JP2729680B2 - 引戸用自動施錠 - Google Patents

引戸用自動施錠

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JP2729680B2 JP26654589A JP26654589A JP2729680B2 JP 2729680 B2 JP2729680 B2 JP 2729680B2 JP 26654589 A JP26654589 A JP 26654589A JP 26654589 A JP26654589 A JP 26654589A JP 2729680 B2 JP2729680 B2 JP 2729680B2
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Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は引戸用自動施錠、更に詳細には引戸の戸閉時
に自動的に施錠されるアルミサッシ等の引戸に好適な自
動施錠を関する。
〔従来の技術〕 従来、引戸用錠は一般にクレセント錠と称されるもの
が汎用され、錠ボディー部に操作レバー付き係止錠部を
回転自在に軸支せしめて構成せられていた。
而して、斯かる従来の引戸用錠は、これを一方の引戸
に取り付けると共に、他方の引戸には当該係止錠部と嵌
合係止する錠受けを取り付けて用いられ、操作レバーを
手動にて適宜回転せしめることにより施錠乃至解錠する
ものであった。
〔発明が解決しようとする課題〕
然しながら、従来錠は上記の如く何れも手動により施
錠するものであったため、開閉を頻繁に同う引戸ほど、
単に戸を閉めるのみで、施錠が忘れられ易くなり、防犯
上問題となっていたのが実情であった。
そこで、本発明者は、斯かる従来の問題を解決すべく
種々研究を重ねた結果、戸閉時に自動的に施錠される本
発明を完成したものである。
〔課題を解決するための手段〕
すなわち、本発明は錠ボディー部に係止錠部を回転自
在に軸支せしめて成る引戸用錠に於て、当該錠ボディー
部に戸閉時係止錠部を自動回転施錠せしめるバネ体を装
着すると共に、該係止錠部と共に回転する回転盤を軸着
し、かつ戸開時該回転盤の回転をロックし、戸閉時該ロ
ックを解除する回転盤ストッパー及び該回転盤ストッパ
ーの作動を制御するバネ体を装着したことを特徴とする
引戸用自動施錠である。
〔実施例〕
以下実施例を示す図面と共に本発明を更に説明する。
1は係止錠部で、操作レバー1a及び錠受け9との係止
部1bを有すると共に、軸1cの一端に固定せられ、該軸1c
を介して錠ボディー部2外側に回転自在に軸支せられて
いる。尚、1dは当該軸1c外周壁に付設されたバネ体3止
めピンである。
2は錠ボディー部で、固定ネジ孔2aを利用することに
より引戸13端部(サッシ枠)に取り付け固定されるもの
である。この錠ボディー部2は函状体より成り、その内
部に形成せられたバネ体収納凹所2bに於て、戸閉時係止
錠部1を自動回転施錠せしめるバネ体3が装着せられて
いる。この装着の具体的方法としては、例えばバネ体端
部3a及び3bをそれぞれボディー部止めピン2c及び軸部止
めピン1dに係止せしめて、軸孔2dを貫通した軸1cに巻回
装着するのが簡便で効果的である。而して、ここに好適
なバネ体としては、例えば渦巻バネ、棒バネ等が挙げら
れる。尚、2eは錠ボディー部2内底面に付設された保持
基台止めピンである。
4は保持基台で、軸孔4aに軸1cを貫通せしめると共
に、ピン孔4bに止めピン2eを嵌入せしめて錠ボディー部
2内に挿置せられている。この保持基台4は、バネ体収
納凹所2bのカバー体として機能すると共に、後述の回転
盤ストッパー6、バネ体7及びロックキー8を安定に保
持するためのものであり、基台上下両端壁2に一対の回
転盤ストッパー枢支溝4c及び一対のバネ体7止めネジ4d
が形設せられていると共に、基台下部壁部にロックキー
挿入溝4eが形設せられている。
5は回転盤で、保持基台4を貫通突出した軸1cの端部
に固定され、係止錠部1と共に回転するものである。こ
の回転盤5には、戸開時回転盤ストッパー6のストッパ
ー突起6aと係止ロックするストッパー用凹部5a、戸開時
ロックキー8の先端部8aと係止ロックする自動施錠停止
用凹部5b及び戸閉時ロックキー8の先端部8aの係止ロッ
クする二重ロック用凹部5cがそれぞれ周端部に切欠形成
せられている。また、5dは仮止めスプリング板で、回転
盤5の外面部に斜設せられ、係止錠部1を手動により解
