JP3569960B2 - 自動販売機のドアロック装置 - Google Patents
自動販売機のドアロック装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP3569960B2 JP3569960B2 JP15220994A JP15220994A JP3569960B2 JP 3569960 B2 JP3569960 B2 JP 3569960B2 JP 15220994 A JP15220994 A JP 15220994A JP 15220994 A JP15220994 A JP 15220994A JP 3569960 B2 JP3569960 B2 JP 3569960B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- rod
- vending machine
- locking
- main body
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 9
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 3
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 230000002401 inhibitory effect Effects 0.000 description 1
- 230000002265 prevention Effects 0.000 description 1
- 239000011435 rock Substances 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Description
【0001】
【産業上の利用分野】
本発明は、主として、販売機本体にメインドアをロックするための自動販売機のドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドアロック装置として、例えば実開平2−128765号公報に記載のものが知られている。このドアロック装置は、販売機本体に固定した上下一対のロッド受けに対し、メインドアに、上下方向に進退自在に取り付けた上下一対の係止ロッドの先端部を、それぞれ係止および係止解除して、メインドアを販売機本体にロックおよびロック解除できるようになっている。両係止ロッドの基端部は、相互に180度点対称に位置した状態で、回転プレートにそれぞれ回動自在に取り付けられており、回転プレートの回転中心には、メインドアに固定したシリンダ錠のシリンダが固定されている。すなわち、シリンダ錠のキー操作で、回転プレートを正逆回転させることにより、ロッドを上下方向に進退させ、ロックおよびロック解除が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来のドアロック装置では、ロックを解除してドアを開放する場合に加え、ドアを閉塞してロックを行う場合にも、シリンダ錠のキー操作が必要となるため、ドアの開閉に伴うロック・アンロック操作が煩雑なものとなっていた。特に、開放する場合と異なりドアを閉塞する場合には、ドアを販売機本体に強く押し当てておいて、キー操作(ロック操作)を行う必要があり、ロック操作が面倒であった。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、販売機本体に対するドアのロックを、ドアの閉塞に連動し自動的に行うことができる自動販売機のドアロック装置を提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明は、販売機本体およびドアのいずれか一方に取り付けたロッドを進退させ、その係止部を他方に取り付けたロッド受けに係止、および係止解除して、ドアを販売機本体にロック・アンロックする自動販売機のドアロック装置において、前記ロッドを係止方向に付勢する付勢手段と、当該付勢手段に抗して、前記ロッドの係止方向への移動を阻止する移動阻止部材と、前記販売機本体側へ付勢され、前記ドアの開閉に連動して前記販売機本体側へ倒れ込む傾動位置と鉛直方向に向く定常位置との間を回動することによって、前記ロッドの係止部を揺動させる連動部材と、を備え、前記連動部材は、前記ドアの開放に連動して前記傾動位置へ回動することによって、前記ロッド受けから係止解除される前記ロッドの係止部を前記移動阻止部材に相対的に臨ませ、前記ドアの閉塞に連動して前記定常位置へ回動することによって、前記ロッドの係止部を前記移動阻止部材から相対的に逃がして前記ロッド受けに係止させる、ことを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1のドアロック装置によれば、ロッド受けに対しロッドを進退させてドアを開放すると、この開放に連動して連動部材が、ロッドの係止部を阻止部材に相対的に臨ませる。すると、付勢手段に抗して、ロッドの係止方向への移動が阻止され、ロッドのロッド受に対する係止解除状態が維持される。