JPH041254Y2 - - Google Patents

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JPH041254Y2
JPH041254Y2 JP6109385U JP6109385U JPH041254Y2 JP H041254 Y2 JPH041254 Y2 JP H041254Y2 JP 6109385 U JP6109385 U JP 6109385U JP 6109385 U JP6109385 U JP 6109385U JP H041254 Y2 JPH041254 Y2 JP H041254Y2
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JP
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rod
lock
locking
lever
pin
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JP6109385U
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Description

【考案の詳細な説明】 (関連産業分野) 本考案は、バン型車両に装備された片開扉の自
動施錠装置の改良に関するものである。更に詳し
くいえば、ソレノイドを使用した自動施錠装置の
電気回路等が故障したときでも、解錠できるよう
にした自動施錠装置の解錠装置に関するものであ
る。
(従来技術) 従来から、ソレノイドを使用した自動施錠装置
は存在している。例えば実開昭59−3961号に開示
されているように施錠状態で万一ソレノイドの電
気回路が故障すると、扉の開放は不可能で、運搬
作業に支障をきたすことになる。又誤つて室内に
とじこめられた場合には、自力で脱出することが
できず、安全対策上からも問題があつた。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は上記の点に鑑みて考案されたもので、
万が一ソレノイドの電気回路等が故障しても、そ
のときに動作させうるようキー操作による解錠装
置を前記自動施錠装置に組みこんで遠隔操作でき
るようにし、さらに万一人が室内に閉じ込められ
た時でも、前記解錠装置を室内から操作できるよ
うにしたものである。
(問題点の解決手段) ソレノイドにリンクを介して連結した錠杆を、
ソレノイドの電源がOFFの時には、スプリング
力で施錠方向に常時付勢させて施錠状態にし、通
電時には前記スプリング力に打ち勝つて解錠状態
させるようにした自動施錠装置を、バン型車両の
扉の自由端縁側に、対設する車両本体壁内に設置
し、かつ前記施錠状態をソレノイド以外の手動で
も解錠させるべく、レバーとロツド及びシリンダ
ー錠からなる解錠装置を前記自動施錠装置に組み
こんだ事を特徴とする。
(実施例) 第5図は本考案が施されるバン型車両の後面図
である。1は車両本体、2は後部扉で、蝶番3に
て片開きになつている。4は施錠装置、5は解錠
装置である。施錠装置4にはソレノイドによつて
出没する錠杆6があり、これが扉2側の錠止部材
7と係合して施錠するようになつている。
8はソレノイドで、ロツド9の先端にピン10
で枢着されたリンク11の他端には、ピン12に
よつて錠杆6が枢着されている。ピン12は錠箱
13に固着された回り止め部材14の錠杆の出没
方向に設けた長孔15内に係合している。該ピン
12は錠杆6の回り止めであり、長孔15はソレ
ノイドのロツド9のストロークより少し長くなつ
ている。
16は圧縮ばねで、錠杆軸受部17内に装着さ
れ、錠杆6に対し施錠方向に付勢している。
ソレノイド側のピン10は下方に突出してい
て、ソレノイド8が故障して解錠できなくなつた
とき、解錠用レバー18を係合させてソレノイド
8のロツド9を左方に押し戻すときに用いる。
なお施錠装置はソレノイド8をOFFにすると
錠杆6が錠止部材7と係合し、ONのとき抜け出
るようになつている。
上述のソレノイド8、リンク11、錠杆6は錠
箱13内に収納され、該錠箱が車体側の内・外パ
ネル19と20間にとりつけられている。21は
錠箱13の取付時の挿入孔を塞ぐカバーである。
解錠装置は、前記レバー18とピン10及びレ
バー18と連結されたロツド22並びにロツドの
先端にとりつけられたシリンダ錠23とで構成さ
れている。26は車体内からレバー18を操作す
るため、カバー21に設けた長孔である。
(作用) さて、扉2を閉めると、普通の正常状態では常
に施錠される。そしてこれを開錠するには、キー
25をキースイツチ24に挿入すれば、スイツチ
ONとなり、ソレノイド8のロツド9がスプリン
グ16に抗して引張られ解錠となる。
万が一解錠装置が働かないときは、キー25を
解錠装置のシリンダ錠23に挿入し、これを回す
