JPS5912358Y2 - 手動解錠器 - Google Patents

手動解錠器

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Publication number
JPS5912358Y2
JPS5912358Y2 JP3851381U JP3851381U JPS5912358Y2 JP S5912358 Y2 JPS5912358 Y2 JP S5912358Y2 JP 3851381 U JP3851381 U JP 3851381U JP 3851381 U JP3851381 U JP 3851381U JP S5912358 Y2 JPS5912358 Y2 JP S5912358Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stop member
movable lid
case
manual
unlocker
Prior art date
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Expired
Application number
JP3851381U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS57153157U (ja
Inventor
光治 戸田
Original Assignee
昭和ロツク株式会社
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Filing date
Publication date
Application filed by 昭和ロツク株式会社 filed Critical 昭和ロツク株式会社
Priority to JP3851381U priority Critical patent/JPS5912358Y2/ja
Publication of JPS57153157U publication Critical patent/JPS57153157U/ja
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は非常扉等の施錠装置に取付けられる手動解錠
器に関するものである。
一般にデパートの非常扉等においては、煙感知器や熱感
知器の応動によって解錠できる電動式の施錠装置が取付
けられているが、停電発生時や電気回路の故障等の発生
に備え、安全性を考慮して、この施錠装置に手動式の解
錠器が取付けられている。
従来の手動解錠器は、解錠機構操作用のノックを有する
カバーをケースに可動状に設け、このカバーとケースを
プラスチックケースで被覆して設けられており、プラス
チックケースを破壊してカバーを押圧操作すれば、ノッ
クが解錠機構を作動させて解錠されるようになっている
しかしながら、非常時とは無関係に、プラスチックケー
スを破壊すれば容易に解錠が可能であるため、デパート
等において取付けた場合には、非常時の安全性を図り得
るにしても、開店中に一般客と共に紛れ込んだ賊が、閉
店後も店内に居残り、物品を盗んだ後、この手動解錠器
を利用して逃走するというケースがあり、防犯上におい
て大きな難点があった。
そこで、この考案の目的とするところは、必要に応じて
、手動解錠器の操作を不能とし、手動解錠器による施錠
装置の解錠を不可能にすることができる手動解錠器を提
供しようとするものである。
以下実施例につき説明する。
1は断面略コ字状の可動蓋で、一端部においてケース2
に可動状に軸支されている。
この可動蓋1には、ケース2を貫通して突出した解錠機
構操作用のノツク3が取付けられ、可動蓋1を押圧する
とノツク3が施錠装置内に設けられた解錠機構を作動さ
せ得るようになっている。
4はケース2内において両側片4 a ,4 aが軸支
され、起伏可能に設けた断面略コ字型のストップ部材で
、可動蓋1にはこのストップ部材4の上辺4bが係脱可
能な保合片5が設けられている。
6はソレノイドで、ケース2内に設けられており、電磁
力及び復帰用スプリング7によって往復摺動するプラン
ジャー8を有している。
9はプランジャー8にロールピンで抜け止めを施して連
結したワイヤーで、その両端部は上記ストップ部材4の
両側片4a,4aに連結されており、ストップ部材4は
前記プランジャー8に設けた復帰用スプリング7によっ
て常時代倒方向への弾発力が付与されている。
なお、ケース2と可動蓋1は従来と同じく全体的にプラ
スチックケースによって被覆されている。
上記構造において、ソレノイド6に通電すると、第1図
のように復帰用スプリング7の弾発力に損してプランジ
ャー8が吸引され、ワイヤー9で引っ張られて立ち上っ
たストップ部材4の上辺4bが係合片5に係合し、可動
蓋1がロックされる。
このため、プラスチックケースが破壊されても、可慰蓋
1の押圧あるいは開放は阻止され、解錠機構を作動させ
ることができず、施錠状態が保持されている。
この状態より電流を遮断すると、復帰用スプリング7に
よってプランジャー8が突出復帰し、これに連動してス
トップ部材4の上辺4bが係合片5より外れるため、可
動蓋1のロック状態は解除される。
従ってプラスチックケースを破壊し、可動蓋を押圧すれ
ばノツク3が作動し、解錠機構が作動して解錠し得るも
のである。
第3図は他実施例を示すもので、平面コ字型のストップ
部材10をソレノイド6のプランジャー8に連結してケ
ース2内に摺動可能に設け、ケース2の側壁を打ち出し
て設けた突起11によって浮上を防止し、長足に形或し
た係合片5が嵌合する凹部12を形或したものであり、
これによって可動蓋1の上下動を阻止し、ロック可能と
している。
なお、ストップ部材10の形状は上記の平面コ字型に限
定されるものではなく、平面L字型等ケース2内におい
て伏倒せずに摺動可能な形状であれば良い。
第4図は第2の他実施例を示すもので、ストップ部材と
してピン13をケース2の側壁の長孔14に嵌大して設
け、このピン13をワイヤー9によってプランジャー8
に連結して摺動可能に設け、可動蓋1にはこのピン13
の嵌合部15を有する係合片5を設けたものである。
ストップ部材と保合片の関係は必ずしも上記実施例に限
られるものではなく、要するに、両者の保合時において
可動蓋の上下動を阻止し、ロック状態とできるものであ
れば良い。
上記各実施例においては、通電時に、プランジャーに連
動したストップ部材が保合片に係合して可動蓋がロック
されるように構或されているが、これと反対に、通電時
にストップ部材が保合片より外れ、非通電時に両者が係
合して可動蓋をロックされるように構或することもでき
る。
この考案は、手動解錠器の開閉可能な可動蓋に保合片を
設け、これと保合可能なストップ部材とによって可動蓋
をロック可能としたので、開店中はストップ部材と保合
片とを離脱状態にしておけば、非常時において可動蓋の
押圧操作によって解錠機構の操作が可能で、安全性を図
ることができ、閉店後はストップ部材と保合片とを係合
させて可動蓋をロック状態にしておけば、盗難防止を図
ることができ、防災、防犯両面に適した実用的価値の高
い手動解錠器を提供し得たものである。
なおまた、ストップ部材の作動をソレノイドとそのプラ
ンジャーに設けた復帰用スプリングによって行なってい
るので、遠隔集中操作が可能であり、ビルディングのご
とく多数の非常扉が設けられ、各々に施錠装置及び手動
解錠器を必要とする場合に最適である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案に係る手動解錠器の縦断面図、第2図
は可動蓋を開放した状態におけるケース側のみの平面図
、第3図は他実施例を示す横断面図、第4図は第2の他
実施例を示す縦断面図である。 1・・・・・・可動蓋、2・・・・・・ケース、3・・
・・・・ノック、4・・・・・・ストップ部材、5・・
・・・・係合片、6・・・・・・ソレノイド、7・・・
・・・復帰用スプリング、8・・・・・・プランジャー
9・・・・・・ワイヤー