この状態からドアを閉塞すると、これに連動して連動部材が、ロッドの係止部を阻止部材から相対的に逃がす。すると、付勢手段により、ロッドが係止方向に付勢され、ロッド受に係止される。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例に係る自動販売機のドアロック装置について説明する。このドアロック装置は、自動販売機の販売機本体に、メインドアを閉塞ロックするものであり、図1は自動販売機の閉扉状態の斜視図であり、図2はその開扉状態の斜視図である。両図に示すように、ドアロック装置1は、販売機本体Aに取り付けたロック受け金具2と、メインドアBに取り付けられ、ロック受け金具2に係止されるロック金具3と、メインドアBを閉塞したときに、ロック金具3をロック受け金具2に自動的に係止させる連動機構4とで構成されている。
【0009】
ロック金具3は、メインドアBの閉塞動作に伴い、連動機構4により、ロック受け金具2に係止される一方、メインドアBの前面に取り付けたシリンダ錠5のキー6操作により、ロック受け金具2から係止解除される。これにより、販売機本体Aに対するメインドアBのロック・アンロックが行われる。
【0010】
ロック受け金具2は、販売機本体Aの上端部に取り付けた上受け金具(ロッド受け)11と、下端部に取り付けた下受け金具12とで構成されており、それぞれ全く同一の平板形状に形成されている。上受け金具11および下受け金具12は、前部に係止孔13,14をそれぞれ有し、水平姿勢で、販売機本体Aのフレーム(図示省略)にそれぞれ強固に固定されている。
【0011】
ロック金具3は、シリンダ錠5に連結した回転円板21と、上受け金具11に係止する上係止ロッド22と、下受け金具12に係止する下係止ロッド23とで、構成されている。回転円板21は、その中心を、シリンダ錠5のシリンダ5aの先端にねじ止めされ、シリンダ錠5のキー6操作で正逆回転される。上係止ロッド22および下係止ロッド23の基部は、180度点対称に位置した状態で、回転円板21の裏面にそれぞれ回動自在に取り付けられている。また、上係止ロッド22の先端部(係止部)22aは、後述する連動機構4のガイド部32cに案内され、また下係止ロッド23の先端部23aは、メインドアBに固定した下ガイド部材7に案内され、それぞれ上下方向に進退する。すなわち、上係止ロッド22および下係止ロッド23は、キー6操作により、回転円板21を介して同時に進退し、それぞれの先端部22a,23aで上受け金具11および下受け金具12の係止孔13,14に、それぞれ挿通するようにして係止および係止解除される。
【0012】
連動機構は4、下係止ロッド23に取り付けた第1コイルばね(付勢手段)31と、メインドアBの開閉に連動して回動する連動部材32と、連動部材32を販売機本体A側へ回動付勢する第2コイルばね33と、上係止ロッド22の係止方向への移動(前進)を阻止する移動阻止プレート(移動阻止部材)34とで構成されている。第1コイルばね31は、上端を下係止ロッド23に、下端をメインドアBにそれぞれ掛け止めされ、下係止ロッド23を係止方向に付勢すると共に、回転円板21を介して上係止ロッド22も、同時に係止方向に付勢している。
【0013】
連動部材32は、「L」字状に形成された部材本体32aと、部材本体32aの上部から移動阻止プレート34を越えて上方に延びる回動片部32bと、部材本体32aの上端に折曲げ形成したガイド部32cとで、一体に形成されている。連動部材32は、支軸35により、部材本体32aの中間位置で、メインドアBに前後方向回動自在に取り付けられており、かつメインドアBとの間に掛け渡した第2コイルばね33により、販売機本体A側(後方)へ回動するように付勢されている。この場合、連動部材32のガイド部32cには、上係止ロッド22の先端部22aが挿通しており、連動部材32の回動に伴い、上係止ロッド22の先端部22aが、わずかに揺動されるようになっている。また、部材本体32aの下部には、長孔36が形成され、この長孔36に、メインドアBの固定したストッパピン37が係合し、連動部材32は、鉛直方向に向く定常位置と、販売機本体A側へ倒れ込む傾動位置との間で、その回動を一定の範囲に規制されている。
【0014】
この定常位置および傾動位置は、メインドアBを開閉した状態に対応しており、メインドアBを閉塞した状態では、上受け金具11の先端に回動片部32bが当接し、第2コイルばね33に抗して、連動部材32は定常位置に回動され、開放した状態では、回動片部32bが上受け金具11から離れ、第2コイルばね33により、連動部材32は傾動位置に回動される。
【0015】
一方、移動阻止プレート34は、「L」字形状の鋼板で構成され、その短片34aが連動部材32側に突出するように、メインドアBの内側に水平に固定されている。移動阻止プレート34の短片34aは、メインドアBを閉塞した状態で、上受け金具11の下側に重なるように配設されている。この場合、連動部材が傾動位置に回動していると、連動部材32のガイド部32cに挿通している上係止ロッド22の先端部22aは、短片34aの下側に潜り込むようにしてこれに当接し、係止方向への移動が阻止され、また定常位置に回動していると、短片34aから外れ、係止方向への移動が許容される。
