JP2520961Y2 - 平面ハンドル装置 - Google Patents

平面ハンドル装置

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JP2520961Y2
JP2520961Y2 JP9901590U JP9901590U JP2520961Y2 JP 2520961 Y2 JP2520961 Y2 JP 2520961Y2 JP 9901590 U JP9901590 U JP 9901590U JP 9901590 U JP9901590 U JP 9901590U JP 2520961 Y2 JP2520961 Y2 JP 2520961Y2
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cap
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JP9901590U
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哲夫 高橋
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ジャパンハードウェア株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案は、例えば配電盤扉などに設けられた平面ハン
ドル装置に係り、特に施錠機構を有する平面ハンドル装
置に関する。
(従来の技術) 施錠機構を有する平面ハンドル装置としては、従来か
ら種々のものが知られており、例えば実公昭61−25287
号公報に記載されたように、ハンドル先端部と係合する
ラッチ体の裏面に円弧状の壁と直線溝とを設けて、錠前
のロータの側方に突設した施錠アームの先端を前記円弧
状の壁と直線溝との間で摺動させてロックするようにし
たものなどが公知である。
また、ハンドルに蓋体としてのキャップを上下方向に
移動可能に設けて錠前の前面を開閉し、施解錠時以外は
錠前の前面を被覆して錠前内に水分や塵埃などが侵入す
ることを防いだものも知られている。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら上記のように構成された従来の平面ハン
ドル装置によると、ハンドルは通常コイルバネなどで開
く方向に回動付勢されており、錠前を鍵により回動して
ラッチ体とハンドル下端との係合を解除したとき、ハン
ドルは瞬間的に前方へ突出するため、危険で操作性が悪
かった。
また、従来のキャップが装着されたハンドルでは、ハ
ンドルを回動させて受金から離脱した状態において、キ
ャップは上下に摺動可能であったためキャップを下げた
位置におくことができる。このため前面から見たときに
ハンドルが受金から離脱しているか当接しているかの判
断を誤まることがあり、ハンドルを離脱したまま放置す
るおそれもあった。
本考案は上記の点に鑑みてなされたものであり、解錠
時にハンドルが瞬時に大きい角度で突出することがな
く、危険を防止することができ、しかもハンドルが回動
して受金から離脱していることを正面から容易に確認す
ることができる平面ハンドル装置を提供することを目的
とする。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本考案は、扉に固定され
た受金と、該受金に回動可能に支持されたシャフトと、
該シャフトに前記扉面に対して直角の方向に一端が回動
可能に取り付けられたハンドルと、前記受金の下端に装
着された錠前と、該錠前の回動によって前記ハンドルの
下端を係止するハンドル係止手段と、前記ハンドルに摺
動可能に装着され前記錠前の前面を被覆する蓋体とを具
備した平面ハンドル装置であって、基端を前記ハンドル
の内面に取り付けられ、先端から第1、第2の2箇所で
いずれも前記ハンドル側に屈曲されており、前記ハンド
ルが前記ハンドル係止手段により係止されているときは
前記第2の箇所が前記シャフトに設けられた平面に当接
して前記ハンドルを付勢し、前記ハンドルが前記ハンド
ル係止手段による係止を解除され回動すると前記第1、
第2の2箇所の間が前記平面に当接した状態となり、更
に前記ハンドルが回動すると前記先端から前記第1の箇
所の間が前記平面に当接した状態となる板バネと、前記
ハンドルに設けられ一端が前記蓋体側に、他端が前記受
金側に配置され、前記一端は前記蓋体側に移動すると前
記蓋体と係合し、前記ハンドルが前記受金に隣接し前記
他端が前記受金に当接して押圧されると前記一端は前記
受金側に移動して前記蓋体との係合を解除されるストッ
パと、このストッパの前記一端を前記蓋体側に付勢する
付勢手段とを設けたことを特徴とする。
(作用) 上記の構成によると、錠前を回動してハンドルの回動
の係止を解除したとき、ハンドルは板バネの付勢力によ
り開く方向に回動するが、ハンドルは板バネの第1、第
2の2箇所の間が前記平面に当接するので、小さい角度
で回動係止される。さらにハンドルを握って開く方向に
回動させることにより、板バネの先端から前記第1の箇
所の間が前記平面に当接するので、大きい角度で係止さ
れ、ハンドルを扉面に対して平行の方向に容易に回動す
ることができ、開扉が可能となる。
またハンドルが受金から離脱すると同時に、係止手段
によって蓋体の下降が係止されるので、蓋体はハンドル
の上方に係止されたままとなり、ハンドルが受金から離
脱していることを正面から容易に確認することができ
る。
(実施例) 以下、本考案の一実施例を図面を参照して説明する。
第1図乃至第4図に本考案の一実施例を示す。第1図
及び第2図において、縦長の函状に形成された受金1
は、それぞれスプリングワッシャ2を介して2本のねじ
3により図示しない扉に固定されている。受金1の上端
近傍にはほぼ円柱状のシャフト4がOリング5及びウェ
ーブワッシャ6を介して回動可能に支持されている。そ
してワッシャ4の内側の一端は断面が正方形状となって
おり、この先端に取り付けられたカムストッパ7によ
り、受金1に対して所定の角度範囲で回動可能となって
いる。またシャフト4の内側の一端には角孔ワッシャ
8、平ワッシャ9及びスプリングワッシャ10を介して、
ボルト11により図示しない止め金の一端が固定されてい
る。
シャフト4の外側の一端には半径方向に切込部4aが形
成されており、切込部4aにハンドル12の上端が挿入さ
れ、ピン13を介して扉面に直角の方向に回動可能に支持
されている。また、ハンドル12の内面にはねじ14により
板バネ15の一端が係止されており、板バネ15は2個所の
