレート58が受け部材70
に係合することにより、扉22が開回動不能になるか
ら、両扉22,24を強く引いても開くことがなく、両
扉22,24を確実に固定することができる。
【0022】また、掛け機構を用いた従来の施錠装置に
おいては、一方の扉を開けた後、爪掛け機構が設けられ
た扉を開かなければならず、その開閉順序が一義的に定
まってしまうが、この発明の施錠装置では、両方の扉2
2,24の解錠が同時に行われるので、扉22,24の
いずれをも他方より先に開くことができる。
【0023】また、この実施例では、受け部材70を設
けているので、両扉22,24を受け部材70に突き当
たるまで回動させるだけで両者を閉位置に位置させるこ
とができる。しかも、受け部材70によって閉位置が決
まるので、扉22,24のいずれにも召し合わせ部材を
取り付ける必要が無い。
【0024】さらに、受け部材70の後面78を第2係
合部としているので、地板26に第2係合部を別途形成
する必要がなく、その分だけ部品点数を減らすことがで
き、これによって施錠装置の製造費を軽減することがで
きる。
【0025】なお、前記実施例では軸体31の操作によ
りロックプレート42を回動させる構成であったが、本
発明はこの構成に限定されるものではなく、例えば図6
に示すように、第1ロック部材82をスライドさせて扉
22,24を相互に固定する構成としてもよい。以下、
この例について説明する。
【0026】右側の扉(一方の扉)24には錠前機構8
0が固定されている。この錠前機構80は、シリンダ8
2および軸体83からなる操作部81を有している。操
作部81の鍵穴84に鍵(図示せず)を挿入して施錠す
ると、スライドプレート(第1ロック部材)85が左側
の扉(他方の扉)22側に向かって突き出て、錠受機構
86の係合孔(第1係合部)86Aに嵌合するようにな
っている。そして、スライドプレート85が係合孔86
Aに係合することにより、扉24が扉22に固定され
る。スライドプレート85の先端部下面には、傾斜面8
5Aが形成されている。
【0027】他方、左側の扉(他方の扉)22には、錠
受機構86が固定されている。この錠受機構86の内部
には、スライドプレート85の先端が侵入してくる位置
に、ロックプレート(第2ロック部材)87が上下方向
へ移動可能に設けられている。ロックプレート87は、
その上端部に前記傾斜面85Aに対応した傾斜面87A
が形成されるとともに、錠受機構86内に収容されたス
プリング88により上方へ付勢されている。
【0028】そして、錠受機構86内にスライドプレー
ト85が侵入してくると、その傾斜面85Aにより傾斜
面87Aが押し下げられて、ロックプレート87の下端
部が錠受機構86から下方へ突き出る。勿論、ロックプ
レート87の下端部は、受け部材70の後面78に係合
するようになっており、これによって扉22が地板26
に固定される。なお、その他の構成および作用は、前記
第1の実施例と同様であるので、その説明は省略する。
このような構成からなる開戸の錠構造によっても、前記
第1の実施例と同様の効果が得られる。
【0029】なお、前記2つの実施例では、ロックプレ
ート58、87の全長が短いために錠前機構28、80
を地板26に近い低い位置に設けていたが、ロックプレ
ート58、87の全長を長くして錠前機構28、80を
高い位置に設置してもよい。このようにすれば、施錠お
よび解錠操作を容易に行うことができる。また、扉2
2,24の下方に位置する地板26に受け部材70を固
定する代わりに、扉22,24の上方に位置する扉枠
(図示せず)に受け部材70を固定してもよい。勿論、
このようにした場合には、第2ロック部材たるロックプ
レート58,87を上方へ向かって延びるように配置す
る。
【0030】また、前記の各実施例においては、施錠装
置を解錠すると、2つの扉22,24が回動可能にな
り、それらが不用意に開回動するおそれがある。このよ
うな不具合を防止するために、受け部材70全体または
その前面側の一部を磁性体で形成する一方、これに対向
する扉22,24の後面に磁石を配置し、解錠時におい
ては磁力によって扉22,24を閉位置に位置させるよ
うにしてもよい。勿論、受け材70に磁石を配置し、扉
22,24に磁性体を配置するようにしてもよい。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に係る発
明によれば、1回の施錠操作だけで一対の扉を確実に固
定することができ、また1回の解錠操作で一対の扉の両
者を回動可能にすることができる。したがって、施錠お
よび解錠操作の手間を軽減することができる。しかも、
一対の扉を順序不同に開閉回動させることができるとい
う効果が得られる。また、請求項2に係る発明によれ
ば、一対の扉を受け部材に突き当たるまで回動させるこ
とにより、それら一対の扉を閉位置に位置させることが
できる。したがって、閉操作をより一層簡単に行うこと
ができる。さらに、請求項3に係る発明によれば、受け
部材に第2係合部を形成しているので、第2係合部を別
途設ける必要がなく、その分だけ施錠装置の製造費を軽
減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る両開戸の施錠装置の第1実施例を
示す斜視図である。
【図2】同実施例の正面図である。
【図3】同実施例の背面図である。
【図4】同実施例の要部の断面図である。
【図5】同実施例の錠受機構の断面図である。
【図6】本発明の他の実施例の正面図である。
【図7】従来の両開戸の施錠装置を示す正面図である。
【図8】従来の両開戸の施錠装置の問題点を説明するた
めの図である。
【符号の説明】
22 左側扉(他方の扉) 24 右側扉(一方の扉) 26 地板(支持体) 28 錠前機構 30 操作部 42 ロックプレート(第1ロック部材) 50 錠受機構 58 ロックプレート(第2ロック部材) 60 スリット(第1係合部) 70 受け部材 78 受け部材の後面(第2係合部) 80 錠前機構 81 操作部 85 スライドプレート(第1ロック部材) 86 錠受機構 86A 係合孔(第1係合部) 87 ロックプレート(第2ロック部材)

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支持体に一対の扉を開閉回動可能に取り
    付けてなる両開戸の前記一対の扉を閉位置に施錠するた
    めの施錠装置であって、 一方の扉に取り付けられた錠前機構と、他方の扉に取り
    付けられた錠受機構とを備え、 前記錠前機構が、施錠操作がなされる操作部と、この操
    作部に対する施錠操作によって初期位置から第1施錠位
    置に移動させられ、操作部に対する解錠操作によって第
    1施錠位置から初期位置に移動させられる第1ロック部
    材とを有し、 前記錠受機構が、前記第1施錠位置に移動した第1ロッ
    ク部材に係合することにより、前記一方の扉が閉位置か
    ら開回動するのを阻止する第1係合部と、この第1係合
    部に対する前記第1ロック部材の係合に連動して初期位
    置から第2施錠位置に移動することにより、前記支持体
    に設けられた第2係合部に係合して前記一方の扉が閉位
    置から開回動するのを阻止し、かつ前記第1係合部から
    前記第1ロック部材の離脱に連動して第2施錠位置から
    初期位置に移動する第2ロック部材とを有することを特
    徴とする両開戸の施錠装置。
  2. 【請求項2】 前記支持体には、閉回動する前記一対の
    扉に突き当たることにより一対の扉を閉位置に位置決め
    する受け部材が設けられていることを特徴とする請求項
    1に記載の両開戸の施錠装置。
  3. 【請求項3】 前記受け部材には、前記第2施錠位置に
    移動した前記第2ロック部材に係合する第2係合部が設
    けられていることを特徴とする請求項2に記載の両開戸
    の施錠装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011012489A (ja) * 2009-07-03 2011-01-20 Morimura Kinzoku Kk 窓の閉め出し防止具
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