【0016】
ここで、図3および図4を参照して、本実施例のドアロック装置1のロック(施錠)およびロック解除(開錠)動作を、メインドアBの開閉動作と共に説明する。販売機本体Aに対しメインドアBを閉塞した状態では、上受け金具11に連動部材32の回動片部32bが当接し、連動部材32は、第2コイルばね33に抗して、定常位置に回動している。この状態では、上下両係止ロッド22,23は、移動阻止プレート34から外れており、第1コイルばね31により、係止方向に付勢され、上受け金具11および下受け金具12にそれぞれ係止されている。すなわちメインドアBが販売機本体Aにロックされている(図3参照)。
【0017】
この状態から、ロックを解除してメインドアBを開放する場合には、シリンダ錠5にキー6を差し込んみ、第1コイルばね31に抗して、キー6を回転操作する。すると、回転円板21を介して、上下両係止ロッド22,23の先端部が、上受け金具11の係止孔13および下受け金具12の係止孔14から引き抜かれる。その際、上係止ロッド22の先端が、移動阻止プレート34の下まで後退すると、上係止ロッド22は支えを失い、第2コイルばね33により、移動阻止プレート34の下側に潜り込むようにして、回動される。また同時に、連動部材32は傾動位置に回動し、この回動により、回動片部32bが上受け金具11を蹴るように作用し、その反力で、メインドアBは販売機本体Aから軽く蹴り出される。一方、傾動位置に回動した連動部材32により、上係止ロッド22の先端は、移動阻止プレート34の下側に突き当たり、その係止方向への移動が阻止され、同時に、回転円板21を介して、下係止ロッド23もその係止方向への移動が阻止される(図4参照)。
【0018】
また逆に、このロック解除状態からメインドアBを閉じてゆくと、上受け金具11の先端に、傾動位置にある連動部材32の回動片部32bが当接し、回動片部32bが相対的に押される。これにより、連動部材32が定常位置に向かって回動する。すると、移動阻止プレート34の下側に突き当っていた上係止ロッド22の先端部22aが、移動阻止プレート34から外れ、上係止ロッド22は、第1コイルばね31により、係止方向に移動する。また同時に、下係止ロッド23も係止方向に移動し、上下両係止ロッド22,23の先端部22a,23aが、それぞれ上受け金具11および下受け金具12に、瞬間的に係止される。すなわち、上記のロック状態に戻る(図3参照)。
【0019】
以上のように本実施例のドアロック装置1によれば、メインドアBを閉塞することにより、メインドアBが販売機本体Aに自動的にロックされるので、キー6操作を行うことなく、単にメインドアBを閉塞するだけで、メインドアBの閉塞ロックを行うことができる。しかも、メインドアBを閉塞する動作では、メインドアBに慣性モーメントが働くため、メインドアBを販売機本体Aに強く押し付けるなどの、行為も不要となり、全体としてメインドアBの開閉操作を容易なものとすることができる。
【0020】
なお、本実施例では、メインドアに固定されている移動阻止プレートに対し、上係止ロッドの先端を回動部材により、揺動させて突き当てるようにしているが、連動部材により水平方向に進退される移動阻止部材を用い、これを上係止ロッドの先端を臨ませ、あるいは上係止ロッドに形成した掛止部などに臨ませる構造であってもよい。また、係止ロッドの係止部位は、ロッドの先端部でなくとも別途設けた係止部であればよい。さらに、ロック金具およびシリンダ錠を販売機本体に取り付け、ロック受け金具をメインドアに取り付けるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明のドアロック装置によれば、連動部材により、阻止部材に臨ませたロッドの係止部を、ドアの閉塞に連動して外すようにしているので、ドアの閉塞に伴って、係止ロッドをロッド受けに自動的に係止することができ、すなわち、ドアを販売機本体を自動的に閉塞ロックすることができる。したがって、ドアを閉塞ロックする際に、キー操作などが不要になり、ドアの開閉の煩雑さを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るドアロック装置を備えた自動販売機の開扉状態の斜視図である。
【図2】実施例に係るドアロック装置を備えた自動販売機の閉扉状態の斜視図である。
【図3】自動販売機の開扉状態の部分裁断側面図である。
【図4】自動販売機の閉扉状態の部分裁断側面図である。
【符号の説明】
1 ドアロック装置
11 上受け金具
22 上係止ロッド
22a 先端部
31 第1コイルばね
32 連動部材
34 移動阻止プレート
A 販売機本体
B メインドア
【産業上の利用分野】