折曲げ部により15a,15b,15cから構成されている。そし
てハンドル12が後述するハンドル係止手段によって受金
1に当接係止されている状態では、15a,15b間の折曲げ
部が切込部4aの底面4bに当接し、ハンドル12の係止が解
除されたときに15bが底面4bに当接し、ハンドル12をさ
らに引き出したときに15cが底面4bに当接するようにな
っている。
ハンドル12の下部前面にはキャップ16が上下方向に摺
動可能に装着されており、キャップ16の内面の上下端近
傍にはそれぞれ円形の凹孔16a,16bが設けられている。
またキャップ16の内面の上部凹孔16aの近傍には、下方
に向って深さが浅くなる凹溝16cが形成されている。さ
らにハンドル12の下部のキャップ16の内側には、ピン17
により下端が回動可能に支持されたキャップストッパ18
が設けられている。キャップストッパ18の上端近傍とハ
ンドル12の底面との間にはコイルバネ19が張架されてい
て、キャップストッパ18を反時計方向に回動付勢してい
る。またキャップストッパ18の下端はハンドル12を受金
1に当接したときに、受金1に設けられた凸部1aに当接
し、キャップストッパ18の上端は凹溝16cから離脱して
いて、キャップ16は上下動可能となっている。一方、ハ
ンドル12が時計方向に回動したときは、キャップストッ
パ18の下端と受金1の凸部1aとが離れ、コイルバネ19の
付勢力によりキャップストッパ18の上端がキャップ16の
凹溝16c内に係合し、キャップ16は上昇した状態で保持
される。
また、ハンドル12の下端にはピン20がハンドル面に対
して直角の方向に摺動可能に装着されており、ピン20は
コイルバネ21により突出する方向に付勢されている。そ
してピン20はキャップ16の上昇端において凹孔16bに係
合し、キャップ16の下降端において凹孔16aに係合し
て、キャップ16をそれぞれの位置に保持するようになっ
ている。
一方、受金1の下端にはロータケース22が上下動可能
に装着されており、ロータケース22内には錠前23が回動
可能に嵌合されている。またロータケース22の上部外間
には突起部22aが設けられており、ロータケース22の上
下移動によりハンドル12の下端に形成された凹溝12aに
係止または離脱するようになっている。また、錠前23の
内側の一端にはストッパ24が偏心して固定されており、
錠前を180度回動することにより本体1の上壁または下
壁に当接して、ロータケース22の下降をそれぞれ可能ま
たは係止するようになっている。さらにロータケース22
の下面と受金1の底面との間にはコイルバネ25が装着さ
れていて、ロータケース22を上方に付勢している。
ロータケース22は第3図及び第4図に示すように1対
の止め板26により挟持されており、止め板26の上端はそ
れぞれねじ27により受金1の背面に固定されている。ま
た止め板26は受金1のロータケース22を支持する上壁を
貫通して内部に挿入され、ロータケース22の外間に上下
方向に平行に形成された溝部22bに嵌合し、ロータケー
ス22を回転を係止して受金1に固定している。
次に、本実施例の作用を説明する。第1図に示すよう
にハンドル12が受金1内に収納された状態では、ロータ
ケース22の突起部22aがハンドル12の凹溝12a内に嵌合し
ており、ハンドル12の回動は係止されている。錠前23に
図示しない鍵を挿入して錠前23を回動し、第1図に示す
ようにストッパ24の長手部を受金1の上壁に当接させる
と、ロータケース22は下降可能となる。この状態でロー
タケース22を押し下げると、突起部22aと凹溝12aとの係
合が解除され、ハンドル12は板バネ15の付勢力により時
計方向に回動する。このとき板バネ15の中間辺15bがシ
ャフト4の切込部4aの底面4bに当接した状態で係止され
るので、回動角は僅かであり大きくはね出すことはな
い。次にハンドル12を握って2点鎖線で示す位置まで引
き出し、紙面に対して直角の方向に回動することにより
図示しない止め金による扉の係止が解除され、扉を開く
ことができる。
扉を閉じてハンドル12を受金1内に収納し、錠前を18
0度回動させることによりストッパ24が回動し、ロータ
ケース22が押し上げられて突起部22aが凹溝12a内に嵌合
して、施錠が行われる。
一方、ハンドル12が受金1内に収納された状態では、
キャップストッパ18の下端が受金1の凸部1aに当接し、
キャップストッパ18は時計方向に回動して先端がキャッ
プ16に形成された凹溝16cから離脱している。従ってキ
ャップ16を下方に移動させることが可能であり、ピン20
を凹孔16aに係合させることによりキャップ16で錠前23
の前面を被覆することができる。キャップ16を上方に移
動させ、ピン20を凹孔16bに係合して保持した状態で錠
前23により前述したように解錠を行うと、ハンドル12は
時計方向に回動する。この結果キャップストッパ18の下
端が凸部1aから離脱し、コイルバネ19の付勢力により反
時計方向に回動して、キャップストッパ18の先端がキャ
ップ16の内面に形成された凹溝16cに係合する。この状
態ではキャップ16を下降させることができないので、キ
ャップ16は上昇したままとなる。
本実施例によれば、解錠時にハンドル12が回動する角
度を小さくすることができ、ハンドル12のはね上げによ
る危険を防止することができる。またハンドル12が回動
して受金1から離れた状態ではキャップ16が上方に移動
し保持されているので、ハンドル12が受金1から離れて
いることを正面からでも容易に確認することができ、こ
の状態で放置されることがなく錠前23の損傷を防止する
ことができる。
なお、ロータケース22を1対の止め板26で外部から固
定できるようにしたので、ロータケース22の着脱が容易
となる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案によれば、ハンドルの回
動を板バネによって2段階で付勢係止するようにしたの
で、解錠時にハンドルが瞬時に大きい角度で突出するこ
とがなく、危険を防止することができる。またハンドル
が受金から離脱しているときは、キャップが上方に移動
しているので、この状態を正面からでも容易に確認する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す縦断面図、第2図及び
第3図は同じくそれぞれ正面図及び背面図、第4図は同
じく止め板を示す斜視図である。 1……受金、4……シャフト 12……ハンドル、15……板バネ 16……キャップ、18……キャップストッパ 23……錠前