と第1図仮想線の如くロツド22を介しレバー1
8がピン18aのまわりに回動し、その先端でピ
ン10を押し、レバー11を第2図の矢印方向に
移動させて錠杆6と錠止部材7との係合を解き解
錠する。
万が一車体内に人が閉じ込められたときは、内
側からレバー18を操作してレバー11を移動さ
せて開錠する。なおこの場合、内側から上記レバ
ー18を手で操作できるように施錠装置の収納部
のカバー21に長孔26を設けたので、この孔か
ら手さぐりでレバー18を操作して解錠可能にな
つている。
(効果) キー操作による手動解錠装置を施錠装置に別
に装備したので、施錠装置の電気回路が故障し
て扉が解放できなくなつた時でも、安心して積
荷の搬出入ができるようになつた。
又万が一室内に人がとじ込められても、内部
からレバーを手動で操作して解錠できるように
したので、きわめて安全である。
キー所有者のみしか操作できないので、盗難
予防対策上も万全である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る施錠解錠装置の斜視図。
第2図は施錠装置の断面図。第3図は第5図の
矢視部の拡大詳細図(外板をとつて示す)。第4
図は第3図の−断面図。第5図は本考案の取
付けられる車両の後面図。 図において;1……車両本体、2……後部扉、
3……蝶番、4……施錠装置、5……解錠装置、
6……錠杆、7……錠止部材、8……ソレノイ
ド、9……ロツド、10……ピン、11……リン
ク、12……ピン、13……錠箱、14……回り
止め部材、15……長孔、16……圧縮ばね、1
7……錠杆軸受部、18……解錠用レバー、19
……内パネル、20……外パネル、21……カバ
ー、22……ロツド、23……(解錠用)シリン
ダ錠、24……(施・開錠用)キースイツチ、2
5……キー、26……長孔。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. バン型車両の本体1側の内外パネル19と20
    間に取付けられた錠箱13内に収納され、施・開
    錠用キースイツチ24を具えたソレノイド8によ
    る自動施錠装置4と、該装置4を解錠させる非常
    用の解錠装置5がとりつけられ、扉2側には前記
    自動施錠装置4の錠杆6を係止する錠止部材7が
    とりつけられた扉2の自動施錠装置において、前
    記自動施錠装置4はソレノイド8のロツド9と、
    該ロツド9と側方に突出したピン10で連結され
    たリンク11と、該リンク11とピン12で連結
    され施錠方向に付勢された錠杆6とからなり、前
    記解錠装置5はピン18aのまわりに前記ピン1
    0と直交する方向に回動可能なレバー18と、該
    レバー18と連結され、端部に車体外に設けたシ
    リンダ錠23と連結したロツド22とからなり、
    前記シリンダ錠23にキー25を挿入して回転す
    るか、又は車内側からの手動操作により、前記レ
    バー18を回転させて前記ピン10を介し錠杆6
    を錠止部材7から引出して解錠可能にしたことを
    特徴とするバン型車両扉に於ける自動施錠装置の
    手動解錠装置。
JP6109385U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH041254Y2 (ja)

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JP6109385U JPH041254Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP6109385U JPH041254Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JPS61177172U JPS61177172U (ja) 1986-11-05
JPH041254Y2 true JPH041254Y2 (ja) 1992-01-16

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ID=30589049

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JP6109385U Expired JPH041254Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0650621Y2 (ja) * 1988-12-14 1994-12-21 株式会社栃木屋 扉体の掛け留め装置

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JPS61177172U (ja) 1986-11-05

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