本発明は、主として、販売機本体にメインドアをロックするための自動販売機のドアロック装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、この種のドアロック装置として、例えば実開平2−128765号公報に記載のものが知られている。このドアロック装置は、販売機本体に固定した上下一対のロッド受けに対し、メインドアに、上下方向に進退自在に取り付けた上下一対の係止ロッドの先端部を、それぞれ係止および係止解除して、メインドアを販売機本体にロックおよびロック解除できるようになっている。両係止ロッドの基端部は、相互に180度点対称に位置した状態で、回転プレートにそれぞれ回動自在に取り付けられており、回転プレートの回転中心には、メインドアに固定したシリンダ錠のシリンダが固定されている。すなわち、シリンダ錠のキー操作で、回転プレートを正逆回転させることにより、ロッドを上下方向に進退させ、ロックおよびロック解除が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
【0004】
このような従来のドアロック装置では、ロックを解除してドアを開放する場合に加え、ドアを閉塞してロックを行う場合にも、シリンダ錠のキー操作が必要となるため、ドアの開閉に伴うロック・アンロック操作が煩雑なものとなっていた。特に、開放する場合と異なりドアを閉塞する場合には、ドアを販売機本体に強く押し当てておいて、キー操作(ロック操作)を行う必要があり、ロック操作が面倒であった。
【0005】
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであり、販売機本体に対するドアのロックを、ドアの閉塞に連動し自動的に行うことができる自動販売機のドアロック装置を提供することをその目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成すべく本発明は、販売機本体およびドアのいずれか一方に取り付けたロッドを進退させ、その係止部を他方に取り付けたロッド受けに係止、および係止解除して、ドアを販売機本体にロック・アンロックする自動販売機のドアロック装置において、前記ロッドを係止方向に付勢する付勢手段と、当該付勢手段に抗して、前記ロッドの係止方向への移動を阻止する移動阻止部材と、前記販売機本体側へ付勢され、前記ドアの開閉に連動して前記販売機本体側へ倒れ込む傾動位置と鉛直方向に向く定常位置との間を回動することによって、前記ロッドの係止部を揺動させる連動部材と、を備え、前記連動部材は、前記ドアの開放に連動して前記傾動位置へ回動することによって、前記ロッド受けから係止解除される前記ロッドの係止部を前記移動阻止部材に相対的に臨ませ、前記ドアの閉塞に連動して前記定常位置へ回動することによって、前記ロッドの係止部を前記移動阻止部材から相対的に逃がして前記ロッド受けに係止させる、ことを特徴とする。
【0007】
【作用】
請求項1のドアロック装置によれば、ロッド受けに対しロッドを進退させてドアを開放すると、この開放に連動して連動部材が、ロッドの係止部を阻止部材に相対的に臨ませる。すると、付勢手段に抗して、ロッドの係止方向への移動が阻止され、ロッドのロッド受に対する係止解除状態が維持される。この状態からドアを閉塞すると、これに連動して連動部材が、ロッドの係止部を阻止部材から相対的に逃がす。すると、付勢手段により、ロッドが係止方向に付勢され、ロッド受に係止される。
【0008】
【実施例】
以下、添付図面を参照して、本発明の一実施例に係る自動販売機のドアロック装置について説明する。このドアロック装置は、自動販売機の販売機本体に、メインドアを閉塞ロックするものであり、図1は自動販売機の閉扉状態の斜視図であり、図2はその開扉状態の斜視図である。両図に示すように、ドアロック装置1は、販売機本体Aに取り付けたロック受け金具2と、メインドアBに取り付けられ、ロック受け金具2に係止されるロック金具3と、メインドアBを閉塞したときに、ロック金具3をロック受け金具2に自動的に係止させる連動機構4とで構成されている。
【0009】
ロック金具3は、メインドアBの閉塞動作に伴い、連動機構4により、ロック受け金具2に係止される一方、メインドアBの前面に取り付けたシリンダ錠5のキー6操作により、ロック受け金具2から係止解除される。これにより、販売機本体Aに対するメインドアBのロック・アンロックが行われる。
【0010】
ロック受け金具2は、販売機本体Aの上端部に取り付けた上受け金具(ロッド受け)11と、下端部に取り付けた下受け金具12とで構成されており、それぞれ全く同一の平板形状に形成されている。上受け金具11および下受け金具12は、前部に係止孔13,14をそれぞれ有し、水平姿勢で、販売機本体Aのフレーム(図示省略)にそれぞれ強固に固定されている。
【0011】
