JP2905179B2 - ロック付きダブルファスナー装置 - Google Patents

ロック付きダブルファスナー装置

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JP2905179B2
JP2905179B2 JP25137697A JP25137697A JP2905179B2 JP 2905179 B2 JP2905179 B2 JP 2905179B2 JP 25137697 A JP25137697 A JP 25137697A JP 25137697 A JP25137697 A JP 25137697A JP 2905179 B2 JP2905179 B2 JP 2905179B2
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富雄 手塚
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明が属する技術分野】 本発明は通信ケ−ブル接続
部用ボックス等の長大ボックスの蓋を2ケ所のファスナ
−ユニットで同時に締め付けるようにしたダブルファス
ナ−装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】 ファスナ−装置で蓋をボックスに締め
付け保持する場合、1ケ所だけでは締め付け切れない長
大ボックスにおいては、ファスナー装置を複数個使用し
ている。しかし、このような適用例においては、どれか
のファスナー装置の締め忘れが発生しやすい問題があ
る。ロック付きファスナ−装置を使用した場合、鍵を複
数回も施錠操作しなければならず、煩雑である。
【0003】また、従来のロック付きファスナ−装置で
は、鍵の回転操作と同時にデッドボルトがスライドする
機構のものであるため、過って鍵を施錠位置で抜き取っ
て仕舞った時には、突出位置にあるデッドボルトの先端
部が蓋の閉鎖回転の終端で受金部に衝突し、衝突部分の
破損や施錠不具合を招くという問題がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】 したがって本発明の
目的は、長大なボックスにおいて2箇所を同時に的確に
締め付けることができ、操作の簡便性に優れているとと
もに、ラッチ式ロックの採用によってカバーの閉鎖時に
施錠が自動的に成立し、衝突による破損や施錠不具合が
発生しないロック付きダブルファスナ−装置を提供する
ことである。
【0005】
【課題を解決するための手段】 以下、添付図面中の参
照符号を用いて説明すると、本発明のロック付きダブル
ファスナ−装置は、カバ−6の左右に配置したファスナ
−ユニット1A、1Bと中央に配置したラッチ式ロック
ユニット1Cを有する。ア−ム32の第2枢軸スライド
溝33を貫通させた第2枢軸31によって、カバー6の
基端部がア−ム32の一方端部に連結される。アーム3
2の他方の端部は、第1枢軸30によってファスナ−ベ
−ス板27の軸受板部28に連結され、ファスナーベー
ス板27はボックス3に固定される。
【0006】さらに、カバ−6の先端部の内部にはフッ
ク部24が設けられ、該フック部24は蓋2固定される
フック受金25に係脱する。ア−ム32のバネ受け板部
34の透孔35にはバネ受金具37が貫通している。バ
ネ受金具37のバネ支持板部38には圧縮コイルバネ3
6が嵌め合わせ支持されている。
【0007】左右いずれのファスナーユニット1A、1
Bにおいても、カバー6の先端フック部24とフック受
金24との係合点と第1枢軸30とを通る直線に関し
て、第2枢軸31がファスナーベース板27に接近した
位置にあるとき、圧縮コイルバネ36は、カバー6の先
端フック部24とフック受金25との係合を維持する方
向にバネ圧を働かしている。これによって、蓋2は閉鎖
位置においてボックス3に締め付け施錠される。
【0008】カバー6を施錠成立位置まで回転させる
と、ラッチ式ロックユニット1Cのラッチ7がボックス
3に固定されたラッチ受金21と自動的に係合すること
によって、カバ−6がボックス3に対し錠止される。
【0009】
【発明の実施の形態】 図示の実施例では、フック受金
25はビス26によって蓋2の端部側面に固定され、フ
ァスナーベース板27はビス29によってボックス3の
端部側面に固定され、ラッチ受21はビス23によって
ボックス3に固定されている。中央に1個だけ設置され
るラッチ式ロックユニット1Cは、カバ−6の正面と平
行に設けた案内溝部10に左右方向に移動可能に嵌め込
まれたラッチ7と、案内溝部10の一端部12に嵌め込
まれた圧縮コイルバネ11と、カバ−6に設けた円形空
洞部16に回転可能に嵌め込まれたロ−タ13と、カバ
−6の背面側にビス20で固定されたラッチベ−ス板1
9と、ラッチ受金21とから成る。
【0010】ラッチ7は先端部がラッチ受金21の受孔
22に係合する方向に圧縮コイルバネ11によって付勢
されている。カバー6の正面鍵穴5から所定の鍵4を挿
入し、ロ−タ13の正面側の鍵穴15に鍵先部4aを差
し込んで鍵4を回すと、ロータ13が回転駆動される。
ロータ13の回転に伴い、ロータ13の背面側の偏心突
起14がラッチ7に設けたカム溝8の内面を押すことに
よって、ラッチ7は先端部がラッチ受金21の受孔22
から脱出する方向に駆動される。ロータ13の回転角度
は、カバ−6側に設けた制止溝18内でロータ13側に
設けた制止突起17が移動する角度に制限される。
【0011】ラッチ7の先端部背面側にはカム斜面部9
を形成してあり、カバー6を締め付け施錠の成立位置へ
と回転させた時、回転終端域においてカム斜面部9がラ
ッチ受金21の前端部に当接し、更に当該回転が続行さ
れると、カム斜面部9の誘導作用によってラッチ7が一
旦、後退する。カバー6が最終の閉鎖位置に到達した