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. (1)開閉可能な可動蓋にケースを貫通して突出する解
    錠機構操作用のノックを設けてなる手動解錠器において
    、ケース内に、一方方向の弾発力を付与して回動あるい
    は摺動可能に設峻したストップ部材と、このストップ部
    材を前記弾発力に抗して作動するソレノイドとを設け、
    前記可動蓋には上記ストップ部材が係脱可能な保合片を
    設けて可動蓋をロック可能とした手動解錠器。
  2. (2)立ち上り時において可動蓋の保合片に係合するス
    トップ部材をケース内に起伏可能に設け、復帰用スプリ
    ングによって弾発力を付与したソレノイドのプランジャ
    ーと上記ストップ部材とをワイヤーにて連結してなる実
    用新案登録請求の範囲第1項記載の手動解錠器。
JP3851381U 1981-03-18 1981-03-18 手動解錠器 Expired JPS5912358Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3851381U JPS5912358Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18 手動解錠器

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JP3851381U JPS5912358Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18 手動解錠器

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Publication Number Publication Date
JPS57153157U JPS57153157U (ja) 1982-09-25
JPS5912358Y2 true JPS5912358Y2 (ja) 1984-04-14

Family

ID=29835664

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3851381U Expired JPS5912358Y2 (ja) 1981-03-18 1981-03-18 手動解錠器

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7086727B2 (ja) * 2018-05-31 2022-06-20 株式会社Lixil 建具

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Publication number Publication date
JPS57153157U (ja) 1982-09-25

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