ロック金具3は、シリンダ錠5に連結した回転円板21と、上受け金具11に係止する上係止ロッド22と、下受け金具12に係止する下係止ロッド23とで、構成されている。回転円板21は、その中心を、シリンダ錠5のシリンダ5aの先端にねじ止めされ、シリンダ錠5のキー6操作で正逆回転される。上係止ロッド22および下係止ロッド23の基部は、180度点対称に位置した状態で、回転円板21の裏面にそれぞれ回動自在に取り付けられている。また、上係止ロッド22の先端部(係止部)22aは、後述する連動機構4のガイド部32cに案内され、また下係止ロッド23の先端部23aは、メインドアBに固定した下ガイド部材7に案内され、それぞれ上下方向に進退する。すなわち、上係止ロッド22および下係止ロッド23は、キー6操作により、回転円板21を介して同時に進退し、それぞれの先端部22a,23aで上受け金具11および下受け金具12の係止孔13,14に、それぞれ挿通するようにして係止および係止解除される。
【0012】
連動機構は4、下係止ロッド23に取り付けた第1コイルばね(付勢手段)31と、メインドアBの開閉に連動して回動する連動部材32と、連動部材32を販売機本体A側へ回動付勢する第2コイルばね33と、上係止ロッド22の係止方向への移動(前進)を阻止する移動阻止プレート(移動阻止部材)34とで構成されている。第1コイルばね31は、上端を下係止ロッド23に、下端をメインドアBにそれぞれ掛け止めされ、下係止ロッド23を係止方向に付勢すると共に、回転円板21を介して上係止ロッド22も、同時に係止方向に付勢している。
【0013】
連動部材32は、「L」字状に形成された部材本体32aと、部材本体32aの上部から移動阻止プレート34を越えて上方に延びる回動片部32bと、部材本体32aの上端に折曲げ形成したガイド部32cとで、一体に形成されている。連動部材32は、支軸35により、部材本体32aの中間位置で、メインドアBに前後方向回動自在に取り付けられており、かつメインドアBとの間に掛け渡した第2コイルばね33により、販売機本体A側(後方)へ回動するように付勢されている。この場合、連動部材32のガイド部32cには、上係止ロッド22の先端部22aが挿通しており、連動部材32の回動に伴い、上係止ロッド22の先端部22aが、わずかに揺動されるようになっている。また、部材本体32aの下部には、長孔36が形成され、この長孔36に、メインドアBの固定したストッパピン37が係合し、連動部材32は、鉛直方向に向く定常位置と、販売機本体A側へ倒れ込む傾動位置との間で、その回動を一定の範囲に規制されている。
【0014】
この定常位置および傾動位置は、メインドアBを開閉した状態に対応しており、メインドアBを閉塞した状態では、上受け金具11の先端に回動片部32bが当接し、第2コイルばね33に抗して、連動部材32は定常位置に回動され、開放した状態では、回動片部32bが上受け金具11から離れ、第2コイルばね33により、連動部材32は傾動位置に回動される。
【0015】
一方、移動阻止プレート34は、「L」字形状の鋼板で構成され、その短片34aが連動部材32側に突出するように、メインドアBの内側に水平に固定されている。移動阻止プレート34の短片34aは、メインドアBを閉塞した状態で、上受け金具11の下側に重なるように配設されている。この場合、連動部材が傾動位置に回動していると、連動部材32のガイド部32cに挿通している上係止ロッド22の先端部22aは、短片34aの下側に潜り込むようにしてこれに当接し、係止方向への移動が阻止され、また定常位置に回動していると、短片34aから外れ、係止方向への移動が許容される。
【0016】
ここで、図3および図4を参照して、本実施例のドアロック装置1のロック(施錠)およびロック解除(開錠)動作を、メインドアBの開閉動作と共に説明する。販売機本体Aに対しメインドアBを閉塞した状態では、上受け金具11に連動部材32の回動片部32bが当接し、連動部材32は、第2コイルばね33に抗して、定常位置に回動している。この状態では、上下両係止ロッド22,23は、移動阻止プレート34から外れており、第1コイルばね31により、係止方向に付勢され、上受け金具11および下受け金具12にそれぞれ係止されている。すなわちメインドアBが販売機本体Aにロックされている(図3参照)。
【0017】
この状態から、ロックを解除してメインドアBを開放する場合には、シリンダ錠5にキー6を差し込んみ、第1コイルばね31に抗して、キー6を回転操作する。すると、回転円板21を介して、上下両係止ロッド22,23の先端部が、上受け金具11の係止孔13および下受け金具12の係止孔14から引き抜かれる。その際、上係止ロッド22の先端が、移動阻止プレート34の下まで後退すると、上係止ロッド22は支えを失い、第2コイルばね33により、移動阻止プレート34の下側に潜り込むようにして、回動される。また同時に、連動部材32は傾動位置に回動し、この回動により、回動片部32bが上受け金具11を蹴るように作用し、その反力で、メインドアBは販売機本体Aから軽く蹴り出される。一方、傾動位置に回動した連動部材32により、上係止ロッド22の先端は、移動阻止プレート34の下側に突き当たり、その係止方向への移動が阻止され、同時に、回転円板21を介して、下係止ロッド23もその係止方向への移動が阻止される(図4参照)。
【0018】