時、ラッチ7の先端部はラッチ受金21の受孔22に対
面した位置に来ており、圧縮コイルバネ11の付勢によ
って前進駆動されたラッチ7は、直ちに先端部が
【0012】図7に示したようにラッチ式ロックユニッ
ト1Cの施錠成立時には、圧縮コイルバネ11に付勢さ
れたラッチ7は、ラッチ7側のカム溝8の内面にロ−タ
13側の偏心突起14が当接することによって、当該施
錠位置に制止されている。また、ロ−タ13側の制止突
起17がカバ−6側の転制止溝18内の一端まで移動し
ているため、ロ−タ−13の回転も制止されている。
【0013】ロ−タ13の鍵穴15に差し込んだ鍵4を
時計回りに90度回転させると、制止突起17が制止溝
18内の他端まで移動する。この時、ロ−タ13側の偏
心突起14がカム溝8の内面を押しながら回転移動する
ため、図8に示したようにラッチ7は先端部がラッチ受
孔22から脱出した位置まで移動し、ボックス3に対す
るカバー6の錠止が解除される。
【0014】図9に示したようにファスナ−ユニット1
A、1Bのいずれにおいても施錠成立状態では、第2枢
軸31が先端フック部24と第1枢軸30を結ぶ直線よ
りもボックス3寄り来ているため、圧縮コイルバネ36
はバネ受金具37と第2枢軸31をボックス3側に押し
遣る方向に作用し、蓋2はボックス3に対して閉じられ
た状態に締め付け保持される。
【0015】図10に示したようにラッチ式ロックユニ
ット1Cが解錠された状態において、カバ−6を持ち上
げ回転させ、先端フック部24と第1枢軸30を結ぶ直
線よりも外側に第2枢軸31を移動させると、圧縮コイ
ルバネ36がバネ受金具37と第2枢軸31をボックス
3から離れる方向に押し遣り、圧縮コイルバネ36が伸
びた状態にまで移動するため、カバ−6の先端フック部
24をフック受金25から外すことができる。
【0016】
【発明の効果】 以上のように本発明のロック付きダブ
ルファスナ−装置では、カバ−6に左右2個のファスナ
−ユニット1A、1Bが内蔵されているため、カバ−6
を閉じる操作だけで2箇所同時に締め付け施錠すること
ができ、しかもカバ−6の中央部の1個のラッチ式ロッ
クユニット1Cの施錠操作のみによってカバー6をボッ
クス3に対し施錠することができるため、簡便性と的確
性において操作性が優れおり、長大なボックスへの適用
に最適である。
【0017】また、ラッチ式ロックユニット1Cを組み
込んであるため、万が一、ロータ13を施錠位置に回し
たまま鍵4を抜いてカバー6を閉鎖回転させても、ラッ
チ7とラッチ受金21の係合が自動的に成立し、無理な
衝突力が発生しないので、ラッチ部分などを破損する恐
れがない。さらに、カバー6が押し下げ位置にあり、鍵
4が抜かれていれば、いずれの施錠も的確に成立してい
るのであるから、外観にて施錠の成否を確認することが
でき、施錠忘れを防ぐことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るロック付きダブルフ
ァスナ−装置の施錠成立状態の正面図である。
【図2】 該ロック付きダブルファスナ−装置の底面図
である。
【図3】 該ロック付きダブルファスナ−装置をボック
スと蓋に装着した場合の右側面図である。
【図4】 該ロック付きダブルファスナ−装置に用いる
鍵の正面図である。
【図5】 該鍵の左側面図である。
【図6】 図2のA−A断面図である。
【図7】 ラッチ式ロックユニットが施錠成立状態にあ
る時の図1のB−B断面図である。
【図8】 該ラッチ式ロックユニットが施錠解除状態に
ある時の図1のB−B断面図である。
【図9】 ファスナ−ユニットが施錠成立状態にある時
の図1のC−C断面図である。
【図10】 ファスナ−ユニットが施錠解除状態にある
時の図1のC−C断面図である。
【符号の説明】
1 ロック付きダブルファスナ−装置 1A ファスナ−ユニット 1B ファスナ−ユニット 1c ラッチ式ロックユニット 2 蓋 3 ボックス 4 鍵 4a 鍵先部 5 カバーの鍵穴 6 カバ− 7 ラッチ 8 カム溝 9 ラッチの先端斜面部 10 ラッチ用案内溝 11 ラッチ付勢用バネ 13 ロ−タ 14 ロータの偏心突起 15 ロータの鍵穴 19 ラッチのベ−ス板 21 ラッチ受金 22 ラッチ受孔 24 カバ−の先端フック部 25 フック受金 27 ファスナ−ベ−ス板 28 軸受板部 30 第1枢軸 31 第2枢軸 32 ア−ム 33 第2枢軸スライド溝 34 バネ受板部 35 透孔 36 ファスナ−用バネ 37 バネ受金具 38 バネ支持板部

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 カバ−6の左右にファスナ−ユニット1
    A、1Bを設け、カバー6の中央にラッチ式ロックユニ
    ット1Cを設け、第2枢軸スライド溝33を貫通した第
    2枢軸31によってカバー6の基端部をア−ム32の一
    端部に連結し、ア−ム32の他端部をボックス3に固定
    されるファスナ−ベ−ス板27の軸受板部28に第1枢
    軸30によって連結し、蓋2に固定されるフック受金2
    5に係合するフック部24をカバー6の先端部に設け、
    ア−ム32のバネ受け板部34の透孔35を貫通するバ
    ネ受金具37を設け、バネ受金具37のバネ支持板部3
    8で支持された圧縮コイルバネ36の付勢によって、フ
    ァスナーユニット1A,1Bによるボックス3に対する
    カバ−6の施錠を維持させ、さらにラッチ式ロックユニ
    ット1Cのラッチ7をボックス3に固定されたラッチ受
    金21に自動係合させてカバ−6をボックス3に錠止す
    るようにしたロック付きダブルファスナ−装置。
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