錠した際に、回転盤ストッパー6の仮止め突出部6bと係
止ロックし、手を離しても係止錠部1が自動回転復帰す
ることを防止するものである。因に、引戸がバネ体7の
復元力より軽い場合には、係止錠部1の手動解錠と同時
にバネ体7の作動により回転盤ストッパー6がロック作
動するが、引戸がバネ体7の復元力より重い場合には引
戸を動かすまで当該ストッパー6がロック作動しにく
く、従ってまた手を離すと係止錠部1がバネ体3により
自動復帰施錠してしまうため、大型サッシ等の引戸の場
合には上記の如き仮止め機構を設けるのが有利である。
6は回転盤ストッパーで、上下両端部に突設された一
対の枢支片6cを、保持基台4の一対の枢支溝4cに嵌合せ
しめて装着せられている。この回転盤ストッパー6は前
記の如く内面部にストッパー突起6a及び仮止め突出部6b
が形設せられていると共に、当該ストッパー突起6aと反
対側に錠ボディー部2より突出して戸閉時引戸14に取り
付けられた接触盤10との接触押圧により回転盤ストッパ
ー6の係止ロックを解除する接触受圧片6dが一体成形せ
られている。
7はバネ体で戸開時回転盤ストッパー6をロック作動
せしめるものである。このバネ体7は、本実施例に於て
は保持基台4のバネ体止めネジ4dにより固定孔7a部にて
固定せられていると共に、適宜切り込み7bを入れ内方に
折曲片7cを形成せしめた板バネとして構成せられている
が、回転盤ストッパー6をロック作動し得るものであれ
ば、コイルバネ、棒バネ等その種類の如何を問わない。
8はロックキーで、保持基台4のロックキー挿入溝4e
より嵌入せられ、適宜手動スライドせしめることによ
り、その先端部8aが前述の如く回転盤5の自動施錠停止
用凹部5b又は二重ロック用凹部5cと係脱し、回転盤5従
ってまた係止錠部1の回転の阻止乃至その解除を行うも
のである。
9は錠受けで、先端部に係止錠部1の係止部1bと嵌合
係止する係止鉤部9aが形設せられ、適宜固定ネジ孔9bを
利用することにより引戸14端部(サッシ枠)に取り付け
固定されるものである。
10は接触盤で、先端部に戸閉時回転ストッパー6の接
触受圧片6dと接触し、これを押圧する接触凸部10aが形
設せられ、適宜固定ネジ孔10bを利用することにより引
戸14端部(サッシ枠)に取り付け固定されるものであ
る。この接触盤10は前述の錠受け9と一体形設しても良
いが、錠受け9は戸閉時接触受圧片6dと接触することな
くこれを越えて前方に位置するが当該接触盤10は接触受
圧片6dを越えない位置に取り付けるこが必要であるた
め、別体として構成するのが取り付けの位置合わせ上有
利である。また、この位置合わせを更に容易に行うた
め、固定ネジ孔10bを長円孔とすると共に、目盛10cを付
するのが特に良い結果を与える。尚、係止錠部1の回転
部周辺に開閉ブザー機構(図示せず)を付設すれば錠ト
ック開閉を音により確認し得るので、より有利である。
〔作用〕
本発明錠を取り付けた引戸の戸開時は第1及び4図に
示す如く、バネ体7の作動力により回転盤ストッパー6
のストッパー突起6aが回転盤5のストッパー用凹部5aに
係止ロックし、回転盤5の回転が阻止せられ、係止錠部
1のバネ体3の作動による自動回転復帰すなわち自動施
錠が防止せられている。
斯かる状態に於て引戸14を閉めると、該引戸14に取付
けられた接触盤10が回転盤ストッパー6の接触受圧片6d
を接触押圧するので、てこ作用により、バネ体7の作動
力に抗して回転盤ストッパー6が移動し、ストッパー突
起6aがストッパー用凹部5aから離脱すると同時にバネ体
3が作動し、係止錠部1が自動回転復帰し、引戸14に取
付けられた錠受け9に当該係止部1bが嵌合係止し、自動
施錠される(第2及び5図)。
次に、戸閉された引戸を開ける場合には、まず従来と
同様に手動回転により係止錠部1を錠受け9から離脱解
錠すると、軽い引戸の場合にはバネ体7の作動力により
接触受圧片6dと接触盤10との接触が解除されるので、回
転盤ストッパー6が同時に作動し、回転盤5の回転がロ
ックされ、手を離しても自動施錠されることはないの
で、引戸14を何ら支障なく開けることができる。
他方、手動による係止錠部1の離脱解錠の際、引戸が
重い場合にはバネ体7の作動力によっても接触受圧片6d
と接触盤10との接触が解除されないので、手を離すと自
動施錠されてしまう。そこで斯かる場合には仮止め機構
を備えたものを用いれば、手動による係止錠部1の解錠
と同時に回転盤5の仮止めスプリング板5dに回転盤スト