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】扉に固定された受金と、該受金に回動可能
    に支持されたシャフトと、該シャフトに前記扉面に対し
    て直角の方向に一端が回動可能に取り付けられたハンド
    ルと、前記受金の下端に装着された錠前と、該錠前の回
    動によって前記ハンドルの下端を係止するハンドル係止
    手段と、前記ハンドルに摺動可能に装着され前記錠前の
    前面を被覆する蓋体とを具備した平面ハンドル装置であ
    って、 基端を前記ハンドルの内面に取り付けられ、先端から第
    1、第2の2箇所でいずれも前記ハンドル側に屈曲され
    ており、前記ハンドルが前記ハンドル係止手段により係
    止されているときは前記第2の箇所が前記シャフトに設
    けられた平面に当接して前記ハンドルを付勢し、前記ハ
    ンドルが前記ハンドル係止手段による係止を解除され回
    動すると前記第1、第2の2箇所の間が前記平面に当接
    した状態となり、更に前記ハンドルが回動すると前記先
    端から前記第1の箇所の間が前記平面に当接した状態と
    なる板バネと、 前記ハンドルに設けられ一端が前記蓋体側に、他端が前
    記受金側に配置され、前記一端は前記蓋体側に移動する
    と前記蓋体と係合し、前記ハンドルが前記受金に隣接し
    前記他端が前記受金に当接して押圧されると前記一端は
    前記受金側に移動して前記蓋体との係合を解除されるス
    トッパと、 このストッパの前記一端を前記蓋体側に付勢する付勢手
    段とを設けたことを特徴とする平面ハンドル装置。
JP9901590U 1990-09-25 1990-09-25 平面ハンドル装置 Expired - Lifetime JP2520961Y2 (ja)

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JPH0456871U JPH0456871U (ja) 1992-05-15
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JP4619800B2 (ja) * 2005-01-21 2011-01-26 スガツネ工業株式会社 ハンドル装置
JP6517870B2 (ja) * 2017-04-25 2019-05-22 東海理研株式会社 錠付ハンドル

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JPH0456871U (ja) 1992-05-15

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