また逆に、このロック解除状態からメインドアBを閉じてゆくと、上受け金具11の先端に、傾動位置にある連動部材32の回動片部32bが当接し、回動片部32bが相対的に押される。これにより、連動部材32が定常位置に向かって回動する。すると、移動阻止プレート34の下側に突き当っていた上係止ロッド22の先端部22aが、移動阻止プレート34から外れ、上係止ロッド22は、第1コイルばね31により、係止方向に移動する。また同時に、下係止ロッド23も係止方向に移動し、上下両係止ロッド22,23の先端部22a,23aが、それぞれ上受け金具11および下受け金具12に、瞬間的に係止される。すなわち、上記のロック状態に戻る(図3参照)。
【0019】
以上のように本実施例のドアロック装置1によれば、メインドアBを閉塞することにより、メインドアBが販売機本体Aに自動的にロックされるので、キー6操作を行うことなく、単にメインドアBを閉塞するだけで、メインドアBの閉塞ロックを行うことができる。しかも、メインドアBを閉塞する動作では、メインドアBに慣性モーメントが働くため、メインドアBを販売機本体Aに強く押し付けるなどの、行為も不要となり、全体としてメインドアBの開閉操作を容易なものとすることができる。
【0020】
なお、本実施例では、メインドアに固定されている移動阻止プレートに対し、上係止ロッドの先端を回動部材により、揺動させて突き当てるようにしているが、連動部材により水平方向に進退される移動阻止部材を用い、これを上係止ロッドの先端を臨ませ、あるいは上係止ロッドに形成した掛止部などに臨ませる構造であってもよい。また、係止ロッドの係止部位は、ロッドの先端部でなくとも別途設けた係止部であればよい。さらに、ロック金具およびシリンダ錠を販売機本体に取り付け、ロック受け金具をメインドアに取り付けるようにしてもよい。
【0021】
【発明の効果】
以上のように本発明のドアロック装置によれば、連動部材により、阻止部材に臨ませたロッドの係止部を、ドアの閉塞に連動して外すようにしているので、ドアの閉塞に伴って、係止ロッドをロッド受けに自動的に係止することができ、すなわち、ドアを販売機本体を自動的に閉塞ロックすることができる。したがって、ドアを閉塞ロックする際に、キー操作などが不要になり、ドアの開閉の煩雑さを回避することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るドアロック装置を備えた自動販売機の開扉状態の斜視図である。
【図2】実施例に係るドアロック装置を備えた自動販売機の閉扉状態の斜視図である。
【図3】自動販売機の開扉状態の部分裁断側面図である。
【図4】自動販売機の閉扉状態の部分裁断側面図である。
【符号の説明】
1 ドアロック装置
11 上受け金具
22 上係止ロッド
22a 先端部
31 第1コイルばね
32 連動部材
34 移動阻止プレート
A 販売機本体
B メインドア
Claims (1)
- 販売機本体およびドアのいずれか一方に取り付けたロッドを進退させ、その係止部を他方に取り付けたロッド受けに係止、および係止解除して、ドアを販売機本体にロック・アンロックする自動販売機のドアロック装置において、
前記ロッドを係止方向に付勢する付勢手段と、
当該付勢手段に抗して、前記ロッドの係止方向への移動を阻止する移動阻止部材と、
前記販売機本体側へ付勢され、前記ドアの開閉に連動して前記販売機本体側へ倒れ込む傾動位置と鉛直方向に向く定常位置との間を回動することによって、前記ロッドの係止部を揺動させる連動部材と、を備え、
前記連動部材は、前記ドアの開放に連動して前記傾動位置へ回動することによって、前記ロッド受けから係止解除される前記ロッドの係止部を前記移動阻止部材に相対的に臨ませ、前記ドアの閉塞に連動して前記定常位置へ回動することによって、前記ロッドの係止部を前記移動阻止部材から相対的に逃がして前記ロッド受けに係止させる、ことを特徴とする自動販売機のドアロック装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15220994A JP3569960B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 自動販売機のドアロック装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP15220994A JP3569960B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 自動販売機のドアロック装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0816908A JPH0816908A (ja) | 1996-01-19 |
| JP3569960B2 true JP3569960B2 (ja) | 2004-09-29 |
Family
ID=15535458