ッパー6の仮止め突出部6bが係止ロックし(第3及び6
図)、一時回転盤5の回転が阻止されるので、手を離し
ても自動施錠されることはない。次いで、引戸14を開け
れば接触受圧片6dと接触盤10との接触が解除されるの
で、バネ体7の作動力により仮止めスプリング板5dと仮
止め突出部6bの係止ロックが解除されると同時に回転盤
ストッパー6が作動し、回転盤5の回転がロックされ、
自動施錠が継続して防止されるので、そのまま引戸を開
けることができる。
また、係止錠部1を回転解錠した位置に於て、ロック
キー8を回転盤5の自動施錠停止用凹部5bに挿入係止
〔第17図(2)〕せしめれば、回転盤5の回転がロック
された状態となるので、戸開時のみならず戸閉時に於て
も常に自動施錠が防止され、出入回数の多い場合に、手
動による係止錠部1の解錠操作を避けることができ、開
閉操作上便利である。
更にまた、係止錠部1の施錠位置に於て、ロックキー
8を回転盤5の二重ロック用凹部5cに挿入係止〔第17図
(4)〕せしめれば、当該係止錠部1の手動回転が阻止
されるので、所謂二重ロックとして防犯上有利である。
〔発明の効果〕
以上従って、本発明引戸用自動施錠を用いれば、戸閉
時に自動的に施錠されるので、所謂カギのしめ忘れと云
うことがなく、防犯上頗る有効である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明錠の戸開時の正面説明図、第2図は同自
動施錠時の正面説明図、第3図は同手動解錠時の正面説
明図、第4図は本発明錠の作動を示す戸開時の平面説明
図、第5図は同戸閉時の平面説明図、第6図は同手動解
錠時の平面説明図、第7図は錠ボディー部を示すもの
で、(1)はその正面説明図、(2)はそのA−A線断
面図、第8図は係止錠部を示すもので、(1)はその右
側面説明図、(2)はその背面説明図、第9図は係止錠
部自動回転用バネ体を示すもので、(1)はその正面説
明図、(2)はその右側面説明図、第10図は保持基台を
示すもので、(1)はその正面説明図、(2)はその右
側面説明図、第11図は回転盤を示すもので、(1)はそ
の正面説明図、(2)はその底面説明図、第12図は回転
盤ストッパーを示すもので、(1)はその正面説明図、
(2)はその右側面説明図、(3)はその底面説明図、
第13図は回転盤ストッパー作動用バネ体を示すもので、
(1)はその正面説明図、(2)はその右側面説明図、
(3)はその底面説明図、第14図はロックキーを示すも
ので、(1)はその正面説明図、(2)はその右側面説
明図、第15図は錠受けを示すもので、(1)はその左側
面説明図、(2)はその平面説明図、第16図は接触盤を
示すもので、(1)はその左側面説明図、(2)はその
平面説明図、第17図はロックキーの作動を示すもので、
(1)は解錠時に於けるロックキー離脱状態の正面説明
図、(2)は同ロックキー係止状態の正面説明図、
(3)は施錠時に於けるロックキー離脱状態の正面説明
図、(4)は同ロックキー係止状態の正面説明図であ
る。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】錠ボディー部に係止錠部を回転自在に軸支
    せしめて成る引戸用錠に於て、当該錠ボディー部に戸閉
    時係止錠部を自動回転施錠せしめるバネ体を装着すると
    共に、該係止錠部と共に回転する回転盤を軸着し、かつ
    戸開時該回転盤の回転をロックし、戸閉時該ロックを解
    除する回転盤ストッパー及び該回転盤ストッパーの作動
    を制御するバネ体を装着したことを特徴とする引戸用自
    動施錠。
JP26654589A 1989-10-13 1989-10-13 引戸用自動施錠 Expired - Lifetime JP2729680B2 (ja)

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US7699365B2 (en) * 2005-10-19 2010-04-20 Vision Industries Group, Inc. Sash lock with condition signal

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JPH03129076A (ja) 1991-06-03

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