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP15220994A Expired - Fee Related JP3569960B2 (ja) | 1994-07-04 | 1994-07-04 | 自動販売機のドアロック装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3569960B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150079141A (ko) * | 2013-12-31 | 2015-07-08 | 노틸러스효성 주식회사 | 카세트 커버 잠금장치 |
Families Citing this family (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP5151143B2 (ja) * | 2006-12-22 | 2013-02-27 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
| JP5135788B2 (ja) * | 2006-12-25 | 2013-02-06 | 株式会社三洋物産 | 遊技機 |
| JP2012135678A (ja) * | 2012-04-23 | 2012-07-19 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| JP2012157720A (ja) * | 2012-04-23 | 2012-08-23 | Sanyo Product Co Ltd | 遊技機 |
| CN107143216B (zh) * | 2017-07-03 | 2023-02-24 | 中车石家庄车辆有限公司 | 一种集装箱笼架及其集装箱锁闭机构 |
-
1994
- 1994-07-04 JP JP15220994A patent/JP3569960B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20150079141A (ko) * | 2013-12-31 | 2015-07-08 | 노틸러스효성 주식회사 | 카세트 커버 잠금장치 |
| KR102165828B1 (ko) | 2013-12-31 | 2020-10-14 | 효성티앤에스 주식회사 | 카세트 커버 잠금장치 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0816908A (ja) | 1996-01-19 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2011094364A (ja) | ハンドル装置 | |
| JP3569960B2 (ja) | 自動販売機のドアロック装置 | |
| JP2011094365A (ja) | ハンドル装置 | |
| JP3875472B2 (ja) | ドアロック装置におけるチャイルドロック機構 | |
| JP2003070968A (ja) | ゲーム機の施錠装置 | |
| JP4707551B2 (ja) | ゲーム機の施錠装置 | |
| JP3753001B2 (ja) | シャッターの施錠装置 | |
| JP3647742B2 (ja) | 引戸扉等のサムターン付き錠 | |
| JP3629637B2 (ja) | ゲーム機の施錠装置 | |
| JP3354773B2 (ja) | 引き戸用鎌錠 | |
| JPH0649778Y2 (ja) | レバー型開閉用ハンドル | |
| JPH11192837A (ja) | ウィンドウロック装置 | |
| JP2511036Y2 (ja) | 錠装置 | |
| JPH0633159Y2 (ja) | 把手装置 | |
| JP3956189B2 (ja) | スライド扉の自動ロック装置 | |
| JP2723425B2 (ja) | 自動販売機の扉体施錠装置 | |
| JP2509753Y2 (ja) | 引き戸用用心錠 | |
| JP3544194B2 (ja) | 引き違い戸用プッシュロック装置 | |
| JP3436978B2 (ja) | 自動販売機用扉のロック機構 | |
| JPH083625Y2 (ja) | 扉用錠 | |
| JP3443186B2 (ja) | 扉開閉ロック装置 | |
| JPH0643391Y2 (ja) | 門扉錠におけるラツチ構造 | |
| JP2505252Y2 (ja) | オ―プンカ―の幌格納用ロック装置 | |
| JP2877394B2 (ja) | 錠 | |
| JPS6016200Y2 (ja) | 自動販売機等のロツク装置 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20040601 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20040614 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20080702 Year of fee payment: 4 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |